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転生してから初魔法
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ラルフきゅんに魔法を教わる事になった。現在は森の中で、ラルフくんと2人で籠を持ちながら歩いている。
ついでに森で採れるキノコとかを持って帰る為だ。
「この辺でいいか」
少し開けた場所に出て鞄からラルフくんは私に
「ん、これ使うといいよ。僕のお古の杖だけど」
と言って、杖を渡された。
「え?ラルフ様のお古!?」
と言うと
「何だよ。新品じゃなくて悪かったね!そりゃ元貴族様には気に食わないとおも……!?
な、何してんのあんた!!」
私はラルフくんの杖をペロリと舐めたりしていた。
「ああ!ラルフ様のお古の杖が私の元に!!ラルフ様の匂いが!!」
「ひいいいいい!!こ、このバカ!変態いい!!
グラビティション!!」
とまた重圧魔法で地面に押さえつけられる私!!
*
「気を取り直して。魔法の説明だけど」
「はいっ!!」
と反省した私は素直に聞く事にした。正座で!!
「……体中のマナを杖の先に集めるイメージで呪文を唱えて一気に放出するんだ」
と言い、切り株の上に置いた林檎にれないを定めると、
「フレイズアロー!!」
と杖の先から炎の矢が作られて林檎に命中した!!
「わっ!!凄い凄い!!当たった!!」
と拍手すると少し赤くなり
「こ、このくらい当たり前!!さあやってみて!」
と言われ、私は構えた。
集中!
えーとなんかマナを杖の先に集める?
んー、マナマナマナちゃん!
杖の先に集まって!!
と必死だ。杖を構えてマナを集めた。
「フレイズアローー!!」
と呪文を唱えたら、ポッと杖の先から巨大な炎の塊が出てきて凄い熱気に押されて私は後方に体が飛んだ!!
このままじゃ、木に激突だ!
しかしラルフくんが
「ラムークッション!!」
と、唱えて、私は後ろに現れた羊のモコモコなクッション?に包まれ、激突を避けられた!
「ああ、背中折れて死ぬかと思ったー」
と情けない声を出すと、
「やっぱり元貴族だ。元々マナ量が多いから、あんたはもっと大きな的じゃないとダメか……」
と考えている。
ラルフくんは私を起こそうと手を伸ばしたところを私はガシリと引っ張り、よろけたラルフくんは
「ぎゃっ!!」
と私の方に重なる様に倒れた!!
すかさず、大しゅきホールドで捕まえた!
「わ、わあ!わああ!や、やめろーー!」
「えっへへ、やっぱりラルフ様は可愛いなあああ!」
と匂いを嗅ぎまくる。
「離せ!離れろおお!」
と離れようとしてラルフくんがムニュンと私の胸を間違って掴んだ!!
瞬間ラルフくんが真っ赤になり、ハクハクして、汗もダラダラ流す。
「あ、ラルフ様♡」
とラルフくんも私もポッとすると
「ひいいい!グラ……」
とまた重圧魔法をかけられようとしたが、
「グルルルル」
と後ろからブラックウルフの声がしてラルフくんは止まった。
私から静かに離れると
「はあ。バカな事をやっていて囲まれた!!」
見ると周囲をグルッと狼達が取り囲んでいる。
「頭がいいから様子を伺ってたんだ。全く!」
「え、怖い!!」
と震えるが
「魔法の練習の続きだよ!後ろから襲ってくるのは任せたよ!!」
と言う。
「で、でもまた吹き飛ぶよ私!!」
「それなら」
とラルフくんは
「グラビティション……」
と私の足に重圧魔法をかけて吹き飛ばない様にした。これなら!!
「ありがとう!!ラルフ様!後ろは任せて!!」
と少年漫画風に言って、狼達を睨む。
「く!よくもこないだはよくも食べようとしたわね!?許さないから!!」
とブラックウルフに向け杖を向け、私は
「フレイズアロー!!」
と唱えた。デッカい炎の矢が杖先から現れた!!
私は狼達がいる所目掛けて放つイメージをしたら矢が高速で動き、
バガン!!
とブラックウルフ達のいる所に当たり!狼達がぶっ飛んだ!!
「やった!!できたあ!!」
と喜ぶとラルフくんは狼達を既に追い払っていた。
「まあ、何とかなったね。コントロールさえ何とかしたら凄い威力が出るよ。
……明日から1人で練習しなよね!!」
と言う。えー、1人なんてつまんない。
それからキノコを摂り、私達は家に帰った。今日はキノコスープ!!
