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過去回想に映りこむモブ編
第32話 ヒロインとの邂逅
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「みぃつけたぁぁ。」
いつもよりも一段と低い声に血走った目、ニタリとした笑み。
間違いない。レインはブチ切れている。
「ちょっと待って。持ち場を離れたのは儂が悪かった。
謝罪するからとりあえず話を聞いてほしいのじゃ。
冷気が漏れてるから。周囲凍っちゃうから抑えて。」
ヘカテは必死になってレインを落ち着かせようとなだめすかしている。
先ほどまでの態度と一変し下手に出て懇願する様子にリコリアとセルビーは呆気にとられていた。
「あのー。」
たまらずリコリアはヘカテ達に声を掛けた。
ギロリとレインの血走った目がリコリアの方を向き、リコリアは思わず「ひっ」と小さな悲鳴をあげた。
「あなたは?」
レインはリコリアを認識すると、先ほどまで発せられていた怒気が瞬く間に霧散していった。
「でかした。
レインを呼んだのは他でもない。
診てほしい患者がいるんじゃ。
じゃから、な、ここは落ち着いてほしいのじゃ。」
リコリアの介入により冷静さ取り戻しつつあるレインにヘカテは説明する。
「患者?それを早くいいなさいよ。」
「言わせてくれなかったんじゃ…、何でもない。」
ヘカテは反論しようとして、やめた。
ヘカテはこの3年間付き合ってきてレインのことは多少なりとも理解している。
レインは多少言葉遣いが尖っていることがあるが、それは嫌っているわけではなく単純に素直になれないためだ。
そして、孤児院で暮らしてきた経験からか、子ども達の扱いも非常に長けており面倒見のよい姉御肌な部分がある優しい子だ。
年下の子どもと接する機会が多いせいか、多少の無茶をしても怒られることは少ない。ただし文句は言われる。
だが、一度堪忍袋の緒が切れると豹変し容赦が無くなる。具体的には鉄拳制裁が待ち受けている。
孤児院でもその姿は恐れられており、一部ではバーサーカーと呼ばれているとか。
ヘカテもかつて味わったが、その時は龍族の彼女でも脳震盪を起こすほどの衝撃を受けた。
そのため、ガチ切れしている時のレインは触れてはいけない存在であるというのはエドワード達も含めた共通見解となっている。
そうなってしまった時は、落ち着くまでなだめご機嫌を取らなければならない。
間違っても反論したりしてはいけない。
というか反論しても正論で殴り返されるので無理だ。
それどころか、下手な反論は一度収まったはずの怒りが再燃して余計にややこしいことになる可能性もある。
なので、ヘカテは穏便にすますためにも矛先がこちらに向いていないことで良しとした。
「初めまして。
私はレイン、平民よ。今はそこのヘカテと同じくここで給仕係をしているわ。
それで、患者は誰?あなた?」
「あ、えっと、初めまして。
私レイドット=リコリアと言います。怪我を負ったのは彼女、私のメイドをしているセルビーです。」
「よろしくお願いします。マルライト=セルビーと申します。
ヘカテさんにはポーションを頂いて楽になりました。
今は、先ほどまであった痺れや麻痺も無いですし、治療していただくほどでは。」
セルビーは固辞するが、レインは構わず彼女の側に歩み寄った。
「そう、セルビーさん。よろしくね。
治療が必要かどうかは私の方で確認させてもらってからにするわ。
健康状態確認のために今から魔法を使うわ
大丈夫、悪影響を及ぼすものじゃないから安心して。<診断>」
レインはそう言うとセルビーに有無を言わせずに魔法を発動させた。
<診断>はレインのオリジナル魔法である。
この3年間でレインの魔法は飛躍的に向上した。
その原因は、エドワードという規格外の存在のせいだ。
通常、魔法というのは既存の魔法を師匠や魔法書から学び習得する。
そのうえで、研究者が既存魔法に枝葉をつけて新たな魔法を作り上げていくのだ。
だが、エドワードは違う。
エドワードは今まで無かった雷属性と言う新しい属性を作り出してしまった。
それは最早、魔法の創生であった。
そして、その規格外であるエドワードの側にいるレインがそれに感化されるのは自明の理であった。
彼女は普通の魔法師が持つ常識や固定概念を早い段階で彼方に捨て去ってしまった。
それを決定づけたのもエドワードのアドバイスだった。
「魔法は自由だよ。柔軟な思考と確かな知識さえあればなんだってできる。
無理だと決めつけなければね。」
普通なら「それはおかしいだろ」と思うところだが、そういったものを彼方に捨て去った彼女は納得しててしまう。
結果、レインは浮かんだアイディアを次々と実践しトライ&エラーを繰り返しながらもオリジナル魔法を身につけていった。
その成果の1つが<診断>だ。
これは魔力探知の応用で、人体に微量の魔力を流すことで検知する方法。
3年前にダリウスが魔力を失ってから、原因を探るために試行錯誤していたことでこの方法を身に着けた。
とはいえ、普通に魔力を流しただけでは何か違和感があるくらいしか判断できない。
だが、数多くの人を治癒魔法で回復してきたレインは繰り返し<診断>を使うことで経験が蓄積されていった。
今では、悪影響が出ている箇所―特に毒物によるもの―の特定は容易にできるようになった。
「何があったか教えて。」
レインは無表情のままセルビーに尋ねた。
「元々はお嬢さまとともにこの部屋に連れてこられたのが発端です。
詳細は割愛しますが、そこで男に針を刺されました。
どうやら神経毒が塗ってあったようで刺された左腕が麻痺して動かなくなりました。
その後、ポーションをヘカテさんから頂いて現在は麻痺の抜けて回復しています。」
「そう、神経毒の針…。
やっぱり診てよかったわ。確証はないけれど違和感があるわ。
悪いけど、明日もう一度診させてもらえないかしら?」
「セルビーはどこか悪いんですか?」
レインの言葉にリコリアが戸惑っている。
「やはり、怪しいかの?」
「ええ、でも確証は無いわ。」
リコリアとヘカテの問いにレインは首を横に振りながら答えた。
「ならどうして怪しいと思うんです?」
セルビーもたまらずレインに尋ねた。
「過去に、似た症状の患者を知ってるからよ。
それに比べれば軽微なものだけど、毒というのが気になるわ。
なので良ければ明日にでももう一度確認したいのだけどいいかしら?」
「わかりました。」
レインの言葉にリコリアとセルビーは頷いた。
***
「ふー、なんかどっと疲れたよ。」
「俺もだ。」
エドワードとダリウスは屋上のテラスで休憩していた。
天使と悪魔の戦いは思った以上に神経を使ったようで精神的な疲れが大きい。
もう1人、シドーもぐったりとしていた。
誰もしゃべらない静寂な時間が流れた。
だが、外部からの騒音でその時間も終わりを告げる。
複数の足音がこちらに近づいてきたのだ。
テラスに出てきたのは4人の美少女。
うち2人はエドワードとダリウスの顔見知りだ。
「いたー。あんた達なにこんなところで休憩してるのよ。まだ仕事中でしょ。
それに、【スマホン】で呼びかけても全然出ないし。」
レインは2人を見つけるなり文句を言ってきた。
「こっちにも事情ってものがあってだな。」
「何よ、事情って。」
「いや、その、あのな。」
しどろもどろになりながらダリウスは弁解しようとするもレインの圧に敗け気味だ。
「なんじゃ、疲れ切っておるようじゃぞ。
事情は後で聞けばよかろう。
おんや、変な魔力残滓があるのぅ。」
見かねたヘカテがフォローを入れる。
その一方で、リコリアとセルビーに反応した者もいた。
依頼とはいえセルビーに危害を加えようとしたシドーだ。
「げっ」
シドーは彼女らを見るなり、思わず声をあげた。
たまたまシドーを見ていたエドワードはシドーの反応を訝しみ小声で尋ねた。
「どうしました?」
「いやー、はは。
実はあのメイド、彼女が今回のターゲットだったんすよ。」
シドーが指さす人物を見たエドワードは慌ててシドーに詰め寄った。
「おい、ちょっと待って。
あのメイドの隣にいる子は誰なんです?」
「えっ?あ、あの人ですか。
あの人はレイドット=リコリア嬢。レイドット子爵家の長女です。
ターゲットが仕える主人です。」
「嘘だろ。レイドット=リコリアだって。」
エドワードは思わず呟いていた。
そこにはニジゲンのヒロイン『苦労性のリコリア』が立っていた。
