聖衣カウンター【聖女】

アポ

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 新章の前です。

 赤龍…炎龍の配下の龍ですけど…

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 畑仕事を辞めた理由に、カイネが仕事嫌いと、龍により畑の一部損壊が挙げられた。
 龍と言っても小さな龍で、殆ど人里に降りてこないのも事実なのだけど、この世界で物凄く美味しい匂いに、誘われた事が原因と思われる。
 カイネ自体初めは、何者に喰い散らかせられたのか分からないでいた。
 地面ごとそっくり抉られ、丸で三十センチの陥没が、いく箇所かに別れてあったので在る。

「もしかしてネズ公、地面食べた。」
 カイネ的冗談を、サラサが後ろから忍びよりネズ公をカイネの胸から奪い、ネズ公を逆さにして振る。
 カイネもサラサの気配は、知って居たが、ネズ公を掴んで振るサラサを見て、ケタケタと大笑いしていた。
 ネズ公は何が何やら分からない内に突如足を持たれて気を失う……。

 ネズ公が泡を吹いた為に、カイネが慌ててサラサからネズ公を、取り上げる、そしてヒールをネズ公にかけていた。
「サラサめっ、駄目だよネズ公をからかっては。」
 最初にからかった本人が言う言葉では無い様な……、
 そのまま寝息を立てるネズ公を胸元に戻すカイネ、こうしてネズ公を甘やかすカイネであったリする。
「しかし略ぜんとしない、地面を抉る魔物なのかしら。」
 カイネが困惑中、珍しい来季客がやって来た。
 ギルドの副官であった。
「こんにちは~、ギルドに変な依頼が来たので、カイネさんに持って来ました。」
 辺りをキョロキョロと落ち着き無い副官であった。
 カイネ模索中。
(誰だろう、ギルドに居たっけ……ん……名前が出て来ない様な……。)
【少しフラッシュバック中……。】
「あっ副官だ、そうそう副官の人だ。」
 カイネがめっち走って、抱き抱え上げ、肩車して居る、物凄く短いスカートなので副官は尻を手で押さえつつ、肩車されていた。
 サラサはあんぐりと口を開け、羨ましそうにカイネに近寄る。
 副官は毛恥ずかしそうに、肩車されて高い位置から畑の荒廃した場所を眺め言った。
「此れは魔物のしわざねぇ、多分草食魔物よ、普段大人しいけど…食の事だけ大雑把が何寄りの証拠だよ。」
 美声でありこの体型、カイネの好きな要素満点だけど……何か物足りない要素がカイネを留める原因であった。
 はっきり云って女では無い事が原因であった。
 それは首筋に当たる違和感で、カイネ自身気が付くと云う物だが、何せ子供の様な突起物、本当に男か確認しなければ分からないのも事実である…。
(ん……。)
 カイネは首を左右に振る。
 カイネ考え中……。
 首筋に当たるかすかなしこりの様な物…。
(確かに、有りますねぇ。)
 その行為に副官とて、わからぬ訳無かった。
(エヘへ。)
「バレましたギルドの皆さんには、ご内密にお願い致します。」
 と、カイネに小声で話す副官であった。
 
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