24 / 28
24
しおりを挟む
カッサン殿下は、逃げ帰った先で最後の手を打ちました。
王宮の威信をかけた「御前料理対決」の開催です。
「チップ・チョコラート! 貴様の作る下卑た菓子が、王宮が誇る『宮廷芸術』に勝てるとでも思っているのか! もし負ければ、貴様は今後一切のクッキー作りを禁じられ、私の奴隷として一生ひざまずくのだ!」
王宮の白銀庭園に設けられた特設会場。
カッサン殿下の叫び声を、私はオーブンの温度調節をしながら聞き流していました。
「奴隷? そんなことより、負けたら私のオーブンを没収される方がよっぽど恐ろしいですわ。……さて、対戦相手はどなたかしら? まさか、殿下ご自身が小麦粉をこねるわけではありませんわよね?」
「ふん、私が出るまでもない。……出てこい、王宮料理界の生ける伝説、サヴァラン・ド・スフレ!!」
殿下の呼び声と共に現れたのは、これでもかというほど高い帽子を被り、銀のホイッパーを杖のように携えた老職人でした。
「……お嬢さん。貴様の焼く石ころが、私の作る『魂を洗う雲のケーキ』に勝てるとでも思っているのか。菓子とは、噛むものではない。口の中で儚く消えゆく夢なのだよ」
「サヴァラン様……でしたっけ? その帽子、少し重たそうですね。脳が圧迫されて、サクサクの喜びを忘れてしまったのではありませんか?」
私は不敵に笑い、自分専用の麺棒を構えました。
「消えゆく夢? そんなの、ただの幻覚ですわ。私が作るのは、食べた者の記憶に、そして骨にまで響く『現実』です。始めましょう、クッキー戦争を!」
調理開始の銅鑼が鳴り響きました。
サヴァラン氏は、数十種類のフルーツと、幻の乳牛から搾ったクリームを惜しげもなく使い、複雑怪奇な層を重ねていきます。
その手並みはまさに芸術。見守る貴族たちから、感嘆の吐息が漏れました。
一方、私のブースは極めてシンプルでした。
使うのは、最高級の小麦粉、ガレット辺境伯が命懸けで守り抜いた発酵バター、そして伝説の塩。
「……いいわ。この生地、今、かつてないほど『怒って』いるわね」
「師匠、生地が怒っているとはどういうことですか!?」
助手のシュガーさんが、必死に氷水を交換しながら尋ねました。
「私の捏ねる速度が速すぎて、分子構造が限界を超えようとしているのよ。この『怒り』をオーブンの熱で一気に解放した時、これまでにない衝撃波(サクサク)が生まれるわ!」
私は、もはや残像しか見えない速度で生地を伸ばし、型を抜いていきました。
そして、愛機「サクサクジェネレーター二号」へと、運命の天板を滑り込ませたのです。
数十分後。
サヴァラン氏の作品が完成しました。
それは、幾千もの花びらが舞っているかのような、白く輝く巨大なケーキでした。
「これぞ王宮の至宝。一口食べれば、天使の羽ばたきが聞こえるであろう」
審査員である国王陛下と大臣たちが、うっとりとそのケーキを口に運びました。
「……おお。なんと、なんと繊細な。まるで霧を食べているかのようだ。噛む必要すらない。……素晴らしい、まさに究極の甘美だ」
国王陛下が満足げに頷きました。カッサン殿下が勝ち誇ったように笑います。
「見たかチップ! これが王者の味だ! さあ、貴様のゴミを出し……」
「……お静かに、殿下。……来ますわよ」
私がオーブンの扉を開けた瞬間。
暴力的なまでの「香ばしさ」の津波が、白銀庭園を飲み込みました。
あまりの香りの密度に、サヴァラン氏の繊細なケーキの香りは、一瞬でかき消されてしまいました。
「な、なんだこの香りは!? 鼻の粘膜が、バターの脂分でコーティングされるようだ!」
私は、焼き立てのクッキーを、ただ無造作に皿に盛って差し出しました。
それは飾りの一つもない、無骨な茶色の円盤。
「……ふん。見た目もへったくれもないな。……どれ」
国王陛下が、半信半疑でクッキーを手に取りました。
そして、その前歯が表面に触れた、その瞬間――。
――バキィィィィィィンッッッ!!