この出会いがヒロインであるレイドット=リコリアの運命を大きく変えていくことになる。
いつもよりも一段と低い声に血走った目、ニタリとした笑み。
間違いない。レインはブチ切れている。
「ちょっと待って。持ち場を離れたのは儂が悪かった。
謝罪するからとりあえず話を聞いてほしいのじゃ。
冷気が漏れてるから。周囲凍っちゃうから抑えて。」
ヘカテは必死になってレインを落ち着かせようとなだめすかしている。
先ほどまでの態度と一変し下手に出て懇願する様子にリコリアとセルビーは呆気にとられていた。
「あのー。」
たまらずリコリアはヘカテ達に声を掛けた。
ギロリとレインの血走った目がリコリアの方を向き、リコリアは思わず「ひっ」と小さな悲鳴をあげた。
「あなたは?」
レインはリコリアを認識すると、先ほどまで発せられていた怒気が瞬く間に霧散していった。
「でかした。
レインを呼んだのは他でもない。
診てほしい患者がいるんじゃ。
じゃから、な、ここは落ち着いてほしいのじゃ。」
リコリアの介入により冷静さ取り戻しつつあるレインにヘカテは説明する。
「患者?それを早くいいなさいよ。」
「言わせてくれなかったんじゃ…、何でもない。」
ヘカテは反論しようとして、やめた。
ヘカテはこの3年間付き合ってきてレインのことは多少なりとも理解している。
レインは多少言葉遣いが尖っていることがあるが、それは嫌っているわけではなく単純に素直になれないためだ。
そして、孤児院で暮らしてきた経験からか、子ども達の扱いも非常に長けており面倒見のよい姉御肌な部分がある優しい子だ。
年下の子どもと接する機会が多いせいか、多少の無茶をしても怒られることは少ない。ただし文句は言われる。
だが、一度堪忍袋の緒が切れると豹変し容赦が無くなる。具体的には鉄拳制裁が待ち受けている。
孤児院でもその姿は恐れられており、一部ではバーサーカーと呼ばれているとか。
ヘカテもかつて味わったが、その時は龍族の彼女でも脳震盪を起こすほどの衝撃を受けた。
そのため、ガチ切れしている時のレインは触れてはいけない存在であるというのはエドワード達も含めた共通見解となっている。
そうなってしまった時は、落ち着くまでなだめご機嫌を取らなければならない。
間違っても反論したりしてはいけない。
というか反論しても正論で殴り返されるので無理だ。
それどころか、下手な反論は一度収まったはずの怒りが再燃して余計にややこしいことになる可能性もある。
なので、ヘカテは穏便にすますためにも矛先がこちらに向いていないことで良しとした。
「初めまして。
私はレイン、平民よ。今はそこのヘカテと同じくここで給仕係をしているわ。
それで、患者は誰?あなた?」
「あ、えっと、初めまして。
私レイドット=リコリアと言います。怪我を負ったのは彼女、私のメイドをしているセルビーです。」
「よろしくお願いします。マルライト=セルビーと申します。
ヘカテさんにはポーションを頂いて楽になりました。
今は、先ほどまであった痺れや麻痺も無いですし、治療していただくほどでは。」
セルビーは固辞するが、レインは構わず彼女の側に歩み寄った。
「そう、セルビーさん。よろしくね。
治療が必要かどうかは私の方で確認させてもらってからにするわ。
健康状態確認のために今から魔法を使うわ
大丈夫、悪影響を及ぼすものじゃないから安心して。<診断>」
レインはそう言うとセルビーに有無を言わせずに魔法を発動させた。
<診断>はレインのオリジナル魔法である。
この3年間でレインの魔法は飛躍的に向上した。
その原因は、エドワードという規格外の存在のせいだ。
通常、魔法というのは既存の魔法を師匠や魔法書から学び習得する。
そのうえで、研究者が既存魔法に枝葉をつけて新たな魔法を作り上げていくのだ。
だが、エドワードは違う。
エドワードは今まで無かった雷属性と言う新しい属性を作り出してしまった。
それは最早、魔法の創生であった。
そして、その規格外であるエドワードの側にいるレインがそれに感化されるのは自明の理であった。
彼女は普通の魔法師が持つ常識や固定概念を早い段階で彼方に捨て去ってしまった。
それを決定づけたのもエドワードのアドバイスだった。
