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この学校は地元でも有名な医療系に強い学校で部活などの大会はとても弱い。そんな弱い部活、催しの中で1人、いや1グループが立ち上がりその考えをぶち壊す話…。
「やっと学校終わったー!今日もまた練習しよう!」
彼女の名前は山本真由。クラスではとてもムードメーカーでいつも元気な女子高校生。誰よりもテンションが高く時に教室が狂喜乱舞してしまうほどの大騒ぎになるが、彼女が元気だとクラスは生き生きとしていて愛称はまゆっちと呼ばれている。
「そんなテンションあがらなくていいじゃん!今日は応援団の練習だからって…」
その隣にいるのは守山七海。応援団団長で指揮を取る。山本にも負けないくらいのテンションだが、しょげてしまった時は悲しい顔になる。愛称はなみ。
2人はいつもの練習場へ向かった。しかし、そこにはいつもいるはずのない1人の若い女職員が立ち塞がっていた。
「あなたたちは何をしているのですか?そんなにこの応援団が大事ですか?職員会議ではあなたたちが起こした問題について議論を行い、とても申し上げにくいけど郊外での練習は認めません。今後郊外で練習を行った場合は相応の罰を下すつもりなのでそのつもりでいてください」
その女職員からの話は死刑宣告のような内容だった。
「ヤバいヤバい…。どうする?」
「どうするって言われてもまゆっちはやりたいでしょ?もうすでに戦闘モードになっちゃってるし…」
格好を見ると、山本はすでに動きやすい服装になっていていつでも舞えれる状態になっている。ドアから走ってきた2人の女子がきた。
「まゆっち、ナミ遅くなってごめーん。着替えてた!」
「私は担当教師から怒られてた(笑)ってまだ後輩きてないの?」
着替えて遅れたのは鶴海言葉。唯一高校から入ってきた1人の団員で天然な部分もあるが、山本とは仲が良い。誰よりもしっかりものだが時に何かボーッとしてることが多い。
担当教師から怒られて遅れたのは高部千聖。守山と山本とは同期入学していてこの応援団には3人とも初期から入っていた1人。クラスからは冷ややかな笑みを見せたりしていてあまり近寄ることは出来ないが、実際話してみるとそれに反してとても仲良くなれる。
山本と守山は職員から言われたことをすぐに話した。そして、すぐに心許ない事実を鶴海から告げられた。
「これ実は後輩がやらかしてる…。公園で声出して練習してたらしくてそれが騒音だとその公園の近所に住む住人が言ったらしいよ。後から後輩きたら叱ろう」
その事実に団長の守山は激怒した。誰もいなかった理由はその後輩がやらかしてしまったことで職員にもバレてしまい、危機的状態であるものだと山本は理解する。
その後、すぐに後輩10数人が来た。事実を聞いて守山は大激怒だ。
「君たちは何のために入ったの?自分の心と精神鍛えるために来てるわけでしょ。練習することに対しては私は何も言わない。でもね、職員から君たちの問題行動について私たちも言われて責任を取ることになったの。何のための応援団なのかそれを考えながら練習をして下さい!良いですか!」
練習に対しての意欲は認めたものもその場所や自分たちは何のために入ったのかを思い返される一言に後輩は泣いた。この応援団は女子以外にも、元々男子も紅白に分かれて行われていたが、奇行を確認してから職員から目をつけられている。男子も男子で胴上げをした時にわざと落として骨折したとか、パワハラ行為で冷たい海に泳いでこいなどと近年問題が起きていた。
「男子ももうすぐしたら来るから今回は挨拶と意気込みを言った上で練習開始するので」
その男子も同じように注意を受けていた。
職員らと応援団との溝はその日を境に大きく深く広がる一方、今日の練習は出来ずに終わり、守山と山本、鶴海、高部らは個人練習を行った。
「何でこんな問題の責任負わないといけないだろうね。本当に青春したいから奪わないで欲しいよね!」
山本はため息をつきながら怒った。でも、守山と鶴海、高部らはあまり気にしてはいなかった。今は練習しておかないと本番にまで間に合わないかつ、後輩の前でドジな姿を見せるわけにはいかないという思いが強い。
後輩に手本として見せるための動画撮影と自主練を終えた後、守山は一つ提案をした。
「この応援団で職員の考えを一気に変えようよ!じゃないと後輩たちが可哀想だし、本当は後輩が蒔いた種だからその尻拭いは彼らにするべきだけれども職員もここ最近めんどくさくなってるからさ。ここは一つ、職員の中で応援団賛成派の先生を探して意見を貰おうよ!」
守山の意見に3人は納得して自宅へ帰宅した。帰宅後はそれぞれの動画を見ながら自分の足りないところを練習する。
いつもの事で何度も何度も…。彼女たちがまだ入りたての時は厳しい先輩のもとでの手合わせだったため、その時に流した涙は一つ一つ、成功へ進むエネルギーへと変化していった。
守山は男子が来れなかった理由を聞くために男子の団長、大山誠也に連絡をした。彼も彼女たちと同じ同期入学をした一人で男子では最も上下関係のひどい中、団長を勝ち取った努力家だ。
山本と同じクラスで、男子女子の練習してるものを見て真似をしたり万能でもある。
「あ、もしもし大山君?お疲れ様。守山です。今日来る予定だったけど何かあったん?」
守山の一言に大山はため息ついて話した。
「おう、守山やん。そうなんよ…。君たちの後輩らが起こした問題のせいでこっちの後輩にまで影響来ててさ~…。うちらの後輩らはやってないって言ってて、話によると職員らがでっち上げたらしい。男子応援団の後輩たちが女子応援団の後輩らと練習するために男子が来いと脅してたみたいに内容がヤバくなってたんよ…」
事実を知った守山は言葉を失う。そして何も言わずに電話を切って山本に電話をそそくさとかけた。
「お、なみじゃん!どうした?練習時間まだ来てないから心配してた…。それもこんな時間に私にかけるなんて、珍しいよ」
守山は男子応援団団長の大山から告げられたことをそのまま伝え、山本は泣いた。
「女子後輩は仕方ないけど男子の理由支離滅裂すぎん?やばすぎだろ…。賛成派の先生からいるのかな…。なんか諦めた方がいいような気がしてきた」
「言いたいことはすごく分かるけど諦めたら職員に青春を潰されたという結末になるのは嫌じゃん?最後まで練習しながらもがいて涙が出るほどの感動したという一言を言わせるために頑張ろう!」
守山の一言に山本は覚悟を決める。山本は早速女子応援団のグループチャットに提案をした。
"山本です。お疲れ様です。私から提案ですが男子応援団の人らと話するために親睦会開きませんか?勿論、今は春休み前だから春休みになった時にしたいと思っています。私が幹事をするので練習はせずに遊んだりしましょう!"
送信後、問題に該当する後輩から謝罪文が送られた。そして心入れ替えて頑張るという意気込みを4人は感じ、親睦会の準備を開始する。
「やっと学校終わったー!今日もまた練習しよう!」
彼女の名前は山本真由。クラスではとてもムードメーカーでいつも元気な女子高校生。誰よりもテンションが高く時に教室が狂喜乱舞してしまうほどの大騒ぎになるが、彼女が元気だとクラスは生き生きとしていて愛称はまゆっちと呼ばれている。
「そんなテンションあがらなくていいじゃん!今日は応援団の練習だからって…」
その隣にいるのは守山七海。応援団団長で指揮を取る。山本にも負けないくらいのテンションだが、しょげてしまった時は悲しい顔になる。愛称はなみ。
2人はいつもの練習場へ向かった。しかし、そこにはいつもいるはずのない1人の若い女職員が立ち塞がっていた。
「あなたたちは何をしているのですか?そんなにこの応援団が大事ですか?職員会議ではあなたたちが起こした問題について議論を行い、とても申し上げにくいけど郊外での練習は認めません。今後郊外で練習を行った場合は相応の罰を下すつもりなのでそのつもりでいてください」
その女職員からの話は死刑宣告のような内容だった。
「ヤバいヤバい…。どうする?」
「どうするって言われてもまゆっちはやりたいでしょ?もうすでに戦闘モードになっちゃってるし…」
格好を見ると、山本はすでに動きやすい服装になっていていつでも舞えれる状態になっている。ドアから走ってきた2人の女子がきた。
「まゆっち、ナミ遅くなってごめーん。着替えてた!」
「私は担当教師から怒られてた(笑)ってまだ後輩きてないの?」
着替えて遅れたのは鶴海言葉。唯一高校から入ってきた1人の団員で天然な部分もあるが、山本とは仲が良い。誰よりもしっかりものだが時に何かボーッとしてることが多い。
担当教師から怒られて遅れたのは高部千聖。守山と山本とは同期入学していてこの応援団には3人とも初期から入っていた1人。クラスからは冷ややかな笑みを見せたりしていてあまり近寄ることは出来ないが、実際話してみるとそれに反してとても仲良くなれる。
山本と守山は職員から言われたことをすぐに話した。そして、すぐに心許ない事実を鶴海から告げられた。
