なんと!妹から触手が生えた!

にしんのこ

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《9》やっぱり妹だよな?

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さあ、今の状況どうしようか。

目の前には、数年前に行方不明になったはずの妹。
しかも、何か触手が生えている。
さっき、心のなかでエロいとか思ったことは心のなかで謝罪しておこう。

そして、横には封印されし岩、っぽいやつを一撃で粉砕し、手も痛めずにけろっ、としているやつ。
こいつ、ショートヘアーだけど青髪だから目立つ。
大穴の中で何故かここだけは、上から光が注いでいるせいで、髪はとてもキラキラしている。
美女。間違いなく美女。

でも僕の妹、フグリも負けてない。
ロリっぽいが、胸はまあ、その、たゆんたゆんってやつだ。
シスコンじゃないし、ロリコンじゃないけど、かわいいっちゃ、かわいい。
シスコンじゃないし、ロリコンじゃないけど。

まあとにかく、一旦整理しよう。

「お兄ちゃん久々だね。」

はーい。
数年振りの妹の声。
ありがとうございます。
ありがとうございます。

いや感動している場合ではない。


「ほんとにフグリなのか?どうして、触手生えてんの?あっ鑑定してもいい?」

そう言うと、フグリはため息をはきながら

「私はフグリだよ。触手が生えてるのは、実はあるモンスターと合体しちゃってね。
鑑定スキルを持ってるの?もしかして、勇者召喚?」
「そうだよ。モンスターと合体!?どうしたの!」
「まあ、スキルを見ればわかるんじゃないかな。」

「そっか。じゃあ『鑑定』!」

名前:フグリ
職業:じゃしん
スキル:たべる

いや、突っ込みどころ多すぎ。
職業が。
邪神じゃなくてじゃしんなのかな。
あと、スキル名がたべる、ってなに?
意味わからん。

「そのスキルは名前の通り相手を食べれて、その相手の能力を奪い取れるってスキルでねぇ。
だけど、相手が強くて、中途半端に負けまして、現在こうなっています。」

「それ、引っ込めることは......」
「できません。」

そりゃ、たいへんだ。
うちの妹は一生触手が生えてるのか。

いや、今、それも悪くないなんて思ってないからな。
全く思ってないからな。

「しかも、食べた相手が魔王幹部で何か強そうなやつで。じゃしん、って職業になった。」
「今、じゃしんで魔王幹部といったか!?」

すると突然、横で石を拾っていた、青髪ショートが叫んだ。

「何か知ってるのか?」

そう聞くとその青髪ショートはフグリには敵わないがそれなりにある胸を張って、言った。

「だって、私、魔王ですから。」

なんと、新事実。


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