46 / 51
-4-
46
しおりを挟む
警察署で朝を迎えた私の前に現れたのは、お父さんだった。
迎えにきたお母さんにてっきり怒鳴られると身構えていたものの、お父さんはどこか疲労困憊気味。シャツはくたびれ、無精ひげはそのまま。連絡を受けて飛び出してきたのだろうか。
「おはよう。よく眠れた?」
話しかけられ、思わず固まってしまった。二択しかない答えを口にせず、ふるふると首を振ってみせた。
「そうか。家に戻るまで眠った方がいいかもね」
お父さんが微笑んで駐車場へ歩きだす。すぐには追いかけず、リュックの肩ひもを握ってから駐車場へと足を踏み入れた。
薄目で杏さんを失った世界を視界に入れる。こんなにも、何も変わらないんだ。
早朝のおかげで日差しはまだ弱く、騒がしい蝉も寝坊したのか辺りは静まり返っている。心地よい風も昨日と何も変わらない。それがなんとも理不尽で、世界の全てが憎々しい。何もかも終わってしまったのだから、この感情に意味はないのだけれど。
まばらに空く駐車場を歩き、黒色の軽自動車横のお父さんを見付けた。乗り込んでみれば、当然だけれど杏さんの車と全く違う。乗り心地も匂いも広さも、隣に座る人も。
「帰ろうか」
まるで逃げるように警察署を後にした。今まで走ってきた道をなぞるように我が家へ向かっていると思う。予想でしかないし、今となってはどうだっていい。
シートにもたれ、過ぎ去る景色を見ても睡魔はやってこない。警察署で三時間おきに目が覚めて寝不足であるはずなのに、体が寝ることを拒んでいる。
原因は分かっていた。まぶたを閉じるとあの日々が脳裏に浮かび上がるからだ。出会いから別れまでの三日間。私が本当の私になれた日々。けれども結局は何も変わらなかった。何も得られなかった。
どこへ、行ってしまったのだろう。あのまま樹海へ消えたのか、それとも自首したのか。それよりも気になるのは、どうして置いていかれたのか。それだけだった。
私に車のキーを渡さなかったということは、初めから姿を消す予定だったのだろうか。そのおかげか、警察に杏さんのことは聞かれなかった。けれど無関係だと思われるのは、どこか歯痒い。
親友と呼んだのはただの気まぐれだったのか。私をただ利用しただけだったのか。
疑心と不安にあふれ、今すぐに死んでしまいたい。家へ帰ってほとぼりが冷めたら今度こそ死のう。なるべく早く、夏休みが終わる前に。やっぱり私なんか生きていても――。
「自分の生まれた意味や価値なんて自分で決めるしかない」
「え?」
首がねじ切れる勢いで振り返る。当然後ろには誰も座っておらず、ガラス越しに広がるのはうんざりするほど青い空だけ。けれども確かに聞こえた杏さんの声を探してしまった。
「杏?」
ハンドルを握ったまま、視線をこちらにやった父さんと目が合う。何も言わずに首を振った。どうして声なんか聞こえたのだろう。私の中の未練がそうしたのだろうか。
思い出そうと目をつぶれば、鮮明に思い描けるあの光景。ホテルのベランダで杏さんが教えてくれたことには確か、続きがあった。ああ、そうだ。それを信じて生きた足跡が人生になるんだっけ。
映画のネタバレと一緒に知ったせりふ。杏さんの申し訳なさそうな表情も一緒に思い出せる。
杏さんもこのせりふを胸に生きていたから、あそこまで輝いていたのだろうか。犯罪を犯してしまったとはいえ、確かに今を生きていた。彼氏さんへの愛に生きていた。まるで映画のような人生。
それに比べて私はどうだろう。何の起伏もない平坦で退屈。最後は自殺で幕を閉じる。それがお似合い。きっと誰も悲しまないし、すぐに記憶の底へと沈んでいくだけ。それは隣に座るお父さんもきっとそうなるのだろう。
隣に座るお父さんへちらと目をやる。疲れは見えるけれど怒りの色は出ていないように見えた。心配で迎えにきたのか、命令されて来たのか。諦めで埋まった心に、ふと小さな好奇心が芽生えてしまった。
「お父さん」
こちらから話しかけるのもいつぶりだろうか。少しの気恥ずかしさを車窓の外に逃がし、返事を待った。
「うん?」
「どうして、迎えに来たの」
「一応父親だからね。身なりもちゃんと整えたかったけれど、会社からそのまま来ちゃったよ」
苦笑いで無精ひげをなでるお父さん。会社から? まばたきに疑問を乗せていると、お父さんと目が合った。
「残業中に母さんから連絡が来て、仕事放り投げてこっちに来たんだ。着くのが真夜中になりそうだったから、昨日はホテルに泊まったけれど。すぐに来られなくてごめん」
