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【密室】「これを打てば願いが叶う」と言われた注射器の、残酷すぎる正体
ここはどこだろうか。
壁、床、天井に至るまで打ちっぱなしの鉄筋コンクリート。特に言うべきは、ドアがない事。
私は自力で出ることが出来ないということだ。
その部屋の中心に私は正座をして今自分に何が起こっているのかを考える。目の前にはひとつの注射器。なにかは分からないが中に液剤が入っている。その隣にはA4用紙のメモ書きがあり、長々と書いてある内容を、かいつまむはこうだ。
・この注射器を打てば何でもひとつ願いを叶えます。
・体のどの部位に打っても構いません。
・ただし、内容物を全量打つことでこの実験は終わりとします。
・この注射器によるあなたへの害はございません。ご安心ください。
・願いのかなえ方は、注射を打つ10秒前に願いを声に出してください。それ以前でも構いませんが、かなえたい願いがどれなのかが曖昧になるので思わぬ願いがかなえられてしまう可能性があります。
・この液剤はおおむね24時間で腐食します。腐食した場合の液剤の品質は保証できかねます。
なんと丁寧なことか。免責事項のように書かれたこれをよんで、むしろ私は「よっぽどこの注射器を打ってほしい」と読み解くことすらできる。
目的は?私の願いが叶うだけでは相手のメリットがない。目的は何だろう。
ふと紙の裏にも文字が透けて見える。
私はメモ書きを手に取り、裏返す。そこには追加の説明がこれまたびっしり書いてあった。こちらもかいつまんで話そう。
・これは、弊社の実験となっております。
・あなたが被験者に選ばれたのは、集まった人員の中からランダムに選択されています。
・参加された記憶がない場合もあります。それはこちらの実験の一部となっておりますのでご了承ください。
・また、願いをかなえた後問題なくその部屋から出ることはできますので、願いはその他の項目にしていただいて構いません。
なるほど。確かに私は参加した記憶はない。というかここに来る前の記憶がない。最後の記憶は…家で寝たことかな?
そもそも今は翌朝?もっと先?
いつも通り仕事から帰ってきて、食事をし、風呂に入って眠る。いつも通りの記憶の後に、ここにいる。参加とかそういうレベルじゃない。私はどうやらこの部屋に至るまでに大事な記憶が、無いか消されているらしい。
つまり、私の現状をまとめよう。
・私の今できる選択肢は「注射器を打つこと」
・そして私が考慮すべきは「かなえてもらう願いを選ぶ」事
・ただしここに至るまでの記憶がなく、なぜこの部屋にいるのかの経緯も不明
・以上の状況から24時間以内にこの願いを決めて注射器を打たないと、品質的にまずいかもしれない。
どうしたものか。
情報が、あるようでない。
とりあえずわかったことは「早く願いをかなえないとやばい」ということだ。
では、ここから考察していこう。気温も湿度も、何なら空腹も気にならない。悪臭がしないとか騒音がないのも地味に考えるには適していてうれしい。
いや、うれしいなんて言っている場合ではない。
まず記憶に関して。これはもうどうしようもない。私は日常からこの非日常に移行することの記憶がない。が、「集まった人員」という書き方から、おそらく私は何かに自ら参加したのだろう。もはや記憶がないとこれが本当に自分の意思なのかもわからない。都合よく書かれているだけ?
どうしようもないと言いながらそんな考えを巡らせているが、どうしようもないものはどうしようもない。次に行こう。
願いを何にするか。次、というか考えられるのはこれだけな気もする。もちろん金持ちになりたいとか、不老不死とか恒久的な健康とか、そんな誰しもが思い浮かぶ願いでもいい。だが、まず私は疑いの余地がある。
・この注射器によるあなたへの害はございません。ご安心ください。
・また、願いをかなえた後問題なくその部屋から出ることはできますので願いはその他の項目にしていただいて構いません。
この二文への信頼度。本当に願いが叶うだけで、部屋から出ることができるのか。あなたへの害がない、の範囲もわからない。私自身の身体に危害を加えられない?それとも私の身内や身辺も含んだ私?
