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偽りの聖母編
渦のはなし キャラクター紹介(笹殺渦)
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渦のはなし キャラクター紹介(笹殺渦)
渦?渦はね、天才なの。だからかな、みんな遠くへ行っちゃうんだ。彩刃を除いて。
あれはリーダーと初めて会った日だったな。いつも通り渦は独りでいて、寂しい?そんな気持ちはどっかに置いてきたよ。渦は渦なんだ。独りでいいよ。そう思って1人で遊んでたら彩刃が話しかけてきたの。
「ねえ、あなた。いいものを持っているのに、
勿体無いとは思わない?」
!?
な、なんのこと?
渦はわからないフリをした。
知ってる。知ってるっての。
生まれつきなんでもできて普通じゃない。天才、
なんて言われるけどもそれは違うよ。天才は「天災」なんだって、人が寄りつかなくなってわかった。
そんなことより、いいの?
渦といると嫌われちゃうよ?
「まあ!渦というのね。私は彩刃、
これからよろしくね。」
う、うん。
正直、この子はいい子なんだ。表向きは
で?渦になにか用事?遊ぶならあっち、集団の方が楽しいと思うよ。
あらそう。けど、私は渦とがいいな、なーんて。
ふぅん。ま、いいけどさ。ねえ彩刃?
ん?なあに?渦
それ、もう見飽きたよ。渦と2人の時は止めてほしい。ほんとの貴女を見せてよ
………………ふふ
あ、ごめんつい―――
…うふふっ、あはははは!
ん?どうしたの?
あははははは!!!
いえ、ごめんなさいね渦。
あなたは本当に
「どこまで見えているのかしら?」
その時の彩刃は異質な圧を纏っていて、
変だなと思った。
そうそう、それでいいよ。仮面なんて疲れるでしょ?渦と2人の時だけでいいからさ、言いたいこと言いなよ。
ええ、そうさせてもらうわ。でもいいの?
うん。渦も言いたいこと言っちゃうから、おあいこ
それもそう、ですね。
それから渦と彩刃はいろんな話をして過ごした。久方ぶりの他人の声、温もりに戸惑いながら、楽しんだのを覚えている。
ごめんなさいね、渦!また来るよ!ありがとう
おう、また来いよ。渦は暇を持て余している。
来なかった。いや、正しくは1回、最後の1回だけしか来なかった。それも勧誘の件でだった。遊びには来なかった。
久しぶりね。っといっても、覚えていないかしら
おう、待ってたぞ彩刃。やっと来たのか。
あら嬉しい。覚えていたのね渦!
おう、当たり前だ。渦は交友関係が壊滅してるからな。
あら、それはもしかして友達は私だけってこと?
そういっている(キラッ
うふふっ、ならその友達からお願いなんだけど
申してみよ!なんちて
私ね?魔導研究室っていう組織を立ち上げたのよ。メンバーが私しかいなくて。
ああなるほどな。その前に1ついいか?
え?ええ
親、亡くなっただろ?
っ―!?
どうしてそれを?
いや、大したことではない。泣き腫らした目元とか細く揺れるような声、再会まで空いた期間とか加味して想像を訊いただけ。けど本当なのか。すまない
いいよもう、それは。確かに父様は亡くなったわ。ずいぶん前、渦と最初に会った次の日にね。朝食の場に来ないから部屋にあがってみたら逝ってた―――。
夜ご飯でしょ。父様と別のものを、急遽用意されたんじゃない?しかもそれは父様の命令で。
ど、どうしてそこまで……?
天才、いや「天災」だからかな。昔から眼の使い方と嗅覚には自信があるんだ。
だから、ね?彩刃
その目元も「嘘」だよね。むしろ父様が亡くなって嬉しかったんじゃない?いいや、主犯は彩刃とか。
ねえ渦。そこまで理解してなぜ平気な顔で話をしているの?
む?どんな人間だったとしても、彩刃は彩刃だからな。渦の最初で最後の友達なことに変わりはない。
罪を償えとかもないの?
ない。償いたいのなら止めはしないし、その方が人間らしいけどね。彩刃がいなくなったら誰も話をしてくれなくなるし。そしてなにより、そんな刺激物みたいな人だから面白い。天災の友達としてそれくらいはないとね。
あははっ…そうね…そういう子、だったわね。
いいわ、最高よ。
で?渦を魔導研究室に入れてくれるの?
ええ。あなたはチームに、いいえ。私個人に是非とも欲しい人材なの。入ってくれるかしら?
もち。任せとけ
これが渦と彩刃のなれそめ。
まあ、彩刃以外が聞きたいとは思わないけどね。
渦?渦はね、天才なの。だからかな、みんな遠くへ行っちゃうんだ。彩刃を除いて。
あれはリーダーと初めて会った日だったな。いつも通り渦は独りでいて、寂しい?そんな気持ちはどっかに置いてきたよ。渦は渦なんだ。独りでいいよ。そう思って1人で遊んでたら彩刃が話しかけてきたの。
「ねえ、あなた。いいものを持っているのに、
勿体無いとは思わない?」
!?
な、なんのこと?
渦はわからないフリをした。
知ってる。知ってるっての。
生まれつきなんでもできて普通じゃない。天才、
なんて言われるけどもそれは違うよ。天才は「天災」なんだって、人が寄りつかなくなってわかった。
そんなことより、いいの?
渦といると嫌われちゃうよ?
「まあ!渦というのね。私は彩刃、
これからよろしくね。」
う、うん。
正直、この子はいい子なんだ。表向きは
で?渦になにか用事?遊ぶならあっち、集団の方が楽しいと思うよ。
あらそう。けど、私は渦とがいいな、なーんて。
ふぅん。ま、いいけどさ。ねえ彩刃?
ん?なあに?渦
それ、もう見飽きたよ。渦と2人の時は止めてほしい。ほんとの貴女を見せてよ
………………ふふ
あ、ごめんつい―――
…うふふっ、あはははは!
ん?どうしたの?
あははははは!!!
いえ、ごめんなさいね渦。
あなたは本当に
「どこまで見えているのかしら?」
その時の彩刃は異質な圧を纏っていて、
変だなと思った。
そうそう、それでいいよ。仮面なんて疲れるでしょ?渦と2人の時だけでいいからさ、言いたいこと言いなよ。
ええ、そうさせてもらうわ。でもいいの?
うん。渦も言いたいこと言っちゃうから、おあいこ
それもそう、ですね。
それから渦と彩刃はいろんな話をして過ごした。久方ぶりの他人の声、温もりに戸惑いながら、楽しんだのを覚えている。
ごめんなさいね、渦!また来るよ!ありがとう
おう、また来いよ。渦は暇を持て余している。
来なかった。いや、正しくは1回、最後の1回だけしか来なかった。それも勧誘の件でだった。遊びには来なかった。
久しぶりね。っといっても、覚えていないかしら
おう、待ってたぞ彩刃。やっと来たのか。
あら嬉しい。覚えていたのね渦!
おう、当たり前だ。渦は交友関係が壊滅してるからな。
あら、それはもしかして友達は私だけってこと?
そういっている(キラッ
うふふっ、ならその友達からお願いなんだけど
申してみよ!なんちて
私ね?魔導研究室っていう組織を立ち上げたのよ。メンバーが私しかいなくて。
ああなるほどな。その前に1ついいか?
え?ええ
親、亡くなっただろ?
っ―!?
どうしてそれを?
いや、大したことではない。泣き腫らした目元とか細く揺れるような声、再会まで空いた期間とか加味して想像を訊いただけ。けど本当なのか。すまない
いいよもう、それは。確かに父様は亡くなったわ。ずいぶん前、渦と最初に会った次の日にね。朝食の場に来ないから部屋にあがってみたら逝ってた―――。
夜ご飯でしょ。父様と別のものを、急遽用意されたんじゃない?しかもそれは父様の命令で。
ど、どうしてそこまで……?
天才、いや「天災」だからかな。昔から眼の使い方と嗅覚には自信があるんだ。
だから、ね?彩刃
その目元も「嘘」だよね。むしろ父様が亡くなって嬉しかったんじゃない?いいや、主犯は彩刃とか。
ねえ渦。そこまで理解してなぜ平気な顔で話をしているの?
む?どんな人間だったとしても、彩刃は彩刃だからな。渦の最初で最後の友達なことに変わりはない。
罪を償えとかもないの?
ない。償いたいのなら止めはしないし、その方が人間らしいけどね。彩刃がいなくなったら誰も話をしてくれなくなるし。そしてなにより、そんな刺激物みたいな人だから面白い。天災の友達としてそれくらいはないとね。
あははっ…そうね…そういう子、だったわね。
いいわ、最高よ。
で?渦を魔導研究室に入れてくれるの?
ええ。あなたはチームに、いいえ。私個人に是非とも欲しい人材なの。入ってくれるかしら?
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まあ、彩刃以外が聞きたいとは思わないけどね。
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