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焔乃猛剣導高校編・1
137話 ユキは…
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137話 ユキは…
春?起きて。起きてー!
ん……なんだ…
冥か?おはよう。
部屋となりだったろ?なんでここに
なんでって
春が私の部屋に転がり込んで来たから運んで来たの!
まじか?すまん
いいよ。その…また一緒に出掛けてくれる…なら……
ん?ああ、いいぞ。この交流会が終わったら行こうか。
え?いいの?ならごはんいこうよ、春
わかった。なら末利さんのところとかどうだ?
いいね。あの人、イジワルなところもあるけどいい人だし、ごはんは美味しいからね。
だよな!末利さんの作るごはん美味しいよな
うん、そうだけど……うぅぅ
なんだ?
私もその…料理できるんだから……ね?
そっかそっか。なら今度食べてみたいな
そう?なら交流会が終わったら作ってあげるよ
ほんとか?嬉しいな
ん?どうした?
え、えっとそんな喜ばれると思ってなくて……
少し照れるっていうか…
うっ!!?
どうしたの!?春!!
わからない…けど少し…頭が痛くて……
(さっきまでは
少し痛いだけだったのに…悪化したか…?)
ちょっと春!?……すごい熱…
今日は寝てなさい。
もうっ、いつも無理ばっかりしてるからこうなるの!
……あれを渡したかったんだけど。
あれ?あれってなんだ?
……うぐっ!?…ズキズキするなこれ………
ほらもう寝ててよ。あとでごはん持ってくるから
わ、わかった………
そういい冥果は部屋を出た。それからしばらくして
(あれからどのくらいが経過したんだろ……視界がぼやけてよく見えないや………俺、疲れてたんかな………)
ガラガラガラ…
ちょっとあんた平気なの?入るわよ
窓から少女が侵入してきた。
だれだ………
あたしがわからないとか、ホントのホントに
ヤバいじゃないっての。あたしよ!叶恋鐘ユキ!!
交流戦が終わってからというもの
あんたがいないから楽しくないの!だから
色々聞いて回っていたら
別の剣導高校と交流してるらしいじゃない。
それもまた女の子と仲良くなって…………
あんたそれラノベ?の主人公とかっやつがやることよ?あんたはあたしだけの弟!
あたしだけの主人公でいればいいの!!!
あはは………ほんとにユキなんだな。
すまんな、せっかく会いに来てくれたのにこんなんで
あんたホントどうしたっていうのよ…
いつものあんたなら、生意気に反抗するはずだってのに……
あはは…すまん。今の俺にはそんなことできないよ……ただまあ、来てくれたのがユキでよかったって思う。
そ、それって……その…つまり…そういうこと?…………なのよね?……あれ、寝てる。
もうっ、大事な時に眠るなんて…。
おやすみなさい、あたしの春途
もういいです?
……そんな怒らないでよ。冥果さん
怒ります!!春は絶対安静、寝てないとなのに!
そうなんだ?病気なんて持ってたっけ
風邪です!なんなんですかー!
あらそう。ならあたしが看ててあげるから交流会、楽しんできていいわよ?それと春途はあたしのだから。勘違いしないでっての。
はああ!?あなたみたいな
不法侵入者に渡してなるものですかあ!!!
あの…2人とも
少しうるさいぞ
あ、ごめん春!
悪かったわ。
ねえ春途、あんたお腹空いてない?何か作るわ。
いや、眠いから
できるまで寝てていいっての。
あたしの料理、食べたい?
サンキュなユキ…そういうことなら頼む。食べたい
ふふんっ、あたしにまかせなさい!
そういうとユキは
寮室内の簡易キッチンで料理を始めた。
この設備だと簡素なものしか作れないわね…
30分後
ほらできた。春途、口開けなさい?
ん…?あー
ぱくっ
うまっ…い!
でしょう?あたしの料理は美味しいのよ!
あはは…それは知ってるよ…サンキュ
それもそうね。この間食べてたし。
春途、あーん……
あー…ぱくっ
んま
ち、ちよっとまったー!!
あらなに?
なに?じゃないですっ!
なにしれっとあーんしてるんです!?
いいじゃない。春途も喜んでるんだし。
私がよくありませーん!私もします!
あっそ。ならまずは、ごはん作りなさいっての
あら?もしかして料理できない?
そんなことある?ないわよね~?
うぐっ!?ぐぐぐ!?
冗談よ、ほらなに作るの?
教えてあげるから一緒に作りましょ?
あ、ありがとう…?
ならスープを作るから教えてくれる?
まかせなさい。ならまずは具材を切って。
ほら、こうやるのよ
ユキは、鶏肉と玉ねぎ、にんじんを
トントントントンとリズミカルに切り分けて見せた。
わあ…!
ほら、次冥果さんの番、やってみて
え?ああうん
トン…トン……トン
ダメでした……
そんなことないわ、確かに大きさはバラバラ
だけど大切なのはそこじゃないわよ?きっと喜んでくれるっての。ほら、次は………
45分後
ほら、起きなさい春途
冥果さんのが出来たわよ。
……んぅ…?ああ、そうか……
春途はダルそうに上体を起こした。
ねえ春、食べられそう?
ああ、平気だよずいぶん楽になったし
よかった。はい、あーん……
あー………ぱくっ
うん…うまい!
具の大きさがバラバラなのがいいな!
ね?言ったでしょ?
は、はい
うん、うまかったよ冥。ごちそうさま
そう?よかった……よかった…!
それと…
ん?なにかしら
ごめんなさい。私あなたのこと誤解していた
みたいで凍土の姫なんていうんだからきっと
冷たくて嫌な人なのかと思っていました。
そ。それで?実際はどう感じたの?
少しだけ暖かい人だなと感じました。
あら、少しなのね
距離は保ちながら、基本的には不干渉なのかなと。
間違っていたらすみません
ううん、合ってるからだいたい。
あたしはあたし、冥果さんは冥果さん。
そしてあんたはあんた、それがあたしのスタンスだし。それと凍土の姫なんてのは、周りが勝手に呼んでいるだけだし、あたしたる所以をそんなものに塗りかためられてたまるかっての。
冥果さん、あなたのこと気に入ったわ。
ま、春途はあげないけど
あ、ちょ、ちょっとー!
いや、俺の方がちょっと!なんだけど。
なんて思いながら風邪以外はいつもないつも通りが過ぎていった。
その頃、食堂
春途ぉぉ…いつになったら来てくれるんだよぉぉ!
めぐるは1人でいつまでも春途を待っていた。
春?起きて。起きてー!
ん……なんだ…
冥か?おはよう。
部屋となりだったろ?なんでここに
なんでって
春が私の部屋に転がり込んで来たから運んで来たの!
まじか?すまん
いいよ。その…また一緒に出掛けてくれる…なら……
ん?ああ、いいぞ。この交流会が終わったら行こうか。
え?いいの?ならごはんいこうよ、春
わかった。なら末利さんのところとかどうだ?
いいね。あの人、イジワルなところもあるけどいい人だし、ごはんは美味しいからね。
だよな!末利さんの作るごはん美味しいよな
うん、そうだけど……うぅぅ
なんだ?
私もその…料理できるんだから……ね?
そっかそっか。なら今度食べてみたいな
そう?なら交流会が終わったら作ってあげるよ
ほんとか?嬉しいな
ん?どうした?
え、えっとそんな喜ばれると思ってなくて……
少し照れるっていうか…
うっ!!?
どうしたの!?春!!
わからない…けど少し…頭が痛くて……
(さっきまでは
少し痛いだけだったのに…悪化したか…?)
ちょっと春!?……すごい熱…
今日は寝てなさい。
もうっ、いつも無理ばっかりしてるからこうなるの!
……あれを渡したかったんだけど。
あれ?あれってなんだ?
……うぐっ!?…ズキズキするなこれ………
ほらもう寝ててよ。あとでごはん持ってくるから
わ、わかった………
そういい冥果は部屋を出た。それからしばらくして
(あれからどのくらいが経過したんだろ……視界がぼやけてよく見えないや………俺、疲れてたんかな………)
ガラガラガラ…
ちょっとあんた平気なの?入るわよ
窓から少女が侵入してきた。
だれだ………
あたしがわからないとか、ホントのホントに
ヤバいじゃないっての。あたしよ!叶恋鐘ユキ!!