「これ実は後輩がやらかしてる…。公園で声出して練習してたらしくてそれが騒音だとその公園の近所に住む住人が言ったらしいよ。後から後輩きたら叱ろう」
その事実に団長の守山は激怒した。誰もいなかった理由はその後輩がやらかしてしまったことで職員にもバレてしまい、危機的状態であるものだと山本は理解する。
その後、すぐに後輩10数人が来た。事実を聞いて守山は大激怒だ。
「君たちは何のために入ったの?自分の心と精神鍛えるために来てるわけでしょ。練習することに対しては私は何も言わない。でもね、職員から君たちの問題行動について私たちも言われて責任を取ることになったの。何のための応援団なのかそれを考えながら練習をして下さい!良いですか!」
練習に対しての意欲は認めたものもその場所や自分たちは何のために入ったのかを思い返される一言に後輩は泣いた。この応援団は女子以外にも、元々男子も紅白に分かれて行われていたが、奇行を確認してから職員から目をつけられている。男子も男子で胴上げをした時にわざと落として骨折したとか、パワハラ行為で冷たい海に泳いでこいなどと近年問題が起きていた。
「男子ももうすぐしたら来るから今回は挨拶と意気込みを言った上で練習開始するので」
その男子も同じように注意を受けていた。
職員らと応援団との溝はその日を境に大きく深く広がる一方、今日の練習は出来ずに終わり、守山と山本、鶴海、高部らは個人練習を行った。
「何でこんな問題の責任負わないといけないだろうね。本当に青春したいから奪わないで欲しいよね!」
山本はため息をつきながら怒った。でも、守山と鶴海、高部らはあまり気にしてはいなかった。今は練習しておかないと本番にまで間に合わないかつ、後輩の前でドジな姿を見せるわけにはいかないという思いが強い。
後輩に手本として見せるための動画撮影と自主練を終えた後、守山は一つ提案をした。
「この応援団で職員の考えを一気に変えようよ!じゃないと後輩たちが可哀想だし、本当は後輩が蒔いた種だからその尻拭いは彼らにするべきだけれども職員もここ最近めんどくさくなってるからさ。ここは一つ、職員の中で応援団賛成派の先生を探して意見を貰おうよ!」
守山の意見に3人は納得して自宅へ帰宅した。帰宅後はそれぞれの動画を見ながら自分の足りないところを練習する。
いつもの事で何度も何度も…。彼女たちがまだ入りたての時は厳しい先輩のもとでの手合わせだったため、その時に流した涙は一つ一つ、成功へ進むエネルギーへと変化していった。
守山は男子が来れなかった理由を聞くために男子の団長、大山誠也に連絡をした。彼も彼女たちと同じ同期入学をした一人で男子では最も上下関係のひどい中、団長を勝ち取った努力家だ。
山本と同じクラスで、男子女子の練習してるものを見て真似をしたり万能でもある。
「あ、もしもし大山君?お疲れ様。守山です。今日来る予定だったけど何かあったん?」
守山の一言に大山はため息ついて話した。
「おう、守山やん。そうなんよ…。君たちの後輩らが起こした問題のせいでこっちの後輩にまで影響来ててさ~…。うちらの後輩らはやってないって言ってて、話によると職員らがでっち上げたらしい。男子応援団の後輩たちが女子応援団の後輩らと練習するために男子が来いと脅してたみたいに内容がヤバくなってたんよ…」
事実を知った守山は言葉を失う。そして何も言わずに電話を切って山本に電話をそそくさとかけた。
「お、なみじゃん!どうした?練習時間まだ来てないから心配してた…。それもこんな時間に私にかけるなんて、珍しいよ」
守山は男子応援団団長の大山から告げられたことをそのまま伝え、山本は泣いた。
「女子後輩は仕方ないけど男子の理由支離滅裂すぎん?やばすぎだろ…。賛成派の先生からいるのかな…。なんか諦めた方がいいような気がしてきた」
「言いたいことはすごく分かるけど諦めたら職員に青春を潰されたという結末になるのは嫌じゃん?最後まで練習しながらもがいて涙が出るほどの感動したという一言を言わせるために頑張ろう!」
守山の一言に山本は覚悟を決める。山本は早速女子応援団のグループチャットに提案をした。
"山本です。お疲れ様です。私から提案ですが男子応援団の人らと話するために親睦会開きませんか?勿論、今は春休み前だから春休みになった時にしたいと思っています。私が幹事をするので練習はせずに遊んだりしましょう!"
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