庭園全体に、雷鳴のような鋭い音が響き渡りました。
「「「ひっ……!?!?!?!?」」」
国王陛下の頭蓋骨を、凄まじい振動が駆け抜けました。
その音は、周囲で見守っていた大臣や、遠くで控えていた衛兵の耳にまで、クリアに届いたのです。
「……う、うおおおおおおおおっ!!」
国王陛下が、椅子を蹴り飛ばして立ち上がりました。
その目は、これまでにないほど見開かれ、全身が歓喜に震えています。
「これだ! 私はこれを待っていたのだ! 霧を食べて何が楽しい! 私は今、生きている! この『サクサク』という衝撃が、私の古びた脳を、細胞を、一気に覚醒させたのだ!」
「へ、陛下!? 落ち着いてください、まだ王宮の威信が……!」
カッサン殿下が慌てて止めようとしましたが、国王陛下は止まりません。
彼は皿を抱え込み、クッキーを次々と口に放り込みました。
「サクサク! サクサクが止まらん!! おい、サヴァラン! 貴様のケーキは素晴らしいが、音がせん! 音がせんのだよ! 私は今、この『咀嚼音』という名の音楽に溺れたいのだ!」
「……ま、負けた……。芸術が、衝撃波に敗れたというのか……」
サヴァラン氏は、自慢の帽子を脱ぎ捨てて地面に跪きました。
その横では、審査員の大臣たちまでもが「クッキー最高!」「サクサクは正義だ!」と叫びながら、私の皿に群がっていました。
「……サクサク戦争、完勝ですわね」
私は、麺棒を肩に担ぎ、唖然とするカッサン殿下にウインクをしました。
「殿下、これが『現実』ですわ。天使の羽ばたきより、私のクッキーの砕ける音の方が、ずっとこの国を強くするのです」
庭園は、もはやお茶会ではなく、熱狂的な「クッキー崇拝儀式」の会場と化していました。
カッサン殿下は、自分が用意した対決が、逆にチップのカリスマ性を不動のものにしてしまったことに気づき、その場に崩れ落ちました。
バニラ領のサクサクは、今や王宮の深部まで完全に浸食したのです。
王宮の威信をかけた「御前料理対決」の開催です。
「チップ・チョコラート! 貴様の作る下卑た菓子が、王宮が誇る『宮廷芸術』に勝てるとでも思っているのか! もし負ければ、貴様は今後一切のクッキー作りを禁じられ、私の奴隷として一生ひざまずくのだ!」
王宮の白銀庭園に設けられた特設会場。
カッサン殿下の叫び声を、私はオーブンの温度調節をしながら聞き流していました。
「奴隷? そんなことより、負けたら私のオーブンを没収される方がよっぽど恐ろしいですわ。……さて、対戦相手はどなたかしら? まさか、殿下ご自身が小麦粉をこねるわけではありませんわよね?」
「ふん、私が出るまでもない。……出てこい、王宮料理界の生ける伝説、サヴァラン・ド・スフレ!!」
殿下の呼び声と共に現れたのは、これでもかというほど高い帽子を被り、銀のホイッパーを杖のように携えた老職人でした。
「……お嬢さん。貴様の焼く石ころが、私の作る『魂を洗う雲のケーキ』に勝てるとでも思っているのか。菓子とは、噛むものではない。口の中で儚く消えゆく夢なのだよ」
「サヴァラン様……でしたっけ? その帽子、少し重たそうですね。脳が圧迫されて、サクサクの喜びを忘れてしまったのではありませんか?」
私は不敵に笑い、自分専用の麺棒を構えました。
「消えゆく夢? そんなの、ただの幻覚ですわ。私が作るのは、食べた者の記憶に、そして骨にまで響く『現実』です。始めましょう、クッキー戦争を!」
調理開始の銅鑼が鳴り響きました。
サヴァラン氏は、数十種類のフルーツと、幻の乳牛から搾ったクリームを惜しげもなく使い、複雑怪奇な層を重ねていきます。
その手並みはまさに芸術。見守る貴族たちから、感嘆の吐息が漏れました。
一方、私のブースは極めてシンプルでした。
使うのは、最高級の小麦粉、ガレット辺境伯が命懸けで守り抜いた発酵バター、そして伝説の塩。
「……いいわ。この生地、今、かつてないほど『怒って』いるわね」
「師匠、生地が怒っているとはどういうことですか!?」
助手のシュガーさんが、必死に氷水を交換しながら尋ねました。
