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梨紗の思いと和也の気持ち
梨紗の衝撃①
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兄に例の話を聞いた。
「昨日由依に告白したの?」
すると兄から衝撃的な言葉を聞いた。
「うん。そのこと和也に言ったら羽田俺のこと嫌いって言ってたよ。」
正直私にとって一番最悪な返答だった。このことをすぐに由依に伝えるべきだったのでLeNEで「兄が由依は自分のこと嫌いって思ってるらしいよ。」この文を送った。
今の時刻は6時17分だ。その後は「ふーん」みたいな感じで適当に返事をした。由依は既読すらしていなかった。
6時35分くらいになるとようやく既読になった。この時刻くらいに由依起きていることを今思い出した。しかしなかなか返信が来なかった。
正直このことを言わなかったほうが良かったのかもしれないがとても大事なことだったのでしっかりと伝えるようにした。
7時くらいに食べ終わりずっと由依との連絡を見ていたが例のことを言ってから話が途切れている。
様子がおかしいと思い「由依、大丈夫?」と送った。
私の分析によると兄の康平と由依は両思いだったけど由依が告白を遠回しに拒否して康平はそのことを西君に言ったら由依は康平のことが嫌いということを西君に言われた。このようになる。
「なるほど戦犯は西君なのかな?」
でも西君とは全く話したことがない。理由としては康平といつも一緒にいるからだ。ブラコンの私にとって嫌いにならないわけがない。
イライラしながら考えていると時刻は8時になっていた。康平が家から出発した。
「ヤバイ!」
この言葉をずっと連呼しながら準備をしていた。
5分くらい時間が経ち「ピンポン!」と家のインターフォンが鳴った。家の前には由依がいたので一緒に学校へ行くことにした。
「おはよう!由依!」
「おはよう!梨紗!」
互いに挨拶をした。すると突然由依から
「私が康平のこと嫌いっていうの本当なの?」
例の話だ。細かいことは私は知らなかったので
「うん。けど細かいことはお兄ちゃんから聞いてないの。ごめんね!」
「大丈夫!梨紗が気にすることでもないから!」
すぐに由依に返事された。確かに私が気にすることでもないのは事実なのだがお互いに関係を築いているのは事実だ。
どうすれば良いのか由依と共に悩んでいるうちに学校に着いてしまった。
私と由依は同じクラスだったのでチャイムが鳴るまでこの件について悩んでいた。
「もしかして西君が由依のこと好きで嘘を言ったとか?」
お互いにこのことを考えていたらしく由依は頷いた。正直この説がとても濃厚だ。
この高校ではスマホの持ち込みが可能だったので休憩時間に康平に連絡することにした。「西君に好きな人誰か聞いて!」
例のことを康平に聞いた。直接言うのは無理があるので間接的に聞くことにした。するとすぐに
「了解👍」と絵文字付きで返信が来た。
2分程時間が経ちようやく答えが来た。「好きな人は堀田絵美さんらしいよ。」このような返信が来た。堀田さんは由依と並ぶくらいとてつもなく可愛いと言われている。
このようなことを考えていたら由依がすぐに話しかけてきた。
「つまり私達が考えていたことは不正解だったね。」
「そういうことだね。」
すぐに私は返答した。じゃあ誰が犯人なのかとても気になった。ところでスマホを見るとブラコンの私にとって衝撃的な連絡が来ていた。「もしかして梨紗って和也のこと好きなのか?」と来ていた。まあ確かにいきなりだったのでこのような返信が来てもおかしくはない。勘違いはされたくなかったので「違うよ!私はおにぃちゃんのことが好きなの!」と返信した。「ふーん」と返信が来た。ブラコンの私にとっても人生で一番最悪な日になってしまった。
午前の授業が終わり昼食を食べることにした。今日も兄が作ってくれた弁当だった。
「嬉しい!今日もおにぃちゃんの弁当だよ!」
由依に自慢気に言った。
「良いなー!私も食べたい!」
康平のことが好きな由依にとって当然な返答だった。
「食べさせないもん!」
もちろん私はこう言った。
そして弁当を食べ終わった後、由依と共に犯人を探していた。
