魔法少女はそこにいる。

五月七日ヤマネコ

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第二章 魔法少年唯一無二(オンリーワン)

魔法対抗戦 01

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 翌日、イクローは周囲の魔法少女の好奇の視線にさらされながら居心地悪い思いで授業を受けていた。
 まぁ、何せ魔法『少女』しかいない学園でたった一人男子生徒がいるのだから、それは仕方のない事だろう。
 授業が終わるとキルカがとてとて、と彼の元へとやってきた。

「イキロ」

「なんだ?」

 彼が返事をすると、彼女は手を開いた。
 そこには白い彼女の手のひらに載るくらいの小さなリボンがあった。

「これはなに?」

「これは魔法対抗戦マギエ・ルードゥス用のリボンなの。 これをお互いに戦って奪い合うのよ」

 彼はリボンをつまみ上げてしげしげと眺めた。

「ああ、なるほどなぁ。 ありがとよ」

 イクローはキルカに笑いかけると彼女もふんわりとした笑みを返した。

 それにしても昨日の彼女に会った瞬間のあの感じはなんだったのだろう? と彼は思い出して考え込んだ。
 今でもよくわからないのだ。
 だが完全に彼女を信用してしまっている自分もいる。
 歩いて自分の席へ帰っていくキルカの背中をぼんやりと見つめながら、彼はその不思議な気持ちを思い出す。


「あのう……」

 ふいに、とある女子生徒に声をかけられてイクローはハッとしてその少女を見た。

「これを受け取ってもらえませんか?」

 少女は少し照れ臭そうに頬を赤く染めながら何やら箱を手渡した。

「え? え? マジで? お、俺に?」

 これは教師の黒井が言っていたようにモテモテで告白されてプレゼントをもらうとかそういうイベントなのか? と彼はごくり、と唾をのみ込んだ。

「ルードゥス頑張ってください! 二年の女子はあなたを応援してますよ!」

 彼女は笑ってそう言って箱を置いてすたすたと去っていった。

「あ、あれ? イベントじゃないの?」

 イクローは少し拍子抜けした気分でその箱を開けてみた。

 そこにはたくさんの、さっき彼がキルカから受け取ったのと同じリボンが入っている。

「なんだこれ? どういう事だ?」

 同封されていた手紙を開くと、便箋数枚分にわたりびっしりと恐らくはこのリボンの持ち主だっただろう女子生徒の名前が書かれていて、一言ずつがんばってください、とか期待しています、とかのメッセージが添えられていた。
 それを見て彼が首を捻っているとルーが通りがかって、意味ありげな顔で微笑んだ。

「あらあら……これはバレッタの言う通り今回のダークホースはあなたかしらね?」

「ルーか、俺さっぱり意味がわからないんだけど?」

 彼女は手紙をイクローの手から取り上げると中を見て、目を丸くした。

「すごいわね! これ二年生半分以上の数じゃない!」

「どういうことだ?」

「魔法少女って言ってもほとんどはそんなに強い魔力を持っているわけじゃないでしょ? そういう戦いに参加できない子はね、推しにこうしてリボンを渡して思いを託すのよ。 ルードゥスはこのリボンの奪い合い。 つまりあなたは開始前からこれだけの数のアドバンテージを持ったって事」

「じゃあ、これって……」

「あなたはこれだけの子たちの想いを託されて、ルードゥスに挑まないといけない、って事よ」

 イクローは少し真面目な顔になって、そして口元に不敵な笑みを浮かべた。

「そりゃ……がんばらなきゃいけないな」

 ルーは楽し気に頷いた。

「まぁ、あなたの事は私たち第一生徒会が全力でサポートするから、そこは安心して?」

「ありがとよ」




 昼休みになり、第一生徒会メンバーは第一生徒会室で食事を取りながら魔法対抗戦の事を話し合っていた。

「バレッタ、アオイ。 初日の今日はあなたたちがイキロをサポートしてなの」

 キルカが一年生二人に言うと二人は頷いた。

「わたしとスピカは適当に見つからないように待機するの。 へたにわたしたちが動くとみんな隠れてしまうの。 ルーはなるべく離れた所から狙撃でサポートなの」

 それを聞いてスピカとルーも頷いた。

「センパイ! このバレッタちゃんがいる限り泥船に乗ったつもりで安心するっす!」

「いや泥船じゃダメだろ……」

 イクローのツッコミにみんな少し笑った。

「……生徒会で運営からもらってきた、事前情報なの」

 キルカは何やらプリントを広げて机に置いた。

「事前情報?」

「なのなの」

 イクローが聞くと彼女はこくこくと頷いた。

「開始前の仮順位なの」

「なんだ仮順位ってのは?」

 キルカが人差し指を立てた。

「イキロは二年生の子たちからリボンをもらったのね?」

「ああ、もらった」

「他にもああいう風にリボンをもらう子がいるの」

「それはそうだろうな」

 キルカはこくこく、とまた頷いた。

「だから開始前の今の状況で仮の順位表が出るのよ」

 彼女が広げた紙をみんなで覗き込むと、それにはこう記してあった。

 暫定1位 キルカ・ハニーオランジェ・ティアマト  120ポイント
 暫定2位 圓道イクロー  100ポイント
 暫定3位 ライアット・ダムガルヌンナ・ダムキナ  90ポイント

