10 / 28
10
しおりを挟む
「……お嬢様。今の、聞こえていましたよね? 『お断りする』って。一点の曇りもない、純度百パーセントの拒絶でしたよ」
食堂の隅で、アンナが憐れむような目で私を見ています。
周囲の騎士さんたちも、まるで「見てはいけないものを見てしまった」という顔で、静かにスープを啜っていました。
しかし、私はと言えば。
「アンナ、あなたには分からないのかしら。今の、閣下との『魂のキャッチボール』の素晴らしさが!」
私は両手を組み、胸の前で握りしめました。
「キャッチボール? 暴速球を顔面に食らって、鼻血を出しているようにしか見えませんでしたが」
「いいえ! 見てなさいな、あのレスポンスの速さを! 普通、あんな突拍子もない告白をされたら、戸惑ったり引いたりして数秒は固まるものですわ。なのに閣下は、わずか零点一秒で答えを出された。これはつまり、私を『無視できない脅威……いいえ、存在』として、脳がフル回転で処理してくださった証拠ですわ!」
「……ポジティブの方向性が、もはや崖っぷちを越えて空を飛んでいますね」
私は拳を握り、去っていったアレクセイ様の背中――その、軍服越しでも分かる厚い背中の筋肉――を眼球に焼き付けました。
「振られるなんて、筋肉のトレーニングで言えば『限界(オールアウト)』を迎えたのと同じことよ。そこからが本当の成長の始まりなの! 筋肉は一度壊れてから、より強く再生される……。私の恋心も今、超回復の真っ最中よ!」
「心臓にプロテインでも詰まってるんですか、お嬢様は」
私はそのまま、アレクセイ様がスープを吹き出したテーブルへと突進しました。
「さあ、まずはこの惨状を片付けるわ! 仕事ができる女であることを、行動で示すのよ!」
私は懐から取り出した雑巾(さっきのとは別の、清潔なものですよ!)を手に、凄まじい手つきでテーブルを磨き始めました。
「閣下の吐息……いいえ、スープがかかったこのテーブル……。拭き取るのがもったいないけれど、清潔感こそが愛の基本! はっ、はっ、はっ!!」
私の手の動きは、もはや肉眼では捉えきれない残像となっていました。
通りかかった給仕の女性が、「ひっ!」と短い悲鳴を上げて避けていきます。
「……お嬢様、もう十分です。テーブルの木目が消えるまで磨く気ですか」
アンナが制止する頃には、アレクセイ様が座っていた席の周りだけが、鏡面仕上げのように輝いていました。
「よし、次は庭よ! さっき中庭を通った時、枯れ葉が数枚落ちているのが気になっていたの!」
「……あの、お嬢様。閣下は『明日の朝には村へ送る』と仰っていましたよね? 居座る気満々ですが、不法侵入で捕まりますよ?」
「捕まっても構いませんわ! 牢屋の格子を鉄アレイ代わりにして懸垂するだけですもの!」
私は食堂を飛び出し、執務室へと続く廊下でアレクセイ様を待ち伏せ……いえ、偶然を装って再会することにしました。
案の定、五分後。
書類を抱えたエドワードさんと共に、アレクセイ様が歩いてくるのが見えました。
「閣下! 食後の一周スクワットはお済みですか!?」
「……また貴様か。なぜまだ城内にいる」
アレクセイ様は露骨に嫌そうな顔をしました。その眉間の皺を、指でアイロンがけしてあげたいくらいです。
「閣下、先ほどは素敵な拒絶をありがとうございました! おかげで私の恋の筋肉が、過去最高にパンプアップしております!」
「……エドワード。やはり、この女の精神鑑定を……」
「閣下、お願いです! 私を村へ送るなどと言わず、ここで雇ってください! 掃除婦が足りているというなら、庭の石ころを一つずつ磨き上げる『石磨き係』でも構いません!」
「そんな役職はない」
「では、『アレクセイ様が歩く前の地面を平らにならす係』はどうでしょう!? 閣下の足首への負担を最小限に抑えますわ!」
「……貴様。そんなにこの城にいたいのか」
アレクセイ様が、ふと足を止めました。
その氷のような瞳が、真剣に私を捉えます。
「はい! 閣下の筋肉……いいえ、閣下ご自身と、この素晴らしい筋肉の聖地をお守りしたいのです!」
「…………」
アレクセイ様はしばし沈黙しました。
そして、隣にいるエドワードさんに、ボソッと呟きました。
「……この女を外に放り出したら、どうなると思う」
「間違いなく、城門の前で閣下の名前を叫びながら、凍死するまでスクワットを続けるでしょうね。そして翌朝には、完璧なフォームの氷像になっているかと」
「……だろうな。死なれては寝覚めが悪い」
アレクセイ様は深く、深ーくため息を吐くと、私を指差しました。
「いいか、メリー・バートン。一週間だ。一週間の間、庭の掃除と雑用を完璧にこなしてみせろ。ただし、私の半径三メートル以内に近づくことは禁止する」
「三メートル!? ……くっ、遠い。ですが、閣下のオーラを感じるには十分な距離ですわ! 承知いたしました!」
「……返事だけはいいな」
こうして、私は正式に(?)ヴォルカノフ城の「雑用係兼・庭掃除担当」としての地位を確立したのでした。
「お嬢様……本当に居座ることに成功しましたね。私はもう、自分の主人のことが分かりません」
「ふふん、アンナ。愛は岩をも通す……いいえ、愛は辺境伯のガードをも突き破るのよ!」
私の「追放ライフ」という名の「推し活サバイバル」。
まずは、この広大な庭を「世界一筋肉に優しい空間」にすることから始めるとしましょう!
食堂の隅で、アンナが憐れむような目で私を見ています。
周囲の騎士さんたちも、まるで「見てはいけないものを見てしまった」という顔で、静かにスープを啜っていました。
しかし、私はと言えば。
「アンナ、あなたには分からないのかしら。今の、閣下との『魂のキャッチボール』の素晴らしさが!」
私は両手を組み、胸の前で握りしめました。
「キャッチボール? 暴速球を顔面に食らって、鼻血を出しているようにしか見えませんでしたが」
「いいえ! 見てなさいな、あのレスポンスの速さを! 普通、あんな突拍子もない告白をされたら、戸惑ったり引いたりして数秒は固まるものですわ。なのに閣下は、わずか零点一秒で答えを出された。これはつまり、私を『無視できない脅威……いいえ、存在』として、脳がフル回転で処理してくださった証拠ですわ!」
「……ポジティブの方向性が、もはや崖っぷちを越えて空を飛んでいますね」
私は拳を握り、去っていったアレクセイ様の背中――その、軍服越しでも分かる厚い背中の筋肉――を眼球に焼き付けました。
「振られるなんて、筋肉のトレーニングで言えば『限界(オールアウト)』を迎えたのと同じことよ。そこからが本当の成長の始まりなの! 筋肉は一度壊れてから、より強く再生される……。私の恋心も今、超回復の真っ最中よ!」
「心臓にプロテインでも詰まってるんですか、お嬢様は」
私はそのまま、アレクセイ様がスープを吹き出したテーブルへと突進しました。
「さあ、まずはこの惨状を片付けるわ! 仕事ができる女であることを、行動で示すのよ!」
私は懐から取り出した雑巾(さっきのとは別の、清潔なものですよ!)を手に、凄まじい手つきでテーブルを磨き始めました。
「閣下の吐息……いいえ、スープがかかったこのテーブル……。拭き取るのがもったいないけれど、清潔感こそが愛の基本! はっ、はっ、はっ!!」
私の手の動きは、もはや肉眼では捉えきれない残像となっていました。
通りかかった給仕の女性が、「ひっ!」と短い悲鳴を上げて避けていきます。
「……お嬢様、もう十分です。テーブルの木目が消えるまで磨く気ですか」
アンナが制止する頃には、アレクセイ様が座っていた席の周りだけが、鏡面仕上げのように輝いていました。
「よし、次は庭よ! さっき中庭を通った時、枯れ葉が数枚落ちているのが気になっていたの!」
「……あの、お嬢様。閣下は『明日の朝には村へ送る』と仰っていましたよね? 居座る気満々ですが、不法侵入で捕まりますよ?」
「捕まっても構いませんわ! 牢屋の格子を鉄アレイ代わりにして懸垂するだけですもの!」
私は食堂を飛び出し、執務室へと続く廊下でアレクセイ様を待ち伏せ……いえ、偶然を装って再会することにしました。
案の定、五分後。
書類を抱えたエドワードさんと共に、アレクセイ様が歩いてくるのが見えました。
「閣下! 食後の一周スクワットはお済みですか!?」
「……また貴様か。なぜまだ城内にいる」
アレクセイ様は露骨に嫌そうな顔をしました。その眉間の皺を、指でアイロンがけしてあげたいくらいです。
「閣下、先ほどは素敵な拒絶をありがとうございました! おかげで私の恋の筋肉が、過去最高にパンプアップしております!」
「……エドワード。やはり、この女の精神鑑定を……」
「閣下、お願いです! 私を村へ送るなどと言わず、ここで雇ってください! 掃除婦が足りているというなら、庭の石ころを一つずつ磨き上げる『石磨き係』でも構いません!」
「そんな役職はない」
「では、『アレクセイ様が歩く前の地面を平らにならす係』はどうでしょう!? 閣下の足首への負担を最小限に抑えますわ!」
「……貴様。そんなにこの城にいたいのか」
アレクセイ様が、ふと足を止めました。
その氷のような瞳が、真剣に私を捉えます。
「はい! 閣下の筋肉……いいえ、閣下ご自身と、この素晴らしい筋肉の聖地をお守りしたいのです!」
「…………」
アレクセイ様はしばし沈黙しました。
そして、隣にいるエドワードさんに、ボソッと呟きました。
「……この女を外に放り出したら、どうなると思う」
「間違いなく、城門の前で閣下の名前を叫びながら、凍死するまでスクワットを続けるでしょうね。そして翌朝には、完璧なフォームの氷像になっているかと」
「……だろうな。死なれては寝覚めが悪い」
アレクセイ様は深く、深ーくため息を吐くと、私を指差しました。
「いいか、メリー・バートン。一週間だ。一週間の間、庭の掃除と雑用を完璧にこなしてみせろ。ただし、私の半径三メートル以内に近づくことは禁止する」
