気ままに…スライムの冒険…

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 本編【第二章】広がる欲望

 襲われる村人達。(余談)

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 此処数年魔物達が苛立ちを見せる様に、魔王が近隣の支配地を大きくしている様であった。
 魔王の財政基盤と成宝物庫を壊された事が原因でも有り、次いでスライムの減少でも見える様に、魔物の餌が変化している為、魔物達が近隣の村などを襲う光景が繰り広げられる事と成っていた。
 大都でも同様にスライム退治などで、一般大衆が困る事が今話題に上がる。
 基本的には、其れらの元凶は全部アッイーが起こした、レベルアップ草が元凶で有ったが…。
 まぁ逸れを吹聴する人々にも、其れなりに元を作ったとも言える事であった。
  大元は物を稼ぐ為に、又逸れを他の者から盗む様な、事だけど、その為に話を大きく吹き込んで、在ること無い事を混同して居る人などが、大元とも呼べ無くは無い。
 まぁそんな大人では、今後が心配では在るけど…。
 単に1回だけの成功が、大きく成って仕舞った事案で在る。
 
 其処で大都では、スライムが偶にレベルアップ草など持つ存在は稀なケースだと位置付け、民衆に既存のスライム討伐をしない様にお振れを出すが、流石に大都以外では、いま一つ成果がで無かった。
 街でも大都からの要請で、スライム退治を言い触らした犯人を探す命令が出回る頃。
 当の犯人達は、村などを転戦していた。
 そして村にも大型の魔物などが、頻繁に目撃されて居た。
 
 此の村にも魔物達が幾度と無く攻め込んで来た。
 村の者もその対応に、傭兵崩れの野良冒険者などを雇い、その対応に奔走していた。
 だが流石に村としても、その様に長期間の魔物退治に費用がかさみ、対応に苦慮していた事も事実で在る。
 次第に魔物も知恵を付け、矢倉などを最初に襲う。
 そして攻撃を何度も繰り返す様に、村は疲弊して行った。
 もう何度目の攻撃であろうか、村人たちは寝る間も惜しんでの、対応に慢心相違で有った。
 一項に減らない魔物達は、次々と村を襲うのであった。
 魔物達にしてみたら、美味しいご馳走を蓄える村を襲う事は、自然の事であった様に感じる。
 村人たちは、貯蔵を守り、必要に抵抗するしか、手立てが無く何時しか村を、放棄して大都や街に逃げ出す者も多かった。
 食料を作る村を無くせば、大都だけでは、その内に食料不足ともなり得るので有る。
 人々の需要と供給のバランスが次第に狂って来たのであった。
 大都でも流石に手をこ招いては居られない。
 冒険者や兵士を使い、魔物を倒す事を初めるのだが、流石に魔物達、段々と大型の群れで、兵士や冒険者に立ち向かう。
 そうして今まで以上の、戦闘が加熱して行った。
 スライムから盗んだ者達の処分が、此の混乱で有耶無耶うやむやに成る事は明白であろう。
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