「私の捏ねる速度が速すぎて、分子構造が限界を超えようとしているのよ。この『怒り』をオーブンの熱で一気に解放した時、これまでにない衝撃波(サクサク)が生まれるわ!」
私は、もはや残像しか見えない速度で生地を伸ばし、型を抜いていきました。
そして、愛機「サクサクジェネレーター二号」へと、運命の天板を滑り込ませたのです。
数十分後。
サヴァラン氏の作品が完成しました。
それは、幾千もの花びらが舞っているかのような、白く輝く巨大なケーキでした。
「これぞ王宮の至宝。一口食べれば、天使の羽ばたきが聞こえるであろう」
審査員である国王陛下と大臣たちが、うっとりとそのケーキを口に運びました。
「……おお。なんと、なんと繊細な。まるで霧を食べているかのようだ。噛む必要すらない。……素晴らしい、まさに究極の甘美だ」
国王陛下が満足げに頷きました。カッサン殿下が勝ち誇ったように笑います。
「見たかチップ! これが王者の味だ! さあ、貴様のゴミを出し……」
「……お静かに、殿下。……来ますわよ」
私がオーブンの扉を開けた瞬間。
暴力的なまでの「香ばしさ」の津波が、白銀庭園を飲み込みました。
あまりの香りの密度に、サヴァラン氏の繊細なケーキの香りは、一瞬でかき消されてしまいました。
「な、なんだこの香りは!? 鼻の粘膜が、バターの脂分でコーティングされるようだ!」
私は、焼き立てのクッキーを、ただ無造作に皿に盛って差し出しました。
それは飾りの一つもない、無骨な茶色の円盤。
「……ふん。見た目もへったくれもないな。……どれ」
国王陛下が、半信半疑でクッキーを手に取りました。
そして、その前歯が表面に触れた、その瞬間――。
――バキィィィィィィンッッッ!!
庭園全体に、雷鳴のような鋭い音が響き渡りました。
「「「ひっ……!?!?!?!?」」」
国王陛下の頭蓋骨を、凄まじい振動が駆け抜けました。
その音は、周囲で見守っていた大臣や、遠くで控えていた衛兵の耳にまで、クリアに届いたのです。
「……う、うおおおおおおおおっ!!」
国王陛下が、椅子を蹴り飛ばして立ち上がりました。
その目は、これまでにないほど見開かれ、全身が歓喜に震えています。
「これだ! 私はこれを待っていたのだ! 霧を食べて何が楽しい! 私は今、生きている! この『サクサク』という衝撃が、私の古びた脳を、細胞を、一気に覚醒させたのだ!」
「へ、陛下!? 落ち着いてください、まだ王宮の威信が……!」
カッサン殿下が慌てて止めようとしましたが、国王陛下は止まりません。
彼は皿を抱え込み、クッキーを次々と口に放り込みました。
「サクサク! サクサクが止まらん!! おい、サヴァラン! 貴様のケーキは素晴らしいが、音がせん! 音がせんのだよ! 私は今、この『咀嚼音』という名の音楽に溺れたいのだ!」
「……ま、負けた……。芸術が、衝撃波に敗れたというのか……」
サヴァラン氏は、自慢の帽子を脱ぎ捨てて地面に跪きました。
その横では、審査員の大臣たちまでもが「クッキー最高!」「サクサクは正義だ!」と叫びながら、私の皿に群がっていました。
「……サクサク戦争、完勝ですわね」
私は、麺棒を肩に担ぎ、唖然とするカッサン殿下にウインクをしました。
「殿下、これが『現実』ですわ。天使の羽ばたきより、私のクッキーの砕ける音の方が、ずっとこの国を強くするのです」
庭園は、もはやお茶会ではなく、熱狂的な「クッキー崇拝儀式」の会場と化していました。
カッサン殿下は、自分が用意した対決が、逆にチップのカリスマ性を不動のものにしてしまったことに気づき、その場に崩れ落ちました。
バニラ領のサクサクは、今や王宮の深部まで完全に浸食したのです。
0
あなたにおすすめの小説
天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎
ギルドで働くおっとり回復役リィナは、
自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。
……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!?