「三メートル!? ……くっ、遠い。ですが、閣下のオーラを感じるには十分な距離ですわ! 承知いたしました!」
「……返事だけはいいな」
こうして、私は正式に(?)ヴォルカノフ城の「雑用係兼・庭掃除担当」としての地位を確立したのでした。
「お嬢様……本当に居座ることに成功しましたね。私はもう、自分の主人のことが分かりません」
「ふふん、アンナ。愛は岩をも通す……いいえ、愛は辺境伯のガードをも突き破るのよ!」
私の「追放ライフ」という名の「推し活サバイバル」。
まずは、この広大な庭を「世界一筋肉に優しい空間」にすることから始めるとしましょう!
1
あなたにおすすめの小説
居候と婚約者が手を組んでいた!
すみ 小桜(sumitan)
恋愛
グリンマトル伯爵家の一人娘のレネットは、前世の記憶を持っていた。前世は体が弱く入院しそのまま亡くなった。その為、病気に苦しむ人を助けたいと思い薬師になる事に。幸いの事に、家業は薬師だったので、いざ学校へ。本来は17歳から通う学校へ7歳から行く事に。ほらそこは、転生者だから!
って、王都の学校だったので寮生活で、数年後に帰ってみると居候がいるではないですか!
父親の妹家族のウルミーシュ子爵家だった。同じ年の従姉妹アンナがこれまたわがまま。
アンアの母親で父親の妹のエルダがこれまたくせ者で。
最悪な事態が起き、レネットの思い描いていた未来は消え去った。家族と末永く幸せと願った未来が――。
婚約破棄を申し入れたのは、父です ― 王子様、あなたの企みはお見通しです!
みかぼう。
恋愛
公爵令嬢クラリッサ・エインズワースは、王太子ルーファスの婚約者。
幼い日に「共に国を守ろう」と誓い合ったはずの彼は、
いま、別の令嬢マリアンヌに微笑んでいた。
そして――年末の舞踏会の夜。
「――この婚約、我らエインズワース家の名において、破棄させていただきます!」
エインズワース公爵が力強く宣言した瞬間、
王国の均衡は揺らぎ始める。
誇りを捨てず、誠実を貫く娘。
政の闇に挑む父。
陰謀を暴かんと手を伸ばす宰相の子。
そして――再び立ち上がる若き王女。
――沈黙は逃げではなく、力の証。
公爵令嬢の誇りが、王国の未来を変える。
――荘厳で静謐な政略ロマンス。
(本作品は小説家になろうにも掲載中です)
何も決めなかった王国は、静かに席を失う』
ふわふわ
恋愛
王太子の婚約者として、
表には立たず、裏で国を支えてきた公爵令嬢ネフェリア。
だが――
彼女が追い出されたのは、嫉妬でも陰謀でもなかった。
ただ一つ、「決める役割」を、国が彼女一人に押しつけていたからだ。
婚約破棄の後、ネフェリアを失った王国は変わろうとする。
制度を整え、会議を重ね、慎重に、正しく――
けれどその“正しさ”は、何一つ決断を生まなかった。
一方、帝国は違った。
完璧ではなくとも、期限内に返事をする。
責任を分け、判断を止めない。
その差は、やがて「呼ばれない会議」「残らない席」「知らされない決定」となって現れる。
王国は滅びない。
だが、何も決めない国は、静かに舞台の外へ追いやられていく。
――そして迎える、最後の選択。
これは、
剣も魔法も振るわない“静かなざまぁ”。
何も決めなかった過去に、国そのものが向き合う物語。
白い結婚で結構ですわ。愛人持ちの夫に興味はありません
鍛高譚
恋愛
公爵令嬢ルチアーナは、王太子アルベルトとの政略結婚を命じられた。だが彼にはすでに愛する女性がいた。そこでルチアーナは、夫婦の義務を果たさない“白い結婚”を提案し、お互いに干渉しない関係を築くことに成功する。
「夫婦としての役目を求めないでくださいませ。その代わり、わたくしも自由にさせていただきますわ」
そうして始まった王太子妃としての優雅な生活。社交界では完璧な妃を演じつつ、裏では趣味の読書やお茶会を存分に楽しみ、面倒ごととは距離を置くつもりだった。
——だが、夫は次第にルチアーナを気にし始める。
「最近、おまえが気になるんだ」
「もっと夫婦としての時間を持たないか?」
今さらそんなことを言われても、もう遅いのですわ。
愛人を優先しておいて、後になって本妻に興味を持つなんて、そんな都合の良い話はお断り。
わたくしは、自由を守るために、今日も紅茶を嗜みながら優雅に過ごしますわ——。
政略結婚から始まる痛快ざまぁ! 夫の後悔なんて知りませんわ
“白い結婚”を謳歌する令嬢の、自由気ままなラブ&ざまぁストーリー!
【完】出来損ない令嬢は、双子の娘を持つ公爵様と契約結婚する~いつの間にか公爵様と7歳のかわいい双子たちに、めいっぱい溺愛されていました~
夏芽空
恋愛
子爵令嬢のエレナは、常に優秀な妹と比較され家族からひどい扱いを受けてきた。
しかし彼女は7歳の双子の娘を持つ公爵――ジオルトと契約結婚したことで、最低な家族の元を離れることができた。
しかも、条件は最高。公の場で妻を演じる以外は自由に過ごしていい上に、さらには給料までも出してくてれるという。
夢のような生活を手に入れた――と、思ったのもつかの間。
いきなり事件が発生してしまう。
結婚したその翌日に、双子の姉が令嬢教育の教育係をやめさせてしまった。
しかもジオルトは仕事で出かけていて、帰ってくるのはなんと一週間後だ。
(こうなったら、私がなんとかするしかないわ!)
腹をくくったエレナは、おもいきった行動を起こす。
それがきっかけとなり、ちょっと癖のある美少女双子義娘と、彼女たちよりもさらに癖の強いジオルトとの距離が縮まっていくのだった――。
断罪後の気楽な隠居生活をぶち壊したのは誰です!〜ここが乙女ゲームの世界だったなんて聞いていない〜
白雲八鈴
恋愛
全ては勘違いから始まった。
私はこの国の王子の一人であるラートウィンクルム殿下の婚約者だった。だけどこれは政略的な婚約。私を大人たちが良いように使おうとして『白銀の聖女』なんて通り名まで与えられた。
けれど、所詮偽物。本物が現れた時に私は気付かされた。あれ?もしかしてこの世界は乙女ゲームの世界なのでは?
関わり合う事を避け、婚約者の王子様から「貴様との婚約は破棄だ!」というお言葉をいただきました。
竜の谷に追放された私が血だらけの鎧を拾い。未だに乙女ゲームの世界から抜け出せていないのではと内心モヤモヤと思いながら過ごして行くことから始まる物語。
『私の居場所を奪った聖女様、貴女は何がしたいの?国を滅ぼしたい?』
❋王都スタンピード編完結。次回投稿までかなりの時間が開くため、一旦閉じます。完結表記ですが、王都編が完結したと捉えてもらえればありがたいです。
*乙女ゲーム要素は少ないです。どちらかと言うとファンタジー要素の方が強いです。
*表現が不適切なところがあるかもしれませんが、その事に対して推奨しているわけではありません。物語としての表現です。不快であればそのまま閉じてください。
*いつもどおり程々に誤字脱字はあると思います。確認はしておりますが、どうしても漏れてしまっています。
*他のサイトでは別のタイトル名で投稿しております。小説家になろう様では異世界恋愛部門で日間8位となる評価をいただきました。
婚約破棄された私は、処刑台へ送られるそうです
秋月乃衣
恋愛
ある日システィーナは婚約者であるイデオンの王子クロードから、王宮敷地内に存在する聖堂へと呼び出される。
そこで聖女への非道な行いを咎められ、婚約破棄を言い渡された挙句投獄されることとなる。
いわれの無い罪を否定する機会すら与えられず、寒く冷たい牢の中で断頭台に登るその時を待つシスティーナだったが──
他サイト様でも掲載しております。
とある令嬢の優雅な別れ方 〜婚約破棄されたので、笑顔で地獄へお送りいたします〜
入多麗夜
恋愛
【完結まで執筆済!】
社交界を賑わせた婚約披露の茶会。
令嬢セリーヌ・リュミエールは、婚約者から突きつけられる。
「真実の愛を見つけたんだ」
それは、信じた誠実も、築いてきた未来も踏みにじる裏切りだった。だが、彼女は微笑んだ。
愛よりも冷たく、そして美しく。
笑顔で地獄へお送りいたします――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる