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玉響の新規お客様
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「ラハシア~」
ヒラヒラと手を振りながら姿を見せるのは、ギルドのガメツイ金庫番ことギルドのブリランテ所属のヴァーロ。
外見は7歳児に見えなくもないが、現在1000歳超えのドラゴンである。
見た目はこれだが、一時期は腕利きのハンターとして、素材収集に取り組みまくり、毒龍を一撃で仕留め、素材をそのまま仕舞い込み、高額な依頼が出たときに売り払うんだと断言したり、大陸を超えた向こうの地域の海の底の珍しい珊瑚を取ったり、金色の真珠を探したりと噂とか物語の中のものでしょというものを見つけに行くトレジャーハンターとしても有名で、かなりの額を稼いでいた。
その上、ちょくちょく姿を消しては、ドラゴンの谷に行ってちょっとお馬鹿さんなレッドドラゴンの父が遊びに夢中で置き忘れた卵を母ドラゴンの切実なお願いによって見つけ出して回収し、金の森の子守竜に預けて、後日しっかりと宝物を溜め込んでいる父ドラゴンのところに生まれた子龍を連れて行き、お礼として珍しい宝物をもらって帰り、子守竜にお礼を渡すという仲介業をしたりしていた。
本人曰く、血気盛んだが、単純突進攻撃しかしないドラゴン(父)に、蹴りを入れ吹っ飛ばし、戦意喪失させてどっちが上かを知らしめておくだけらしいが、一度ついて行ったアルスが後悔するあたり、かなりボコボコにしているようである。
「そうやって定期的にボクの強さを知らしめといて、何かあったときには恩を売りつけておくと、遠い大陸の仕事の時に、タダの足として使えるからね!」
とニヤニヤ笑う兄に顔を引き攣らせたのはアルスの記憶に新しい。
「乗獣でもいいんじゃないのか?」
「無理! 溟海超えて隣の大陸行く途中で疲れちゃうよ。レッドドラゴンですら途中グロッキーになっちゃうもん。いくらボクでも、休憩のためのボク程度の体を浮かせる浮島は簡単に作れるけど、ドラゴンサイズは維持難しいよねぇ……途中の島に停泊してたら大きく迂回することになって、乗獣だと片道五日かかるし」
「行ったことあるのかよ」
「あるんですよ~。これでも。お金もかかるし手間も時間もかかるから、タダのドラゴン直通便がいいと思うんだ!」
と言っていたヴァーロだが、将来、他のドラゴン族と契約して使役できるようになり隣の大陸との定期便が運用された後でも、緊急便として自分自身がこき使われることになるとは思わなかった……らしい。
ヒラヒラと手を振りながら姿を見せるのは、ギルドのガメツイ金庫番ことギルドのブリランテ所属のヴァーロ。
外見は7歳児に見えなくもないが、現在1000歳超えのドラゴンである。
見た目はこれだが、一時期は腕利きのハンターとして、素材収集に取り組みまくり、毒龍を一撃で仕留め、素材をそのまま仕舞い込み、高額な依頼が出たときに売り払うんだと断言したり、大陸を超えた向こうの地域の海の底の珍しい珊瑚を取ったり、金色の真珠を探したりと噂とか物語の中のものでしょというものを見つけに行くトレジャーハンターとしても有名で、かなりの額を稼いでいた。
その上、ちょくちょく姿を消しては、ドラゴンの谷に行ってちょっとお馬鹿さんなレッドドラゴンの父が遊びに夢中で置き忘れた卵を母ドラゴンの切実なお願いによって見つけ出して回収し、金の森の子守竜に預けて、後日しっかりと宝物を溜め込んでいる父ドラゴンのところに生まれた子龍を連れて行き、お礼として珍しい宝物をもらって帰り、子守竜にお礼を渡すという仲介業をしたりしていた。
本人曰く、血気盛んだが、単純突進攻撃しかしないドラゴン(父)に、蹴りを入れ吹っ飛ばし、戦意喪失させてどっちが上かを知らしめておくだけらしいが、一度ついて行ったアルスが後悔するあたり、かなりボコボコにしているようである。
「そうやって定期的にボクの強さを知らしめといて、何かあったときには恩を売りつけておくと、遠い大陸の仕事の時に、タダの足として使えるからね!」
とニヤニヤ笑う兄に顔を引き攣らせたのはアルスの記憶に新しい。
「乗獣でもいいんじゃないのか?」
「無理! 溟海超えて隣の大陸行く途中で疲れちゃうよ。レッドドラゴンですら途中グロッキーになっちゃうもん。いくらボクでも、休憩のためのボク程度の体を浮かせる浮島は簡単に作れるけど、ドラゴンサイズは維持難しいよねぇ……途中の島に停泊してたら大きく迂回することになって、乗獣だと片道五日かかるし」
「行ったことあるのかよ」
「あるんですよ~。これでも。お金もかかるし手間も時間もかかるから、タダのドラゴン直通便がいいと思うんだ!」
と言っていたヴァーロだが、将来、他のドラゴン族と契約して使役できるようになり隣の大陸との定期便が運用された後でも、緊急便として自分自身がこき使われることになるとは思わなかった……らしい。
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