「転ばないで」
「可愛いって言うのは僕の役目」
「固定回復役だから。僕の」
優しいのに過保護。
仲間のはずなのに距離が近い。
しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。
鈍感で頑張り屋なリィナと、
策を捨てるほど恋に負けていくカイの、
コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕!
「遅いままでいい――置いていかないから。」
何も決めなかった王国は、静かに席を失う』
ふわふわ
恋愛
王太子の婚約者として、
表には立たず、裏で国を支えてきた公爵令嬢ネフェリア。
だが――
彼女が追い出されたのは、嫉妬でも陰謀でもなかった。
ただ一つ、「決める役割」を、国が彼女一人に押しつけていたからだ。
婚約破棄の後、ネフェリアを失った王国は変わろうとする。
制度を整え、会議を重ね、慎重に、正しく――
けれどその“正しさ”は、何一つ決断を生まなかった。
一方、帝国は違った。
完璧ではなくとも、期限内に返事をする。
責任を分け、判断を止めない。
その差は、やがて「呼ばれない会議」「残らない席」「知らされない決定」となって現れる。
王国は滅びない。
だが、何も決めない国は、静かに舞台の外へ追いやられていく。
――そして迎える、最後の選択。
これは、
剣も魔法も振るわない“静かなざまぁ”。
何も決めなかった過去に、国そのものが向き合う物語。
望まぬ結婚をさせられた私のもとに、死んだはずの護衛騎士が帰ってきました~不遇令嬢が世界一幸せな花嫁になるまで
越智屋ノマ
恋愛
「君を愛することはない」で始まった不遇な結婚――。
国王の命令でクラーヴァル公爵家へと嫁いだ伯爵令嬢ヴィオラ。しかし夫のルシウスに愛されることはなく、毎日つらい仕打ちを受けていた。
孤独に耐えるヴィオラにとって唯一の救いは、護衛騎士エデン・アーヴィスと過ごした日々の思い出だった。エデンは強くて誠実で、いつもヴィオラを守ってくれた……でも、彼はもういない。この国を襲った『災禍の竜』と相打ちになって、3年前に戦死してしまったのだから。
ある日、参加した夜会の席でヴィオラは窮地に立たされる。その夜会は夫の愛人が主催するもので、夫と結託してヴィオラを陥れようとしていたのだ。誰に救いを求めることもできず、絶体絶命の彼女を救ったのは――?
(……私の体が、勝手に動いている!?)
「地獄で悔いろ、下郎が。このエデン・アーヴィスの目の黒いうちは、ヴィオラ様に指一本触れさせはしない!」
死んだはずのエデンの魂が、ヴィオラの体に乗り移っていた!?
――これは、望まぬ結婚をさせられた伯爵令嬢ヴィオラと、死んだはずの護衛騎士エデンのふしぎな恋の物語。理不尽な夫になんて、もう絶対に負けません!!
大嫌いな従兄と結婚するぐらいなら…
みみぢあん
恋愛
子供の頃、両親を亡くしたベレニスは伯父のロンヴィル侯爵に引き取られた。 隣国の宣戦布告で戦争が始まり、伯父の頼みでベレニスは病弱な従妹のかわりに、側妃候補とは名ばかりの人質として、後宮へ入ることになった。 戦争が終わりベレニスが人質生活から解放されたら、伯父は後継者の従兄ジャコブと結婚させると約束する。 だがベレニスはジャコブが大嫌いなうえ、密かに思いを寄せる騎士フェルナンがいた。
悪役令嬢まさかの『家出』
にとこん。
恋愛
王国の侯爵令嬢ルゥナ=フェリシェは、些細なすれ違いから突発的に家出をする。本人にとっては軽いお散歩のつもりだったが、方向音痴の彼女はそのまま隣国の帝国に迷い込み、なぜか牢獄に収監される羽目に。しかし無自覚な怪力と天然ぶりで脱獄してしまい、道に迷うたびに騒動を巻き起こす。
一方、婚約破棄を告げようとした王子レオニスは、当日にルゥナが失踪したことで騒然。王宮も侯爵家も大混乱となり、レオニス自身が捜索に出るが、恐らく最後まで彼女とは一度も出会えない。
ルゥナは道に迷っただけなのに、なぜか人助けを繰り返し、帝国の各地で英雄視されていく。そして気づけば彼女を慕う男たちが集まり始め、逆ハーレムの中心に。だが本人は一切自覚がなく、むしろ全員の好意に対して煙たがっている。
帰るつもりもなく、目的もなく、ただ好奇心のままに彷徨う“無害で最強な天然令嬢”による、帝国大騒動ギャグ恋愛コメディ、ここに開幕!
君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中
【完結】公爵家の秘密の愛娘
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝グラント公爵家は王家に仕える名門の家柄。
過去の事情により、今だに独身の当主ダリウス。国王から懇願され、ようやく伯爵未亡人との婚姻を決める。
そんな時、グラント公爵ダリウスの元へと現れたのは1人の少女アンジェラ。
「パパ……私はあなたの娘です」
名乗り出るアンジェラ。
◇
アンジェラが現れたことにより、グラント公爵家は一変。伯爵未亡人との再婚もあやふや。しかも、アンジェラが道中に出逢った人物はまさかの王族。
この時からアンジェラの世界も一変。華やかに色付き出す。
初めはよそよそしいグラント公爵ダリウス(パパ)だが、次第に娘アンジェラを気に掛けるように……。
母娘2代のハッピーライフ&淑女達と貴公子達の恋模様💞
🔶設定などは独自の世界観でご都合主義となります。ハピエン💞
🔶稚拙ながらもHOTランキング(最高20位)に入れて頂き(2025.5.9)、ありがとうございます🙇♀️
枯渇聖女は婚約破棄され結婚絶対無理ランキング1位の辺境伯に言い寄られる
はなまる
恋愛
らすじ
フレイシアは10歳の頃母と一緒に魔物に遭遇。その時母はかなりの傷を負い亡くなりショックで喋れなくなtったがその時月の精霊の加護を受けて微力ながらも魔法が使えるようになった。
このニルス国では魔力を持っている人間はほとんどいなくて魔物討伐でけがを負った第二王子のジェリク殿下の怪我をほんの少し治せた事からジェリク殿下から聖女として王都に来るように誘われる。
フレイシアは戸惑いながらも淡い恋心を抱きジェリク殿下の申し出を受ける。
そして王都の聖教会で聖女として働くことになりジェリク殿下からも頼られ婚約者にもなってこの6年フレイシアはジェリク殿下の期待に応えようと必死だった。
だが、最近になってジェリクは治癒魔法が使えるカトリーナ公爵令嬢に気持ちを移してしまう。
その前からジェリク殿下の態度に不信感を抱いていたフレイシアは魔力をだんだん失くしていて、ついにジェリクから枯渇聖女と言われ婚約を破棄されおまけに群れ衣を着せられて王都から辺境に追放される事になった。
追放が決まり牢に入れられている間に月の精霊が現れフレイシアの魔力は回復し、翌日、辺境に向かう騎士3名と一緒に荷馬車に乗ってその途中で魔物に遭遇。フレイシアは想像を超える魔力を発揮する。
そんな力を持って辺境に‥
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。少し間が開いてしまいましたがよろしくです。
まったくの空想の異世界のお話。誤字脱字などご不快な点は平にご容赦お願いします。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。他のサイトにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる