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過去回想に映りこむモブ編
第36話 足りないピース
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「はっ?」
シスターマリアは呆気に取られていた。
先ほどまでイーレ村の見慣れた光景から急に場面転換し貴族のお屋敷の前に居るのだ。
頭の理解が追いつかず混乱するのも無理はない。
「少し待っててください。受付してきますから。」
未だ混乱状態のシスターマリアをよそにエドワードは門衛のところに行き何やら手続きをした。
やがて、1人の老執事がやってきて、エドワードとシスターマリアは屋敷内に通されることになった。
「ねぇ、色々言いたいことはあるけど、経緯を説明してくれるかしら?」
シスターマリアはにっこりと微笑みながら小声でエドワードに話しかけた。
エドワードは、見る男性によっては虜にしてしまいそうなほどの笑顔を見せるシスターマリアから言い知れぬ圧力を感じている。
それは、シスターマリアの背後に鬼の幻影が見えるほどだった。
「は、はい。分かりました。」
エドワードは萎縮しながらも事の経緯を説明し始めた。
「まず事の発端は8日前になります。
僕達は事前教育のためにパドレス辺境伯の次男ミュート様の誕生パーティに給仕係として働いていました。
その時に、ヘカテが悪漢に絡まれているレイドット=リコリア様とマルライト=セルビー様を発見。様子を伺っていると悪漢の1人がセルビー様に危害を加えたために対処したようです。
セルビー様は針で左腕を刺されたようです。ただ、どうも針には神経系の毒が塗られていたようで刺された左腕に痺れを感じたと証言されています。
幸いヘカテが持っていたポーションの効果によって回復しておりステータス上は健康そのものになっています。」
「ステータス上は?引っかかる言い方をしますね。」
黙って聞いていたシスターマリアが反応する。
「セルビー様は、レインと僕で確認をして健康であることを確認しています。
ただ、レインが気になるということで翌日も診断をしたところ、魔力総量が減少していました。」
「なるほど。魔力総量の減少ですか。何か読めたような気がしますよ。それで?」
シスターマリアは続きを促す。
「今からセルビー様の再検診を行います。
その結果によってはシスターマリアにフォローしていただきたいのです。」
エドワードの言葉を聞いて、シスターマリアはため息をつく。
お願いの体を取っているがこれは半ば強制だ。
しかも、再検診と言っているが結果は既に見えているのだろう。
だから無理やりにでもシスターマリアを連れてきた。
コンコン
「失礼します。」
執事はノックの後、部屋の主からの了承を得て部屋に入る。
続けて、エドワードとシスターマリアも入室した。
部屋には3人の少女がいた。
1人はこの部屋の主、マルライト=セルビーでベッドに寝ている。
1人はレイドット=リコリア。彼女はベッド横の椅子に座りセルビーと話をしていた。
そして残りの1人はレイン。リコリア嬢の隣でセルビーを診ていた。
「失礼いたします。リコリア様、セルビー様。
検診に参りましたエドワードとシスターマリアでございます。」
エドワードの挨拶を聞いた執事は「それでは失礼します。」と言って部屋から出ていった。
「お疲れ様、エド。
シスターマリアを連れてきてくれてありがとう。」
「強引に連れてきたからシスターマリアに睨まれたよ。」
エドワードはどっと疲れが出たのかため息を吐いた。
「なるほど、エドにしては強引だと思ってたけど、レインの仕業ね?」
「そうしないとシスターマリア捕まらないじゃない。」
シスターマリアはイーレ村唯一の孤児院と教会を運営している。
忙しくしているため、中々空いた時間が取れないのだ。
レインの言葉に自覚はあるのかシスターマリアは怒るに怒れなくなった。
(全く。手段を選ばなくなってきたわね。誰の影響かしらね。)
シスターマリアは苦笑しエドワードを一瞥した。
「エドワードさん、その方が例の方ですか?」
「はい、以前お伝えした例の患者を治療した凄腕のシスターマリアさんです。」
「初めまして、セルビー様。リコリア様。
私はシスターをしているマリアと申します。」
挨拶を済ませると、エドワードとシスターマリアはセルビーの元に歩み寄った。
