26 / 28
26
しおりを挟む
王宮を揺るがした「クッキーとの結婚宣言」から一夜明け、私は公爵家の別邸の厨房で、黙々と小麦粉をふるっていました。
「……お嬢様、いえ師匠。本当にいいんですか? 王太子殿下、あれからずっと自室に引きこもって『クッキーになりたい……』ってうわ言を言っているらしいですよ」
助手となったシュガーさんが、心配そうにバターを練りながら尋ねてきました。
「いいのよ、シュガー。殿下がクッキーになったところで、せいぜい生焼けの生ぬるい生地止まりですわ。私の求める『究極のサクサク』には、一生かかっても到達できませんもの。……それより、この『ウエディング・サクサク・ガレット』の焼き加減を見てちょうだい」
私は、自分の結婚を祝うために開発した、過去最大級の厚みを誇るクッキーをオーブンへ放り込みました。
もはや、私の眼中に人間関係という名の不純物が入り込む隙間はありません。
「……チップ。少し、いいか」
厨房の入り口に、巨大な影が立ちました。
バニラ辺境伯ガレット。彼は、私の「クッキーと結婚する」という暴挙とも言える宣言を、最も近くで聞いていた男です。
「あら、辺境伯様。お祝いの言葉なら、今オーブンの中でこんがりと色付いているところですわ。出来上がるまであと十分、そこにある小麦粉の袋の上で待っていてくださる?」
「……いや、祝いに来たわけではない。貴様に、現実的な提案をしに来たのだ」
ガレットは、私の隣まで歩み寄ってきました。
彼の表情は、戦場に向かう時よりも真剣で、どこか悲壮感すら漂っています。
「……チップ。貴様はクッキーと結婚すると言ったな。だが、クッキーは貴様の髪を洗うことも、重い薪を運ぶことも、深夜に及ぶ研究で冷えた貴様の肩に毛布をかけることもできん」
「それはそうですわね。クッキーは愛でるものであり、食べるものですもの。介護を求めるなんて、食べ物に対してあまりに無礼ですわ」
私は、当たり前のことを言う彼を不思議そうに見つめました。
「ならば、誰がその役目を負うのだ。貴様は一生、一人で粉にまみれて死ぬつもりか?」
「ええ。オーブンの熱に包まれて死ねるなら、それこそ職人の本懐ですわ!」
「……認めん。俺が認めん」
ガレットは、私の両肩をガッシリと掴みました。
その手の熱さと力強さに、私は思わず瞬きを繰り返しました。
「いいか、チップ。貴様の夫がクッキーだというのなら、俺は……俺は、その『夫(クッキー)』を焼き上げるための『オーブン』になり、貴様を守る『外壁』になろう」
「……はい? 辺境伯様、貴方、とうとう熱でも出されましたか? 人間がオーブンになれるわけありませんわ」
「比喩だ! ……つまり、だ。世間体というものがある。貴様が独り身でいるよりも、俺の妻という肩書きを持っていた方が、小麦粉の調達も、新しいオーブンの建設も、王都の貴族どもの嫌がらせを防ぐのも、すべてが円滑に進む」
ガレットは、顔を真っ赤にしながら一気に捲し立てました。
「貴様が愛するのはクッキーでいい。俺への愛など、粉の欠片ほどもなくて構わん。だが、俺に……貴様がクッキーを焼くための『環境』を、生涯守らせてはくれまいか。クッキーを焼く君を支える……言わば、サブ・ハズバンド(副夫)としてだ!」
「サブ……ハズバンド?」
私は、初めて聞く奇妙な単語に首を傾げました。
要するに、彼は私への一切の愛を求めず、ただひたすらに私の「クッキー活動」を全面的に支援し、護衛し、スポンサーであり続けるという、あまりにも都合の良い契約を申し出ているのです。
「……それは、私がどれだけ無茶な材料を求めても、魔物の巣窟に卵を拾いに行けと言っても、文句を言わないという意味かしら?」
「……ああ。俺の大剣は、そのためにある」
「深夜に突然オーブンを爆破しても、怒らずに片付けてくださる?」
「……修理代はバニラ領の予算で落とす」
「私がクッキーに夢中になって、三日三晩顔を合わせなくても、寂しがったりなさいませんこと?」
ガレットは一瞬、言葉に詰まったように唇を噛み締めましたが、すぐに力強く頷きました。
「……我慢しよう。それが、オーブンとしての務めだ」
私は、じっとガレットの瞳を見つめました。
そこにあるのは、打算のない、真っ直ぐな、そして救いようのない「お人好し」の光。
「……ふふ。いいでしょう、辺境伯様。貴方のその『オーブン根性』、気に入りましたわ」
私は、ボウルに残った生地の欠片を、ガレットの口にひょいと放り込みました。
「これが、私たちの『仮の契約』の証ですわ。焼き上がったら、改めて貴方を『私のクッキーを一番近くで見守る男』として任命して差し上げます」
「……っ。あ、甘い。……いや、美味いな」
ガレットは、クッキーの味に目を細めながら、ようやく安堵したように息を吐きました。
「お、お嬢様……。これ、実質的なプロポーズ成功ですよね? カッサン殿下が見たら、今度こそショックで泡を吹いて倒れますわよ」
シュガーさんが影でニヤニヤしていましたが、私には関係ありません。
私にあるのは、最強の「外壁」を手に入れたという安心感と、これから焼き上がる巨大なクッキーへの期待だけです。
「さあ、ガレット様! ボサッとしていないで、そこの予備の薪を運んでちょうだい! 私たちの披露宴は、世界で一番サクサクした戦場になるのですから!」
「……ああ。仰せのままに、我が主(マスター)」
こうして、私はクッキーと結婚し、そのクッキーを全力で守る男を「副夫」として従えるという、前代未聞の家庭を築くことになったのです。
「……お嬢様、いえ師匠。本当にいいんですか? 王太子殿下、あれからずっと自室に引きこもって『クッキーになりたい……』ってうわ言を言っているらしいですよ」
助手となったシュガーさんが、心配そうにバターを練りながら尋ねてきました。
「いいのよ、シュガー。殿下がクッキーになったところで、せいぜい生焼けの生ぬるい生地止まりですわ。私の求める『究極のサクサク』には、一生かかっても到達できませんもの。……それより、この『ウエディング・サクサク・ガレット』の焼き加減を見てちょうだい」
私は、自分の結婚を祝うために開発した、過去最大級の厚みを誇るクッキーをオーブンへ放り込みました。
もはや、私の眼中に人間関係という名の不純物が入り込む隙間はありません。
「……チップ。少し、いいか」
厨房の入り口に、巨大な影が立ちました。
バニラ辺境伯ガレット。彼は、私の「クッキーと結婚する」という暴挙とも言える宣言を、最も近くで聞いていた男です。
「あら、辺境伯様。お祝いの言葉なら、今オーブンの中でこんがりと色付いているところですわ。出来上がるまであと十分、そこにある小麦粉の袋の上で待っていてくださる?」
「……いや、祝いに来たわけではない。貴様に、現実的な提案をしに来たのだ」
ガレットは、私の隣まで歩み寄ってきました。
彼の表情は、戦場に向かう時よりも真剣で、どこか悲壮感すら漂っています。
「……チップ。貴様はクッキーと結婚すると言ったな。だが、クッキーは貴様の髪を洗うことも、重い薪を運ぶことも、深夜に及ぶ研究で冷えた貴様の肩に毛布をかけることもできん」
「それはそうですわね。クッキーは愛でるものであり、食べるものですもの。介護を求めるなんて、食べ物に対してあまりに無礼ですわ」
私は、当たり前のことを言う彼を不思議そうに見つめました。
「ならば、誰がその役目を負うのだ。貴様は一生、一人で粉にまみれて死ぬつもりか?」
「ええ。オーブンの熱に包まれて死ねるなら、それこそ職人の本懐ですわ!」
「……認めん。俺が認めん」
ガレットは、私の両肩をガッシリと掴みました。
その手の熱さと力強さに、私は思わず瞬きを繰り返しました。
「いいか、チップ。貴様の夫がクッキーだというのなら、俺は……俺は、その『夫(クッキー)』を焼き上げるための『オーブン』になり、貴様を守る『外壁』になろう」
「……はい? 辺境伯様、貴方、とうとう熱でも出されましたか? 人間がオーブンになれるわけありませんわ」
「比喩だ! ……つまり、だ。世間体というものがある。貴様が独り身でいるよりも、俺の妻という肩書きを持っていた方が、小麦粉の調達も、新しいオーブンの建設も、王都の貴族どもの嫌がらせを防ぐのも、すべてが円滑に進む」
ガレットは、顔を真っ赤にしながら一気に捲し立てました。
「貴様が愛するのはクッキーでいい。俺への愛など、粉の欠片ほどもなくて構わん。だが、俺に……貴様がクッキーを焼くための『環境』を、生涯守らせてはくれまいか。クッキーを焼く君を支える……言わば、サブ・ハズバンド(副夫)としてだ!」
「サブ……ハズバンド?」
私は、初めて聞く奇妙な単語に首を傾げました。
要するに、彼は私への一切の愛を求めず、ただひたすらに私の「クッキー活動」を全面的に支援し、護衛し、スポンサーであり続けるという、あまりにも都合の良い契約を申し出ているのです。
「……それは、私がどれだけ無茶な材料を求めても、魔物の巣窟に卵を拾いに行けと言っても、文句を言わないという意味かしら?」
「……ああ。俺の大剣は、そのためにある」
「深夜に突然オーブンを爆破しても、怒らずに片付けてくださる?」
「……修理代はバニラ領の予算で落とす」
「私がクッキーに夢中になって、三日三晩顔を合わせなくても、寂しがったりなさいませんこと?」
ガレットは一瞬、言葉に詰まったように唇を噛み締めましたが、すぐに力強く頷きました。
「……我慢しよう。それが、オーブンとしての務めだ」
私は、じっとガレットの瞳を見つめました。
そこにあるのは、打算のない、真っ直ぐな、そして救いようのない「お人好し」の光。
「……ふふ。いいでしょう、辺境伯様。貴方のその『オーブン根性』、気に入りましたわ」
私は、ボウルに残った生地の欠片を、ガレットの口にひょいと放り込みました。
「これが、私たちの『仮の契約』の証ですわ。焼き上がったら、改めて貴方を『私のクッキーを一番近くで見守る男』として任命して差し上げます」
「……っ。あ、甘い。……いや、美味いな」
ガレットは、クッキーの味に目を細めながら、ようやく安堵したように息を吐きました。
「お、お嬢様……。これ、実質的なプロポーズ成功ですよね? カッサン殿下が見たら、今度こそショックで泡を吹いて倒れますわよ」
シュガーさんが影でニヤニヤしていましたが、私には関係ありません。
私にあるのは、最強の「外壁」を手に入れたという安心感と、これから焼き上がる巨大なクッキーへの期待だけです。
「さあ、ガレット様! ボサッとしていないで、そこの予備の薪を運んでちょうだい! 私たちの披露宴は、世界で一番サクサクした戦場になるのですから!」
「……ああ。仰せのままに、我が主(マスター)」
こうして、私はクッキーと結婚し、そのクッキーを全力で守る男を「副夫」として従えるという、前代未聞の家庭を築くことになったのです。
0
あなたにおすすめの小説
天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎
ギルドで働くおっとり回復役リィナは、
自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。
……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!?
「転ばないで」
「可愛いって言うのは僕の役目」
「固定回復役だから。僕の」
優しいのに過保護。
仲間のはずなのに距離が近い。
しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。
鈍感で頑張り屋なリィナと、
策を捨てるほど恋に負けていくカイの、
コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕!
「遅いままでいい――置いていかないから。」
悪役令嬢まさかの『家出』
にとこん。
恋愛
王国の侯爵令嬢ルゥナ=フェリシェは、些細なすれ違いから突発的に家出をする。本人にとっては軽いお散歩のつもりだったが、方向音痴の彼女はそのまま隣国の帝国に迷い込み、なぜか牢獄に収監される羽目に。しかし無自覚な怪力と天然ぶりで脱獄してしまい、道に迷うたびに騒動を巻き起こす。
一方、婚約破棄を告げようとした王子レオニスは、当日にルゥナが失踪したことで騒然。王宮も侯爵家も大混乱となり、レオニス自身が捜索に出るが、恐らく最後まで彼女とは一度も出会えない。
ルゥナは道に迷っただけなのに、なぜか人助けを繰り返し、帝国の各地で英雄視されていく。そして気づけば彼女を慕う男たちが集まり始め、逆ハーレムの中心に。だが本人は一切自覚がなく、むしろ全員の好意に対して煙たがっている。
帰るつもりもなく、目的もなく、ただ好奇心のままに彷徨う“無害で最強な天然令嬢”による、帝国大騒動ギャグ恋愛コメディ、ここに開幕!
望まぬ結婚をさせられた私のもとに、死んだはずの護衛騎士が帰ってきました~不遇令嬢が世界一幸せな花嫁になるまで
越智屋ノマ
恋愛
「君を愛することはない」で始まった不遇な結婚――。
国王の命令でクラーヴァル公爵家へと嫁いだ伯爵令嬢ヴィオラ。しかし夫のルシウスに愛されることはなく、毎日つらい仕打ちを受けていた。
孤独に耐えるヴィオラにとって唯一の救いは、護衛騎士エデン・アーヴィスと過ごした日々の思い出だった。エデンは強くて誠実で、いつもヴィオラを守ってくれた……でも、彼はもういない。この国を襲った『災禍の竜』と相打ちになって、3年前に戦死してしまったのだから。
ある日、参加した夜会の席でヴィオラは窮地に立たされる。その夜会は夫の愛人が主催するもので、夫と結託してヴィオラを陥れようとしていたのだ。誰に救いを求めることもできず、絶体絶命の彼女を救ったのは――?
(……私の体が、勝手に動いている!?)
「地獄で悔いろ、下郎が。このエデン・アーヴィスの目の黒いうちは、ヴィオラ様に指一本触れさせはしない!」
死んだはずのエデンの魂が、ヴィオラの体に乗り移っていた!?