「待て待て待て!! 俺、俺が2位?」

 イクローは驚いて思わず叫んだ。
 キルカは表情を変えずにこくこく、と頷いた。

「なのなの。 それだけあなたはみんなに期待されてるのよ」

「……マジかよ。 プレッシャーでかいなぁ」

 イクローが肩を落とすとアオイとバレッタが笑いながら彼の肩を叩いた。

「わたしたちを信じてください、イクローさん!」

「そうっすよ! そもそも暫定順位のここを見るっす」

 バレッタが指し示た所には、暫定8位 バレッタ・パッラ・ベレッタ  45ポイント と書かれていた。

「あたしもそこそこ上位っすから。 二人でみんな蹴散らしちまえば、優勝も夢じゃないっす!」

「おお……お前やる気だな……」

 イクローはバレッタに力なく笑いかけた。


 午後の授業が一時間終わると、次の時間から夜通し魔法対抗戦マギエ・ルードゥスが始まる。
 そう夜通しだ。
 これはより実戦に近い訓練、という意味合いもある。
 安全に休む場所を確保する事も大事なのだ。
 明日は授業がなく一日中ルードゥスになる。
 それが翌々日の昼まで続き、最後に一番リボンを持っていた者が優勝するのである。

 授業終了十分前に、突然教壇に立っていた黒井瑪瑙くろい・めのうは授業をやめて、ニヤリと笑うと生徒たちに言った。

「お前たち! 魔導鎧マギカ・アルマを身に付けろ! 魔導杖ロッドも出せ!」

 生徒たちは歓声を上げた。
 ルードゥスは授業終了のチャイムが開始の合図なのだ。
 参加する生徒は全員一斉に森を目指して走る。
 つまり、魔導鎧を付け、魔導杖をすでに装備できているならば、確実に有利なのだ。

「私にしてやれるのはそれくらいだからな! お前ら、ルードゥスを楽しめ!」

 黒井はそう言ってタバコを咥えると魔法でそれに火をつけた。

 生徒たちはそれぞれ色とりどりの魔導鎧に姿を変え、参加しない生徒たちは参加者に声援を送ったりしている。
 イクローも魔導鎧を出した。
 真っ赤な手甲ガントレットに胸当てだけ、という良くいえば非常にシンプル、悪く言えば防御力はそれで大丈夫なのかと心配になるようなモノだ。

「圓道、お前そんなので大丈夫なのか? まぁ、初心者だから仕方ないが。 みんなの期待をくれぐれも裏切るなよ?」

 黒井が彼の所へ来て彼の頭をぐりぐりと強くかき回すようにして言う。

「大丈夫っすよ、黒井先生! 俺は防御の弱さを体術でカバーできるように鍛えてるんで!」

 イクローは白い歯を見せて言うと昨日黒井に付けられたピアスを触って目を閉じた。

(あ、これかな?)

 彼はそこからフィードバックされる魔力を形として思い浮かべる、それは彼の中でだんだんと具体的な形になり……具現化した。

 それは『槍』だった。
 まるで伝説のアーサー王の持つロンゴミニアドのような突撃槍のような形状をしていた。

「ほう。 お前の魔導杖は槍か」

 黒井が感心したように言った。

「なんだか……めちゃくちゃ手に馴染むというか、不思議な感じです」

 イクローは槍を軽く振ってみながらそう呟くように言った。

「当たり前だ。 魔導杖ってのはな、持ち主の精神の一部が具現化するんだから。 いわば自分の一部だぞ? 馴染まないわけがあるか」

「そうっすよね!」

 イクローは少し情けない顔で笑った。
 そして今日は直接参加はしないキルカとスピカ、ルーの方を見て、その新たに生まれた槍の魔導杖を振り上げて叫んだ。

「いってくるぜ!」

「がんばってなの」

 キルカは彼にふんわりと笑顔を向けた。
 スピカは不安そうに彼を見つめ、ルーはウインクをして右手二本指を顔の前で振った。

 そして終業のチャイムが鳴り響いた。

「よしお前ら! 行ってこい!!」

 黒井が笑いながら叫んだ。

 一斉に魔法対抗戦マギエ・ルードゥス参加者の魔法少女たちが学校の廊下を駆けだす。
 校舎を出るまでは敵勢力の相手にも攻撃を加えてはいけない、それがルールだ。

「ははっ! 黒井先生のおかげで先頭集団に入れたぜ!」

 イクローは廊下を走りながら快哉を叫んだ。
 周りには同じクラスの魔法少女たちが走っている。
 黒井の狙いはこういう事なのだ。
 先に魔導鎧マギカ・アルマを発動さえしておけばいきなり魔法の力うぃ使って走れるので確実に先手を取れるのだ。
 あとはアオイとバレッタと合流するだけである。
 一年生の教室は一階なので二年のイクローよりも早く外に出られるはずだ。

