おばあさんとエイリアン
夜の縁側のシーンがよく出てきますね。
特に映像的な5話の畑の向こう、山の向こうに夜空が広がっているシーンに気持ちが込められていてグッときました。
昔からの平家は外と内とが繋がっており、人の自然観に大きな影響を与えてきたと考えています。
今の私の住まいは狭いベランダで、縁側が懐かしいだけでなく憧れのような不思議な空間に感じるのは、この物語のように時間や空間、自分と他者である自然とが交わる場所だからだと思います。
作者のそのような感覚が伝わってくるような気持ちで毎回読んでいます。
17話。
友達のご婦人、目の前の友人の嬉しい変化に夢中過ぎるのか、ギリギリ視界からフレームアウトする位置だったのか。
それとも、開けっ放しの襖の間を何か横切ってのは気がついたが、前情報として飼い猫があったから、「猫ちゃんね、きっと。私のことを観察してるのかしら?」と見て見ぬふりしてたのか?
ご婦人に気づかれなくて安心したけど、気づいたリアクションも見たいと思う、このジレンマ💦
ちょっと読んで見るつもりが面白くて止まらなくなりました。見た目に反して可愛いエイリアン、でも怒らすと人を傷つけようとする危うさもあって正体バレないか心配。
おばあさんが子どもを無くしてるから冬吉と呼んで可愛がるのも切なくて好きです。
上位作品なので、あえて辛口の感想です。
リアリティの面でなのですが、おばあさん、お子さんを若いころ亡くしているという設定は、無くていいと思います。それでも、エイリアンのモンスターを、自分の子供のように思い始めてるっていうのは十分伝わると思います。個人的な意見です。