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第一部 第四章 これが私の生きる道
53・たーまやーっ
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顔もないスライムが何処から声を出すのか、地鳴りのような地の底から響く声が耳に届きました。
「オンナ……コロス……コロス……ボクヲ……コンナメニ……アワセヤガッテ……」
え!?
まさかとは思いましたが、隣に居たカーマイルが 呆れた顔をして言い切りました。
「サオリのせいだったのですね」
「そんな! 私に恨みを晴らすために二十万の軍勢を連れてきたって事!?」
「そうみたいですね。サオリが聖剣持ちという事と、天使の布陣を見て確実に勝ちに来た、という事でしょうか」
そんな……そんな……それって私のせいで途中にあった街や村が全滅したって事ですか?
ランドルフからの新たな報告で、魔族二十万の軍勢の通り道だったというだけで、一つの国が壊滅状態へと追いやられ、その領土内では二つの街と四つの村が消滅したと、後から聞いていました。
「おい、ちびっこ」
落胆に首を垂れている私を素通りして、アランがラフィーに近づいて行きます。
「その担いでる剣は聖剣か?」
ラフィーがその身長よりも大きな聖剣――エクスカリバーを担いでいます。
万が一を思ってお店から持って来ていたのです。
「にゅ?」
「ちょっと貸してくれよ」
アランがひょいと、聖剣をラフィーから取り上げてしまいました。
勇者にしか持てないという聖剣を……。
「本当だ。充分な魔力さえあれば持てるって聞いていたけど、魔王でも持てるじゃん」
「それをどうするつもりなの?」
アランは聖剣を片手で軽々と振り回し――
「へへっ……いー事思いついた。魔法はアレだけど、聖剣で戦うってのもアリじゃね?」
――垂直に掲げると、ドン! という衝撃波を辺りに撒き散らし、聖剣が光り輝きだします。
「おお~っ吸ってる吸ってる。俺の魔力が滅茶苦茶吸われてるぞ」
「確かに魔王の膨大な魔力があれば、聖剣のスキルを何発も撃つ事ができるでしょうね」
と、これはカーマイルの説明。
「サポートしますか?」
魔王側の天使、フォウが訊ねますが、アランは首を横に振っています。
「うんにゃ。とりあえずこれで戦ってみる。何もしないで見ててくれ」
そう言い残すと聖剣を担いで丘を駆けおり、巨大なスライムに向かって行ってしまいました。
「大丈夫なの?」
スライムに吸収能力が備わっているとしたら、いくら魔王でも取り込まれてしまわないのでしょうか。
「たぶん、大丈夫だと思います」
フォウはそう言いますが、二十万の魔族を吸収したスライムがどんな成長を遂げたのかも分からないので、油断は禁物です。
アランの姿は既に遠くにあって小さく見えていますが、中々スライムまで辿りつかないようです。
「まだ距離がありましたね」
スライムが巨大すぎて、ちょっと距離感が測りづらいのですが、まだ相当離れているようです。
「……」
「……」
「……」
アランがスライムに辿り着いたのは、それからニ十分も経ってからでした。
「やっと着いたみたいですよ」
「あっ、斬り付けた」
「あっ、飲みこまれてしまいました」
巨大なスライムの山に辿り着いて早々、斬り付けたようですがあっという間にスライムの体に飲み込まれてしまいました。
「え!? まさかこのまま吸収されちゃったりしない?」
「魔王のスキルの『絶対防御』は、聖剣以外では破る事が出来ないのです。どんな攻撃も通用しないはずですよ」
フォウの言う通りでした。
すぐにスライムの一部が破裂して、アランらしき人影が空中に放り出されました。
「あっ、また復活して斬り付けてる」
「どうやら聖剣の一振り毎に、スライムの体も削れて無くなっているようですね」
フォウはそう言いますが、山のように巨大なスライムがどれだけ削られているかなんて、私にはまったく分かりません。
「聖剣のスキルも使いましたよ。ほら、さっきより大きく削ってます」
「本当だ」
スキルを使ったと思しき時だけ、スライムの体がごっそりと削れて無くなるのが見えました。
「それでもまだまだね。きりがないわ」
「あっ、また飲みこまれた」
再び、スライムの一部を爆発させて飛び出すアラン。
そしてまた斬り付けるの繰り返し。
「サーラの魔法でやった方が早くない?」
「いえ、本人が飽きるまでやらせておきましょう。どうせやられる事もないでしょうし」
