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最終章 魔法少女はそこにいる
自らを縛る枷 1
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教室の窓を破って飛び込んできたのは傷を負った魔法少女だった。
キルカには彼女に見覚えがあった。
ティアマト所属の魔法少女兵の一人である。
その少女は仰向けに倒れたまま、目を見開いて、かは、と声を上げて血の塊を吐き出すと徐々に塩の塊になって崩れていった。
女性教師は子供たちをかばうように自らは窓に背を向けて手を大きく開きながら子供たちに防御魔法の障壁をかけていた。
だが彼女自身は背中から突き刺さった大量のガラス片を生えさせながら、子供たちにはあくまで笑顔で優しく言った。
「……皆さん……早く……お逃げなさい……」
女性教師はそう言いながら、やはりだんだんと塩の塊と化して頭から崩れた。
子供たちは悲鳴を上げて、教室内は騒然となった。
「に……逃げるったってどこへ行けばいいんだよ!!」
ライアットが気丈にも泣くのを堪えているのだろう、目に涙を溜めながら近くの子供を助け起こしながら叫んだ。
キルカがハッと顔を上げてライアットを見る。
「王宮……ティアマト王宮へ行くの!!」
「王宮? ……わかった!」
ライアットは力強く頷いて近くにいたオスティナの手を握るとその手を引いて駆け出した。
その後を泣きべそをかきながらアマイアが追っていく。
ちゃっかりとメタルカはもうとっくに飛び出してかなり先の方を走っていた。
キルカは周りの子供たちを見回して声をかけた。
「みんな! 王宮へ……王宮へ逃げるの!! おかあさまが守ってくれるの!」
子供たちはみんな半泣きになりながらも、のろのろと立ち上がって王宮へ向かって走り始めた。
「おねえさまもお早く!」
スピカが手を伸ばすのをキルカはしっかりと握って、逆の手で小さなバレッタの手を掴んだ。
ルーは小さな子を助け起こしながらキルカに頷いて見せる。
するとまた教室の窓側で爆発が起こり、炎が巻き上がった。
まだそこにいた逃げ遅れていた子供たちが悲鳴を上げる。
いくつかの小さな身体が炎に舞い上げられて真っ白な塩の塊になって空中で砕け散った。
「いや……! いやあぁぁぁ!!」
キルカは絶叫して炎の方へと手を伸ばした。
「おねえさま! いけませんわ!」
スピカが必死にキルカの身体を抱きしめながら叫んだ。
「ねえさま! ダメっす!」
バレッタも泣きながら叫んでキルカの身体を出口の方へ押し出すようにしがみついて叫ぶ。
「いやぁ! いやぁぁぁ!!」
じたばたと暴れて泣き喚くキルカをルーとスピカ、バレッタの三人はなんとか教室の外へ連れ出してそのまま彼女を担ぎ上げながら走った。
彼女たちの後ろをぱらぱらと生き残った子供たちが走って追いかけてくる。
スピカもルーもバレッタも涙と汗でぐちゃぐちゃになった顔をしながら必死に王宮に向かって走った。
――王宮へ。
王宮へいけば、女王様がなんとかしてくれる。
彼女たちの心はただそれに支配されていた。
「ああああ……あああ~!!」
今だ泣き喚くキルカの声をつらい気持ちで聞きながら、三人はひたすら足を動かした。
スピカたちとてキルカと同じ気持ちだった。
今にも叫びながら泣きだしたい気持ちを堪えて、足を運んでいく。
キルカを守らなければならない、という使命感だけが彼女たちを支えていた。
彼女はティアマトの宝である。
なにしろ彼女こそが時期女王なのだ。
彼女を危険な目に遭わせるわけにはいかない。
ルーもバレッタも幼いながらそれを完全に理解していた。
スピカも自らも王女ではあるものの、女王にはキルカこそがふさわしいと考えており、そのように動いている。
スピカはふと他の国の王女たちは無事逃げ延びただろうか? と気になった。
彼女たちに何かあれば、これは俗にいう国際問題である。
ティアマトは他の国に攻め入れられる事になるのは必然であろう。
そんな状況も回避しなければならない。
幼くても彼女は国のトップの一人としての振る舞いを確実にこなしている。
