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バレた秘密③(美咲ver)
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葵先輩にバレたその日私は涙をこらえて家に帰った。
「あら、おかえり。早かったわね。ご飯食べたの?ケーキ予約してくれた?」
やたらと機嫌の良い母親に心底嫌気がさした。
「ごめん、予約できてない。ご飯はいらないから。」
それだけ言って部屋へ駆け込んだ。
涙は出なかった。
泣きたかった。でも、私にそんな資格があるのだろうか。
これは自業自得だ。当然の報いだ。
先輩の傷付いた顔が頭から離れない。
次の日学校へ行った。
部活が無い日だったので先輩と会うことはなかった。
「美咲?どうかした?」
香澄ちゃんが話しかけてきた。
上手に隠せていたはずだったのに流石香澄ちゃんだった。
「いや……。」
「どうしたの?」
香澄ちゃんの優しくて力強い声で話してくれる。
「先輩のこと傷つけちゃって…。全部私のせいで。取り返しのつかないことをしちゃった。」
「なんで取り返しつかないの?」
「私に先輩とこれ以上関わる資格なんてないよ…。」
「よくわからないけど先輩のこと傷つけちゃったなら責任持って先輩が笑えるようにしないと。多分それが出来るのは美咲だけでし
ょ。」
香澄ちゃんの言葉が胸に刺さる。
葵先輩のとても幸せそうだった顔が蘇る。それから、あのとても傷ついた辛そうな顔も。
全部葵先輩が私に見せた顔だ。
私に向けた顔だった。
「でも、私先輩のこと関わる資格もこれ以上好きになる資格も無いんだよ。」
「そんな資格いらないよ!」
「……。」
「美咲、勇気出して。好きなんでしょ?先輩のこと。」
「うん………。大好き。」
堪えてた涙が溢れる。
「ありがとう。香澄ちゃん。」
「うん!」
「あら、おかえり。早かったわね。ご飯食べたの?ケーキ予約してくれた?」
やたらと機嫌の良い母親に心底嫌気がさした。
「ごめん、予約できてない。ご飯はいらないから。」
それだけ言って部屋へ駆け込んだ。
涙は出なかった。
泣きたかった。でも、私にそんな資格があるのだろうか。
これは自業自得だ。当然の報いだ。
先輩の傷付いた顔が頭から離れない。
次の日学校へ行った。
部活が無い日だったので先輩と会うことはなかった。
「美咲?どうかした?」
香澄ちゃんが話しかけてきた。
上手に隠せていたはずだったのに流石香澄ちゃんだった。
「いや……。」
「どうしたの?」
香澄ちゃんの優しくて力強い声で話してくれる。
「先輩のこと傷つけちゃって…。全部私のせいで。取り返しのつかないことをしちゃった。」
「なんで取り返しつかないの?」
「私に先輩とこれ以上関わる資格なんてないよ…。」
「よくわからないけど先輩のこと傷つけちゃったなら責任持って先輩が笑えるようにしないと。多分それが出来るのは美咲だけでし
ょ。」
香澄ちゃんの言葉が胸に刺さる。
葵先輩のとても幸せそうだった顔が蘇る。それから、あのとても傷ついた辛そうな顔も。
全部葵先輩が私に見せた顔だ。
私に向けた顔だった。
「でも、私先輩のこと関わる資格もこれ以上好きになる資格も無いんだよ。」
「そんな資格いらないよ!」
「……。」
「美咲、勇気出して。好きなんでしょ?先輩のこと。」
「うん………。大好き。」
堪えてた涙が溢れる。
「ありがとう。香澄ちゃん。」
「うん!」
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