――これは、望まぬ結婚をさせられた伯爵令嬢ヴィオラと、死んだはずの護衛騎士エデンのふしぎな恋の物語。理不尽な夫になんて、もう絶対に負けません!!
何も決めなかった王国は、静かに席を失う』
ふわふわ
恋愛
王太子の婚約者として、
表には立たず、裏で国を支えてきた公爵令嬢ネフェリア。
だが――
彼女が追い出されたのは、嫉妬でも陰謀でもなかった。
ただ一つ、「決める役割」を、国が彼女一人に押しつけていたからだ。
婚約破棄の後、ネフェリアを失った王国は変わろうとする。
制度を整え、会議を重ね、慎重に、正しく――
けれどその“正しさ”は、何一つ決断を生まなかった。
一方、帝国は違った。
完璧ではなくとも、期限内に返事をする。
責任を分け、判断を止めない。
その差は、やがて「呼ばれない会議」「残らない席」「知らされない決定」となって現れる。
王国は滅びない。
だが、何も決めない国は、静かに舞台の外へ追いやられていく。
――そして迎える、最後の選択。
これは、
剣も魔法も振るわない“静かなざまぁ”。
何も決めなかった過去に、国そのものが向き合う物語。
大嫌いな従兄と結婚するぐらいなら…
みみぢあん
恋愛
子供の頃、両親を亡くしたベレニスは伯父のロンヴィル侯爵に引き取られた。 隣国の宣戦布告で戦争が始まり、伯父の頼みでベレニスは病弱な従妹のかわりに、側妃候補とは名ばかりの人質として、後宮へ入ることになった。 戦争が終わりベレニスが人質生活から解放されたら、伯父は後継者の従兄ジャコブと結婚させると約束する。 だがベレニスはジャコブが大嫌いなうえ、密かに思いを寄せる騎士フェルナンがいた。
君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中
枯渇聖女は婚約破棄され結婚絶対無理ランキング1位の辺境伯に言い寄られる
はなまる
恋愛
らすじ
フレイシアは10歳の頃母と一緒に魔物に遭遇。その時母はかなりの傷を負い亡くなりショックで喋れなくなtったがその時月の精霊の加護を受けて微力ながらも魔法が使えるようになった。
このニルス国では魔力を持っている人間はほとんどいなくて魔物討伐でけがを負った第二王子のジェリク殿下の怪我をほんの少し治せた事からジェリク殿下から聖女として王都に来るように誘われる。
フレイシアは戸惑いながらも淡い恋心を抱きジェリク殿下の申し出を受ける。
そして王都の聖教会で聖女として働くことになりジェリク殿下からも頼られ婚約者にもなってこの6年フレイシアはジェリク殿下の期待に応えようと必死だった。
だが、最近になってジェリクは治癒魔法が使えるカトリーナ公爵令嬢に気持ちを移してしまう。
その前からジェリク殿下の態度に不信感を抱いていたフレイシアは魔力をだんだん失くしていて、ついにジェリクから枯渇聖女と言われ婚約を破棄されおまけに群れ衣を着せられて王都から辺境に追放される事になった。
追放が決まり牢に入れられている間に月の精霊が現れフレイシアの魔力は回復し、翌日、辺境に向かう騎士3名と一緒に荷馬車に乗ってその途中で魔物に遭遇。フレイシアは想像を超える魔力を発揮する。
そんな力を持って辺境に‥
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。少し間が開いてしまいましたがよろしくです。
まったくの空想の異世界のお話。誤字脱字などご不快な点は平にご容赦お願いします。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。他のサイトにも投稿しています。
【完結】公爵家の秘密の愛娘
ゆきむらさり
恋愛
〔あらすじ〕📝グラント公爵家は王家に仕える名門の家柄。
過去の事情により、今だに独身の当主ダリウス。国王から懇願され、ようやく伯爵未亡人との婚姻を決める。
そんな時、グラント公爵ダリウスの元へと現れたのは1人の少女アンジェラ。
「パパ……私はあなたの娘です」
名乗り出るアンジェラ。
◇
アンジェラが現れたことにより、グラント公爵家は一変。伯爵未亡人との再婚もあやふや。しかも、アンジェラが道中に出逢った人物はまさかの王族。
この時からアンジェラの世界も一変。華やかに色付き出す。
初めはよそよそしいグラント公爵ダリウス(パパ)だが、次第に娘アンジェラを気に掛けるように……。
母娘2代のハッピーライフ&淑女達と貴公子達の恋模様💞
🔶設定などは独自の世界観でご都合主義となります。ハピエン💞
🔶稚拙ながらもHOTランキング(最高20位)に入れて頂き(2025.5.9)、ありがとうございます🙇♀️
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる