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《胸》
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「あははは……やっぱり、祐次と大塚さん、また同じところでつまづいてるね」
図書館の為に大声ではないものの、柔らかい、でも放送の声とは少し違うものの優しい声が響く。
笑っているのは去年、祐次に紹介され知り合ったひとつ上の先輩、吉岡揚羽である。
噂に疎い観月も聞いたのだが、最難関のこの進学校でも学年トップの成績を維持しつつ、図書館の本を黙々と読んでいる大人しい『綺麗な先輩』。
賢いのでただのお堅い人かと思われがちだが、温厚でのんびりとしている。
去年から祐次は文系が全滅、観月は英語と理系が危うく、困っていた。
観月は祐次に教えて貰えるが、文系というのは、感性や表現も必要となり、漢字を教える程度では成り立たない。
教えて貰っているのに申し訳ないと思っていると、ある日、
「なぁ、大塚? 今日、昼休み一緒に図書館行かないか?」
「え?」
「この間、吉岡先輩に会ったら、すごく面白い先輩で、だから大塚も会ってみたらと思って。今日持ってきてる英語と数学の教科書持って行こう」
友人らしい友人は祐次だったので、昼食も一緒にとって、その後図書館に行く。
すると、端整と言うよりも温厚さが現れた、青年が読書をしていた。
その姿は目がじっと文字をたどり、文字が生き生きと甦るのを見守っているような優しげなもので、本当に一枚の絵になりそうな光景である。
「先輩! あげっち先輩!」
「あ~。祐次?」
「祐次~? じゃないですよ。ほら、話していた俺のクラスメイトの大塚」
「は、初めまして。大塚観月と申します」
頭を下げる。
「こんにちは、大塚さん。祐次から聞いてるよ。苦戦してるって」
祐次に椅子を引かれ、席につく。
隣が祐次である。
「ちょっと教科書見ていい?」
「は、はい」
数学の教科書を見せる。
ページをめくると、
「……あぁ、やっぱり。数学の得意な生徒用の授業なんだね。それに英語も苦手って聞いたけど……つまづいているのは文法……とか?」
「は、はい……」
顔を赤らめる少女に、揚羽は、
「大丈夫だよ。文法って数学と同じで、決まった原理を当てはめると言うかたちになるから、それを記憶する。そして試験の時に思い出すように、勉強方法を思いきって変えちゃうといいから」
「えっ? でも、授業……」
「授業は詰め込み、進学校だから先生も必死なんだろうね? でも生徒からすると本当に勉強したい時には困るんだ。それに塾に行く生徒だったらもっと教わるけど、塾は行っていないでしょう? 祐次もそうだけど俺も行ってないし」
「えぇぇ! 行ってないんですか!」
進学校であり、部活動よりも成績重視のこの学校は、学校の授業の後ほとんど部活以外の生徒は塾に向かう。
祐次は週に数回の部活以外は、観月と一緒に教室で一緒に教えあったりしていた。
そして、女の子の観月の為に丁度、祐次の家の途中にある観月の家まで送っていっていたのだが……。
「うん。行ってないよ。あ、そうだ。もしよかったら、祐次の部活の日以外の日、ここにいるから、二人共おいでよ。俺も復習になるし、教えてあげるよ」
「本当ですか! あの、お金……」
「復習だし、それに学校で教えるのに金品要求しないよ。あ、逆に、大塚さん。苦手な教科のノートをそれぞれ一冊づつ用意しておいてね? 授業とは違うからノートを別にしておいた方がいいと思うんだ」
「はい! ありがとうございます。よろしくお願いします」
観月は頭を下げる。
「緊張しなくていいよ。祐次の方が教科書とノート見て、こりゃ駄目だ~! だったもの」
「あげっち先輩! 酷いじゃん! 俺だって!」
「頑張ってる方向がずれてるんだよ。頭が完璧に理系。それに頑固だし、これじゃぁ、大塚さんが教えられないの解るよ。大変だったねぇ……」
「あ、いえ、不知火君はすごいです!」
「祐次? 良かったね? 報われてるよ?」
クスクス笑う。
「じゃぁ、昼休みも俺はここにいるけど、もし解らないことがあったらおいでよ。解らないところそのままよりも、すぐ聞く方が理解しやすいからね?」
「はい」
「じゃぁ、俺は昼休み移動教室だから、また明日かな?」
手を振りにこにこと去っていった揚羽を見送り、観月は呟く。
「物静かで完全無欠の先輩……って聞いてました……」
「俺も。でも、気さくでよく笑うんだよな……」
「でも、不知火君。ありがとうございます! 先輩を紹介して下さって、それに、一緒に勉強できますね!」
良かった~!
と嬉しそうな観月に、祐次も照れくささと胸の奥が暖かくなったような気がしたのだった。
それから学年も上がったが、祐次の部活のない日に、都合が付けば図書館に一緒に行っていたのだが……。
「大塚は良いんだよ。それよりも、俺、また文系全滅だけは避けたい……頭が痛い! 大塚みたいに情緒があれば……あ、くぅぅ! そうだった!」
顔をあげると、観月に問いかける。
「実は……今週末か来週末に予定空いているかな?」
「あ、空いてますよ? どちらも」
「そうしたら、ごめん!両方明けといてくれないかな? 実は、今週末、俺の隣の家の姉ちゃん……えーと父さんの後輩の奥さん。お腹に赤ちゃんがいて、普段、時間があったら俺、買い物とか重いもの持ってあげたりしてるんだ。そうしたら、あと2月位で生まれるから、大きなものを買い物に行くことになって……そうしたら、母さんがこの前の写真を見て大塚に会いたいって……」
「赤ちゃんですか! わぁ、素敵ですね」
「それと、来週は従兄の兄ちゃんたちの所のお祭りに行くんだ。この時期のお祭りって珍しいだろう?」
観月は、ハッとする。
「交通費!」
「要らない要らない。家ファミリーカーだし、それに運転できる皆、大型の車に乗るから。それに兄ちゃん迎えに来るし」
「何人もですか?」
「いや、媛姉ちゃん夫婦に伯父さん伯母さんに、あ、シィ兄ちゃんの家族も来るかな? シィ兄ちゃんの弟の醍醐兄ちゃんがいるから」
だから安心して……と言う言葉に、
「ありがとうございます。行っても良いですか? ご家族だけで……」
「皆、家族ぐるみだから大丈夫。それに珍しいものが見れる。あ、今週末も来週も迎えに行くし、送るから」
「大丈夫ですか? 遠廻り……」
「あれ? 俺の家、大塚の家よりもっと向こうなんだけど」
「え?」
観月の家は、実は中学校の校区内に家と学校がある。
「不知火君は、どこに住んでいるんですか?」
「え? 父さんに危険だから、遠回りして帰れって言われてるけど、霞が台」
「えぇぇ! 電車は無理ですけど、バスは……」
「自転車通学だから運動になるし。元々こっちに引っ越して来る時に、今度会うと思うけど、従兄の兄ちゃんの知り合いが家を売るからって、父さんが買うって。でも、築10年ちょっとだけど周囲から見たらお屋敷? 父さんの欲しがってた書斎あるし、リビングが巨大だし……。まぁ、前の持ち主が特殊な仕事してたからだけど……」
首をすくめる。
「まぁ、今度来るといい……と言うか案内する。……あ、母さんと葵衣だけは……前もって言っておくけど、ごめん」
「葵衣さん……彼女さんですか?」
「違うから! 4才下の妹! もう、ムカつく位口は立つし! 母さんは母さんで……ドリーマーで」
「……良いなぁ……」
「えっ?」
祐次は見下ろす。
照れたように、
「私は母がいないのと、父が転勤してるからおばさんの家に。高校卒業したら、奨学金で大学に行こうと思って……だから頑張らないと」
「……そっか……俺も頑張らないとな……」
祐次は無意識に手を伸ばし、頭を撫でる。
「でも、大塚。何かあったら俺ができる範囲で手助けするから、無理するなよ」
「……えへへ、ありがとう」
もどかしさを覚えつつ、それでもいつもその笑顔が見られたらいいなと言いかけて、祐次は胸にその言葉を納めたのだった。
図書館の為に大声ではないものの、柔らかい、でも放送の声とは少し違うものの優しい声が響く。
笑っているのは去年、祐次に紹介され知り合ったひとつ上の先輩、吉岡揚羽である。
噂に疎い観月も聞いたのだが、最難関のこの進学校でも学年トップの成績を維持しつつ、図書館の本を黙々と読んでいる大人しい『綺麗な先輩』。
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去年から祐次は文系が全滅、観月は英語と理系が危うく、困っていた。
観月は祐次に教えて貰えるが、文系というのは、感性や表現も必要となり、漢字を教える程度では成り立たない。
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「なぁ、大塚? 今日、昼休み一緒に図書館行かないか?」
「え?」
「この間、吉岡先輩に会ったら、すごく面白い先輩で、だから大塚も会ってみたらと思って。今日持ってきてる英語と数学の教科書持って行こう」
友人らしい友人は祐次だったので、昼食も一緒にとって、その後図書館に行く。
すると、端整と言うよりも温厚さが現れた、青年が読書をしていた。
その姿は目がじっと文字をたどり、文字が生き生きと甦るのを見守っているような優しげなもので、本当に一枚の絵になりそうな光景である。
「先輩! あげっち先輩!」
「あ~。祐次?」
「祐次~? じゃないですよ。ほら、話していた俺のクラスメイトの大塚」
「は、初めまして。大塚観月と申します」
頭を下げる。
「こんにちは、大塚さん。祐次から聞いてるよ。苦戦してるって」
祐次に椅子を引かれ、席につく。
隣が祐次である。
「ちょっと教科書見ていい?」
「は、はい」
数学の教科書を見せる。
ページをめくると、
「……あぁ、やっぱり。数学の得意な生徒用の授業なんだね。それに英語も苦手って聞いたけど……つまづいているのは文法……とか?」
「は、はい……」
顔を赤らめる少女に、揚羽は、
「大丈夫だよ。文法って数学と同じで、決まった原理を当てはめると言うかたちになるから、それを記憶する。そして試験の時に思い出すように、勉強方法を思いきって変えちゃうといいから」
「えっ? でも、授業……」
「授業は詰め込み、進学校だから先生も必死なんだろうね? でも生徒からすると本当に勉強したい時には困るんだ。それに塾に行く生徒だったらもっと教わるけど、塾は行っていないでしょう? 祐次もそうだけど俺も行ってないし」
「えぇぇ! 行ってないんですか!」
進学校であり、部活動よりも成績重視のこの学校は、学校の授業の後ほとんど部活以外の生徒は塾に向かう。
祐次は週に数回の部活以外は、観月と一緒に教室で一緒に教えあったりしていた。
そして、女の子の観月の為に丁度、祐次の家の途中にある観月の家まで送っていっていたのだが……。
「うん。行ってないよ。あ、そうだ。もしよかったら、祐次の部活の日以外の日、ここにいるから、二人共おいでよ。俺も復習になるし、教えてあげるよ」
「本当ですか! あの、お金……」
「復習だし、それに学校で教えるのに金品要求しないよ。あ、逆に、大塚さん。苦手な教科のノートをそれぞれ一冊づつ用意しておいてね? 授業とは違うからノートを別にしておいた方がいいと思うんだ」
「はい! ありがとうございます。よろしくお願いします」
観月は頭を下げる。
「緊張しなくていいよ。祐次の方が教科書とノート見て、こりゃ駄目だ~! だったもの」
「あげっち先輩! 酷いじゃん! 俺だって!」
「頑張ってる方向がずれてるんだよ。頭が完璧に理系。それに頑固だし、これじゃぁ、大塚さんが教えられないの解るよ。大変だったねぇ……」
「あ、いえ、不知火君はすごいです!」
「祐次? 良かったね? 報われてるよ?」
クスクス笑う。
「じゃぁ、昼休みも俺はここにいるけど、もし解らないことがあったらおいでよ。解らないところそのままよりも、すぐ聞く方が理解しやすいからね?」
「はい」
「じゃぁ、俺は昼休み移動教室だから、また明日かな?」
手を振りにこにこと去っていった揚羽を見送り、観月は呟く。
「物静かで完全無欠の先輩……って聞いてました……」
「俺も。でも、気さくでよく笑うんだよな……」
「でも、不知火君。ありがとうございます! 先輩を紹介して下さって、それに、一緒に勉強できますね!」
良かった~!
と嬉しそうな観月に、祐次も照れくささと胸の奥が暖かくなったような気がしたのだった。
それから学年も上がったが、祐次の部活のない日に、都合が付けば図書館に一緒に行っていたのだが……。
「大塚は良いんだよ。それよりも、俺、また文系全滅だけは避けたい……頭が痛い! 大塚みたいに情緒があれば……あ、くぅぅ! そうだった!」
顔をあげると、観月に問いかける。
「実は……今週末か来週末に予定空いているかな?」
「あ、空いてますよ? どちらも」
「そうしたら、ごめん!両方明けといてくれないかな? 実は、今週末、俺の隣の家の姉ちゃん……えーと父さんの後輩の奥さん。お腹に赤ちゃんがいて、普段、時間があったら俺、買い物とか重いもの持ってあげたりしてるんだ。そうしたら、あと2月位で生まれるから、大きなものを買い物に行くことになって……そうしたら、母さんがこの前の写真を見て大塚に会いたいって……」
「赤ちゃんですか! わぁ、素敵ですね」
「それと、来週は従兄の兄ちゃんたちの所のお祭りに行くんだ。この時期のお祭りって珍しいだろう?」
観月は、ハッとする。
「交通費!」
「要らない要らない。家ファミリーカーだし、それに運転できる皆、大型の車に乗るから。それに兄ちゃん迎えに来るし」
「何人もですか?」
「いや、媛姉ちゃん夫婦に伯父さん伯母さんに、あ、シィ兄ちゃんの家族も来るかな? シィ兄ちゃんの弟の醍醐兄ちゃんがいるから」
だから安心して……と言う言葉に、
「ありがとうございます。行っても良いですか? ご家族だけで……」
「皆、家族ぐるみだから大丈夫。それに珍しいものが見れる。あ、今週末も来週も迎えに行くし、送るから」
「大丈夫ですか? 遠廻り……」
「あれ? 俺の家、大塚の家よりもっと向こうなんだけど」
「え?」
観月の家は、実は中学校の校区内に家と学校がある。
「不知火君は、どこに住んでいるんですか?」
「え? 父さんに危険だから、遠回りして帰れって言われてるけど、霞が台」
「えぇぇ! 電車は無理ですけど、バスは……」
「自転車通学だから運動になるし。元々こっちに引っ越して来る時に、今度会うと思うけど、従兄の兄ちゃんの知り合いが家を売るからって、父さんが買うって。でも、築10年ちょっとだけど周囲から見たらお屋敷? 父さんの欲しがってた書斎あるし、リビングが巨大だし……。まぁ、前の持ち主が特殊な仕事してたからだけど……」
首をすくめる。
「まぁ、今度来るといい……と言うか案内する。……あ、母さんと葵衣だけは……前もって言っておくけど、ごめん」
「葵衣さん……彼女さんですか?」
「違うから! 4才下の妹! もう、ムカつく位口は立つし! 母さんは母さんで……ドリーマーで」
「……良いなぁ……」
「えっ?」
祐次は見下ろす。
照れたように、
「私は母がいないのと、父が転勤してるからおばさんの家に。高校卒業したら、奨学金で大学に行こうと思って……だから頑張らないと」
「……そっか……俺も頑張らないとな……」
祐次は無意識に手を伸ばし、頭を撫でる。
「でも、大塚。何かあったら俺ができる範囲で手助けするから、無理するなよ」
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