仮に、これが私自身のみが範囲だったときにこの注射器を打つ必要があるのか?現状の構図は「注射器を打てば願いをかなえて出してやる」の状態だ。だったら別にこんなところに閉じ込める必要もない。普通に私の対面に人間を置き、「願いは何?」と聞いてくれればいい。注射器なんて打たせる必要がない。
この注射器に意味があるとすれば、害が無いなら良いとは思うが、24時間で腐食するとも書いてある。この腐食が本物であれば、何かしらの成分が混入しているということ。この腐食が偽物の表現であれば…私に24時間以内でどうしても注射を打ってほしいということになる。
つまり私は責められているということがよくわかる。
相手の立場になって、実験の思惑を整理しよう。
・どんな願いでもかなえてやっていいほどこの実験は完遂したい。
・この注射器を打つことに意味があり、それ以外の選択を奪っている。
こんなところだろう。こんなことを整理したところで何も変わりはしないのだけれども。
------------------
時間がどのくらい経ったのかもわからない。この密閉された部屋には時計がない。腕時計さえも、私には今見当たらない。時間だけが、沈黙の中で静かに流れていく。
何度も何度も同じ思考ループを繰り返した。願い事について、その真意について、この実験の目的について。だが、どれだけ考えても答えはわからない。わかるはずもない。
出ない中で、焦燥感だけが募っていく。24時間。あと何時間あるのだろう。既に半分は過ぎていないだろうか。
私は部屋の床に寝転がり、天井を見つめた。
過去の私の選択で今の私は何を失った。得られたものはあるか。
むしろこの注射器を使用して何を得るべきなのか。
そもそも得るべきか?何もしないで時間がたてばどうなる?
打てば終わることを保証はしてくれていても
打たないことによる失敗は保証していない。
つまりこの実験をしている人にとっては「失敗」の定義が無い。
私が打つまで続くということになる。
起き上がると、再び注射器を手に取った。透明な液剤はまだ透明なままで、何の変化も見せていない。本当に24時間で腐食するのだろうか。それとも、これは脅しなのか。実験者の心理戦なのか。
私は思考を一度、リセットすることにした。違う角度から考えてみるのだ。
もし、この注射器が本当に願いを叶えるものだとしたら。
もし、この実験が本当に善意で、害がない薬であるとしたら。だとしたら、何を願うべきだろう。
金は後からでもついてくる。容姿も、健康も、長寿も。
だが、すでに失って取り返せないものが一つだけある。この記憶喪失だ。
ここに来る前の記憶が。私は何を思ってここに来たのか。どうしてここにいるのか。なぜ記憶がないのか。
その答えを求めれば、全てが繋がるのではないか。その答えさえあれば、私はこの状況を理解できるのではないか。
終わらせることが後から今の状況の李下になる。
願いは決まった。
私は意を決して注射器を手に取る。
昔医者がやる行動に疑問を思って調べたことがあったが、注射をするときに空気が入ってはいけないらしい。アンプルから薬を入れてから少し中身を出すのはそのせいだ。
見よう見まねではあるが、私はその工程を真似する。デコピンの要領で注射器を2度ほどたたき、空気を逃がした後先端から中身が出るのを確認する。
薬に害がなくても、私は素人だ。自分の注射工程で害があっては意味がない。
注射器を握る手は冷たくなっていた。緊張なのか、恐怖なのか。その違いを認識する余裕はもはやない。
「願いは…記憶の復元です…」
私は声に出した。その声は、この密閉された部屋に響き渡る。響き返る。やがてそれは消える。
十秒。心の中でそれを数える。一、二、三。カウントダウンをしながら、私は自身の太ももに針を向ける。ここを選んだのは比較的痛くても我慢できるだろうと思ったからだ。
七、八、九。
意を決して私は自身の太ももに突き立てる。
中身をすべて自身に注入していく。なんとも違和感のある感覚。何か入っていく感覚があるかと言われれば、たぶんこれは自分が中身を入れているからこそ思う感覚なのだろう。
液剤が体内に入ると同時に、私は何かを感じた。それは痛みではない。熱でもない。何か、別のものだ。
十。
注射器のシリンジはついにゴールする。私の安堵の気持ちと共に。
-------------------------------------
部屋を見渡す。
何も起こらない。
出られることが保証されていたはずの部屋に、その文面をあざ笑うかのように何も起きない。やはり騙されていたのだ。希望なんてない。絶望で膝をつく。
再び思考を巡らせる。
相手に私をだます理由があるのか。
例えばこの後私の体はウィルスに犯されて化け物に返信する?
いや、それは何かのゲームのし過ぎかもしれない。
経過観察を見るなら密閉して24時間以降も生きながらえるすべがいる。つまりそれもない。
何だ。何がいけなかった?
