異世界発明家

ヤート

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ニュースーツお披露目

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 ぼくは充分な量の特殊な鉱石のアダマンタイトを手に入れラボでコーランに解析を任せ依頼をこなしちょうど一人前の一歩手前のC級の冒険者になった。
 依頼の報酬を資本に商会を立ち上げロードマップの販売を始めた。もちろんソースは衛星からの観測データの500/1だ。冒険者をはじめ商人、行政、貴族がこぞって買い100億Gを超える売り上げを出した、僕らの拠点であるリーブ王国各地に通信機を設置させた。もちろん領地統括をしてる貴族や王宮に袖の下を握らせて。

ここ3ヶ月でリーブ王国屈指の商会となった
パーカー商会
その地下にはアダマンタイトの研究を進めていた。

『パーカー様、アダマンタイトの拡張、変形、収縮、性質変化のパターン動作の試験が終わりました』

「そうか、じゃあ早速マーク1とマーク2のデータからマーク3の開発の開始だがその前に僕の肉体のスキャニングが先だな増減10キロまで対応できるようにしとかなきゃ」 

『かしこまりました』

「アースドライブの改良は?」

『それがどうもこの世界の物質との折り合いが悪くて出力の向上と小型化まで見通しが難しくて』

「わかったとりあえず現在のアダマンタイトとドライブ内部のリアクターの結合のシミュレートと魔術式と魔道具の解析から掛け合わせられるかやってみよう 」

   僕は仕事をそこそこにラボに篭った。

   そして2日ほど出社せず息抜きに本屋に立ち寄った。


「やぁ、ビル調子はどうだい?」

「パーカーさんぼちぼちですよ。それにしても王国随一の商会のアタマがこんな所で油売ってていいんですかい?」

「僕の周りはそこそこ優秀でね…まだ業務も多角化させてないし、ぼくが唐突に一ヶ月休んでも支障はないさ」

「そうですかいそれで何をお求めで?」

「近隣諸国の魔道書と魔術学の本後は採集クエストの本を」

「はいしめて10万Gになります」

「現金は持ち歩かない主義でね、後で部下に持って来させるよ」

「毎度」

   僕は行きつけの宿で食事を取り、紅茶にミルクを垂らす時に閃いた。

真っ赤な紅茶の表面にだけ映るミルクの後そこにある砂糖の塊…
「コレか!!!」

   周りが僕をじろりと見る

「あぁすまない」

   僕はラボに戻り

「コーラン、これらの本の取り込みを」

『承りました』

「それとアースリアクターとアダマンタイトとを二重式ではなく二層にして逆三角形の形から六芒星の形にそれを毎秒10回転左右逆にして断続的にリアクターのエネルギーをアダマンタイトに照射、変異する元素に魔力を注げば」

『解析完了、クリアです』

「まさか紅茶でわかるとは」

『ですが実現となると可能性は低いと思われますが』

「コーラン、明日からやるぞ」

ひとしきりの準備を終え、

「良しアダマンタイトとリアクターの回転を開始」

『作業始めます』

『リアクターからのエネルギーウェーブをアダマンタイトが反応、熱量が上がります。』

「よし、あとは43秒後に魔力を流し込むぞ」

「魔力加速装置により魔力のエネルギーを圧縮」

「照射しろ」

『照射』

  激しい光が回転する二つの輪に照射され融合する。

激しい光の爆発の後には

「出来たか?」

『成功のようです、測定できるだけでも従来のリアクターの7倍の出力を感知

「案外簡単だったな」

「これに合わせて自動装着型スーツを」


二ヶ月後

王国近郊

通称ー憤怒の谷
この谷から1日約数十体のモンスターが湧いてくるだが年に一度そのモンスター達の質、量が跳ね上がる日があるその日は悪夢の日として王国の騎士、魔道士、冒険者達が総出で砦を守る。

『パーカー様、ギルドから通信が入りました。悪夢の日だそうです』

「マーク5を出すぞ」

   格納庫から僕の手首のリングと靴の留め具に取り付けたセンサー、ベルトの留め具を探知してパーツが射出され装着されていく。

全身を包み
「ディスプレイ起動、バイタルチェック、現地の情報を衛星からダウンロードコーラン」

『各種スラスターの動作確認、戦闘OS、気象情報は晴れ良い飛行日和です」

「良しいくぞ」

   新しいスーツは商会の天井から飛びだした。


憤怒の谷最前線要塞司令室

今回の指揮官マルクス将軍に報告が飛ぶ
「将軍!魔導部隊魔力が切れます!遠距離の火力が大幅に下がります」

「弓兵を城壁の上からの迎撃を」

「報告!騎士部隊、冒険者連隊の戦線も押されてきています」

「決戦地をこの要塞に移す!各自補給を済ませ騎士部隊と冒険者連隊に撤退と回収部隊を向かわせろ!!」

「将軍!パーカー氏から連絡が」

「なんだ!?」

「左翼の冒険者連隊の殿を引き受けるそうです回収部隊は全て騎士大隊に回してくれと」

「なにぃ?パーカーに繋げ!」

「やぁ将軍」

「パーカーどういうことだ?というかその風切り音はなんだ?雑音がすごいぞ」

「あぁまぁ高速で空を飛んでるからね、回収のホバー機も向かわせている。なんなら右翼の敵は全て滅ぼしてもいい」

「相変わらず物言いが壮大だな、わかった、まかせる」

冒険連隊
「くっそ数が多すぎるぜ!」

「A級のチームが粘ってくれてるとはいえこの物量差じゃ時期に潰されるぞ!」

冒険者連隊は食いつぶされかねないそんな絶望的な状況下で

群の後方で爆発が起こる。

「なんだ!」

光線、爆発する長方の玉に(ミサイルなのだが彼らは知らない)群が混乱する。

そして我々の戦線に全身を白と緑の鉱石で覆われたフルプレートが空から降りてきた。

「みんな下がってろよぉ」
  まるで緊張や恐怖を感じられない声で鎧の男は言った。

 そこから先は不思議な光景だった
   その男の身体中から爆発する玉や目に見えぬほどのの礫(弾丸やマルチロックオン式のミニガン)が大量に群に向かって飛び出すのだ。

  我々では手も足も出なかったオークやミノタウロスなどの上級モンスター達が一瞬で肉塊になるのだそして

「負傷者はホバーに載せろ」

   その声と同時に浮かぶ箱が数十と現れ負傷者をのせ中にいる医者に手当てを受けながら要塞に戻された。

   一時間も経たないうちに全てのモンスター達が死んだ。

「やぁ間に合ってよかった」

   そう言って鎧の兜が割れ男の顔が出る。
今や王国随一の商会の長パーカー・ウェスキンその人だった。

「王国の部隊も撤退は上手くいったみたいだな」

「パーカーさん」

「その鎧は…」

「あぁこれはバトルスーツと言ってまぁ僕の専用装備だよ」

「はぁ」



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