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魔法石の拒否反応
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夕食後の時間で各隊長に召喚獣の訓練場所を相談した。空が暗くなり天気に関係ない虹がでるのは天変地異の前触れだとか動物の呪いなどおかしな噂になりかねないし、どこでどんな国の諜報員が探っているかも分からない。
「殿下、ノマキの東はいかがですか?山も近くて天候がコロコロ変わると有名です。人も住んでいませんし猟師と木こりが入るだけですから事前にお礼をして口止めしておけば大丈夫と想われます」
「ありがとう。アロルド隊長。移動にどのくらいかかる?」
「馬で半日ですね」
「では仮想兵士やら召喚獣の訓練準備に入ろう。野営の準備はアーロ殿下にお借りしよう」
「承知いたしました。取りかかります」
召喚獣の魔法石との契約の日程をルカとマチアスとレスターに頼んでおいた。自国の宰相と相談して陛下の予定もお聞きして時間調整をする。魔法石の特徴で複数人同時には契約ができない。三人なら一人ずつ契約の儀式を行わなければいけないので陛下にも三人分のお時間を取っていただく必要がある。良く調整したものだ。五日後に一泊二日で契約して返ってこられる日程が三か国ともとれた。無事に帰ってくれば新しい訓練場にもすぐにいける。
魔法石の契約の日程もできたのでいつもの六人が雑談で盛り上がっているところに多くの足音が近づいてくる。なんだ何かおきたのか?
「失礼します。アーロ殿下お時間いただけませんか?」
「なんだ大勢で?今はいいけど」
「ケイト隊長との出会いの人数はまだ空いていますか?」
「は?・・・お前らみんな?」
「は、はい!」
「全員の名前を紙に書いてくれるか?」
「はい!すぐに」
名簿を残し一行は下がっていった。
「アーロ殿下、何名ですか?」
「十三人」
「最初の五人と合わせて十八人?」
「集団見合い?でもないな。一対十八だもんね」
「う~ん。正直に伝えるか」
悩んだままの表情でアーロ殿下とレスターはケイトの下にむかった。
それから三十分後にアーロ殿下とレスターと魔法部隊隊長三人が連れ立ってやってきた。
「この十八人をどうするかを考えたのだが、結論がでないので一緒に入ってほしい」
アーロ殿下からのお願いにこちらも困った。
「ケイト殿はこの十八人で気に入った方はいらっしゃいますか?」
「正直に言ってほとんど知りません。顔のわかる方はいますけど」
「個人的に言うとこいつとこいつかな、副隊長候補の二人で魔法も少々使える。軍人としての評価だけどね。性格も落ち着いている」
「私は見た目よりも一生涯の付き合いですので性格が合う人を第一優先にします」
「では他には?条件は全部出してしまって」
「私ごときが条件なんておこがましいですけど、私より優れた部分をお持ちで私が尊敬できる人。魔法が得意とか武術が得意とかではなくて、掃除が好きで散らかっていない部屋が好きとか料理ができるとか家事できるとか。家族を大切にして暖かい家庭が好きな人ですね。勝手なことすいません」
「いいよ。俺が何人かに搾っていいかな?」
「はい!お願い致します」
「わかった。二日まって」
「お手数をおかけします」
「これは明日調べるとして、俺の部屋に行こうか?レスターに準備は頼んどいた」
「準備完了しています」
「では行こう!」
当然となっている毎日の集合。メリットは大きい。お互いをよく知らなければ命をかけた同じ戦場での協力関係は無理だろう。
翌朝目覚めるとアーロ殿下はもういなかった。おはよう!残りの四人が起きて、レスターが殿下はもう調べに行かれたのですよ、きっと。昨日のケイトの相手の件ね。人を大切にするのだなアーロ殿下は。
アーロ殿下は一日中どこかに行っていた。ハンド―ラの王宮軍にいたかと思えば宰相のところにいたし、ハンド―ラの副隊長に聞いているし、隊長と笑顔で話している姿もあった。例の名簿を持ったまま、時折名簿に何か書き込んでいた。帰って来たのは夕方だった。どうやら絞り込んで決まったようだ。
「結果は四人に決めた。明日と明後日のお昼休みに二人ずつケイトと会わせることでまとめてきた。将来有望な軍人で性格も芯が強くて責任感があって育った家庭も問題が少ないのが条件だ」
「難しい条件に当てはまる人物をよく見つけることができましたね。どこで情報を集まることができたのですか?」
「王宮軍にはそのようなことも普段から調べる人間がいるのだ。何でも役に立つからな」
「ハンド―ラ軍は手強いなあ」
今日は魔法石との契約のために一旦帰国する。国に戻る私アンドレアとノア殿下よりも同じ国内のアーロ殿下の移動距離が長いのは変な話だが。
ハンド―ラの王宮の奥の隠し部屋で過去にないことが起こった。
魔法石が赤く光ったのだ!
拒否の赤だ!!
「殿下、ノマキの東はいかがですか?山も近くて天候がコロコロ変わると有名です。人も住んでいませんし猟師と木こりが入るだけですから事前にお礼をして口止めしておけば大丈夫と想われます」
「ありがとう。アロルド隊長。移動にどのくらいかかる?」
「馬で半日ですね」
「では仮想兵士やら召喚獣の訓練準備に入ろう。野営の準備はアーロ殿下にお借りしよう」
「承知いたしました。取りかかります」
召喚獣の魔法石との契約の日程をルカとマチアスとレスターに頼んでおいた。自国の宰相と相談して陛下の予定もお聞きして時間調整をする。魔法石の特徴で複数人同時には契約ができない。三人なら一人ずつ契約の儀式を行わなければいけないので陛下にも三人分のお時間を取っていただく必要がある。良く調整したものだ。五日後に一泊二日で契約して返ってこられる日程が三か国ともとれた。無事に帰ってくれば新しい訓練場にもすぐにいける。
魔法石の契約の日程もできたのでいつもの六人が雑談で盛り上がっているところに多くの足音が近づいてくる。なんだ何かおきたのか?
「失礼します。アーロ殿下お時間いただけませんか?」
「なんだ大勢で?今はいいけど」
「ケイト隊長との出会いの人数はまだ空いていますか?」
「は?・・・お前らみんな?」
「は、はい!」
「全員の名前を紙に書いてくれるか?」
「はい!すぐに」
名簿を残し一行は下がっていった。
「アーロ殿下、何名ですか?」
「十三人」
「最初の五人と合わせて十八人?」
「集団見合い?でもないな。一対十八だもんね」
「う~ん。正直に伝えるか」
悩んだままの表情でアーロ殿下とレスターはケイトの下にむかった。
それから三十分後にアーロ殿下とレスターと魔法部隊隊長三人が連れ立ってやってきた。
「この十八人をどうするかを考えたのだが、結論がでないので一緒に入ってほしい」
アーロ殿下からのお願いにこちらも困った。
「ケイト殿はこの十八人で気に入った方はいらっしゃいますか?」
「正直に言ってほとんど知りません。顔のわかる方はいますけど」
「個人的に言うとこいつとこいつかな、副隊長候補の二人で魔法も少々使える。軍人としての評価だけどね。性格も落ち着いている」
「私は見た目よりも一生涯の付き合いですので性格が合う人を第一優先にします」
「では他には?条件は全部出してしまって」
「私ごときが条件なんておこがましいですけど、私より優れた部分をお持ちで私が尊敬できる人。魔法が得意とか武術が得意とかではなくて、掃除が好きで散らかっていない部屋が好きとか料理ができるとか家事できるとか。家族を大切にして暖かい家庭が好きな人ですね。勝手なことすいません」
「いいよ。俺が何人かに搾っていいかな?」
「はい!お願い致します」
「わかった。二日まって」
「お手数をおかけします」
「これは明日調べるとして、俺の部屋に行こうか?レスターに準備は頼んどいた」
「準備完了しています」
「では行こう!」
当然となっている毎日の集合。メリットは大きい。お互いをよく知らなければ命をかけた同じ戦場での協力関係は無理だろう。
翌朝目覚めるとアーロ殿下はもういなかった。おはよう!残りの四人が起きて、レスターが殿下はもう調べに行かれたのですよ、きっと。昨日のケイトの相手の件ね。人を大切にするのだなアーロ殿下は。
アーロ殿下は一日中どこかに行っていた。ハンド―ラの王宮軍にいたかと思えば宰相のところにいたし、ハンド―ラの副隊長に聞いているし、隊長と笑顔で話している姿もあった。例の名簿を持ったまま、時折名簿に何か書き込んでいた。帰って来たのは夕方だった。どうやら絞り込んで決まったようだ。
「結果は四人に決めた。明日と明後日のお昼休みに二人ずつケイトと会わせることでまとめてきた。将来有望な軍人で性格も芯が強くて責任感があって育った家庭も問題が少ないのが条件だ」
「難しい条件に当てはまる人物をよく見つけることができましたね。どこで情報を集まることができたのですか?」
「王宮軍にはそのようなことも普段から調べる人間がいるのだ。何でも役に立つからな」
「ハンド―ラ軍は手強いなあ」
今日は魔法石との契約のために一旦帰国する。国に戻る私アンドレアとノア殿下よりも同じ国内のアーロ殿下の移動距離が長いのは変な話だが。
ハンド―ラの王宮の奥の隠し部屋で過去にないことが起こった。
魔法石が赤く光ったのだ!
拒否の赤だ!!
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