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第二部 第四章 終わる世界
95・ダブルフレア
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私はロデムを召喚して命じました。
「四人乗れる乗り物に変身して」
ロデムの基本の形が犬のせいなのか、自然とその体型に近いバイクに変形してしまうようです。
ですが今回は四人という事で、なんとサイドカー付きのバイクに変形しました。
「何これかっこいい……くない!」
今までもそうでしたが、バイクのタイヤの部分は犬の足なのです。
足を高速回転させて走っていたのです。
そしてサイドカーの車輪の部分にも、獣の足が生えていました。
「シュールね。……気持ち悪いとも言う」
とりあえず走る事が出来れば良いので、ロデム・サイドカーに跨りました。
私の後ろにデビが、サイドカーにはニナとラフィーがそれぞれ乗りました。
「私の作戦を説明するわ――」
ロデムは一分しか持たないので、まず五十秒だけ全速で走って残りの十秒は徐行運転にします。
消えた時に徐行していれば、怪我も負わなくて済むはずです。
時間はスマホで測るので間違いはないでしょう。
そして再召喚に一分掛かるのでそれだけ休憩した後、再び一分を走り切る。――それを繰り返すだけです。
スマホをロデムの背中に置くと、少しめり込んで固定されました。
ストップウォッチはロデムを召喚した時に既に、起動して開始しています。
――残り三十秒。
「じゃあ、試しに走ってみるわよ。デビはしっかりつかまっていてね」
「う、うん」
ロデム・サイドカーでゆっくりめに、岩場を走行させてみました。
「あばばばばばばば!」
これは……サイドカーになった分、跳ね返りがきつくなってしまいました。
二輪ではなく三輪……もとい、三足になって幅広になった事で、地面に接触している部分が増えてしまったからだと思います。
ロデムの足がある程度ショックを吸収しているはずですが、それでもかなりの衝撃を拾ってしまいます。
「ちょっと……これは……スピードを……あげられ痛っ! 舌噛んだ!」
私が舌を噛んだ所で一分が経ち、ロデムは消えてしまいました。
ストンと尻餅をついて岩場に着地しました。
森を抜けた所から、ほんの数メートル進んだだけです。
「舌噛んじゃったよ! ねぇこれ、ちょっときつくない? スピード上げられないんだけど」
「こーな?」
「なの?」
二人の天使は何ともなかったようです。
後ろのデビは――必死の形相で私にしがみついたままでした。
「もう、面倒くさい! 必殺技で行くわよ!」
ノートと羽根ペンを取り出した私は、結界魔法を展開しました。
私を中心に半径二メートル程の円を描く小さな結界ですが、とりあえずデビさえ守れれば良いのでこれで充分です。
天使たちはニナが回復魔法も持っているので、何かあっても対処してくれるでしょう。
一分のインターバルを経て再びロデムを召喚した私は、中に四人入れる小型のロケットに変形させました。
そうです、光の昇天を見たばかりの私は、それにヒントを得ていたのです。
「さあ中に入って、ラフィーとニナはロケットのお尻の部分に並んで、そして後ろに向かって二人で炎の極大魔法をフルスロットルで撃つのよ」
「わかたー」
「なの」
先にラフィーの土魔法でロケットの発射台を作って、適当に斜めに角度を付けました。
ロデム・ロケットの中に入ると、変形自在のロデムの体の一部がベルト状になって、私たちを固定してくれます。
「行くわよ、さん、にぃ、いち、ゼロ! 発射!」
ドン! と激しく点火したロケットは見事に宙を飛び――とは、なりませんでした。
「「あっ」」
ラフィーとニナの極大魔法『フレア』は、後方にあった魔族の森を直撃して、私の魔法で凍っていた森を解凍した後、更に燃え広がらせて大炎上させていました。
天使二人掛かりの極大魔法の威力は、それはもう絶大でした。
「アタシの住んでいた森が……終わった……」
「ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさいぃ!」
化学の『か』の字も、ロケットの『ろ』の字も理解していない私の浅はかな作戦は、ただ変形したロデムの筒状の穴から、天使二人の極大魔法を撃つための、砲台を作っただけでした。
「ラフィー! 水!」
