側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません!

「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」

婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。

追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。

しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。

夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。

けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。

「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」

フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。

しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!?

「離縁する気か?  許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」

凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。

孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス!
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