文芸部の小さな先輩

HIIRAGI

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蜜の声

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 先輩の足の間に手を入れて、初めて触るショーツの感触を味わう。サラサラとした生地はとても触り心地がよく、女性のデリケートな部分を守っているのに納得な柔らかさだった。
 恥骨の辺りを撫でていた手を、そのまま足の付け根に沿わせながら下へと潜り込ませる。先輩はここでも俺のことをリードするように、軽く足を広げて誘い込んでくれる。

「濡れてる…。」

 下着の真ん中辺りに触れた時、俺の指先にヌルッとした感触があった。下着越しに先輩の愛液が滲んでいたみたいだ。初めて感じる愛液のヌルヌルとした感触を堪能しながら、先輩の秘所を手探りで撫でる。

「…んっ…。」

 艶やかな息を漏らしながら、先輩はさっきよりも少しだけ体を強張らせる。そんな先輩を構うことなく、俺はそのまま指を動かし続ける。次第にショーツの布越しでもクチュクチュと卑猥な音が聞こえるようになってくると、先輩は俺の手の動きを止めるように自分の手で自らの秘所を押さえた。

「手遅れかもだけどパンツ脱ぐね。」

 クルクルに捩れたショーツが先輩のスカートの中から出てくる。俺は先輩のおまんこが見たいという一心で、スカートのホックに手をかけた。

「それも取られちゃうか。」

 ホックが外れ、ファスナーが降ろされたスカートは、重力に従ってストンと床に落ちた。目の前にははだけたブラウスだけを身に纏った艶かしい姿の先輩、この時点で俺の理性は吹っ飛んでしまいそうだった。爆発しそうな気持ちを押し殺した結果、先輩の体を机の上に押し倒すような形で口は乳首に吸い付き、右手の中指を愛液を溢れさせている秘所に突き立てた。グチュと音を立てて半分くらい指を突っ込んだところで、ビクッと先輩の体が跳ねながらガチガチに強張ったのが分かった。

「痛かったですか?」

「ううん。びっくりしただけ。続けていいよ。」

 感じたりびっくりしていてもダウナーな感じは維持している先輩は、俺とはレベルが違うようなそんな余裕が伺えてしまう。
 半分くらい入った指を奥まで入れようした時、先輩の膣内がうねうねと動いている事に気がつき、同時に勝手に俺の指がゆっくりと奥に飲み込まれていっていた。

「俺、力入れてないんですけど、先輩俺の指飲み込みました?」

 何気なく聞いた質問に、先輩は今までで一番反応した。顔は強張り、膣内は俺の指を食い千切る勢いでキュッと締め付けてきた。

「別に、無意識に力入ってたんじゃないの?」

 視線を逸らしてボソボソと呟く先輩。暖かくうねうねと動く膣壁の感触を堪能しながら、膣内に挿入れた中指を動かしてみる。ピクピクと体を反応させながら小さな呻き声のような声を出す先輩。

「先輩は中と外どっちが好きなんですか?」

「え、それ直接聞く?」

 次第に気持ちよさが増しているようで、先輩の息がだんだんと荒くなってきている。先輩の返答にそれもそうかと思った俺は、膣内に入れた指を抜いて、愛液まみれの中指で小さなクリトリスに触れた。

「あぅっ…!」

 一瞬ビクンッと体が跳ねて体を縮こめる先輩。そんな先輩のつるんとした割れ目に指を這わせるように置き、少し早めのスピードで左右に動かしている指の腹をクリトリスに当てた。

「あっ…それ……ヤバいかも…。」

 指を噛んで声を我慢する先輩。上半身が反り始め、ある時大きく腰が跳ねる。

「今イキました?」

 天井を見上げたまま肩を揺らして大きな呼吸をする先輩。指で先輩の秘所を広げてみると、膣口の辺りがピクピクと痙攣するように動いているのがものすごくエロく、この中に自分の肉棒をぶち込んだらどれだけ気持ちいいのだろうと妄想しながら、再び指を挿入した。

「待って、まだイッたばっかりで…。」

 そんな先輩の言葉を半ば無視するように、俺は膣内に入れる指をもう一本増やした。トロトロに仕上がっている先輩の膣内は、小柄な体に見合った大きさの秘所とは思えない程、俺の指を2本ともガッツリと咥え込んでいた。
 指を動かす度にぐちょ!ぐちょ!と水気の多い音をたて、うねる膣壁が指を締め付けてくる。そんな締め付けに抗うとどういう反応が返ってくるのか気になった俺は、膣内が収縮するタイミングで少々力強く指を曲げてみた。

「んあぁっ!」

 声を我慢しきれなかった先輩の口から可愛らしい喘ぎ声が飛び出したかと思ったその時、プシュ!という勢いのある水音と共に俺の手のひらが暖かくなったのを感じた。

「あ!ごめん!服にかからなかった?」

 息を乱しながらも俺の服の心配をしてくれる先輩。しかしそんなことより、俺の頭の中は先輩の胎内から飛び出してきたこの液体の事でいっぱいだった。

「急にいじり方変えるから思わず吹いちゃった…。」

 恥ずかしそうに言う先輩。俺はもう一度吹かせたい一心で、再び膣内に指を挿入してさっきと同じ場所を押した。

「うぅ…。」

 少し苦しそうな声で呻く先輩に少し悪いと思いながらも、俺は指を動かし続けた。しかし、さっきよりも卑猥で水気の多い音は鳴るものの、先輩の中から潮が飛び出すことはなかった。

「そんなにやっても多分出ないよ。私あんまりたくさん吹く方じゃないみたいだし…。」

 気づけば先輩の表情に冷静さが戻っている。もしかしたら、さっきの俺の指の動きは気持ち良くなかったのかもしれない。それどころか痛かったとしたらと思うと、急に申し訳なさが込み上げてくる。
 すっかり覇気をなくして項垂れている俺の肉棒は欲だけは残っているようで、先端からタラタラと我慢汁だけは垂れ流していた。

「この子ももっと気持ち良くしてあげないとね。」

 上半身を起こした先輩が俺の肉棒を握って軽くしごき始める。すると、薄情にもさっきまで消沈していた俺の肉棒はみるみるうちに元気を取り戻し、天井に向かってそりかえっていた。

「ゴムは持ってる?」

 先輩の問いかけに俺は固まった。ヤる気満々でここまで準備出来たのに、一番肝心なものを持ち合わせていない。生でなんてリスクが高いしそもそも付き合ってもいない状態でさせて貰えるわけもない。
 意気消沈していると、先輩は自分のポーチの中から見覚えのある小さい正方形の袋を取り出した。

「一つしかないから大事に使わないとね。」

 そう言って袋から取り出したゴムを俺の肉棒にスッと装着すると、そのまま自分の秘所へと誘ってくれる。ピトッと入り口に当てがわれた肉棒が次第に飲み込まれていき、俺はとうとう童貞を卒業したのだった。
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