「ではみなさん……あの……お茶にしませんか? あの……待ち時間がどれくらいあるか分からなかったので……えと……ティーセットや食事の用意も……ございますよ」
コミュ症気味のサーラが頑張って長台詞で提案すると、フォウが服の袖口に手を入れました。
大き目な袖から、ひょいと取り出したのは――
「テーブル!?」
なんと巨大なテーブルが、どういうわけか服の袖口から取り出されたのです。
見れば次から次へと、椅子やら食材やらが出てくるではないですか。
「すごい! 四次元ポケットだ!」
私が感嘆の声を上げると「便利ですよね~」と、サーラも同調してきました。
「袖口ポケットは天使のたしなみです」
「ニナは持ってないなの」
フォウは天使のたしなみと言いますが、同じ天使でもニナは持っていないようです。
「私だってそんなもの持っていませんよ」
「こーな」
どうやらウチの天使たちも持ってはいないらしく、ここに居る天使の中ではフォウだけの特別アイテムのようですね。
「おかしいですね……まあいいでしょう。サーラ、お湯を沸かしてください」
「はい、フォウ様」
サーラが魔法でお湯を沸かし始めると、フォウが更に袖口ポケットから何かを取り出しました。
「これは取って置きのお茶ですよ。『紅茶』といって王都でもなかなか手に入らないのです。砂糖とミルクを入れて飲むのがお勧めです」
「あら、紅茶が飲めるの!? それは楽しみだわ」
「サオリは紅茶を知っているのですか? 意外と通なのですね」
知っているもなにも、元の世界ではポピュラーな飲みものですし、むしろこの世界に紅茶があった事に感動してしまいました。
「今度うちのお店に来るといいわ。コーヒーというのを飲ませてあげる」
「こーひーですか? 聞いた事がないですね」
「それも砂糖とミルクを入れて飲むけど、紅茶とはまるで違う飲み物よ」
本当に好きな人ならブラックで飲むのでしょうけれども、初めて飲むのならブラックはちょっとどうでしょうね。
私とフォウとサーラ、そしてカーマイルはテーブルに着いてティーポットの紅茶が抽出されるのを待っていますが、ニナとラフィーはテーブルを離れて何やら火で炙っています。
「何を焼いているの?」
「にくー」
「おにくなのー」
どうやらこの二人はお肉大好き天使みたいですね。
右手に何のお肉でしょう――二人並んでそれぞれ肉の塊りを持ち、左手で炎の魔法を操り――
「え!? 熱くないの?」
――右手ごと炙っていました。
「あっ」
「どうしたの? カーマイル」
「あそこ……」
視線を辿るとそこはスライムの山……の足元で――
「何してるの? アランは」
アランが座り込んでいました。
そのうちまたスライムに飲み込まれて……また小爆発が起きてアランが飛び出してきて――
「あっ、また座り込んだ」
「どうやら飽きたようですね」
斬っても斬ってもきりがなくて、嫌になったのでしょうか。
そしてまた飲みこまれて、飛び出して座り込んでを繰り返していました。
「どうする?」
「とりあえずお茶にしましょう」
せっかくなので私も紅茶をいただく事にしました。
サーラがティーポットからカップに注いでくれた紅茶の香りを嗅ぐと、まさしく紅茶のそれでした。
テーブルに砂糖の入った小さな壺が置かれていたので、それをスプーンで二杯、カップに入れて一口飲んでみると――
「美味しい! 紅茶だ!」
「紅茶ですよ」
私たちを遠巻きにして、王都の騎士団の方々がこっちをチラチラと見ているのが少し気になりましたが、私の所有するものではないので勝手におすそ分けというわけにもいきません。
ちょっと我慢してもらいましょう。
時折遠くで小爆発の音が聞こえますが、私は異世界に来て初めての紅茶を堪能しました。
「ああ~、幸せ。久しぶりのお紅茶だ~」
アランがスライムの体の一部を破裂させる度に、ドーンという派手な音と共に真っ黒な肉片が飛び散って、それはまるで花火のようでした。
「風流ね」
「風流ですか? 真っ黒な肉片ですよ?」
「均等に飛び散って花火みたいじゃない? 真っ黒だけど。それにカーマイル、こういう時はこういう掛け声をかけるものよ」
テーブルの天使たちにアレを教えました。
「いい? 次に爆発したらやるわよ? ほら、いくよ!」
遠くで小爆発するスライム――そして。
「「「「「たーまやー!」」」」」「なの」
私たちはいったい、何をやっているのでしょう。
「オンナ……コロス……コロス……ボクヲ……コンナメニ……アワセヤガッテ……」
え!?
まさかとは思いましたが、隣に居たカーマイルが 呆れた顔をして言い切りました。
「サオリのせいだったのですね」
「そんな! 私に恨みを晴らすために二十万の軍勢を連れてきたって事!?」
「そうみたいですね。サオリが聖剣持ちという事と、天使の布陣を見て確実に勝ちに来た、という事でしょうか」
そんな……そんな……それって私のせいで途中にあった街や村が全滅したって事ですか?
ランドルフからの新たな報告で、魔族二十万の軍勢の通り道だったというだけで、一つの国が壊滅状態へと追いやられ、その領土内では二つの街と四つの村が消滅したと、後から聞いていました。
「おい、ちびっこ」
落胆に首を垂れている私を素通りして、アランがラフィーに近づいて行きます。
「その担いでる剣は聖剣か?」
ラフィーがその身長よりも大きな聖剣――エクスカリバーを担いでいます。
万が一を思ってお店から持って来ていたのです。
「にゅ?」
「ちょっと貸してくれよ」
アランがひょいと、聖剣をラフィーから取り上げてしまいました。
勇者にしか持てないという聖剣を……。
「本当だ。充分な魔力さえあれば持てるって聞いていたけど、魔王でも持てるじゃん」
「それをどうするつもりなの?」
アランは聖剣を片手で軽々と振り回し――
「へへっ……いー事思いついた。魔法はアレだけど、聖剣で戦うってのもアリじゃね?」
――垂直に掲げると、ドン! という衝撃波を辺りに撒き散らし、聖剣が光り輝きだします。
「おお~っ吸ってる吸ってる。俺の魔力が滅茶苦茶吸われてるぞ」
「確かに魔王の膨大な魔力があれば、聖剣のスキルを何発も撃つ事ができるでしょうね」
と、これはカーマイルの説明。
「サポートしますか?」
魔王側の天使、フォウが訊ねますが、アランは首を横に振っています。
「うんにゃ。とりあえずこれで戦ってみる。何もしないで見ててくれ」
そう言い残すと聖剣を担いで丘を駆けおり、巨大なスライムに向かって行ってしまいました。
「大丈夫なの?」
スライムに吸収能力が備わっているとしたら、いくら魔王でも取り込まれてしまわないのでしょうか。
「たぶん、大丈夫だと思います」
フォウはそう言いますが、二十万の魔族を吸収したスライムがどんな成長を遂げたのかも分からないので、油断は禁物です。
アランの姿は既に遠くにあって小さく見えていますが、中々スライムまで辿りつかないようです。
「まだ距離がありましたね」
スライムが巨大すぎて、ちょっと距離感が測りづらいのですが、まだ相当離れているようです。
「……」
「……」
「……」
アランがスライムに辿り着いたのは、それからニ十分も経ってからでした。
「やっと着いたみたいですよ」
「あっ、斬り付けた」
「あっ、飲みこまれてしまいました」
巨大なスライムの山に辿り着いて早々、斬り付けたようですがあっという間にスライムの体に飲み込まれてしまいました。
「え!? まさかこのまま吸収されちゃったりしない?」
「魔王のスキルの『絶対防御』は、聖剣以外では破る事が出来ないのです。どんな攻撃も通用しないはずですよ」
フォウの言う通りでした。
すぐにスライムの一部が破裂して、アランらしき人影が空中に放り出されました。
「あっ、また復活して斬り付けてる」
「どうやら聖剣の一振り毎に、スライムの体も削れて無くなっているようですね」
フォウはそう言いますが、山のように巨大なスライムがどれだけ削られているかなんて、私にはまったく分かりません。
「聖剣のスキルも使いましたよ。ほら、さっきより大きく削ってます」
「本当だ」
スキルを使ったと思しき時だけ、スライムの体がごっそりと削れて無くなるのが見えました。
「それでもまだまだね。きりがないわ」
「あっ、また飲みこまれた」
再び、スライムの一部を爆発させて飛び出すアラン。
そしてまた斬り付けるの繰り返し。
「サーラの魔法でやった方が早くない?」
「いえ、本人が飽きるまでやらせておきましょう。どうせやられる事もないでしょうし」
「ではみなさん……あの……お茶にしませんか? あの……待ち時間がどれくらいあるか分からなかったので……えと……ティーセットや食事の用意も……ございますよ」
コミュ症気味のサーラが頑張って長台詞で提案すると、フォウが服の袖口に手を入れました。