注射を自身に打つという素人からすれば大仕事を乗り越えた私にとって
今この状況は「騙された」以外の何物でもない。
やられた。やはりこの実験はモルモットの自分を逃がすつもりはない。
免責事項に穴が無いか、私はメモ用紙をもう一度見る。
端から端まで。
私はこの理不尽な状況を他責にするために思考を巡らせる。
結果、私の目が留まったのは以下の一文だった。
・ただし、内容物を全量打つことでこの実験は終わりとします。
その文字の部分だけ。
紙は濡れていた。
壁、床、天井に至るまで打ちっぱなしの鉄筋コンクリート。特に言うべきは、ドアがない事。
私は自力で出ることが出来ないということだ。
その部屋の中心に私は正座をして今自分に何が起こっているのかを考える。目の前にはひとつの注射器。なにかは分からないが中に液剤が入っている。その隣にはA4用紙のメモ書きがあり、長々と書いてある内容を、かいつまむはこうだ。
・この注射器を打てば何でもひとつ願いを叶えます。
・体のどの部位に打っても構いません。
・ただし、内容物を全量打つことでこの実験は終わりとします。
・この注射器によるあなたへの害はございません。ご安心ください。
・願いのかなえ方は、注射を打つ10秒前に願いを声に出してください。それ以前でも構いませんが、かなえたい願いがどれなのかが曖昧になるので思わぬ願いがかなえられてしまう可能性があります。
・この液剤はおおむね24時間で腐食します。腐食した場合の液剤の品質は保証できかねます。
なんと丁寧なことか。免責事項のように書かれたこれをよんで、むしろ私は「よっぽどこの注射器を打ってほしい」と読み解くことすらできる。
目的は?私の願いが叶うだけでは相手のメリットがない。目的は何だろう。
ふと紙の裏にも文字が透けて見える。
私はメモ書きを手に取り、裏返す。そこには追加の説明がこれまたびっしり書いてあった。こちらもかいつまんで話そう。
・これは、弊社の実験となっております。
・あなたが被験者に選ばれたのは、集まった人員の中からランダムに選択されています。
・参加された記憶がない場合もあります。それはこちらの実験の一部となっておりますのでご了承ください。
・また、願いをかなえた後問題なくその部屋から出ることはできますので、願いはその他の項目にしていただいて構いません。
なるほど。確かに私は参加した記憶はない。というかここに来る前の記憶がない。最後の記憶は…家で寝たことかな?
そもそも今は翌朝?もっと先?
いつも通り仕事から帰ってきて、食事をし、風呂に入って眠る。いつも通りの記憶の後に、ここにいる。参加とかそういうレベルじゃない。私はどうやらこの部屋に至るまでに大事な記憶が、無いか消されているらしい。
つまり、私の現状をまとめよう。
・私の今できる選択肢は「注射器を打つこと」
・そして私が考慮すべきは「かなえてもらう願いを選ぶ」事
・ただしここに至るまでの記憶がなく、なぜこの部屋にいるのかの経緯も不明
・以上の状況から24時間以内にこの願いを決めて注射器を打たないと、品質的にまずいかもしれない。
どうしたものか。
情報が、あるようでない。
とりあえずわかったことは「早く願いをかなえないとやばい」ということだ。
では、ここから考察していこう。気温も湿度も、何なら空腹も気にならない。悪臭がしないとか騒音がないのも地味に考えるには適していてうれしい。
いや、うれしいなんて言っている場合ではない。
まず記憶に関して。これはもうどうしようもない。私は日常からこの非日常に移行することの記憶がない。が、「集まった人員」という書き方から、おそらく私は何かに自ら参加したのだろう。もはや記憶がないとこれが本当に自分の意思なのかもわからない。都合よく書かれているだけ?
どうしようもないと言いながらそんな考えを巡らせているが、どうしようもないものはどうしようもない。次に行こう。
願いを何にするか。次、というか考えられるのはこれだけな気もする。もちろん金持ちになりたいとか、不老不死とか恒久的な健康とか、そんな誰しもが思い浮かぶ願いでもいい。だが、まず私は疑いの余地がある。
・この注射器によるあなたへの害はございません。ご安心ください。
・また、願いをかなえた後問題なくその部屋から出ることはできますので願いはその他の項目にしていただいて構いません。
この二文への信頼度。本当に願いが叶うだけで、部屋から出ることができるのか。あなたへの害がない、の範囲もわからない。私自身の身体に危害を加えられない?それとも私の身内や身辺も含んだ私?