気象さえも操るラフィーの魔法で、森の上空から大量に雨を降らせるも、時すでに遅し。――魔族の森は言語に絶する酷い惨状になっていました。
「森が……死んだ。アタシもう帰れない」
「……」
私はもう何も言えなくなってしまいました。
森の魔族はたぶん全滅でしょう。
その上デビの住む環境を奪ってしまって、どうやって償えばいいのかも思いつきません。
「やってしまったものは仕方ない。アタシは諦めるからサオリも気にしないで」
木という木はすべて真っ黒に朽ち果てて燻り、黒い煙をもうもうと空に向かって噴き上げていました。
この中で生きている生物など、一つもありはしないと見ただけで分かります。
そんな地獄のような光景を見て、気にするなというのも無理な話です。
「本当に、……ごめんなさい……」
「生きていると、何が起きるか分からないね。アタシは魔王様が復活してくれたら満足だから、それだけが望みだよ」
その魔王の復活さえも嘘なのです。
アランは蘇っても魔王では無いはずなのですから。
そしてジークが誕生させようとしている魔王は、私は全力で阻止するつもりなのですから。
「ごめんなさい。……デビ、ごめんなさい」
放心状態でノートと羽根ペンを取り出すと、私は皆を連れてコンビニ裏の自宅へと転移しました。
そして、私はまた、一週間引きこもりました。
◇ ◇ ◇
「そろそろ出て来いよ、もう一週間だぞサオリ」
「なのー」
「こーな」
「アタシは気にしてないよー」
扉の外で、エリオットたちが呼んでいます。
「もう、一週間……経ったのね」
本当に駄目だ、私は。
何かあるとすぐに落ち込んで、閉じこもってしまう癖がついてしまった。
もっとよく考えて行動すればいいのに、浅はかな私は馬鹿な事ばかりしてしまう。
「これじゃ駄目だ。……前に進まなきゃならないのに……アランやサーラたちが、待っているのに」
ベッドから起き上がり、何とか気力を振り絞って、扉に向かいました。
ブルルル――と、何かがテーブルの上で振動しました。
「スマホ?」
見ればスマホの画面には、『神』の文字が――
飛びついてすぐにタップしました。
「神様!?」
『そうじゃワシじゃ。第一天使に聞いたがどうやらアレを見てしまったようじゃな。説明してやるから一人で洞窟に来るがよい。魔王討伐も行き詰っておるようじゃしな。ここは一つ、カンフル剤を与えてやろう』
「四人乗れる乗り物に変身して」
ロデムの基本の形が犬のせいなのか、自然とその体型に近いバイクに変形してしまうようです。
ですが今回は四人という事で、なんとサイドカー付きのバイクに変形しました。
「何これかっこいい……くない!」
今までもそうでしたが、バイクのタイヤの部分は犬の足なのです。
足を高速回転させて走っていたのです。
そしてサイドカーの車輪の部分にも、獣の足が生えていました。
「シュールね。……気持ち悪いとも言う」
とりあえず走る事が出来れば良いので、ロデム・サイドカーに跨りました。
私の後ろにデビが、サイドカーにはニナとラフィーがそれぞれ乗りました。
「私の作戦を説明するわ――」
ロデムは一分しか持たないので、まず五十秒だけ全速で走って残りの十秒は徐行運転にします。
消えた時に徐行していれば、怪我も負わなくて済むはずです。
時間はスマホで測るので間違いはないでしょう。
そして再召喚に一分掛かるのでそれだけ休憩した後、再び一分を走り切る。――それを繰り返すだけです。
スマホをロデムの背中に置くと、少しめり込んで固定されました。
ストップウォッチはロデムを召喚した時に既に、起動して開始しています。
――残り三十秒。
「じゃあ、試しに走ってみるわよ。デビはしっかりつかまっていてね」
「う、うん」
ロデム・サイドカーでゆっくりめに、岩場を走行させてみました。
「あばばばばばばば!」
これは……サイドカーになった分、跳ね返りがきつくなってしまいました。
二輪ではなく三輪……もとい、三足になって幅広になった事で、地面に接触している部分が増えてしまったからだと思います。
ロデムの足がある程度ショックを吸収しているはずですが、それでもかなりの衝撃を拾ってしまいます。
「ちょっと……これは……スピードを……あげられ痛っ! 舌噛んだ!」
私が舌を噛んだ所で一分が経ち、ロデムは消えてしまいました。
ストンと尻餅をついて岩場に着地しました。
森を抜けた所から、ほんの数メートル進んだだけです。
「舌噛んじゃったよ! ねぇこれ、ちょっときつくない? スピード上げられないんだけど」
