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戦いの神
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自動で増殖しているのか…レーダーにはワーム型のBA36機
「本体は見当たらないが肩慣らしとしてはこれほど良いものはないな」
テスカトリカの機体の第一のアビリティを起動させる。
「光る煙…スモークの類か?」
隊長機に乗る彼が評する。
「いや、そのような陳腐なものではない」
ワーム型の一体がビーム砲を放つ。
「ヴァルムンク殿気をを付けろ!あの光線は!!」
促す前に先制される。
誰もがもう遅いーそう思ったが
「破壊神を覆いし光る煙」
だがそのビームは露散する。
「一体……これは...」
良かったちゃんと機能してるみたいだな『破壊神を覆いし光る煙』この機体の機能の一つで実弾やビーム兵器を任意で分解する攻防一体のフィールド発生装置。難点は煙ゆえに高速の戦闘は向かないことと質量によっては分解する時間がかかることそして
地面からワームが飛び出る。
「やはりな!!」
地中、海中には効果が及ばないこと
「近間は好きだがね」
テスカトリカの周りをあえて煙の空洞場所にしてワームを呼び込む。
テスカトリカは腰からビームブレイドを抜き両手持ちでワームを切り裂く。
「数が多いな...ビットを起動ワームを薙ぎ払え」
テスカトリカに装備されているM・A・B全10機を起動させる。
矢じりを思わせるフォルムをしたこのビットはサーベルの斬撃機能とライフル機能を備えたギャラクシージャイアントの世界では最高峰のビットだ。密集しひし形を作ればシールドにもなるさっきの隊長機を守ったのがこの機能なんだけど
ワーム型のBAが一掃されていく。
「おかしいなそろそろ親玉が出てもおかしくないのだがな」
ビームを防がれて子機を見捨て、現在隠れてるハズの本体が見つからない。
「ならば本体を叩くか」
腰にマウントしてあるビームライフルを抜き構える。
ビットからの感応波を受け敵の位置情報を探る。
コックピット内モニターに表示される
「そこか」
ビームライフルの照準をそのポイントに当てる。
コックピットの座席の上からバイザーが降りる。
機体の左目にもアイパッチのようなものが被さり対象をlock-on
「これで終わりだ」
ビームの先で爆発が起こり
極太のビームの先には蜘蛛のBAの残骸が転がっていた。
カッセは目の前の光景に驚くしかなかった。
コックピットハッチが開き中から仮面を付けた男が現れる。
「さて動けない機体はあるかね?」
こちらもコックピットから出て応じる。
「いや、問題ない一息ついて応急措置をすれば本国には戻れるくらいにはなる」
「そうか、よろしければ手伝いくらいしても良いが」
「それは有難い、貴殿のようなBF乗りに守っていただけるのならこんなに安心することはない」
テスカで彼らの機体をスキャニングしながらコックピット内で報告を聞いていた。
「やはり、この宙域は宇宙に進出していないのか」
モニター越しでジュリアが肯定しながら
「ですが、我々の機体にも使用されているBFの基礎的な構造が似通った部分も多く歴史的にも何者かの介入があった文献も各星に散見されています」
「ふむ、彼らに聴いてみるか、ご苦労ワムウに駐在している部隊を除き一旦引き上げさせろ」
「ハッ」
一旦彼らの輪に入り、
「ヴァルムンク殿の機体は細いな、それであの出力のビームを放つとは」
「ビームを知っているのか」
「あぁ私の機体にも試作のものが貸し与えられている貴殿のはどこから掘り出されたのだ?」
掘り出す?何を言っているんだ?
「わたしのは戦利品でね、掘り出した場所も不明でね」
「そうか、ところでヴァルムンク殿良ければ我が国で雇われないか?報酬は望む額を約束するが」
「誘いは嬉しいがわたしはまだやり残した事があるので」
「そうか、残念だ」
「まぁどこかでお会いする事もあるでしょう」
「あぁ、貴殿のお陰でこうして生き延びれた感謝する」
「道中お気をつけて」
彼らを見送り駐在部隊と合流しワムウを去った。
「本体は見当たらないが肩慣らしとしてはこれほど良いものはないな」
テスカトリカの機体の第一のアビリティを起動させる。
「光る煙…スモークの類か?」
隊長機に乗る彼が評する。
「いや、そのような陳腐なものではない」
ワーム型の一体がビーム砲を放つ。
「ヴァルムンク殿気をを付けろ!あの光線は!!」
促す前に先制される。
誰もがもう遅いーそう思ったが
「破壊神を覆いし光る煙」
だがそのビームは露散する。
「一体……これは...」
良かったちゃんと機能してるみたいだな『破壊神を覆いし光る煙』この機体の機能の一つで実弾やビーム兵器を任意で分解する攻防一体のフィールド発生装置。難点は煙ゆえに高速の戦闘は向かないことと質量によっては分解する時間がかかることそして
地面からワームが飛び出る。
「やはりな!!」
地中、海中には効果が及ばないこと
「近間は好きだがね」
テスカトリカの周りをあえて煙の空洞場所にしてワームを呼び込む。
テスカトリカは腰からビームブレイドを抜き両手持ちでワームを切り裂く。
「数が多いな...ビットを起動ワームを薙ぎ払え」
テスカトリカに装備されているM・A・B全10機を起動させる。
矢じりを思わせるフォルムをしたこのビットはサーベルの斬撃機能とライフル機能を備えたギャラクシージャイアントの世界では最高峰のビットだ。密集しひし形を作ればシールドにもなるさっきの隊長機を守ったのがこの機能なんだけど
ワーム型のBAが一掃されていく。
「おかしいなそろそろ親玉が出てもおかしくないのだがな」
ビームを防がれて子機を見捨て、現在隠れてるハズの本体が見つからない。
「ならば本体を叩くか」
腰にマウントしてあるビームライフルを抜き構える。
ビットからの感応波を受け敵の位置情報を探る。
コックピット内モニターに表示される
「そこか」
ビームライフルの照準をそのポイントに当てる。
コックピットの座席の上からバイザーが降りる。
機体の左目にもアイパッチのようなものが被さり対象をlock-on
「これで終わりだ」
ビームの先で爆発が起こり
極太のビームの先には蜘蛛のBAの残骸が転がっていた。
カッセは目の前の光景に驚くしかなかった。
コックピットハッチが開き中から仮面を付けた男が現れる。
「さて動けない機体はあるかね?」
こちらもコックピットから出て応じる。
「いや、問題ない一息ついて応急措置をすれば本国には戻れるくらいにはなる」
「そうか、よろしければ手伝いくらいしても良いが」
「それは有難い、貴殿のようなBF乗りに守っていただけるのならこんなに安心することはない」
テスカで彼らの機体をスキャニングしながらコックピット内で報告を聞いていた。
「やはり、この宙域は宇宙に進出していないのか」
モニター越しでジュリアが肯定しながら
「ですが、我々の機体にも使用されているBFの基礎的な構造が似通った部分も多く歴史的にも何者かの介入があった文献も各星に散見されています」
「ふむ、彼らに聴いてみるか、ご苦労ワムウに駐在している部隊を除き一旦引き上げさせろ」
「ハッ」
一旦彼らの輪に入り、
「ヴァルムンク殿の機体は細いな、それであの出力のビームを放つとは」
「ビームを知っているのか」
「あぁ私の機体にも試作のものが貸し与えられている貴殿のはどこから掘り出されたのだ?」
掘り出す?何を言っているんだ?
「わたしのは戦利品でね、掘り出した場所も不明でね」
「そうか、ところでヴァルムンク殿良ければ我が国で雇われないか?報酬は望む額を約束するが」
「誘いは嬉しいがわたしはまだやり残した事があるので」
「そうか、残念だ」
「まぁどこかでお会いする事もあるでしょう」
「あぁ、貴殿のお陰でこうして生き延びれた感謝する」
「道中お気をつけて」
彼らを見送り駐在部隊と合流しワムウを去った。
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