お父さんがハンドルを回し左へ曲がる。慣性でお父さんに近付きそうになるも、座り直して距離を空けた。そういえば今日はどうするのだろう。午前休というやつだろうか。
「今日は、どうするの。午後から仕事?」
「いや、今日は休んだよ。杏と話したくて」
その答えは意外だった。お母さんとは別の意味で無関心だと思っていたのに、どうして急にそんなことを。細かく聞いて後でお母さんに報告するつもりだろうか。
「いつも父さんがごみ捨ての係だっただろ? 杏がいなくなった日も、いつも通りごみを捨てたんだ」
「うん」
突然変わった話題にただ頷いた。
「あの日の朝、ごみ袋が庭の木に引っかかって袋が破けたんだ。慌てて新しい袋に入れ直したんだけど、その時に丁寧に畳まれた紙を見付けてね。なんだか分かる?」
家を出たあの日。丁寧に畳まれた紙。お父さんの神妙な顔。導き出されるのは一つしかなかった。
「遺書、見たの?」
お父さんは首を動かさず、顔をやや下に向けた。
「最初は遊びだろうと思ったよ。けれど母さんから杏の家出を聞いて、遺書を書き損じたものだって気付いたんだ」
「お母さんにも見せたの?」
「ああ。だけどただのお遊びだって聞く耳を持たなかった。どうしていいか分からずに、電話すらしなかった父さんも同罪だよ。すまなかった」
どう答えていいのか分からない。お父さんも口を閉じ、何度か信号にかかりながら車はコンビニの駐車場へと入った。そういえば朝を迎えてから何も食べていない。疲れと脱力感で気にならなかったけれど、意識した途端におなかが空いてきた。
「本当に、すまなかった」
お父さんがこちらに頭を下げた。驚きに声が出ない。目が泳いでうまくお父さんを観察できない。話し慣れていないせいか、何を考えているのかさっぱり分からない。
「杏を迎えに行く間、ずっと考えていたんだ。何のために働いていたんだろうって」
「それは、お母さんのためでしょ」
「それだけじゃない。杏のためにも働いてたんだよ。二人を養うために働いていたのに、いつの間にか仕事のために働いてたんだ」
頭の中で反芻しても意味が分からず、首をかしげた。
「父さんが頑張れば、母さんも杏も暮らしていける。そのために残業や出張をしたんだ。うちから離れても母さんがいるから大丈夫だろう、杏のことは心配しなくても大丈夫だろうって」
迎えにきたお母さんにてっきり怒鳴られると身構えていたものの、お父さんはどこか疲労困憊気味。シャツはくたびれ、無精ひげはそのまま。連絡を受けて飛び出してきたのだろうか。
「おはよう。よく眠れた?」
話しかけられ、思わず固まってしまった。二択しかない答えを口にせず、ふるふると首を振ってみせた。
「そうか。家に戻るまで眠った方がいいかもね」
お父さんが微笑んで駐車場へ歩きだす。すぐには追いかけず、リュックの肩ひもを握ってから駐車場へと足を踏み入れた。
薄目で杏さんを失った世界を視界に入れる。こんなにも、何も変わらないんだ。
早朝のおかげで日差しはまだ弱く、騒がしい蝉も寝坊したのか辺りは静まり返っている。心地よい風も昨日と何も変わらない。それがなんとも理不尽で、世界の全てが憎々しい。何もかも終わってしまったのだから、この感情に意味はないのだけれど。
まばらに空く駐車場を歩き、黒色の軽自動車横のお父さんを見付けた。乗り込んでみれば、当然だけれど杏さんの車と全く違う。乗り心地も匂いも広さも、隣に座る人も。
「帰ろうか」
まるで逃げるように警察署を後にした。今まで走ってきた道をなぞるように我が家へ向かっていると思う。予想でしかないし、今となってはどうだっていい。
シートにもたれ、過ぎ去る景色を見ても睡魔はやってこない。警察署で三時間おきに目が覚めて寝不足であるはずなのに、体が寝ることを拒んでいる。
原因は分かっていた。まぶたを閉じるとあの日々が脳裏に浮かび上がるからだ。出会いから別れまでの三日間。私が本当の私になれた日々。けれども結局は何も変わらなかった。何も得られなかった。
どこへ、行ってしまったのだろう。あのまま樹海へ消えたのか、それとも自首したのか。それよりも気になるのは、どうして置いていかれたのか。それだけだった。
私に車のキーを渡さなかったということは、初めから姿を消す予定だったのだろうか。そのおかげか、警察に杏さんのことは聞かれなかった。けれど無関係だと思われるのは、どこか歯痒い。
親友と呼んだのはただの気まぐれだったのか。私をただ利用しただけだったのか。
疑心と不安にあふれ、今すぐに死んでしまいたい。家へ帰ってほとぼりが冷めたら今度こそ死のう。なるべく早く、夏休みが終わる前に。やっぱり私なんか生きていても――。
