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第1章〜起

不安感がいっぱい

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……怖くてたまらない。

どうして、何が……それにどうして、どこが……。

……解らない。

でも、不安感で胸が押しつぶされる。



何かしていないと怖い。
怖くてたまらない。

でも、集中できない。
でも、神経質だから完璧を求める。

その二つの対称的であって、似たような私の心は、必死に集中したいと思い、完璧にしたいと思い、でも出来ずに落ち込む。

自分の弱さを出せばいいのに……自分の出来ないことも……。

でも、つい意地になる。
出来るよと、その程度と言ってしまう。



疲れたよ……。
もう嫌だよ……。
誰か助けて……。

と私は泣きたいの。



でも、可愛くない。
うるさい。
叫ぶな……。



みんなは私には何でも言うこと聞かせて、私の声を、訴えを、嘆きを聞こうとしない……。



この世界なんて、壊れてしまえ……。

もう疲れた……。
もう……こんな人生なんて……いらない。



私は、『私の子供(テディベア)』たちを、美術館に寄贈して、永遠に眠ろう。
愛してる『子供(テディベア)』たちを巻き込みたくないの……。
愛してる……『私の大切な子供(テディベア)』たち。

ずっとそばにいて欲しいの……もう、誰も私のことを見てくれないから……。
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