「こーな?」
「なの?」
二人の天使は何ともなかったようです。
後ろのデビは――必死の形相で私にしがみついたままでした。
「もう、面倒くさい! 必殺技で行くわよ!」
ノートと羽根ペンを取り出した私は、結界魔法を展開しました。
私を中心に半径二メートル程の円を描く小さな結界ですが、とりあえずデビさえ守れれば良いのでこれで充分です。
天使たちはニナが回復魔法も持っているので、何かあっても対処してくれるでしょう。
一分のインターバルを経て再びロデムを召喚した私は、中に四人入れる小型のロケットに変形させました。
そうです、光の昇天を見たばかりの私は、それにヒントを得ていたのです。
「さあ中に入って、ラフィーとニナはロケットのお尻の部分に並んで、そして後ろに向かって二人で炎の極大魔法をフルスロットルで撃つのよ」
「わかたー」
「なの」
先にラフィーの土魔法でロケットの発射台を作って、適当に斜めに角度を付けました。
ロデム・ロケットの中に入ると、変形自在のロデムの体の一部がベルト状になって、私たちを固定してくれます。
「行くわよ、さん、にぃ、いち、ゼロ! 発射!」
ドン! と激しく点火したロケットは見事に宙を飛び――とは、なりませんでした。
「「あっ」」
ラフィーとニナの極大魔法『フレア』は、後方にあった魔族の森を直撃して、私の魔法で凍っていた森を解凍した後、更に燃え広がらせて大炎上させていました。
天使二人掛かりの極大魔法の威力は、それはもう絶大でした。
「アタシの住んでいた森が……終わった……」
「ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさいぃ!」
化学の『か』の字も、ロケットの『ろ』の字も理解していない私の浅はかな作戦は、ただ変形したロデムの筒状の穴から、天使二人の極大魔法を撃つための、砲台を作っただけでした。
「ラフィー! 水!」
気象さえも操るラフィーの魔法で、森の上空から大量に雨を降らせるも、時すでに遅し。――魔族の森は言語に絶する酷い惨状になっていました。
「森が……死んだ。アタシもう帰れない」
「……」
私はもう何も言えなくなってしまいました。
森の魔族はたぶん全滅でしょう。
その上デビの住む環境を奪ってしまって、どうやって償えばいいのかも思いつきません。
「やってしまったものは仕方ない。アタシは諦めるからサオリも気にしないで」
木という木はすべて真っ黒に朽ち果てて燻り、黒い煙をもうもうと空に向かって噴き上げていました。
この中で生きている生物など、一つもありはしないと見ただけで分かります。
そんな地獄のような光景を見て、気にするなというのも無理な話です。
「本当に、……ごめんなさい……」
「生きていると、何が起きるか分からないね。アタシは魔王様が復活してくれたら満足だから、それだけが望みだよ」
その魔王の復活さえも嘘なのです。
アランは蘇っても魔王では無いはずなのですから。
そしてジークが誕生させようとしている魔王は、私は全力で阻止するつもりなのですから。
「ごめんなさい。……デビ、ごめんなさい」
放心状態でノートと羽根ペンを取り出すと、私は皆を連れてコンビニ裏の自宅へと転移しました。
そして、私はまた、一週間引きこもりました。
◇ ◇ ◇
「そろそろ出て来いよ、もう一週間だぞサオリ」
「なのー」
「こーな」
「アタシは気にしてないよー」
扉の外で、エリオットたちが呼んでいます。
「もう、一週間……経ったのね」
本当に駄目だ、私は。
何かあるとすぐに落ち込んで、閉じこもってしまう癖がついてしまった。
もっとよく考えて行動すればいいのに、浅はかな私は馬鹿な事ばかりしてしまう。
「これじゃ駄目だ。……前に進まなきゃならないのに……アランやサーラたちが、待っているのに」
ベッドから起き上がり、何とか気力を振り絞って、扉に向かいました。
ブルルル――と、何かがテーブルの上で振動しました。
「スマホ?」
見ればスマホの画面には、『神』の文字が――
飛びついてすぐにタップしました。
「神様!?」
『そうじゃワシじゃ。第一天使に聞いたがどうやらアレを見てしまったようじゃな。説明してやるから一人で洞窟に来るがよい。魔王討伐も行き詰っておるようじゃしな。ここは一つ、カンフル剤を与えてやろう』
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