仮に、これが私自身のみが範囲だったときにこの注射器を打つ必要があるのか?現状の構図は「注射器を打てば願いをかなえて出してやる」の状態だ。だったら別にこんなところに閉じ込める必要もない。普通に私の対面に人間を置き、「願いは何?」と聞いてくれればいい。注射器なんて打たせる必要がない。
この注射器に意味があるとすれば、害が無いなら良いとは思うが、24時間で腐食するとも書いてある。この腐食が本物であれば、何かしらの成分が混入しているということ。この腐食が偽物の表現であれば…私に24時間以内でどうしても注射を打ってほしいということになる。
つまり私は責められているということがよくわかる。
相手の立場になって、実験の思惑を整理しよう。
・どんな願いでもかなえてやっていいほどこの実験は完遂したい。
・この注射器を打つことに意味があり、それ以外の選択を奪っている。
こんなところだろう。こんなことを整理したところで何も変わりはしないのだけれども。
------------------
時間がどのくらい経ったのかもわからない。この密閉された部屋には時計がない。腕時計さえも、私には今見当たらない。時間だけが、沈黙の中で静かに流れていく。
何度も何度も同じ思考ループを繰り返した。願い事について、その真意について、この実験の目的について。だが、どれだけ考えても答えはわからない。わかるはずもない。
出ない中で、焦燥感だけが募っていく。24時間。あと何時間あるのだろう。既に半分は過ぎていないだろうか。
私は部屋の床に寝転がり、天井を見つめた。
過去の私の選択で今の私は何を失った。得られたものはあるか。
むしろこの注射器を使用して何を得るべきなのか。
そもそも得るべきか?何もしないで時間がたてばどうなる?
打てば終わることを保証はしてくれていても
打たないことによる失敗は保証していない。
つまりこの実験をしている人にとっては「失敗」の定義が無い。
私が打つまで続くということになる。
起き上がると、再び注射器を手に取った。透明な液剤はまだ透明なままで、何の変化も見せていない。本当に24時間で腐食するのだろうか。それとも、これは脅しなのか。実験者の心理戦なのか。
私は思考を一度、リセットすることにした。違う角度から考えてみるのだ。
もし、この注射器が本当に願いを叶えるものだとしたら。
もし、この実験が本当に善意で、害がない薬であるとしたら。だとしたら、何を願うべきだろう。
金は後からでもついてくる。容姿も、健康も、長寿も。
だが、すでに失って取り返せないものが一つだけある。この記憶喪失だ。
ここに来る前の記憶が。私は何を思ってここに来たのか。どうしてここにいるのか。なぜ記憶がないのか。
その答えを求めれば、全てが繋がるのではないか。その答えさえあれば、私はこの状況を理解できるのではないか。
終わらせることが後から今の状況の李下になる。
願いは決まった。
私は意を決して注射器を手に取る。
昔医者がやる行動に疑問を思って調べたことがあったが、注射をするときに空気が入ってはいけないらしい。アンプルから薬を入れてから少し中身を出すのはそのせいだ。
見よう見まねではあるが、私はその工程を真似する。デコピンの要領で注射器を2度ほどたたき、空気を逃がした後先端から中身が出るのを確認する。
薬に害がなくても、私は素人だ。自分の注射工程で害があっては意味がない。
注射器を握る手は冷たくなっていた。緊張なのか、恐怖なのか。その違いを認識する余裕はもはやない。
「願いは…記憶の復元です…」
私は声に出した。その声は、この密閉された部屋に響き渡る。響き返る。やがてそれは消える。
十秒。心の中でそれを数える。一、二、三。カウントダウンをしながら、私は自身の太ももに針を向ける。ここを選んだのは比較的痛くても我慢できるだろうと思ったからだ。
七、八、九。
意を決して私は自身の太ももに突き立てる。
中身をすべて自身に注入していく。なんとも違和感のある感覚。何か入っていく感覚があるかと言われれば、たぶんこれは自分が中身を入れているからこそ思う感覚なのだろう。
液剤が体内に入ると同時に、私は何かを感じた。それは痛みではない。熱でもない。何か、別のものだ。
十。
注射器のシリンジはついにゴールする。私の安堵の気持ちと共に。
-------------------------------------
部屋を見渡す。
何も起こらない。
出られることが保証されていたはずの部屋に、その文面をあざ笑うかのように何も起きない。やはり騙されていたのだ。希望なんてない。絶望で膝をつく。
再び思考を巡らせる。
相手に私をだます理由があるのか。
例えばこの後私の体はウィルスに犯されて化け物に返信する?
いや、それは何かのゲームのし過ぎかもしれない。
経過観察を見るなら密閉して24時間以降も生きながらえるすべがいる。つまりそれもない。
何だ。何がいけなかった?
注射を自身に打つという素人からすれば大仕事を乗り越えた私にとって
今この状況は「騙された」以外の何物でもない。
やられた。やはりこの実験はモルモットの自分を逃がすつもりはない。
免責事項に穴が無いか、私はメモ用紙をもう一度見る。
端から端まで。
私はこの理不尽な状況を他責にするために思考を巡らせる。
結果、私の目が留まったのは以下の一文だった。
・ただし、内容物を全量打つことでこの実験は終わりとします。
その文字の部分だけ。
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