大き目な袖から、ひょいと取り出したのは――
「テーブル!?」
なんと巨大なテーブルが、どういうわけか服の袖口から取り出されたのです。
見れば次から次へと、椅子やら食材やらが出てくるではないですか。
「すごい! 四次元ポケットだ!」
私が感嘆の声を上げると「便利ですよね~」と、サーラも同調してきました。
「袖口ポケットは天使のたしなみです」
「ニナは持ってないなの」
フォウは天使のたしなみと言いますが、同じ天使でもニナは持っていないようです。
「私だってそんなもの持っていませんよ」
「こーな」
どうやらウチの天使たちも持ってはいないらしく、ここに居る天使の中ではフォウだけの特別アイテムのようですね。
「おかしいですね……まあいいでしょう。サーラ、お湯を沸かしてください」
「はい、フォウ様」
サーラが魔法でお湯を沸かし始めると、フォウが更に袖口ポケットから何かを取り出しました。
「これは取って置きのお茶ですよ。『紅茶』といって王都でもなかなか手に入らないのです。砂糖とミルクを入れて飲むのがお勧めです」
「あら、紅茶が飲めるの!? それは楽しみだわ」
「サオリは紅茶を知っているのですか? 意外と通なのですね」
知っているもなにも、元の世界ではポピュラーな飲みものですし、むしろこの世界に紅茶があった事に感動してしまいました。
「今度うちのお店に来るといいわ。コーヒーというのを飲ませてあげる」
「こーひーですか? 聞いた事がないですね」
「それも砂糖とミルクを入れて飲むけど、紅茶とはまるで違う飲み物よ」
本当に好きな人ならブラックで飲むのでしょうけれども、初めて飲むのならブラックはちょっとどうでしょうね。
私とフォウとサーラ、そしてカーマイルはテーブルに着いてティーポットの紅茶が抽出されるのを待っていますが、ニナとラフィーはテーブルを離れて何やら火で炙っています。
「何を焼いているの?」
「にくー」
「おにくなのー」
どうやらこの二人はお肉大好き天使みたいですね。
右手に何のお肉でしょう――二人並んでそれぞれ肉の塊りを持ち、左手で炎の魔法を操り――
「え!? 熱くないの?」
――右手ごと炙っていました。
「あっ」
「どうしたの? カーマイル」
「あそこ……」
視線を辿るとそこはスライムの山……の足元で――
「何してるの? アランは」
アランが座り込んでいました。
そのうちまたスライムに飲み込まれて……また小爆発が起きてアランが飛び出してきて――
「あっ、また座り込んだ」
「どうやら飽きたようですね」
斬っても斬ってもきりがなくて、嫌になったのでしょうか。
そしてまた飲みこまれて、飛び出して座り込んでを繰り返していました。
「どうする?」
「とりあえずお茶にしましょう」
せっかくなので私も紅茶をいただく事にしました。
サーラがティーポットからカップに注いでくれた紅茶の香りを嗅ぐと、まさしく紅茶のそれでした。
テーブルに砂糖の入った小さな壺が置かれていたので、それをスプーンで二杯、カップに入れて一口飲んでみると――
「美味しい! 紅茶だ!」
「紅茶ですよ」
私たちを遠巻きにして、王都の騎士団の方々がこっちをチラチラと見ているのが少し気になりましたが、私の所有するものではないので勝手におすそ分けというわけにもいきません。
ちょっと我慢してもらいましょう。
時折遠くで小爆発の音が聞こえますが、私は異世界に来て初めての紅茶を堪能しました。
「ああ~、幸せ。久しぶりのお紅茶だ~」
アランがスライムの体の一部を破裂させる度に、ドーンという派手な音と共に真っ黒な肉片が飛び散って、それはまるで花火のようでした。
「風流ね」
「風流ですか? 真っ黒な肉片ですよ?」
「均等に飛び散って花火みたいじゃない? 真っ黒だけど。それにカーマイル、こういう時はこういう掛け声をかけるものよ」
テーブルの天使たちにアレを教えました。
「いい? 次に爆発したらやるわよ? ほら、いくよ!」
遠くで小爆発するスライム――そして。
「「「「「たーまやー!」」」」」「なの」
私たちはいったい、何をやっているのでしょう。
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