そういう意味ではスピカはキルカよりもよほどしっかりとしていた。
六歳という年齢を考えれば驚異的な事と言わざるを得まい。
決してキルカがいけない訳ではなかった。
この年齢の幼い少女として考えればむしろキルカの反応の方が普通だろう。
ましてや彼女は魔法少女としては異例なくらい心優しい少女である。
学友が目の前で殺されるという状況にそうそう耐えられるものではあるまい。
それを熟知していたからこそ、スピカ、ルー、バレッタの三人はとにかくキルカを逃がさねばならない、と思ったのだ。
そして必死に王宮へと向かう彼女たちの上空に戦闘をしながら魔法少女の集団が近づいてきた。
「まずいわ……近づいてくる!」
ルーが額の汗も拭わずに空を見上げて鋭く叫んだ。
幼い少女たちの足で、ましてキルカを担いで走っている状況では追いつかれるのも時間の問題だろう。
もしあの魔法少女たち――おそらくははぐれ魔法少女だろう――がキルカの存在に気づけば何をするかわからない。
王女だと気付かれれば拉致されて人質にされるのは火を見るよりも明らかだった。
スピカは絶望しかけて、気丈な彼女ですら思わず声を上げて泣きそうになった。
見ているとどうやら彼女たちに戦いを挑んでいるティアマトの魔法少女兵士たちの方がどうにも分が悪そうだった。
恐らくは称号持ちレベルの強大な魔力を持った魔法少女がいるのだろう。
焦ったためか、スピカの足がもつれて転ぶと、同じようにキルカを抱え上げていたルーとバレッタも転んだ。
スピカは目に涙を浮かべてキルカを抱きしめた。
「おねえさま! しっかりして!」
キルカは愕然としたままの瞳を彼女に向けた。
「……スピカ? みんな……みんな、死んじゃうの?」
キルカが茫然自失の状態でそう声を出すと、次の瞬間彼女の頬が大きな音を立てた。
スピカがキルカの頬を平手で打ったのだ。
「おねえさまっ! しっかりなさって!! あなたはこのティアマトの時期女王なのですわよ!!」
スピカが泣き声でそう叫ぶとキルカは驚いたような表情で打たれた頬に手を当てながら顔を上げて、周りを見回した。
そして唇を噛みしめると足に力をいれて 立ち上がった。
「……ごめんなの。 スピカ。 さぁ……王宮へ急ぐのよ」
キルカが毅然とした態度に戻ってそう言うとスピカは涙を流して頷いた。
「おねえさま……」
そして四人は後方の上空を気にしながらまた走り出した。
キルカが自力で走りだしただけに先ほどよりは速度が上がっている。
周りの子供たちもそれぞれ必死に王宮を目指して走った。
走る彼女たちの近くに一人の魔法少女が落ちてきた。
彼女はキルカたちと目が合うと驚きで目を丸くした。
「ひ、姫様たち! なぜこんなところに!」
彼女はそのまま必死に黄色い魔法光を発してキルカたちを魔法防壁で包んだ。
「は、早くお逃げ下さい!」
「あ、ありがとうなの!」
キルカは叫んで心配そうに魔法少女を見つめながらまた駆け出した。
彼女たちはまだ幼過ぎてこんな距離を走り続けるのは初めてだった。
足がもつれて何度もj転ぶ。
彼女たちはまだ魔法で空を飛ぶことすらできない、ただの小さな子供でしかない。
見ればもう力尽きて走れなくなってそのまま地に伏して泣いている子供もいた。
キルカはあまりの自分の無力さに唇を噛む。
彼女たちを助けたくて何度も後ろを振り向くが、その度に彼女の近くを走るスピカやルーが泣きそうな顔で首を振った。
やがて一番年下のバレッタが少しずつ遅れ始めた。
それでも彼女は泣くのを堪えながら必死に走る。
彼女たちを包んでいた黄色い魔法防壁が光の粒子となって消え失せると、キルカは後ろを振り向いてまた目を見開いた。
先ほど防御魔法をかけてくれた魔法少女が無残に数人の魔法少女の手で打ち殺されている姿が見えた。
キルカは顔をくしゃくしゃにして言葉にならない言葉で叫んだ。
もうダメだ、と皆がそう思った。
その時、遠くにうっすらと見え始めた王宮の方から金色の矢のような物が飛来して、はぐれ魔法少女たちを撃った。
彼女たちは声を発する間もなく塩の塊になって崩れて消えていく。
キルカたちの瞳には猛烈な速度でこちらに飛んでくる女王エメランディアの姿が映った。