「早速ですが、検診を始めます。よろしいですか?」
「私の方でも診させていただきますね。」
「ええ、よろしくお願いします。」
ステータス
名前:マルライト=セルビー
年齢:15歳
性別:女
種族:人間
状態:正常
HP:450/554
MP:100/128
「…、やはり魔力が減ってますね。今は128になっています。」
エドワードの言葉に2人の少女は落胆するものの、そこまで動揺はしていない。
「予想はしていました。
3日前に教会で鑑定してもらい魔力が減っていることを確認しましたから。」
セルビーは結果を聞いても悲しそうにそう呟いた。
このままではそう遠くないうちに魔力はゼロになりセルビーは死ぬだろう。
だが、そうはさせない。
ダリウスに発破をかけられたあの夜、エドワードはニジゲンのシナリオに介入する覚悟を決めた。
シナリオ通りにセルビーを死なせるつもりはない。
セルビー嬢から連絡が来たのが昨日。
怪我を負った時から一週間も経過しているため時間が勝負になる。
だからダリウスを治した実績のあるシスターマリアを呼んできた。
「そういうことなので、シスター…「無理ね。」」
シスターマリアはそう言って拒否した。
「なっ」
「落ち着きなさい。エド、あなたの言いたいことは分かる。
できることなら助けてあげたいという気持ちはある。
でも、私も診たけれど、これ以上のことは出来そうにないわ。
原因となった毒も無いようですし、私では救うことはできないの。」
シスターマリアに窘められたエドワードは何か喋ろうとして…、口を噤んだ。
「先ほどは酷なことを言ってしまい申し訳ありませんでした。」
「いえ、いいのです。
せっかく治療のために来ていただいたのに。」
「そう言っていただくと救われますわ。
そうでした。1点、確認させてください。
鑑定はどこの教会で受けられましたか?」
「ヤンデルシア教会です。
ここヤンデルシアにはあそこしか教会はありませんから。」
「ありがとうございます。
あそこでしたら大きい教会ですし間違いありませんね。
下らない質問をしました。ご容赦下さい。
ああ、忘れるところでした。
一筆したためたいので書くものはありますか?」
メイドから紙とペンを受け取ったシスターマリア何かを書き出していく。
書き終わると紙を折りセルビーに手渡した。
「ちゃんと治療はできず申し訳ありませんでした。
ただ、神はいつでも私達を見ていらっしゃいます。
善行を積まれると吉報も訪れるでしょう。
教会としてはいつでも寄付をお待ちしております。
それじゃ、帰りましょうか。」
そうして、検診は何事も無く終了しエドワード達は屋敷を後にした。
「お嬢様、結局あの者達は何だったのですか。
特にシスターマリアとか名乗るもの。
仮にも教会のシスターというのに、あの態度。
守銭奴そのものではないか、人の弱みに付け込んで忌々しい。」
エドワード達が帰った後、部屋にやってきた老執事は憤慨していた。
彼は万が一を考えて、隣の部屋で待機していたのだ。
「私の身を案じてくれている方々です。
徒労に終わってしまいましたが。」
「諦めてはダメよセルビー。
私が何とかして見せるから。」
「ありがとうございます。リコリア様。
リコリア様の言う通りですぞ。
まだまだ諦めるには早すぎます。
この爺も微力ながら力になりますから。」
「お嬢様、爺もありがとう。
大丈夫よ、私も諦めないわ。だって希望はまだ残っているもの。」
セルビーはそう言うと、シスターマリアから受け取った紙をくしゃりと握りつぶした。
***
「疲れたー。飯ー」
「ただいまー。ってなにやってんだ?」
給仕服を着たヘカテとダリウスが帰って来た。
彼らの目の前には正座をさせられたエドワードとレイン、そして仁王立ちで説教をしているシスターマリアがいるのだ。
「あら、お帰りなさい。邪魔してるわよ。
2人とも給仕服似合ってるじゃない。」
シスターマリアは先ほどまで怒っていたとは思えないほどコロッと表情を変え笑顔でヘカテとダリウスに返事をした。
「あ、ああ。ありがとう。
なんでシスターマリアがここにいるんだ?」
「エドに拉致されてきたの。それを煽ったのはレインね。
だから2人に説教しているところ。」
シスターマリアから物騒な言葉が出てきたところでヘカテとダリウスは傍観することに決めた。
その後、説教は1時間ほど続いた。
「それで?
エドのことだからそのセルビーと合わせるためだけに拉致ったわけじゃないんでしょ?」
シスターマリアはエドワードに尋ねる。
「そうです。これを診てもらいたくって。」
エドワードが取り出したのは小さな小瓶。
中には水のようにさらさらとした青色の液体が入っている。
皆の視線が小瓶に集まった。
「なにそれ?」
誰ともなく声をあげた。
「これはセルビーが受けた毒」
エドワードの言葉に皆が固まった。
シスターマリアは呆気に取られていた。
先ほどまでイーレ村の見慣れた光景から急に場面転換し貴族のお屋敷の前に居るのだ。
頭の理解が追いつかず混乱するのも無理はない。
「少し待っててください。受付してきますから。」
未だ混乱状態のシスターマリアをよそにエドワードは門衛のところに行き何やら手続きをした。
やがて、1人の老執事がやってきて、エドワードとシスターマリアは屋敷内に通されることになった。
「ねぇ、色々言いたいことはあるけど、経緯を説明してくれるかしら?」
シスターマリアはにっこりと微笑みながら小声でエドワードに話しかけた。
エドワードは、見る男性によっては虜にしてしまいそうなほどの笑顔を見せるシスターマリアから言い知れぬ圧力を感じている。
それは、シスターマリアの背後に鬼の幻影が見えるほどだった。
「は、はい。分かりました。」
エドワードは萎縮しながらも事の経緯を説明し始めた。
「まず事の発端は8日前になります。
僕達は事前教育のためにパドレス辺境伯の次男ミュート様の誕生パーティに給仕係として働いていました。
その時に、ヘカテが悪漢に絡まれているレイドット=リコリア様とマルライト=セルビー様を発見。様子を伺っていると悪漢の1人がセルビー様に危害を加えたために対処したようです。
セルビー様は針で左腕を刺されたようです。ただ、どうも針には神経系の毒が塗られていたようで刺された左腕に痺れを感じたと証言されています。
幸いヘカテが持っていたポーションの効果によって回復しておりステータス上は健康そのものになっています。」
「ステータス上は?引っかかる言い方をしますね。」
黙って聞いていたシスターマリアが反応する。
「セルビー様は、レインと僕で確認をして健康であることを確認しています。
ただ、レインが気になるということで翌日も診断をしたところ、魔力総量が減少していました。」
「なるほど。魔力総量の減少ですか。何か読めたような気がしますよ。それで?」
シスターマリアは続きを促す。
「今からセルビー様の再検診を行います。
その結果によってはシスターマリアにフォローしていただきたいのです。」
エドワードの言葉を聞いて、シスターマリアはため息をつく。
お願いの体を取っているがこれは半ば強制だ。
しかも、再検診と言っているが結果は既に見えているのだろう。
だから無理やりにでもシスターマリアを連れてきた。
コンコン
「失礼します。」
執事はノックの後、部屋の主からの了承を得て部屋に入る。
続けて、エドワードとシスターマリアも入室した。
部屋には3人の少女がいた。
1人はこの部屋の主、マルライト=セルビーでベッドに寝ている。
1人はレイドット=リコリア。彼女はベッド横の椅子に座りセルビーと話をしていた。
そして残りの1人はレイン。リコリア嬢の隣でセルビーを診ていた。
「失礼いたします。リコリア様、セルビー様。
検診に参りましたエドワードとシスターマリアでございます。」
エドワードの挨拶を聞いた執事は「それでは失礼します。」と言って部屋から出ていった。
「お疲れ様、エド。
シスターマリアを連れてきてくれてありがとう。」
「強引に連れてきたからシスターマリアに睨まれたよ。」
エドワードはどっと疲れが出たのかため息を吐いた。
「なるほど、エドにしては強引だと思ってたけど、レインの仕業ね?」
「そうしないとシスターマリア捕まらないじゃない。」
シスターマリアはイーレ村唯一の孤児院と教会を運営している。
忙しくしているため、中々空いた時間が取れないのだ。
レインの言葉に自覚はあるのかシスターマリアは怒るに怒れなくなった。
(全く。手段を選ばなくなってきたわね。誰の影響かしらね。)
シスターマリアは苦笑しエドワードを一瞥した。
「エドワードさん、その方が例の方ですか?」
「はい、以前お伝えした例の患者を治療した凄腕のシスターマリアさんです。」
「初めまして、セルビー様。リコリア様。
私はシスターをしているマリアと申します。」
挨拶を済ませると、エドワードとシスターマリアはセルビーの元に歩み寄った。
「早速ですが、検診を始めます。よろしいですか?」
「私の方でも診させていただきますね。」
「ええ、よろしくお願いします。」
ステータス
名前:マルライト=セルビー
年齢:15歳
性別:女
種族:人間
状態:正常
HP:450/554
MP:100/128
「…、やはり魔力が減ってますね。今は128になっています。」
エドワードの言葉に2人の少女は落胆するものの、そこまで動揺はしていない。
「予想はしていました。
3日前に教会で鑑定してもらい魔力が減っていることを確認しましたから。」
セルビーは結果を聞いても悲しそうにそう呟いた。
このままではそう遠くないうちに魔力はゼロになりセルビーは死ぬだろう。
だが、そうはさせない。
ダリウスに発破をかけられたあの夜、エドワードはニジゲンのシナリオに介入する覚悟を決めた。
シナリオ通りにセルビーを死なせるつもりはない。
セルビー嬢から連絡が来たのが昨日。
怪我を負った時から一週間も経過しているため時間が勝負になる。
だからダリウスを治した実績のあるシスターマリアを呼んできた。
「そういうことなので、シスター…「無理ね。」」
シスターマリアはそう言って拒否した。
「なっ」
「落ち着きなさい。エド、あなたの言いたいことは分かる。
できることなら助けてあげたいという気持ちはある。
でも、私も診たけれど、これ以上のことは出来そうにないわ。
原因となった毒も無いようですし、私では救うことはできないの。」
シスターマリアに窘められたエドワードは何か喋ろうとして…、口を噤んだ。
「先ほどは酷なことを言ってしまい申し訳ありませんでした。」
「いえ、いいのです。
せっかく治療のために来ていただいたのに。」
「そう言っていただくと救われますわ。
そうでした。1点、確認させてください。
鑑定はどこの教会で受けられましたか?」
「ヤンデルシア教会です。
ここヤンデルシアにはあそこしか教会はありませんから。」
「ありがとうございます。
あそこでしたら大きい教会ですし間違いありませんね。
下らない質問をしました。ご容赦下さい。
ああ、忘れるところでした。
一筆したためたいので書くものはありますか?」
メイドから紙とペンを受け取ったシスターマリア何かを書き出していく。
書き終わると紙を折りセルビーに手渡した。
「ちゃんと治療はできず申し訳ありませんでした。
ただ、神はいつでも私達を見ていらっしゃいます。
善行を積まれると吉報も訪れるでしょう。
教会としてはいつでも寄付をお待ちしております。
それじゃ、帰りましょうか。」
そうして、検診は何事も無く終了しエドワード達は屋敷を後にした。
「お嬢様、結局あの者達は何だったのですか。
特にシスターマリアとか名乗るもの。
仮にも教会のシスターというのに、あの態度。
守銭奴そのものではないか、人の弱みに付け込んで忌々しい。」
エドワード達が帰った後、部屋にやってきた老執事は憤慨していた。
彼は万が一を考えて、隣の部屋で待機していたのだ。
「私の身を案じてくれている方々です。
徒労に終わってしまいましたが。」
「諦めてはダメよセルビー。
私が何とかして見せるから。」
「ありがとうございます。リコリア様。
リコリア様の言う通りですぞ。
まだまだ諦めるには早すぎます。
この爺も微力ながら力になりますから。」
「お嬢様、爺もありがとう。
大丈夫よ、私も諦めないわ。だって希望はまだ残っているもの。」
セルビーはそう言うと、シスターマリアから受け取った紙をくしゃりと握りつぶした。
***
「疲れたー。飯ー」
「ただいまー。ってなにやってんだ?」
給仕服を着たヘカテとダリウスが帰って来た。
彼らの目の前には正座をさせられたエドワードとレイン、そして仁王立ちで説教をしているシスターマリアがいるのだ。
「あら、お帰りなさい。邪魔してるわよ。
2人とも給仕服似合ってるじゃない。」
シスターマリアは先ほどまで怒っていたとは思えないほどコロッと表情を変え笑顔でヘカテとダリウスに返事をした。
「あ、ああ。ありがとう。
なんでシスターマリアがここにいるんだ?」
「エドに拉致されてきたの。それを煽ったのはレインね。
だから2人に説教しているところ。」
シスターマリアから物騒な言葉が出てきたところでヘカテとダリウスは傍観することに決めた。
その後、説教は1時間ほど続いた。
「それで?
エドのことだからそのセルビーと合わせるためだけに拉致ったわけじゃないんでしょ?」
シスターマリアはエドワードに尋ねる。
「そうです。これを診てもらいたくって。」
エドワードが取り出したのは小さな小瓶。
中には水のようにさらさらとした青色の液体が入っている。
皆の視線が小瓶に集まった。
「なにそれ?」
誰ともなく声をあげた。
「これはセルビーが受けた毒」
エドワードの言葉に皆が固まった。
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