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焔乃猛剣導高校編・2 (終)
146話 頑張ったよ
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146話 頑張ったよ
春途…それじゃあいってくる。……ふふっ、春途の寝顔、可愛いね。
真愛は春途の頬をつついては笑った。そして起こすことなくそのまま医務室をあとにした
来たよ焔最強。さっさと始めよう。
む?ああそうか。勝ったのは真愛なんだったな!うむうむ!素晴らしいな!
ねえ、やろうよ。それともなに?
焔最強ともあろう者が、彼を軽視するの?
いや、そんなつもりは―――
いいよもう。何をいわれてもきくつもりないから。
沸々と怒りを滲ませる真愛は静かに剣を抜く
抜かないならそのまま斬らせて。
はあああ!!!
悪かった!!!けれど斬らせてやる訳にはいかないな!ふっ!!
真愛の攻撃、それは死角からの斬り上げだ。めぐるはそれを受け止めた。
だよね、最強だもんね。なら!
今度は左の剣で刺突を試みる。
むむ!そうくるか!ならば!
こい!くまきち!遊びの時間だあ!!!
(グッズ・焔熊)
くまままままー!
くまきちは真愛へと接近する。
(なにこの熊……火薬の匂い……まさか)
真愛はめぐるとくまきちから距離をとる
なにぃぃ!?だ、誰かネタバレしたなああああ!?
シーーン
してない、か。ではなぜ!?くまきちの攻撃は初見では防げないはず!なのに!!
あーあれ?火薬の匂いがしたの。自爆人形でしょあれ。わたしの所にもいるのよ、飼い主よりも食欲旺盛でお金がかかるやつが。だからわかる。かわいい子には棘があるってね。
むむぅ…搦め手は通用しないな…。
そう。搦め手なんて通用しないから。もう降りる?
いいや。そんなの勿体無いぞ!たああああああ!!!
搦め手がダメならこう!正面突破あるのみだああ!!!
そんな刀剣ひとつでなにも―――
(そう…春途よりもずっとずっと…
甘い!拙い!至らない!!!)
そこからは真愛のワンマンゲーム、めぐるはトーナメント参加者で唯一、真愛だけが相性の悪い相手だったのだ。しかしこの立会での真愛は、いつもの真愛ではなかった。まるで立会相手が見えていない……いや、見ようとしないのだ。ただひたすら、眼前の猿を根絶やしにすることだけを命じられた古代兵器のように
はあっ……はあ……っ…!や、やった……
立会は真愛の勝利、しかしあがるのは拍手ではなく
ふざけんな!なんだよそれ!!この無法者が!
そうだそうだ!悪魔だ!
おまえは悪魔だ!消えてしまえ!
拍手ではなく罵声であった。
なんで……わたし、ちゃんとやった…立会したのに……っ!
真愛の目に広がるのは、血塗れで倒れているめぐると、立会のスタイルを批判する観客だけ………だった。
それは違うんじゃないか?
ん?なんだおまえ…
あー…アイツじゃね?春途。
ほらあの悪魔に負けたヤツ
あーアイツか。そんな負け犬が何の用だ?
なんの用?それはな……お前らみたいなちゃんと見ようとしないやつらが、真愛を悪くいえるはずがないっていいに来たんだ!おかしいだろ!圧倒はだめ?接戦ならいい?なんだよそれ!ちゃんと立会って、それで真愛が強かったそれだけだろ!?なのにお前らは悪魔だ消えろだなんて、何様だよーーーっ!!!!!!
はあっ…はあっ…はあっ!真愛、途中から見てた。すごかったよ。おつかれさま。そしておめでとう!
はる…と………
うんっ……わたし、頑張ったよ……
そう言うと真愛は、安心したように目を閉じ、
涙を浮かべて春途に凭れ込んだ。
確かにそうだよな。オレら何も見てないし、悪かったよ真愛!すごかった!
おう!すごかった!
2人を見て、観客の大半は
考えを改めて真愛を称賛し始めた。
悪いけどもう聞こえてないよ。
じゃあ、俺たちはいくから
春途…それじゃあいってくる。……ふふっ、春途の寝顔、可愛いね。
真愛は春途の頬をつついては笑った。そして起こすことなくそのまま医務室をあとにした
来たよ焔最強。さっさと始めよう。
む?ああそうか。勝ったのは真愛なんだったな!うむうむ!素晴らしいな!
ねえ、やろうよ。それともなに?
焔最強ともあろう者が、彼を軽視するの?
いや、そんなつもりは―――
いいよもう。何をいわれてもきくつもりないから。
沸々と怒りを滲ませる真愛は静かに剣を抜く
抜かないならそのまま斬らせて。
はあああ!!!
悪かった!!!けれど斬らせてやる訳にはいかないな!ふっ!!
真愛の攻撃、それは死角からの斬り上げだ。めぐるはそれを受け止めた。
だよね、最強だもんね。なら!
今度は左の剣で刺突を試みる。
むむ!そうくるか!ならば!
こい!くまきち!遊びの時間だあ!!!
(グッズ・焔熊)
くまままままー!
くまきちは真愛へと接近する。
(なにこの熊……火薬の匂い……まさか)
真愛はめぐるとくまきちから距離をとる
なにぃぃ!?だ、誰かネタバレしたなああああ!?
シーーン
してない、か。ではなぜ!?くまきちの攻撃は初見では防げないはず!なのに!!
あーあれ?火薬の匂いがしたの。自爆人形でしょあれ。わたしの所にもいるのよ、飼い主よりも食欲旺盛でお金がかかるやつが。だからわかる。かわいい子には棘があるってね。
むむぅ…搦め手は通用しないな…。
そう。搦め手なんて通用しないから。もう降りる?
いいや。そんなの勿体無いぞ!たああああああ!!!
搦め手がダメならこう!正面突破あるのみだああ!!!
そんな刀剣ひとつでなにも―――
(そう…春途よりもずっとずっと…
甘い!拙い!至らない!!!)
そこからは真愛のワンマンゲーム、めぐるはトーナメント参加者で唯一、真愛だけが相性の悪い相手だったのだ。しかしこの立会での真愛は、いつもの真愛ではなかった。まるで立会相手が見えていない……いや、見ようとしないのだ。ただひたすら、眼前の猿を根絶やしにすることだけを命じられた古代兵器のように
はあっ……はあ……っ…!や、やった……
立会は真愛の勝利、しかしあがるのは拍手ではなく
ふざけんな!なんだよそれ!!この無法者が!
そうだそうだ!悪魔だ!
おまえは悪魔だ!消えてしまえ!
拍手ではなく罵声であった。
なんで……わたし、ちゃんとやった…立会したのに……っ!
真愛の目に広がるのは、血塗れで倒れているめぐると、立会のスタイルを批判する観客だけ………だった。
それは違うんじゃないか?
ん?なんだおまえ…
あー…アイツじゃね?春途。
ほらあの悪魔に負けたヤツ
あーアイツか。そんな負け犬が何の用だ?
なんの用?それはな……お前らみたいなちゃんと見ようとしないやつらが、真愛を悪くいえるはずがないっていいに来たんだ!おかしいだろ!圧倒はだめ?接戦ならいい?なんだよそれ!ちゃんと立会って、それで真愛が強かったそれだけだろ!?なのにお前らは悪魔だ消えろだなんて、何様だよーーーっ!!!!!!
はあっ…はあっ…はあっ!真愛、途中から見てた。すごかったよ。おつかれさま。そしておめでとう!
はる…と………
うんっ……わたし、頑張ったよ……
そう言うと真愛は、安心したように目を閉じ、
涙を浮かべて春途に凭れ込んだ。
確かにそうだよな。オレら何も見てないし、悪かったよ真愛!すごかった!
おう!すごかった!
2人を見て、観客の大半は
考えを改めて真愛を称賛し始めた。
悪いけどもう聞こえてないよ。
じゃあ、俺たちはいくから
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