ついでに森で採れるキノコとかを持って帰る為だ。
「この辺でいいか」
少し開けた場所に出て鞄からラルフくんは私に
「ん、これ使うといいよ。僕のお古の杖だけど」
と言って、杖を渡された。
「え?ラルフ様のお古!?」
と言うと
「何だよ。新品じゃなくて悪かったね!そりゃ元貴族様には気に食わないとおも……!?
な、何してんのあんた!!」
私はラルフくんの杖をペロリと舐めたりしていた。
「ああ!ラルフ様のお古の杖が私の元に!!ラルフ様の匂いが!!」
「ひいいいいい!!こ、このバカ!変態いい!!
グラビティション!!」
とまた重圧魔法で地面に押さえつけられる私!!
*
「気を取り直して。魔法の説明だけど」
「はいっ!!」
と反省した私は素直に聞く事にした。正座で!!
「……体中のマナを杖の先に集めるイメージで呪文を唱えて一気に放出するんだ」
と言い、切り株の上に置いた林檎にれないを定めると、
「フレイズアロー!!」
と杖の先から炎の矢が作られて林檎に命中した!!
「わっ!!凄い凄い!!当たった!!」
と拍手すると少し赤くなり
「こ、このくらい当たり前!!さあやってみて!」
と言われ、私は構えた。
集中!
えーとなんかマナを杖の先に集める?
んー、マナマナマナちゃん!
杖の先に集まって!!
と必死だ。杖を構えてマナを集めた。
「フレイズアローー!!」
と呪文を唱えたら、ポッと杖の先から巨大な炎の塊が出てきて凄い熱気に押されて私は後方に体が飛んだ!!
このままじゃ、木に激突だ!
しかしラルフくんが
「ラムークッション!!」
と、唱えて、私は後ろに現れた羊のモコモコなクッション?に包まれ、激突を避けられた!
「ああ、背中折れて死ぬかと思ったー」
と情けない声を出すと、
「やっぱり元貴族だ。元々マナ量が多いから、あんたはもっと大きな的じゃないとダメか……」
と考えている。
ラルフくんは私を起こそうと手を伸ばしたところを私はガシリと引っ張り、よろけたラルフくんは
「ぎゃっ!!」
と私の方に重なる様に倒れた!!
すかさず、大しゅきホールドで捕まえた!
「わ、わあ!わああ!や、やめろーー!」
「えっへへ、やっぱりラルフ様は可愛いなあああ!」
と匂いを嗅ぎまくる。
「離せ!離れろおお!」
と離れようとしてラルフくんがムニュンと私の胸を間違って掴んだ!!
瞬間ラルフくんが真っ赤になり、ハクハクして、汗もダラダラ流す。
「あ、ラルフ様♡」
とラルフくんも私もポッとすると
「ひいいい!グラ……」
とまた重圧魔法をかけられようとしたが、
「グルルルル」
と後ろからブラックウルフの声がしてラルフくんは止まった。
私から静かに離れると
「はあ。バカな事をやっていて囲まれた!!」
見ると周囲をグルッと狼達が取り囲んでいる。
「頭がいいから様子を伺ってたんだ。全く!」
「え、怖い!!」
と震えるが
「魔法の練習の続きだよ!後ろから襲ってくるのは任せたよ!!」
と言う。
「で、でもまた吹き飛ぶよ私!!」
「それなら」
とラルフくんは
「グラビティション……」
と私の足に重圧魔法をかけて吹き飛ばない様にした。これなら!!
「ありがとう!!ラルフ様!後ろは任せて!!」
と少年漫画風に言って、狼達を睨む。
「く!よくもこないだはよくも食べようとしたわね!?許さないから!!」
とブラックウルフに向け杖を向け、私は
「フレイズアロー!!」
と唱えた。デッカい炎の矢が杖先から現れた!!
私は狼達がいる所目掛けて放つイメージをしたら矢が高速で動き、
バガン!!
とブラックウルフ達のいる所に当たり!狼達がぶっ飛んだ!!
「やった!!できたあ!!」
と喜ぶとラルフくんは狼達を既に追い払っていた。
「まあ、何とかなったね。コントロールさえ何とかしたら凄い威力が出るよ。
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それからキノコを摂り、私達は家に帰った。今日はキノコスープ!!
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