交流戦が終わってからというもの
あんたがいないから楽しくないの!だから
色々聞いて回っていたら
別の剣導高校と交流してるらしいじゃない。
それもまた女の子と仲良くなって…………
あんたそれラノベ?の主人公とかっやつがやることよ?あんたはあたしだけの弟!
あたしだけの主人公でいればいいの!!!
あはは………ほんとにユキなんだな。
すまんな、せっかく会いに来てくれたのにこんなんで
あんたホントどうしたっていうのよ…
いつものあんたなら、生意気に反抗するはずだってのに……
あはは…すまん。今の俺にはそんなことできないよ……ただまあ、来てくれたのがユキでよかったって思う。
そ、それって……その…つまり…そういうこと?…………なのよね?……あれ、寝てる。
もうっ、大事な時に眠るなんて…。
おやすみなさい、あたしの春途
もういいです?
……そんな怒らないでよ。冥果さん
怒ります!!春は絶対安静、寝てないとなのに!
そうなんだ?病気なんて持ってたっけ
風邪です!なんなんですかー!
あらそう。ならあたしが看ててあげるから交流会、楽しんできていいわよ?それと春途はあたしのだから。勘違いしないでっての。
はああ!?あなたみたいな
不法侵入者に渡してなるものですかあ!!!
あの…2人とも
少しうるさいぞ
あ、ごめん春!
悪かったわ。
ねえ春途、あんたお腹空いてない?何か作るわ。
いや、眠いから
できるまで寝てていいっての。
あたしの料理、食べたい?
サンキュなユキ…そういうことなら頼む。食べたい
ふふんっ、あたしにまかせなさい!
そういうとユキは
寮室内の簡易キッチンで料理を始めた。
この設備だと簡素なものしか作れないわね…
30分後
ほらできた。春途、口開けなさい?
ん…?あー
ぱくっ
うまっ…い!
でしょう?あたしの料理は美味しいのよ!
あはは…それは知ってるよ…サンキュ
それもそうね。この間食べてたし。
春途、あーん……
あー…ぱくっ
んま
ち、ちよっとまったー!!
あらなに?
なに?じゃないですっ!
なにしれっとあーんしてるんです!?
いいじゃない。春途も喜んでるんだし。
私がよくありませーん!私もします!
あっそ。ならまずは、ごはん作りなさいっての
あら?もしかして料理できない?
そんなことある?ないわよね~?
うぐっ!?ぐぐぐ!?
冗談よ、ほらなに作るの?
教えてあげるから一緒に作りましょ?
あ、ありがとう…?
ならスープを作るから教えてくれる?
まかせなさい。ならまずは具材を切って。
ほら、こうやるのよ
ユキは、鶏肉と玉ねぎ、にんじんを
トントントントンとリズミカルに切り分けて見せた。
わあ…!
ほら、次冥果さんの番、やってみて
え?ああうん
トン…トン……トン
ダメでした……
そんなことないわ、確かに大きさはバラバラ
だけど大切なのはそこじゃないわよ?きっと喜んでくれるっての。ほら、次は………
45分後
ほら、起きなさい春途
冥果さんのが出来たわよ。
……んぅ…?ああ、そうか……
春途はダルそうに上体を起こした。
ねえ春、食べられそう?
ああ、平気だよずいぶん楽になったし
よかった。はい、あーん……
あー………ぱくっ
うん…うまい!
具の大きさがバラバラなのがいいな!
ね?言ったでしょ?
は、はい
うん、うまかったよ冥。ごちそうさま
そう?よかった……よかった…!
それと…
ん?なにかしら
ごめんなさい。私あなたのこと誤解していた
みたいで凍土の姫なんていうんだからきっと
冷たくて嫌な人なのかと思っていました。
そ。それで?実際はどう感じたの?
少しだけ暖かい人だなと感じました。
あら、少しなのね
距離は保ちながら、基本的には不干渉なのかなと。
間違っていたらすみません
ううん、合ってるからだいたい。
あたしはあたし、冥果さんは冥果さん。
そしてあんたはあんた、それがあたしのスタンスだし。それと凍土の姫なんてのは、周りが勝手に呼んでいるだけだし、あたしたる所以をそんなものに塗りかためられてたまるかっての。
冥果さん、あなたのこと気に入ったわ。
ま、春途はあげないけど
あ、ちょ、ちょっとー!
いや、俺の方がちょっと!なんだけど。
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