「おかあさまぁ~!!」
キルカとスピカがこらえきれずにとうとう大声で泣き叫んだ。
キルカには彼女に見覚えがあった。
ティアマト所属の魔法少女兵の一人である。
その少女は仰向けに倒れたまま、目を見開いて、かは、と声を上げて血の塊を吐き出すと徐々に塩の塊になって崩れていった。
女性教師は子供たちをかばうように自らは窓に背を向けて手を大きく開きながら子供たちに防御魔法の障壁をかけていた。
だが彼女自身は背中から突き刺さった大量のガラス片を生えさせながら、子供たちにはあくまで笑顔で優しく言った。
「……皆さん……早く……お逃げなさい……」
女性教師はそう言いながら、やはりだんだんと塩の塊と化して頭から崩れた。
子供たちは悲鳴を上げて、教室内は騒然となった。
「に……逃げるったってどこへ行けばいいんだよ!!」
ライアットが気丈にも泣くのを堪えているのだろう、目に涙を溜めながら近くの子供を助け起こしながら叫んだ。
キルカがハッと顔を上げてライアットを見る。
「王宮……ティアマト王宮へ行くの!!」
「王宮? ……わかった!」
ライアットは力強く頷いて近くにいたオスティナの手を握るとその手を引いて駆け出した。
その後を泣きべそをかきながらアマイアが追っていく。
ちゃっかりとメタルカはもうとっくに飛び出してかなり先の方を走っていた。
キルカは周りの子供たちを見回して声をかけた。
「みんな! 王宮へ……王宮へ逃げるの!! おかあさまが守ってくれるの!」
子供たちはみんな半泣きになりながらも、のろのろと立ち上がって王宮へ向かって走り始めた。
「おねえさまもお早く!」
スピカが手を伸ばすのをキルカはしっかりと握って、逆の手で小さなバレッタの手を掴んだ。
ルーは小さな子を助け起こしながらキルカに頷いて見せる。
するとまた教室の窓側で爆発が起こり、炎が巻き上がった。
まだそこにいた逃げ遅れていた子供たちが悲鳴を上げる。
いくつかの小さな身体が炎に舞い上げられて真っ白な塩の塊になって空中で砕け散った。
「いや……! いやあぁぁぁ!!」
キルカは絶叫して炎の方へと手を伸ばした。
「おねえさま! いけませんわ!」
スピカが必死にキルカの身体を抱きしめながら叫んだ。
「ねえさま! ダメっす!」
バレッタも泣きながら叫んでキルカの身体を出口の方へ押し出すようにしがみついて叫ぶ。
「いやぁ! いやぁぁぁ!!」
じたばたと暴れて泣き喚くキルカをルーとスピカ、バレッタの三人はなんとか教室の外へ連れ出してそのまま彼女を担ぎ上げながら走った。
彼女たちの後ろをぱらぱらと生き残った子供たちが走って追いかけてくる。
スピカもルーもバレッタも涙と汗でぐちゃぐちゃになった顔をしながら必死に王宮に向かって走った。
――王宮へ。
王宮へいけば、女王様がなんとかしてくれる。
彼女たちの心はただそれに支配されていた。
「ああああ……あああ~!!」
今だ泣き喚くキルカの声をつらい気持ちで聞きながら、三人はひたすら足を動かした。
スピカたちとてキルカと同じ気持ちだった。
今にも叫びながら泣きだしたい気持ちを堪えて、足を運んでいく。
キルカを守らなければならない、という使命感だけが彼女たちを支えていた。
彼女はティアマトの宝である。
なにしろ彼女こそが時期女王なのだ。
彼女を危険な目に遭わせるわけにはいかない。
ルーもバレッタも幼いながらそれを完全に理解していた。
スピカも自らも王女ではあるものの、女王にはキルカこそがふさわしいと考えており、そのように動いている。
スピカはふと他の国の王女たちは無事逃げ延びただろうか? と気になった。
彼女たちに何かあれば、これは俗にいう国際問題である。
ティアマトは他の国に攻め入れられる事になるのは必然であろう。
そんな状況も回避しなければならない。
幼くても彼女は国のトップの一人としての振る舞いを確実にこなしている。
そういう意味ではスピカはキルカよりもよほどしっかりとしていた。
六歳という年齢を考えれば驚異的な事と言わざるを得まい。
決してキルカがいけない訳ではなかった。
この年齢の幼い少女として考えればむしろキルカの反応の方が普通だろう。