圓道えんどうくん! 森で会ったら覚悟してね!」

 同じクラスの魔法少女の一人がそう叫んで大きくジャンプして空中を高速で移動していった。

「おお! ……風属性のヤツはやっぱ速いな!」

 彼女が風の属性だという事を示す緑色の魔法光を引いて飛んでいくのを眺めてイクローは独り言ちた。
 敷地内のルードゥス用の結界はもちろん高度制限もあるのであまり高くは飛べないが、地面を走るよりはやはりよっぽど速かった。
 他の属性、地、水、火だと空を飛んでも風属性ほど速くは飛べない。
 下手をすれば走るほうが速かったりもするのだ。
 そしてこのルードゥスはそれぞれ四つの生徒会に属して戦うので、同じクラスでも同じ陣営でなければ敵同士である。
 先ほどの少女とも戦う事になるのかもしれない。
 これは四つの王国に卒業後属する事になる彼女たちのためのシミュレーションでもあるのだ。

 すると彼の元へ同じ風属性の魔法光を纏った一人の魔法少女が飛んできた。
 思わず彼は一瞬身構えたが、その姿を見て警戒を解いた。

「バレッタ! お前も風属性か!」

「センパイ! こっちっす!」

 彼女はイクローの手を掴むと、そのまま二人で飛び上がって森の方向へと速度を上げた。
 二人分の重量だというのにものすごい速さだった。
 先ほど彼を置いていった同じクラスの少女に追いつきそうである。

「……昨日のトレーニングもそうだけど……お前、すごいヤツだな!」

 イクローが思わず彼女を見上げながら叫ぶと、バレッタは彼に視線を移して、にぱ、と笑った。

 そして前を行くその少女に追いつくと、いきなり少女をバレッタは蹴り飛ばして、その少女はつんのめるように地面に落ちて激しく土煙を上げた。
 彼女が地上でぐったりとしたまま動かなくなり、バレッタの前にふっ、と彼女のリボンが現れると白い光の粒になって消えてバレッタのリボンへと吸い込まれていった。

「ひとつゲットっす!」

 彼女はまた、にぱ、と笑う。
 それを見てイクローは愕然として呟いた。。

「よ、容赦ねえな……てか、もう攻撃していいのか?」

 彼のその問いにバレッタは地上を指さした。
 そこはもうすでに森の入り口であった。
 攻撃可能を示す魔法の光る赤いラインからわずかに数十センチ内側である。

「センパイ! このまま進んでくださいっす。 あたしはここでちょっと数を減らしてから追いつきますっす」

 バレッタはそう言って地上に降りると彼の手を放して胸のあたりで両手をクロスさせると彼女の魔導杖ロッド魔神銃マシンガンを構えた。

「わ、わかった! 気を付けろよ? バレッタ!」

 彼がそう叫んで駆けだすと彼女は、にぱ、と笑う。

「センパイ、あたしを誰だと思ってんすか?」

 バレッタは言って、魔神銃を手を左右に大きく広げて通せんぼをするような恰好でそこに立った。

「さぁ! いよいよ今期の魔法対抗戦マギエ・ルードゥスの開戦の火蓋が切られましたぁ!!」

 放送部による校内放送が魔法放送で始まり、全生徒の耳に流れ始めた。

「実況は第三生徒会書記のこの私、エミシオン・ヴィシラーニがお送りします!!」

 元気のいい声で実況の少女が叫ぶと校内から歓声が上がった。

 イクローはひた走って、なんとか森の木の影へと入ると周囲の様子を窺った。
 もうかなり遠いが押し寄せる魔法少女の集団の前に両手を開いて立ちふさがるバレッタの姿が確認できた。

「あ、あいつ……大丈夫なのか?」

 バレッタは不敵な笑顔を顔に貼り付けたまま、魔法少女たちが攻撃可能ラインを越えてくるのを待った。
 彼女は両手を広げたまま、その足元から土煙を上げ始めて、少しずつ自ら回転を始めた。
 そしてオレンジ色の竜巻のようになるとそのまま空中へと飛び上がっていった。
 まるで高速で回転する竹とんぼのように。