「魔法は自由だよ。柔軟な思考と確かな知識さえあればなんだってできる。
無理だと決めつけなければね。」
普通なら「それはおかしいだろ」と思うところだが、そういったものを彼方に捨て去った彼女は納得しててしまう。
結果、レインは浮かんだアイディアを次々と実践しトライ&エラーを繰り返しながらもオリジナル魔法を身につけていった。
その成果の1つが<診断>だ。
これは魔力探知の応用で、人体に微量の魔力を流すことで検知する方法。
3年前にダリウスが魔力を失ってから、原因を探るために試行錯誤していたことでこの方法を身に着けた。
とはいえ、普通に魔力を流しただけでは何か違和感があるくらいしか判断できない。
だが、数多くの人を治癒魔法で回復してきたレインは繰り返し<診断>を使うことで経験が蓄積されていった。
今では、悪影響が出ている箇所―特に毒物によるもの―の特定は容易にできるようになった。
「何があったか教えて。」
レインは無表情のままセルビーに尋ねた。
「元々はお嬢さまとともにこの部屋に連れてこられたのが発端です。
詳細は割愛しますが、そこで男に針を刺されました。
どうやら神経毒が塗ってあったようで刺された左腕が麻痺して動かなくなりました。
その後、ポーションをヘカテさんから頂いて現在は麻痺の抜けて回復しています。」
「そう、神経毒の針…。
やっぱり診てよかったわ。確証はないけれど違和感があるわ。
悪いけど、明日もう一度診させてもらえないかしら?」
「セルビーはどこか悪いんですか?」
レインの言葉にリコリアが戸惑っている。
「やはり、怪しいかの?」
「ええ、でも確証は無いわ。」
リコリアとヘカテの問いにレインは首を横に振りながら答えた。
「ならどうして怪しいと思うんです?」
セルビーもたまらずレインに尋ねた。
「過去に、似た症状の患者を知ってるからよ。
それに比べれば軽微なものだけど、毒というのが気になるわ。
なので良ければ明日にでももう一度確認したいのだけどいいかしら?」
「わかりました。」
レインの言葉にリコリアとセルビーは頷いた。
***
「ふー、なんかどっと疲れたよ。」
「俺もだ。」
エドワードとダリウスは屋上のテラスで休憩していた。
天使と悪魔の戦いは思った以上に神経を使ったようで精神的な疲れが大きい。
もう1人、シドーもぐったりとしていた。
誰もしゃべらない静寂な時間が流れた。
だが、外部からの騒音でその時間も終わりを告げる。
複数の足音がこちらに近づいてきたのだ。
テラスに出てきたのは4人の美少女。
うち2人はエドワードとダリウスの顔見知りだ。
「いたー。あんた達なにこんなところで休憩してるのよ。まだ仕事中でしょ。
それに、【スマホン】で呼びかけても全然出ないし。」
レインは2人を見つけるなり文句を言ってきた。
「こっちにも事情ってものがあってだな。」
「何よ、事情って。」
「いや、その、あのな。」
しどろもどろになりながらダリウスは弁解しようとするもレインの圧に敗け気味だ。
「なんじゃ、疲れ切っておるようじゃぞ。
事情は後で聞けばよかろう。
おんや、変な魔力残滓があるのぅ。」
見かねたヘカテがフォローを入れる。
その一方で、リコリアとセルビーに反応した者もいた。
依頼とはいえセルビーに危害を加えようとしたシドーだ。
「げっ」
シドーは彼女らを見るなり、思わず声をあげた。
たまたまシドーを見ていたエドワードはシドーの反応を訝しみ小声で尋ねた。
「どうしました?」
「いやー、はは。
実はあのメイド、彼女が今回のターゲットだったんすよ。」
シドーが指さす人物を見たエドワードは慌ててシドーに詰め寄った。
「おい、ちょっと待って。
あのメイドの隣にいる子は誰なんです?」
「えっ?あ、あの人ですか。
あの人はレイドット=リコリア嬢。レイドット子爵家の長女です。
ターゲットが仕える主人です。」
「嘘だろ。レイドット=リコリアだって。」
エドワードは思わず呟いていた。
そこにはニジゲンのヒロイン『苦労性のリコリア』が立っていた。
この出会いがヒロインであるレイドット=リコリアの運命を大きく変えていくことになる。
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