「自分の生まれた意味や価値なんて自分で決めるしかない」
「え?」
首がねじ切れる勢いで振り返る。当然後ろには誰も座っておらず、ガラス越しに広がるのはうんざりするほど青い空だけ。けれども確かに聞こえた杏さんの声を探してしまった。
「杏?」
ハンドルを握ったまま、視線をこちらにやった父さんと目が合う。何も言わずに首を振った。どうして声なんか聞こえたのだろう。私の中の未練がそうしたのだろうか。
思い出そうと目をつぶれば、鮮明に思い描けるあの光景。ホテルのベランダで杏さんが教えてくれたことには確か、続きがあった。ああ、そうだ。それを信じて生きた足跡が人生になるんだっけ。
映画のネタバレと一緒に知ったせりふ。杏さんの申し訳なさそうな表情も一緒に思い出せる。
杏さんもこのせりふを胸に生きていたから、あそこまで輝いていたのだろうか。犯罪を犯してしまったとはいえ、確かに今を生きていた。彼氏さんへの愛に生きていた。まるで映画のような人生。
それに比べて私はどうだろう。何の起伏もない平坦で退屈。最後は自殺で幕を閉じる。それがお似合い。きっと誰も悲しまないし、すぐに記憶の底へと沈んでいくだけ。それは隣に座るお父さんもきっとそうなるのだろう。
隣に座るお父さんへちらと目をやる。疲れは見えるけれど怒りの色は出ていないように見えた。心配で迎えにきたのか、命令されて来たのか。諦めで埋まった心に、ふと小さな好奇心が芽生えてしまった。
「お父さん」
こちらから話しかけるのもいつぶりだろうか。少しの気恥ずかしさを車窓の外に逃がし、返事を待った。
「うん?」
「どうして、迎えに来たの」
「一応父親だからね。身なりもちゃんと整えたかったけれど、会社からそのまま来ちゃったよ」
苦笑いで無精ひげをなでるお父さん。会社から? まばたきに疑問を乗せていると、お父さんと目が合った。
「残業中に母さんから連絡が来て、仕事放り投げてこっちに来たんだ。着くのが真夜中になりそうだったから、昨日はホテルに泊まったけれど。すぐに来られなくてごめん」
お父さんがハンドルを回し左へ曲がる。慣性でお父さんに近付きそうになるも、座り直して距離を空けた。そういえば今日はどうするのだろう。午前休というやつだろうか。
「今日は、どうするの。午後から仕事?」
「いや、今日は休んだよ。杏と話したくて」
その答えは意外だった。お母さんとは別の意味で無関心だと思っていたのに、どうして急にそんなことを。細かく聞いて後でお母さんに報告するつもりだろうか。
「いつも父さんがごみ捨ての係だっただろ? 杏がいなくなった日も、いつも通りごみを捨てたんだ」
「うん」
突然変わった話題にただ頷いた。
「あの日の朝、ごみ袋が庭の木に引っかかって袋が破けたんだ。慌てて新しい袋に入れ直したんだけど、その時に丁寧に畳まれた紙を見付けてね。なんだか分かる?」
家を出たあの日。丁寧に畳まれた紙。お父さんの神妙な顔。導き出されるのは一つしかなかった。
「遺書、見たの?」
お父さんは首を動かさず、顔をやや下に向けた。
「最初は遊びだろうと思ったよ。けれど母さんから杏の家出を聞いて、遺書を書き損じたものだって気付いたんだ」
「お母さんにも見せたの?」
「ああ。だけどただのお遊びだって聞く耳を持たなかった。どうしていいか分からずに、電話すらしなかった父さんも同罪だよ。すまなかった」
どう答えていいのか分からない。お父さんも口を閉じ、何度か信号にかかりながら車はコンビニの駐車場へと入った。そういえば朝を迎えてから何も食べていない。疲れと脱力感で気にならなかったけれど、意識した途端におなかが空いてきた。
「本当に、すまなかった」
お父さんがこちらに頭を下げた。驚きに声が出ない。目が泳いでうまくお父さんを観察できない。話し慣れていないせいか、何を考えているのかさっぱり分からない。
「杏を迎えに行く間、ずっと考えていたんだ。何のために働いていたんだろうって」
「それは、お母さんのためでしょ」
「それだけじゃない。杏のためにも働いてたんだよ。二人を養うために働いていたのに、いつの間にか仕事のために働いてたんだ」
頭の中で反芻しても意味が分からず、首をかしげた。
「父さんが頑張れば、母さんも杏も暮らしていける。そのために残業や出張をしたんだ。うちから離れても母さんがいるから大丈夫だろう、杏のことは心配しなくても大丈夫だろうって」
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる