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ノア殿下自慢のナディア
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ルーシアは北の超大国で君臨しているが、世界はそれだけではない。三か国からすれば南にも大国はあり、西と東は大国こそないが独立を果たしている国は数えきれない。この中では三か国が仲良くできているのは珍しいと思われるだろう。実のところはどの国も足の引っ張り合いを水面下でしながら外交では笑顔で自国の営業を外交官が繰り返す。だがどの国も虎視眈々と勢力拡大に余念がない。群雄割拠たる時代の波を三人の皇太子は乗り切れるのだろうか?ルーシアの目と耳は東西南北関係なく情報収集を続けている。
三人の皇太子と付き人二人の二日目の朝は平常の様にはじまり、アンドレアが起きるとみんな起きておはようの挨拶のあとは自分の部屋に戻っていくのであった。
今日はフルナールの宰相閣下アンドレ殿が夕方に到着される日だ。それまでに今後五年の計画を立てなくてはならない。もちろん前倒しで動かせるものはすべて動かせる様にしなければいけないと思ってはいるが、無理をしない程度で反発は押さえながらが前提だ。なにせ今の敵は世界トップクラスの軍事力に経済も持つルーシアだ。なら属国になる選択肢もないではないが、独立して国を支えてきた今は亡き先人のことを思うと属国はあり得ない。いろんなことが交錯しながら今を生きている。
朝食後に精鋭軍の訓練を視察しながらアイデアを探していた。五年以内に三つの国の存続をかけた決戦をルーシアとするのだ。相手はいつ裏切りに気がつくか分からない。今日の打ち合わせでこのことは報告する予定だが無理をしてでも召喚獣三つを使いこなす魔法使いが三人は今でもいるのではないかと思う。明日にでも裏切りの証拠を掲げて侵攻しそうに思える。私の考えすぎか・・・
今日も皇太子三人と付き人二人に三か国の王宮軍の隊長に魔法使い部隊の隊長がはいり会議を始める。今朝はフルナールのノア殿下が最初に挨拶をした。
「おはようございます。フルナールの魔法使い部隊のホギィを紹介しますね。こちらが隊長のナディア」
「よろしくお願いいたします」
「こちらこそよろしく」
「ナディアは両親とも魔法使いの娘でフルナールの魔法は全て習得している。召喚獣の魔法も研究していたのだ」
「それは素晴らしい人材ですね」
「この集まりに入ってもらって心強いですな」
得意となるノア殿下はなおも続ける。
「フルナールとしても持っている情報は全て提供する予定で研究中の戦術も魔法も全部だ。資料も用意してある」
ナディアから資料が配られる。
「私の先生から教えて頂いた魔法のことは全部書いてあります。召喚獣に関しては特に明るい先生でしたので現在十種類の召喚獣を研究しています。私見ですが、攻撃と回復が一種類ずつ今回の決戦までに追加できるのではないかと思われます。一度検討をお願いいたします」
「助かります」
午前中はナディアの資料の研究で時間が過ぎた。詳細が理解しやすいので誰もが理解が早く進みナディアの提案する召喚獣もおおよそは検討がついた。攻撃系が二つで防御系を一つと考えていたが、ナディアの提案を入れて攻撃系が三つで防御系が一つで回復系が一つ持てることになる。一人で五つの召喚獣は魔力よりも体力が持たないからそこは分散して考えたいと思案にふけっていたらアーロ殿下から昼食に行こうと声をかけられた。
午後は訓練に参加して汗を流すことにした。座ってばかりはこの会議のメンバーは性に合わない人たちばかりなので。
フルナールも参加してから士気は上がったままだ。動きも良くなっているし立体作戦も無駄な動作が日に日に減ってきている。ここに召喚獣を入れるとなるともっと強力な戦力を持つのは間違いない。ルーシアの軍を圧倒する戦力を手にして決戦に勝つ!想像するだけで興奮してくる。
夕暮れ前にフルナールの宰相閣下アンドレ殿が到着した。皇太子三人でお迎えに上がる。
「ノア殿下、お疲れ様です。お土産もいっぱい持ってきましたぞ!」
「閣下長旅お疲れ様でした。アーロ殿下にアンドレア殿下。もう親友なんだぞ」
「初めましてフルナールの宰相を努めますアンドレと申します。遅くなり申し訳ございません」
「遠いところお疲れ様でございました。ハンド―ラの皇太子アーロと申します。ゆっくりとお休み下さい。もうすぐ夕食になります。ささやかではありますが晩餐を用意してあります。お部屋と食堂の案内を頼む」
「承知いたしました。アンドレ閣下こちらへどうぞ」
「アーロ!来たぞ!」
馬上から声がする。アーロ殿下に馬上から声をかけられる人物って・・・
「レスター来てくれたか!!親父さんへの手紙がどうなったか気になっていたのだ」
「親父への説得は手紙を読んだ母が即決で父を説得した。手紙のおかげだよ。仕事は弟に任せて飛んできたよ」
「弟っていくつだっけ?」
「三つ違いだから十四だ。手先も器用だから大丈夫だ。それよりも母が興奮してな、国王陛下の命だから国のためになるから今すぐ行けって。せめて一晩用意させてくれって。そんなわけで今朝の日の出と共に護衛の人と来たわけだ。護衛の人に無理させちゃった」
「護衛の兵士にはお礼をするから心配するな。もうすぐ夕食だ。そのときにみんなに紹介するからな。一緒に来てくれ。アンドレア殿下、ノア殿下、歓迎の晩餐で」
隣で聞く私とノア殿下。今日から雑魚寝が六人ってこと?だよね。
三人の皇太子と付き人二人の二日目の朝は平常の様にはじまり、アンドレアが起きるとみんな起きておはようの挨拶のあとは自分の部屋に戻っていくのであった。
今日はフルナールの宰相閣下アンドレ殿が夕方に到着される日だ。それまでに今後五年の計画を立てなくてはならない。もちろん前倒しで動かせるものはすべて動かせる様にしなければいけないと思ってはいるが、無理をしない程度で反発は押さえながらが前提だ。なにせ今の敵は世界トップクラスの軍事力に経済も持つルーシアだ。なら属国になる選択肢もないではないが、独立して国を支えてきた今は亡き先人のことを思うと属国はあり得ない。いろんなことが交錯しながら今を生きている。
朝食後に精鋭軍の訓練を視察しながらアイデアを探していた。五年以内に三つの国の存続をかけた決戦をルーシアとするのだ。相手はいつ裏切りに気がつくか分からない。今日の打ち合わせでこのことは報告する予定だが無理をしてでも召喚獣三つを使いこなす魔法使いが三人は今でもいるのではないかと思う。明日にでも裏切りの証拠を掲げて侵攻しそうに思える。私の考えすぎか・・・
今日も皇太子三人と付き人二人に三か国の王宮軍の隊長に魔法使い部隊の隊長がはいり会議を始める。今朝はフルナールのノア殿下が最初に挨拶をした。
「おはようございます。フルナールの魔法使い部隊のホギィを紹介しますね。こちらが隊長のナディア」
「よろしくお願いいたします」
「こちらこそよろしく」
「ナディアは両親とも魔法使いの娘でフルナールの魔法は全て習得している。召喚獣の魔法も研究していたのだ」
「それは素晴らしい人材ですね」
「この集まりに入ってもらって心強いですな」
得意となるノア殿下はなおも続ける。
「フルナールとしても持っている情報は全て提供する予定で研究中の戦術も魔法も全部だ。資料も用意してある」
ナディアから資料が配られる。
「私の先生から教えて頂いた魔法のことは全部書いてあります。召喚獣に関しては特に明るい先生でしたので現在十種類の召喚獣を研究しています。私見ですが、攻撃と回復が一種類ずつ今回の決戦までに追加できるのではないかと思われます。一度検討をお願いいたします」
「助かります」
午前中はナディアの資料の研究で時間が過ぎた。詳細が理解しやすいので誰もが理解が早く進みナディアの提案する召喚獣もおおよそは検討がついた。攻撃系が二つで防御系を一つと考えていたが、ナディアの提案を入れて攻撃系が三つで防御系が一つで回復系が一つ持てることになる。一人で五つの召喚獣は魔力よりも体力が持たないからそこは分散して考えたいと思案にふけっていたらアーロ殿下から昼食に行こうと声をかけられた。
午後は訓練に参加して汗を流すことにした。座ってばかりはこの会議のメンバーは性に合わない人たちばかりなので。
フルナールも参加してから士気は上がったままだ。動きも良くなっているし立体作戦も無駄な動作が日に日に減ってきている。ここに召喚獣を入れるとなるともっと強力な戦力を持つのは間違いない。ルーシアの軍を圧倒する戦力を手にして決戦に勝つ!想像するだけで興奮してくる。
夕暮れ前にフルナールの宰相閣下アンドレ殿が到着した。皇太子三人でお迎えに上がる。
「ノア殿下、お疲れ様です。お土産もいっぱい持ってきましたぞ!」
「閣下長旅お疲れ様でした。アーロ殿下にアンドレア殿下。もう親友なんだぞ」
「初めましてフルナールの宰相を努めますアンドレと申します。遅くなり申し訳ございません」
「遠いところお疲れ様でございました。ハンド―ラの皇太子アーロと申します。ゆっくりとお休み下さい。もうすぐ夕食になります。ささやかではありますが晩餐を用意してあります。お部屋と食堂の案内を頼む」
「承知いたしました。アンドレ閣下こちらへどうぞ」
「アーロ!来たぞ!」
馬上から声がする。アーロ殿下に馬上から声をかけられる人物って・・・
「レスター来てくれたか!!親父さんへの手紙がどうなったか気になっていたのだ」
「親父への説得は手紙を読んだ母が即決で父を説得した。手紙のおかげだよ。仕事は弟に任せて飛んできたよ」
「弟っていくつだっけ?」
「三つ違いだから十四だ。手先も器用だから大丈夫だ。それよりも母が興奮してな、国王陛下の命だから国のためになるから今すぐ行けって。せめて一晩用意させてくれって。そんなわけで今朝の日の出と共に護衛の人と来たわけだ。護衛の人に無理させちゃった」
「護衛の兵士にはお礼をするから心配するな。もうすぐ夕食だ。そのときにみんなに紹介するからな。一緒に来てくれ。アンドレア殿下、ノア殿下、歓迎の晩餐で」
隣で聞く私とノア殿下。今日から雑魚寝が六人ってこと?だよね。
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