149 / 226
焔乃猛剣導高校編・1
139話 星なる帝
しおりを挟む
139話 星なる帝
っーー!危なかったな。というかこの刀剣、すごいな
そうそうそれだよ!いいものを持っているな!春途!
これは今さっき冥からもらった刀剣なんだ。
ふむふむそうか!よき刀剣だな!今回は負けた、次は本気でいかせてもらう!そして用事がある気がするからこれで失礼する!
あっ!ちょ―――――
めぐるはいってしまった。
忙しい人だな…相変わらず
あ、いいとこに。ね、春途。少しいい?
お、真愛か。俺も聞きたいことがあるからいいぞ。
………帝星のこと?ふぅん
ああ。なんか師匠みたいなものなんだろ?
あーうーん…まね。いいよ、話したげる。
(まあ、わたしも帝星のこと
話そうかなって思ってたんだよね。丁度いい)
壁城帝星(かべしろ ていせい)
別名、黒夜の騎士って呼ばれる絶世の剣士だよ。2本の刀剣を使い分けてどの立会でも余裕の勝利をおさめる……ムカつくけど今のわたしじゃ敵わない。
そうか。使う魔導カードとかはわかるか?
それが、帝星は魔導カードはほとんど使ってなくて、記録にないの。ごめん
いいって。でもそうか………どういう人なんだろうな
弟子みたいなのはいるよ。
弟子なんかいないって口では言ってて、けど行動は
弟子のためにばっかな変な人。この時間なら
2つ隣の早嶺駅、高架下で剣振ってるかも。
いってみる?
そうだな、いこう
2時間後 早嶺駅
つ、ついた……けど交流会抜け出していいのか?
いいのいいの。春途とわたしだけだし、それに放課後だから自由だし。それよりあれ、あいつが帝星。
深緑の長髪と月の光のようにも見える
黄色い瞳が印象的な青年を、真愛は指差した。
あの人が…帝星……!
さ、いこ?
…む?狗紫宮、だったか。久しいな。
そうね、そうですね!
あ、ごめん春途わたし帝星と会うの久しぶりなんだ。だから最近の帝星は知らない
そうだったのか。
そちらは?
どうも、俺は春途だ。今は色々あって
焔乃猛に招待されて交流会に参加している。
春途………天神の、か?
ああそうだ。そっちは?
名を売る行為は避けてきたからな。知らぬのも無理はない。第一、そんなことをする前に、己を鍛えねば意味はない。……失敬、私は壁城帝星。主の剣、期待してもいいのだろう?
中々手厳しいことを言うな。まあ、自信はある。
それじゃ今から立会ってくれないか?
その力を見せてくれよ
ふむ。皆に聞いてみよう。
5分後
待たせたな。やろう。今、ここで。
いいのか?よし
(帝星……いったいどんなヤツなんだろう……。)
ほう。太刀か。
なんだよ、珍しいものでもないだろ?
いやなに、天神の春途が使用する刀剣には刀のルードステアと、直剣のセメンテス、それから短剣のユーアマインのみが登録されているはずだった故、少々驚いただけだ。
これは新顔なんでな
けどもう馴染んだから遠慮するなよ!
ああ、了承した。それとここは正式な立会場ではないのでな、魔導カードの使用は禁止とさせてもらう。
心配は要らぬ。何れ正式な立会で合間見えるだろう。
互いに歩んでいれば、な。
では…斬らせてもらおうか
なんだそれ…?
これは軛の剣だ。私を枷に縛り付けるための剣。
もうひとつを抜かせることができるか、楽しみだ
たああああ!!
春途は封獣の太刀を振り下ろす
フンッ…
帝星はそれを軽々と避けた
まだだ!たあっ!!
下ろした太刀を振り上げて攻撃し、
そこから回転斬りに繋げた
ほう…ふむ
けれどそれさえ帝星は避けてみせた。
ぜえっ…はあっ…!
(なんだなんだなんだー!?
当たらないどころか汗ひとつかいてないぞ!?)