 そして魔法少女の集団がラインを超えるのを見計らったように。
 オレンジ色の竜巻はそこへと急降下していった。

回転式超弩級魔神銃ローリング・バスター・マシンガン!!」

 竜巻から無数の弾丸が発射され、それらは不自然な弾道を描いて、彼女の周りと一緒に回りだした。
 そのままの状態で竜巻が魔法少女たちの集団を、まるで電気ヤスリで削っていくように薙ぎ払っていく。
 残りの魔法少女が躊躇してラインより中に足を入れられずに止まった状態になると、バレッタは回転を止めて、地面で両手にマシンガンを構えたまま彼女たちを睨みつけた。

「ここは通行止めっす。 他をあたってくださいっす」

 魔法少女たちは愕然とした顔であたふたとライン沿いに左右へと散らばっていった。
 銃を構えたまま足を前後に揃えて立つバレッタの周囲に多数のリボンが現れて、光の粒子になって彼女のリボンへと吸い込まれていった。


「つ、つえぇ……」

 イクローがバレッタの姿を遠巻きに見て、感嘆の声を上げていると、彼の元へ黄色い疾風のようなものが駆け込んできた。
 思わず彼は身を翻して、魔導杖を構えるが、すぐにそれを下ろした。

「アオイか……驚かすなよ。 バレッタといいお前といい……ものすごい速さだな」

 彼が少し相好を崩して笑うと、彼の前にアオイが立ってにっこりと笑った。
 彼女の両足はまるで猫、というよりはチーターのような形になっていた。

「獣人化の魔法なんてあるんだな……聞いた事もないぜ」

 イクローが感心して言うとアオイは情けない顔で笑った。

 (だから別に魔法じゃないんだけどなぁ……)

 そして彼女は森の奥へと進んだ。

「さぁ、イクローさん。 今のうちに森の中心近くまで行ってしまいましょう!」

「バレッタはどうするんだ?」

「大丈夫ですよ!」

 彼女は言って、リボンを触ると目を閉じた。
 すると魔法円が開いてレーダーのような画面がその中央に映った。

「半径十五メートルの範囲で索敵ができるんです。 ほら、この味方を表す緑の点がバレッタちゃん。 森の左右へと離れて行っている赤い点が他の子たちです」

「ああ、このリボンってそんな機能があるのか……」

 彼も真似をしてリボンを触って目を閉じてみるとその目の中に呪文が浮かんだので、彼もそれを詠唱してみる。
 同じようにレーダーのような魔法円が彼の目の前に開いた。

「なるほど!」

「イクローさん、飲み込みが早いですね!」

 アオイは嬉しそうな顔で言って、自分のレーダーを見て周囲を探った。

「バレッタちゃんは魔法探知が得意なのでレーダーと魔法探知でわたしたちを追いかけてくれますよ」

「あいつ……実はとんでもなくすごいヤツなんじゃ?」

 イクローの声にアオイは笑顔のまま頷いた。

「バレッタちゃんはすごい子なんです!」

 そして彼女は突然顔色を変えた。

「誰か来ます! 隠れましょう!」

 そして彼女は木の根元に鬱蒼と生える茂みへと身を隠した。

「おお……!」

 イクローもそれにならって彼女の隣へと身を隠す。

 だが、何も現れなかった。
 二人が顔を見合わせて不思議そうな顔をした瞬間、アオイの体が何かに弾き飛ばされた。

「ああっ……!!」

 彼女は叫びながらまるで急に蹴飛ばされたサッカーボールのように弾き飛ばされ、もんどりうちながら何本かの木を押し倒して太い木の幹にぶつかってその根元へと倒れ込んだ。

「あ、アオイ……!」

 イクローは驚いて声を上げたが、あわててそのまま身を隠した。
 あまりにいきなりの瞬時の事だったので彼女自身何が起こったのかわからず、呻きながら起き上がると、まるで動物のように四本足で地面で身構えた。

「まだ動けるの? しぶといのね」

 ふと彼女にそう淡々とした声がかけられて、彼女の目の前に、ゴシックロリータ風の黒とグレーの魔導鎧に身を包んだ魔法少女がどこからか現れた。
 その手にはあまり可愛げのないつぎはぎだらけのテディ・ベアのぬいぐるみを抱えていた。

「わたしは第三生徒会のアマイア・エイドロン・クルス。 あなたは第一生徒会の悪戯子猫ノーティ・キトゥンね」

 アオイは彼女を鋭い目で見ながら呟いた。

「アマイア……暴走妄想イリュシオン・デル・フュジティヴォのアマイア……」

 彼女の声にそのはしばみ色の髪と瞳を持つ魔法少女は見下ろすようにしながら頷いた。
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