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一章 出会い
4話 名のない村
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妾は此奴らについて行っている。此奴らによるとこの場所から村はあまり離れていないらしい。
「アリサさん、今村に帝国兵がいるかも知れません。その時は・・・」
「勿論倒すとも。」
「いえ、違うんです。」
「何が?」
「倒すだけでなく、殺して下さい。」
ゲンは妾にそう言った。そんなこと言わなくても妾は殺していたが・・・。妾の倒すは殺すと同じ意味を持っておる。だが、
「何故じゃ?」
妾はそう聞いた。
「あいつらは村の大人達を奴隷として帝国に連れて行っているのです。そんな帝国が僕は許せない・・・!」
「私も・・・許すことはできない!」
ゲンとミズハはそう答えた。帝国兵を殺したら帝国が村に大量の兵を送りつけて襲いに来ると思うのだが言わないでおいた。
「ほお、分かった。殺せばいいのじゃな?」
「はい!」
ゲンは嬉しそうにそう言った。
これは面白いことになりそうじゃ。
歩くこと数分、村に着いた。いや、村に着いたというより帝国兵に捕まり村の中心部に縛られていると言った方がいいじゃろうか?
「逃げ出した奴らには罰を与えないとな。」
帝国兵は妾達にそう言った。
どうしてこうなったかと言うと、村の周りに帝国兵がいたのだ。どうやらゲンとミズハは村の中にしか帝国兵はいないと思っていたらしい。妾達が帝国兵に気付いた時にはもう遅かった。まだ妾は暴れたくない。幸せになっているところを襲いたいのじゃ。
なのでわざと捕まったのじゃ。
「ごめんなさい・・・僕がしっかりと確かめなかったから・・・。」
「お兄ちゃん・・・。」
ゲンとミズハは見つめ合っている。
「よし、この鞭でまずはこの少女を打つか。」
帝国兵が見たのはミズハだ。帝国兵は鞭を振り上げた。
「やっ、やめろぉぉ!!」
ゲンは叫んだ。だが手足が縛られていては何もできない。
バチィ!!
と大きな音が響き、その後にミズハの叫び声が聞こえた。
「あぁぁっっっ!!」
帝国兵は何十回、何百回とミズハを鞭で打っている。
「ぁぁ・・・」
ミズハは痙攣を起こし、それと同時に帝国兵は鞭を打つのをやめた。
「今度はこっちの兄ちゃんだな。」
「よくもミズハをっ!!!」
「はははっ!憎むがいいさ!お前らはここで死ぬまで帝国に租を納めるのだ!」
帝国兵はゲンに鞭を打ち始めた。
「うぐぐぅぅぅ!」
ゲンは我慢している。どうやらミズハが痙攣するまで鞭で打たれたのが相当許せないらしい。縄が解けたら暴れそうだ。
「なんだこいつ?もっと強く打ってやるよ!」
帝国兵はそう言い鞭を思いきり振り上げ、振り落とした。
先程までとは違う音が聞こえた。骨が折れる音だ。
「うっっ!・・・く、くそ・・・」
そしてゲンは気絶してしまった。
「すごい音がしたのう・・・。死んでなきゃいいが。」
「は?お前もああなるんだよ!」
帝国兵は妾に鞭を打とうとした。
「おやおや、そんな汚い鞭で妾を攻撃するじゃと?はっはっはっ!ふざけるな。」
妾は手足の縄を千切った。いとも簡単に。
「なっ・・・!?」
帝国兵は驚いている。
「お、お前そんな力が・・・。」
まだ全く本気出してないがな。
「よし。貴様ら、覚悟はいいか?」
妾は低い声でそう言った。
「アリサさん、今村に帝国兵がいるかも知れません。その時は・・・」
「勿論倒すとも。」
「いえ、違うんです。」
「何が?」
「倒すだけでなく、殺して下さい。」
ゲンは妾にそう言った。そんなこと言わなくても妾は殺していたが・・・。妾の倒すは殺すと同じ意味を持っておる。だが、
「何故じゃ?」
妾はそう聞いた。
「あいつらは村の大人達を奴隷として帝国に連れて行っているのです。そんな帝国が僕は許せない・・・!」
「私も・・・許すことはできない!」
ゲンとミズハはそう答えた。帝国兵を殺したら帝国が村に大量の兵を送りつけて襲いに来ると思うのだが言わないでおいた。
「ほお、分かった。殺せばいいのじゃな?」
「はい!」
ゲンは嬉しそうにそう言った。
これは面白いことになりそうじゃ。
歩くこと数分、村に着いた。いや、村に着いたというより帝国兵に捕まり村の中心部に縛られていると言った方がいいじゃろうか?
「逃げ出した奴らには罰を与えないとな。」
帝国兵は妾達にそう言った。
どうしてこうなったかと言うと、村の周りに帝国兵がいたのだ。どうやらゲンとミズハは村の中にしか帝国兵はいないと思っていたらしい。妾達が帝国兵に気付いた時にはもう遅かった。まだ妾は暴れたくない。幸せになっているところを襲いたいのじゃ。
なのでわざと捕まったのじゃ。
「ごめんなさい・・・僕がしっかりと確かめなかったから・・・。」
「お兄ちゃん・・・。」
ゲンとミズハは見つめ合っている。
「よし、この鞭でまずはこの少女を打つか。」
帝国兵が見たのはミズハだ。帝国兵は鞭を振り上げた。
「やっ、やめろぉぉ!!」
ゲンは叫んだ。だが手足が縛られていては何もできない。
バチィ!!
と大きな音が響き、その後にミズハの叫び声が聞こえた。
「あぁぁっっっ!!」
帝国兵は何十回、何百回とミズハを鞭で打っている。
「ぁぁ・・・」
ミズハは痙攣を起こし、それと同時に帝国兵は鞭を打つのをやめた。
「今度はこっちの兄ちゃんだな。」
「よくもミズハをっ!!!」
「はははっ!憎むがいいさ!お前らはここで死ぬまで帝国に租を納めるのだ!」
帝国兵はゲンに鞭を打ち始めた。
「うぐぐぅぅぅ!」
ゲンは我慢している。どうやらミズハが痙攣するまで鞭で打たれたのが相当許せないらしい。縄が解けたら暴れそうだ。
「なんだこいつ?もっと強く打ってやるよ!」
帝国兵はそう言い鞭を思いきり振り上げ、振り落とした。
先程までとは違う音が聞こえた。骨が折れる音だ。
「うっっ!・・・く、くそ・・・」
そしてゲンは気絶してしまった。
「すごい音がしたのう・・・。死んでなきゃいいが。」
「は?お前もああなるんだよ!」
帝国兵は妾に鞭を打とうとした。
「おやおや、そんな汚い鞭で妾を攻撃するじゃと?はっはっはっ!ふざけるな。」
妾は手足の縄を千切った。いとも簡単に。
「なっ・・・!?」
帝国兵は驚いている。
「お、お前そんな力が・・・。」
まだ全く本気出してないがな。
「よし。貴様ら、覚悟はいいか?」
妾は低い声でそう言った。
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