なかなかの剣技だな。もっとみせてくれ
随分と余裕なんだな?
このくらいならば、な。
まだまだこんなものではないのだろう?
はあ…はあっ……そりゃあ!
ふふ……ならば打ってこい。
たあ!
春途は封獣の太刀を右上段に構え
地面を踏みしめ豪快に振り下ろした
その剣は……剣聖(タイラントスレイヤー)のものか。 面白い
ズガガガガ!!
その振り下ろしは地面へ突き刺さり、大きな隙を晒す
だが浅い。一度見ただけとみた。それで終わりか?
はあ…はあ………ま、まだまだ…!
…ふむ。もういい、退け
このまま続けても疲れが溜まるのみだ。
そんなこと!はあああああ!!!
春途が封獣の太刀を握り直す
もういいと、たしかにそう言ったはずだぞ。
ダンッ!
あがっ……
帝星の軛の剣は、春途の首筋を殴打した。瞬間、春途の意識が薄れる
期待しすぎたな。春途、主は何も悪くない。
世論で見ればよき使い手であったとも思う。
ち、ちょっと帝星!?やめて!
む?狗紫宮か。なにをやめろと?
だからその…
春途に酷いこと言わないでってことです!
ああ、それか。そう見えてしまったのならすまない。が、私は彼に期待していたのだ。それを裏切られて少々苛立っていたのかもしれないな。
では皆よ、私はゆく。機会があればまた会おう。
あ、ちょっと待ちなさ…待ってください!
話はまだ―――いない。っもう!
真愛が話し終わる前に帝星は姿を消していた。
ともかく春途を運ばないと…!
真愛は1人で春途を焔乃猛へと運んだ。
っーー!危なかったな。というかこの刀剣、すごいな
そうそうそれだよ!いいものを持っているな!春途!
これは今さっき冥からもらった刀剣なんだ。
ふむふむそうか!よき刀剣だな!今回は負けた、次は本気でいかせてもらう!そして用事がある気がするからこれで失礼する!
あっ!ちょ―――――
めぐるはいってしまった。
忙しい人だな…相変わらず
あ、いいとこに。ね、春途。少しいい?
お、真愛か。俺も聞きたいことがあるからいいぞ。
………帝星のこと?ふぅん
ああ。なんか師匠みたいなものなんだろ?
あーうーん…まね。いいよ、話したげる。
(まあ、わたしも帝星のこと
話そうかなって思ってたんだよね。丁度いい)
壁城帝星(かべしろ ていせい)
別名、黒夜の騎士って呼ばれる絶世の剣士だよ。2本の刀剣を使い分けてどの立会でも余裕の勝利をおさめる……ムカつくけど今のわたしじゃ敵わない。
そうか。使う魔導カードとかはわかるか?
それが、帝星は魔導カードはほとんど使ってなくて、記録にないの。ごめん
いいって。でもそうか………どういう人なんだろうな
弟子みたいなのはいるよ。
弟子なんかいないって口では言ってて、けど行動は
弟子のためにばっかな変な人。この時間なら
2つ隣の早嶺駅、高架下で剣振ってるかも。
いってみる?
そうだな、いこう
2時間後 早嶺駅
つ、ついた……けど交流会抜け出していいのか?
いいのいいの。春途とわたしだけだし、それに放課後だから自由だし。それよりあれ、あいつが帝星。
深緑の長髪と月の光のようにも見える
黄色い瞳が印象的な青年を、真愛は指差した。
あの人が…帝星……!
さ、いこ?
…む?狗紫宮、だったか。久しいな。
そうね、そうですね!
あ、ごめん春途わたし帝星と会うの久しぶりなんだ。だから最近の帝星は知らない
そうだったのか。
そちらは?
どうも、俺は春途だ。今は色々あって
焔乃猛に招待されて交流会に参加している。
春途………天神の、か?
ああそうだ。そっちは?
名を売る行為は避けてきたからな。知らぬのも無理はない。第一、そんなことをする前に、己を鍛えねば意味はない。……失敬、私は壁城帝星。主の剣、期待してもいいのだろう?
中々手厳しいことを言うな。まあ、自信はある。
それじゃ今から立会ってくれないか?
その力を見せてくれよ
ふむ。皆に聞いてみよう。
5分後
待たせたな。やろう。今、ここで。
いいのか?よし
(帝星……いったいどんなヤツなんだろう……。)
ほう。太刀か。
なんだよ、珍しいものでもないだろ?
いやなに、天神の春途が使用する刀剣には刀のルードステアと、直剣のセメンテス、それから短剣のユーアマインのみが登録されているはずだった故、少々驚いただけだ。
これは新顔なんでな
けどもう馴染んだから遠慮するなよ!
ああ、了承した。それとここは正式な立会場ではないのでな、魔導カードの使用は禁止とさせてもらう。
心配は要らぬ。何れ正式な立会で合間見えるだろう。
互いに歩んでいれば、な。
では…斬らせてもらおうか
なんだそれ…?
これは軛の剣だ。私を枷に縛り付けるための剣。
もうひとつを抜かせることができるか、楽しみだ
たああああ!!
春途は封獣の太刀を振り下ろす
フンッ…
帝星はそれを軽々と避けた
まだだ!たあっ!!
下ろした太刀を振り上げて攻撃し、
そこから回転斬りに繋げた
ほう…ふむ
けれどそれさえ帝星は避けてみせた。
ぜえっ…はあっ…!
(なんだなんだなんだー!?
当たらないどころか汗ひとつかいてないぞ!?)
なかなかの剣技だな。もっとみせてくれ
随分と余裕なんだな?
このくらいならば、な。
まだまだこんなものではないのだろう?
はあ…はあっ……そりゃあ!
ふふ……ならば打ってこい。
たあ!
春途は封獣の太刀を右上段に構え
地面を踏みしめ豪快に振り下ろした
その剣は……剣聖(タイラントスレイヤー)のものか。 面白い
ズガガガガ!!
その振り下ろしは地面へ突き刺さり、大きな隙を晒す
だが浅い。一度見ただけとみた。それで終わりか?
はあ…はあ………ま、まだまだ…!
…ふむ。もういい、退け
このまま続けても疲れが溜まるのみだ。
そんなこと!はあああああ!!!
春途が封獣の太刀を握り直す
もういいと、たしかにそう言ったはずだぞ。
ダンッ!
あがっ……
帝星の軛の剣は、春途の首筋を殴打した。瞬間、春途の意識が薄れる
期待しすぎたな。春途、主は何も悪くない。
世論で見ればよき使い手であったとも思う。
ち、ちょっと帝星!?やめて!
む?狗紫宮か。なにをやめろと?
だからその…
春途に酷いこと言わないでってことです!
ああ、それか。そう見えてしまったのならすまない。が、私は彼に期待していたのだ。それを裏切られて少々苛立っていたのかもしれないな。
では皆よ、私はゆく。機会があればまた会おう。
あ、ちょっと待ちなさ…待ってください!
話はまだ―――いない。っもう!
真愛が話し終わる前に帝星は姿を消していた。
ともかく春途を運ばないと…!
真愛は1人で春途を焔乃猛へと運んだ。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
『俺アレルギー』の抗体は、俺のことが好きな人にしか現れない?学園のアイドルから、幼馴染までノーマスク。その意味を俺は知らない
七星点灯
青春
雨宮優(あまみや ゆう)は、世界でたった一つしかない奇病、『俺アレルギー』の根源となってしまった。
彼の周りにいる人間は、花粉症の様な症状に見舞われ、マスク無しではまともに会話できない。
しかし、マスクをつけずに彼とラクラク会話ができる女の子達がいる。幼馴染、クラスメイトのギャル、先輩などなど……。
彼女達はそう、彼のことが好きすぎて、身体が勝手に『俺アレルギー』の抗体を作ってしまったのだ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる