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プレゼン続き
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「そして、話を戻そうか。君のお店だけど、価格を上げさせてもらいます。これはギルドからのお願い……というより命令に近くなるんだけれど……まず一つ。君のスキルって上級スキルなんだよね。例えば、私は色々なスキルを身につけているけど、後天スキルって言って、追加スキルがほとんどなんだよ。元々持っていたのは最上級鑑定と、ここでだからいうけど、写しスキル……完全再現まではできないけれど、そこそこのランクまで写しとるスキルだよ」
「えっ……再現スキルですか?」
「うん、これは内緒ね。家族しか知らないから」
人差し指を唇に当てウインクする。
ヴァーロを大人にした美形がすると様になる。
「そして、スキル同士を組み合わせて新しいスキルも生み出せる……例えば、湖の水を冷やして氷を作るために、周囲の温度を下げる方法……風を使って温度を下げ、冷やすということなんだけど、そんな感じのことができるみたいでね? まぁ、私は時短にしか使わないけど……例えば、洗濯は昔手間かかるなぁと思って……めんどくさいなぁってで、水溜めた中に突っ込んで、石鹸と一緒にぐちゃぐちゃに混ぜて、いくつかの術使って、洗い終わってある程度水を切るところまでできるようになったよ。たった五分で!」
フフーンと自慢げに片手でパーをして見せるのも、どことなく可愛い。
「前は完全に水を抜くところまでしたけど、乾燥しすぎな上に絡まって散々だったから、その状態にして物干し竿で干すことにしてる。えっと、これは何が言いたいかっていうと、君の場合、知識がちゃんとスキル化されているから、失敗が少ないんだ。例えば、さっき出してくれたお菓子やお茶もここの世界のどんなお菓子より極端に味が良くて高級だ。それにここに見本として置いているバッグもとても品がいいよね? 布地もしっかりしているし、縫い目も文句なし。こんな上級のものを安く売ってしまうと、他の店のものが売れなくなる恐れがあるし、君の店に注文が殺到して君が疲れてしまうだろう。だから、まずは高ランクの人しか入れないようにする。確かジョシュが言ってたジョシュやその周囲しか入れないというのもいいかもしれないね」
「あの、思ったのですが、一回来てもらった方に、お金をいただいた後にお友達紹介カードをお渡しします。例えばヴァーロくんにカードを渡して、数日後ヴァーロくんの知人のアルスさんがそれを持ってきてくださったら、引き換えにおまけのクッキーをプレゼントします。その後、ヴァーロくんがまたきてくれたら、クッキーともう一枚紹介カードをというのはどうでしょうか?」
「……あぁ、友人紹介だといいかもしれないね?」
「それと、気に入ってくださった方には、10回分のお値段で11回使えるチケットを作ってもいいかなぁと思っています」
「……えっ?」
ミュリエルは唖然とする。
ミュリエルが必死に値段を上げなさいと言い続けるのに、なぜお得感倍増チケットを売り出そうというのか?
いや、自分も通いたいから、もしそんなチケットが売り出されたら買いたいが……。
「それかスタンプカードとかどうでしょう! 一回来てくださったらスタンプを押して、10個溜まったら次回無料! あ、こっちはバッグとか買ってくださったら、一個ごとにスタンプを押すのがいいのかな? 10個溜めたら、このトートバッグ一個プレゼントです、というのもいいと思うのですが!」
ミュリエルはこめかみをぐりぐりと押さえたあと、ヴァーロを見る。
「ヴァーロ……お前のその小狡さとがめつさを、半分くらいこの子に分けてあげなさい。その分、この子の純粋さと可愛さと素直さをお前に分けたいね……本当に要領いい子なんだから……アルスは逆に不器用だけど」
『可愛いでしょ? アルスも琴葉も』
「……えとね、琴葉。君はもうちょっと周囲を警戒したほうがいい。信用しすぎると後でしっぺ返しがくることもあるんだよ? もし私が嘘をついてたり、君を害そうと思っていたらどうするの」
過去に色々と経験し、傷ついてきたミュリエルは嗜める。
やはり傷つけられるのは、自分でなくとも辛いものである。
すると、目を見開き、
「えっ? ミュリエルさまは、そんなことする人じゃないと思いますよ? お優しいし、気遣ってくださいますし、私の拙い説明も熱心に聞いて、助言までしてくださってます」
「……」
「本当にありがとうございます。でも、あの……指定席のお金とか……上げた方がいいのでしょうか? えっと、1鉄貨にするつもりだったのですが……」
「安すぎるよ。5鉄貨は最低にしなさい。飲み物とお菓子のセットメニューも最低で3銅貨。です。よろしくね」
琴葉は持ってきていた手帳に書き込む。
その間にミュリエルは琴葉の作ったトートバッグとウエストポーチ、肩掛けバッグ、リュックサック、そして、ひとつだけ出してみたコインケースを丁寧に確認していた。
リュックサックは、がまぐちタイプと紐で絞るタイプの両方。
紐で縛るものは、上から汚れや水滴が入ってはいけないので蓋つきである。
「……これはこれはすごいね……この縫い目と言い、生地といい丈夫だ。それにこの一番簡単そうなバッグもこの取っ手の部分! これはギルドメンバーの仕事だけでなく、街の人の普段使いも問題ないね! そういえば、君……何かを溜めたらプレゼントって言ってなかった?」
「はい……お店で10個買い物をしてくださったら、このトートバッグをプレゼントです!」
「お馬鹿さんかな? 君は!」
ミュリエルは即答する。
「あのね? 何をもってプレゼントって思うの? いいかな? ここにあるこのテーブルふきの布、これ一枚で5鉄貨です。まぁ、君にはどう見えるかわからないけど、このくすんだ色の布ですら、この世界ではいい方の布だよ。何か、この紐で縛るリュックを2銀貨、こっちの手のこんでるのを5銀貨を考えてるって言うけど……前も言ったけど、他店が潰れるから辞めようね? 思い切ってその10倍で売ってください……ついでに偽造が出ないように君の商品だとわかる物をつけて売って……トートバッグを君は多分1銅貨程度で売ろうとか思ってたと思うけど、それも一桁上げてくれるよね? ポイントを溜めたら貰えるものは、お菓子……クッキープレゼント程度でお願いします! いいね! ここのあたりの買い物用のバッグって、この端の処理もしてないからすぐほつれるんだよ……」
最後の一言は、かなり現実味があった。
色々買い物をして苦労したらしい。
「あの……アルスさんやヴァーロくんに聞いたのですが、ギルドでも品が良ければ置かせていただけるって聞きましたが……」
「そうだね。その場合、売れたら、販売価格の3割をこちらがいただくことになるんだ」
「そうなのですね」
「それより、これ全部私に売ってくれない? 肩掛けバッグは三つも仕切りがあるし! ウェストポーチも小物入れられる! リュックも頑丈だし! トートバッグは買い物に最適! あ、ただでなんて言わないでね? 全部お金を払います! そして別に搬入してもらえると、ちゃんとバッグは置くよ。ん?」
「わーい、パラプル! 頂戴!」
一個余分に作ってバッグの中にしまっていたパラプルのがまぐちポシェットが、なぜかヴァーロの手にあり……まぁ多分中で繋がっているからヴァーロが自分で取れたのだろうが……それを見つけたヴィルナが飛びかかり……現場は凄まじい惨状になった。
「ヴァーロ! 私たちの大事な交渉の邪魔がしたいのか! それとも、私とコトハが喋っているのが嫌だったのか? さっき小狡い、がめついと本当のことを言ったのが気に入らなかったのか~!」
ヴァーロを人間の姿に戻し……その時にはどういう原理か裸に周囲に着てきた服が散らばっていて、着替えをさせた後……正座させ、ミュリエルがガミガミ説教をする横で、ワタワタと片付けに追われる琴葉だった。
ちなみに汚れてしまったものも、ミュリエルが価格を取り決めた最低価格+ギルドを介して国に払い込む所得税分がまず手渡され、それから税金について説明を受けたあと、税を払い込んだ。
琴葉は引いた値段を渡してくれても構わなかったが、ミュリエルがこう言ったことはきちんとしておくべきと細かいコインを全部並べてやりとりをしてくれた。
そしてギルドの登録料、ギルドに年に一度収入を報告して、税などはギルドを介する方が手続きが簡略化され安くなることを教えてもらい、あとは病院や基本的なお店、公共機関などの書かれた簡易地図、カレンダーなどが渡された。
「それと、もし何かあったら、すぐにヴァーロかアルスに相談してほしい。君はこのギルドでも重要なメンバーの一人になった。何でも自分で解決すると考えず、報告、連絡、相談だよ。もしくは先ほどあったと思うが、受付のラハシアの元に。いいね?」
「はい、わかりました。ありがとうございます」
「君の店に遊びに行く日を楽しみにしているよ。あぁ、ヴァーロの食費と家具代、服やバッグ代金などはすぐにガッツリしっかりとりなさい」
自分にそっくりな義息を最後まで反省させていたミュリエルは、夕方になって帰っていく琴葉に心配そうに何度も言い聞かせ見送ったのだった。
~*~~*~~*~~*~~*~
コインは
鉄貨……約100円
銅貨……約1000円
銀貨……約10000円
金貨……約100000円
白金貨……約1億円
「えっ……再現スキルですか?」
「うん、これは内緒ね。家族しか知らないから」
人差し指を唇に当てウインクする。
ヴァーロを大人にした美形がすると様になる。
「そして、スキル同士を組み合わせて新しいスキルも生み出せる……例えば、湖の水を冷やして氷を作るために、周囲の温度を下げる方法……風を使って温度を下げ、冷やすということなんだけど、そんな感じのことができるみたいでね? まぁ、私は時短にしか使わないけど……例えば、洗濯は昔手間かかるなぁと思って……めんどくさいなぁってで、水溜めた中に突っ込んで、石鹸と一緒にぐちゃぐちゃに混ぜて、いくつかの術使って、洗い終わってある程度水を切るところまでできるようになったよ。たった五分で!」
フフーンと自慢げに片手でパーをして見せるのも、どことなく可愛い。
「前は完全に水を抜くところまでしたけど、乾燥しすぎな上に絡まって散々だったから、その状態にして物干し竿で干すことにしてる。えっと、これは何が言いたいかっていうと、君の場合、知識がちゃんとスキル化されているから、失敗が少ないんだ。例えば、さっき出してくれたお菓子やお茶もここの世界のどんなお菓子より極端に味が良くて高級だ。それにここに見本として置いているバッグもとても品がいいよね? 布地もしっかりしているし、縫い目も文句なし。こんな上級のものを安く売ってしまうと、他の店のものが売れなくなる恐れがあるし、君の店に注文が殺到して君が疲れてしまうだろう。だから、まずは高ランクの人しか入れないようにする。確かジョシュが言ってたジョシュやその周囲しか入れないというのもいいかもしれないね」
「あの、思ったのですが、一回来てもらった方に、お金をいただいた後にお友達紹介カードをお渡しします。例えばヴァーロくんにカードを渡して、数日後ヴァーロくんの知人のアルスさんがそれを持ってきてくださったら、引き換えにおまけのクッキーをプレゼントします。その後、ヴァーロくんがまたきてくれたら、クッキーともう一枚紹介カードをというのはどうでしょうか?」
「……あぁ、友人紹介だといいかもしれないね?」
「それと、気に入ってくださった方には、10回分のお値段で11回使えるチケットを作ってもいいかなぁと思っています」
「……えっ?」
ミュリエルは唖然とする。
ミュリエルが必死に値段を上げなさいと言い続けるのに、なぜお得感倍増チケットを売り出そうというのか?
いや、自分も通いたいから、もしそんなチケットが売り出されたら買いたいが……。
「それかスタンプカードとかどうでしょう! 一回来てくださったらスタンプを押して、10個溜まったら次回無料! あ、こっちはバッグとか買ってくださったら、一個ごとにスタンプを押すのがいいのかな? 10個溜めたら、このトートバッグ一個プレゼントです、というのもいいと思うのですが!」
ミュリエルはこめかみをぐりぐりと押さえたあと、ヴァーロを見る。
「ヴァーロ……お前のその小狡さとがめつさを、半分くらいこの子に分けてあげなさい。その分、この子の純粋さと可愛さと素直さをお前に分けたいね……本当に要領いい子なんだから……アルスは逆に不器用だけど」
『可愛いでしょ? アルスも琴葉も』
「……えとね、琴葉。君はもうちょっと周囲を警戒したほうがいい。信用しすぎると後でしっぺ返しがくることもあるんだよ? もし私が嘘をついてたり、君を害そうと思っていたらどうするの」
過去に色々と経験し、傷ついてきたミュリエルは嗜める。
やはり傷つけられるのは、自分でなくとも辛いものである。
すると、目を見開き、
「えっ? ミュリエルさまは、そんなことする人じゃないと思いますよ? お優しいし、気遣ってくださいますし、私の拙い説明も熱心に聞いて、助言までしてくださってます」
「……」
「本当にありがとうございます。でも、あの……指定席のお金とか……上げた方がいいのでしょうか? えっと、1鉄貨にするつもりだったのですが……」
「安すぎるよ。5鉄貨は最低にしなさい。飲み物とお菓子のセットメニューも最低で3銅貨。です。よろしくね」
琴葉は持ってきていた手帳に書き込む。
その間にミュリエルは琴葉の作ったトートバッグとウエストポーチ、肩掛けバッグ、リュックサック、そして、ひとつだけ出してみたコインケースを丁寧に確認していた。
リュックサックは、がまぐちタイプと紐で絞るタイプの両方。
紐で縛るものは、上から汚れや水滴が入ってはいけないので蓋つきである。
「……これはこれはすごいね……この縫い目と言い、生地といい丈夫だ。それにこの一番簡単そうなバッグもこの取っ手の部分! これはギルドメンバーの仕事だけでなく、街の人の普段使いも問題ないね! そういえば、君……何かを溜めたらプレゼントって言ってなかった?」
「はい……お店で10個買い物をしてくださったら、このトートバッグをプレゼントです!」
「お馬鹿さんかな? 君は!」
ミュリエルは即答する。
「あのね? 何をもってプレゼントって思うの? いいかな? ここにあるこのテーブルふきの布、これ一枚で5鉄貨です。まぁ、君にはどう見えるかわからないけど、このくすんだ色の布ですら、この世界ではいい方の布だよ。何か、この紐で縛るリュックを2銀貨、こっちの手のこんでるのを5銀貨を考えてるって言うけど……前も言ったけど、他店が潰れるから辞めようね? 思い切ってその10倍で売ってください……ついでに偽造が出ないように君の商品だとわかる物をつけて売って……トートバッグを君は多分1銅貨程度で売ろうとか思ってたと思うけど、それも一桁上げてくれるよね? ポイントを溜めたら貰えるものは、お菓子……クッキープレゼント程度でお願いします! いいね! ここのあたりの買い物用のバッグって、この端の処理もしてないからすぐほつれるんだよ……」
最後の一言は、かなり現実味があった。
色々買い物をして苦労したらしい。
「あの……アルスさんやヴァーロくんに聞いたのですが、ギルドでも品が良ければ置かせていただけるって聞きましたが……」
「そうだね。その場合、売れたら、販売価格の3割をこちらがいただくことになるんだ」
「そうなのですね」
「それより、これ全部私に売ってくれない? 肩掛けバッグは三つも仕切りがあるし! ウェストポーチも小物入れられる! リュックも頑丈だし! トートバッグは買い物に最適! あ、ただでなんて言わないでね? 全部お金を払います! そして別に搬入してもらえると、ちゃんとバッグは置くよ。ん?」
「わーい、パラプル! 頂戴!」
一個余分に作ってバッグの中にしまっていたパラプルのがまぐちポシェットが、なぜかヴァーロの手にあり……まぁ多分中で繋がっているからヴァーロが自分で取れたのだろうが……それを見つけたヴィルナが飛びかかり……現場は凄まじい惨状になった。
「ヴァーロ! 私たちの大事な交渉の邪魔がしたいのか! それとも、私とコトハが喋っているのが嫌だったのか? さっき小狡い、がめついと本当のことを言ったのが気に入らなかったのか~!」
ヴァーロを人間の姿に戻し……その時にはどういう原理か裸に周囲に着てきた服が散らばっていて、着替えをさせた後……正座させ、ミュリエルがガミガミ説教をする横で、ワタワタと片付けに追われる琴葉だった。
ちなみに汚れてしまったものも、ミュリエルが価格を取り決めた最低価格+ギルドを介して国に払い込む所得税分がまず手渡され、それから税金について説明を受けたあと、税を払い込んだ。
琴葉は引いた値段を渡してくれても構わなかったが、ミュリエルがこう言ったことはきちんとしておくべきと細かいコインを全部並べてやりとりをしてくれた。
そしてギルドの登録料、ギルドに年に一度収入を報告して、税などはギルドを介する方が手続きが簡略化され安くなることを教えてもらい、あとは病院や基本的なお店、公共機関などの書かれた簡易地図、カレンダーなどが渡された。
「それと、もし何かあったら、すぐにヴァーロかアルスに相談してほしい。君はこのギルドでも重要なメンバーの一人になった。何でも自分で解決すると考えず、報告、連絡、相談だよ。もしくは先ほどあったと思うが、受付のラハシアの元に。いいね?」
「はい、わかりました。ありがとうございます」
「君の店に遊びに行く日を楽しみにしているよ。あぁ、ヴァーロの食費と家具代、服やバッグ代金などはすぐにガッツリしっかりとりなさい」
自分にそっくりな義息を最後まで反省させていたミュリエルは、夕方になって帰っていく琴葉に心配そうに何度も言い聞かせ見送ったのだった。
~*~~*~~*~~*~~*~
コインは
鉄貨……約100円
銅貨……約1000円
銀貨……約10000円
金貨……約100000円
白金貨……約1億円
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