ましてや彼女は魔法少女としては異例なくらい心優しい少女である。
学友が目の前で殺されるという状況にそうそう耐えられるものではあるまい。
それを熟知していたからこそ、スピカ、ルー、バレッタの三人はとにかくキルカを逃がさねばならない、と思ったのだ。
そして必死に王宮へと向かう彼女たちの上空に戦闘をしながら魔法少女の集団が近づいてきた。
「まずいわ……近づいてくる!」
ルーが額の汗も拭わずに空を見上げて鋭く叫んだ。
幼い少女たちの足で、ましてキルカを担いで走っている状況では追いつかれるのも時間の問題だろう。
もしあの魔法少女たち――おそらくははぐれ魔法少女だろう――がキルカの存在に気づけば何をするかわからない。
王女だと気付かれれば拉致されて人質にされるのは火を見るよりも明らかだった。
スピカは絶望しかけて、気丈な彼女ですら思わず声を上げて泣きそうになった。
見ているとどうやら彼女たちに戦いを挑んでいるティアマトの魔法少女兵士たちの方がどうにも分が悪そうだった。
恐らくは称号持ちレベルの強大な魔力を持った魔法少女がいるのだろう。
焦ったためか、スピカの足がもつれて転ぶと、同じようにキルカを抱え上げていたルーとバレッタも転んだ。
スピカは目に涙を浮かべてキルカを抱きしめた。
「おねえさま! しっかりして!」
キルカは愕然としたままの瞳を彼女に向けた。
「……スピカ? みんな……みんな、死んじゃうの?」
キルカが茫然自失の状態でそう声を出すと、次の瞬間彼女の頬が大きな音を立てた。
スピカがキルカの頬を平手で打ったのだ。
「おねえさまっ! しっかりなさって!! あなたはこのティアマトの時期女王なのですわよ!!」
スピカが泣き声でそう叫ぶとキルカは驚いたような表情で打たれた頬に手を当てながら顔を上げて、周りを見回した。
そして唇を噛みしめると足に力をいれて 立ち上がった。
「……ごめんなの。 スピカ。 さぁ……王宮へ急ぐのよ」
キルカが毅然とした態度に戻ってそう言うとスピカは涙を流して頷いた。
「おねえさま……」
そして四人は後方の上空を気にしながらまた走り出した。
キルカが自力で走りだしただけに先ほどよりは速度が上がっている。
周りの子供たちもそれぞれ必死に王宮を目指して走った。
走る彼女たちの近くに一人の魔法少女が落ちてきた。
彼女はキルカたちと目が合うと驚きで目を丸くした。
「ひ、姫様たち! なぜこんなところに!」
彼女はそのまま必死に黄色い魔法光を発してキルカたちを魔法防壁で包んだ。
「は、早くお逃げ下さい!」
「あ、ありがとうなの!」
キルカは叫んで心配そうに魔法少女を見つめながらまた駆け出した。
彼女たちはまだ幼過ぎてこんな距離を走り続けるのは初めてだった。
足がもつれて何度もj転ぶ。
彼女たちはまだ魔法で空を飛ぶことすらできない、ただの小さな子供でしかない。
見ればもう力尽きて走れなくなってそのまま地に伏して泣いている子供もいた。
キルカはあまりの自分の無力さに唇を噛む。
彼女たちを助けたくて何度も後ろを振り向くが、その度に彼女の近くを走るスピカやルーが泣きそうな顔で首を振った。
やがて一番年下のバレッタが少しずつ遅れ始めた。
それでも彼女は泣くのを堪えながら必死に走る。
彼女たちを包んでいた黄色い魔法防壁が光の粒子となって消え失せると、キルカは後ろを振り向いてまた目を見開いた。
先ほど防御魔法をかけてくれた魔法少女が無残に数人の魔法少女の手で打ち殺されている姿が見えた。
キルカは顔をくしゃくしゃにして言葉にならない言葉で叫んだ。
もうダメだ、と皆がそう思った。
その時、遠くにうっすらと見え始めた王宮の方から金色の矢のような物が飛来して、はぐれ魔法少女たちを撃った。
彼女たちは声を発する間もなく塩の塊になって崩れて消えていく。
キルカたちの瞳には猛烈な速度でこちらに飛んでくる女王エメランディアの姿が映った。
「おかあさまぁ~!!」
キルカとスピカがこらえきれずにとうとう大声で泣き叫んだ。
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