「誰だと思う?」
由依が先に聞いてきた。
「分からん!」
最初の選択肢は消えてしまったので考え直さなければならなかったのがとても面倒だった。
ずっとこのことを由依と共に話していたらチャイムが鳴る時刻だったので席に戻るようにした。
午後の授業が終わって放課後になり今日は部活は共に無かったので一緒に帰ることにした。ずっと兄からの連絡を見れていなかったので見ることにした。
「おにぃちゃんからかなり連絡来てる!」
「なんて来てるの?」
興味を持った由依が私に話しかけてくる。
するとその連絡は私達のこの後の思考を左右させるくらい重大な連絡だった。その連絡を見て私と由依は口を揃えて言った。
「嘘だよね?」
共に驚きの顔を隠せなかった。
「昨日由依に告白したの?」
すると兄から衝撃的な言葉を聞いた。
「うん。そのこと和也に言ったら羽田俺のこと嫌いって言ってたよ。」
正直私にとって一番最悪な返答だった。このことをすぐに由依に伝えるべきだったのでLeNEで「兄が由依は自分のこと嫌いって思ってるらしいよ。」この文を送った。
今の時刻は6時17分だ。その後は「ふーん」みたいな感じで適当に返事をした。由依は既読すらしていなかった。
6時35分くらいになるとようやく既読になった。この時刻くらいに由依起きていることを今思い出した。しかしなかなか返信が来なかった。
正直このことを言わなかったほうが良かったのかもしれないがとても大事なことだったのでしっかりと伝えるようにした。
7時くらいに食べ終わりずっと由依との連絡を見ていたが例のことを言ってから話が途切れている。
様子がおかしいと思い「由依、大丈夫?」と送った。
私の分析によると兄の康平と由依は両思いだったけど由依が告白を遠回しに拒否して康平はそのことを西君に言ったら由依は康平のことが嫌いということを西君に言われた。このようになる。
「なるほど戦犯は西君なのかな?」
でも西君とは全く話したことがない。理由としては康平といつも一緒にいるからだ。ブラコンの私にとって嫌いにならないわけがない。
イライラしながら考えていると時刻は8時になっていた。康平が家から出発した。
「ヤバイ!」
この言葉をずっと連呼しながら準備をしていた。
5分くらい時間が経ち「ピンポン!」と家のインターフォンが鳴った。家の前には由依がいたので一緒に学校へ行くことにした。
「おはよう!由依!」
「おはよう!梨紗!」
互いに挨拶をした。すると突然由依から
「私が康平のこと嫌いっていうの本当なの?」
例の話だ。細かいことは私は知らなかったので
「うん。けど細かいことはお兄ちゃんから聞いてないの。ごめんね!」
「大丈夫!梨紗が気にすることでもないから!」
すぐに由依に返事された。確かに私が気にすることでもないのは事実なのだがお互いに関係を築いているのは事実だ。
どうすれば良いのか由依と共に悩んでいるうちに学校に着いてしまった。
私と由依は同じクラスだったのでチャイムが鳴るまでこの件について悩んでいた。
「もしかして西君が由依のこと好きで嘘を言ったとか?」
お互いにこのことを考えていたらしく由依は頷いた。正直この説がとても濃厚だ。
この高校ではスマホの持ち込みが可能だったので休憩時間に康平に連絡することにした。「西君に好きな人誰か聞いて!」
例のことを康平に聞いた。直接言うのは無理があるので間接的に聞くことにした。するとすぐに
「了解👍」と絵文字付きで返信が来た。
2分程時間が経ちようやく答えが来た。「好きな人は堀田絵美さんらしいよ。」このような返信が来た。堀田さんは由依と並ぶくらいとてつもなく可愛いと言われている。
このようなことを考えていたら由依がすぐに話しかけてきた。
「つまり私達が考えていたことは不正解だったね。」
「そういうことだね。」
すぐに私は返答した。じゃあ誰が犯人なのかとても気になった。ところでスマホを見るとブラコンの私にとって衝撃的な連絡が来ていた。「もしかして梨紗って和也のこと好きなのか?」と来ていた。まあ確かにいきなりだったのでこのような返信が来てもおかしくはない。勘違いはされたくなかったので「違うよ!私はおにぃちゃんのことが好きなの!」と返信した。「ふーん」と返信が来た。ブラコンの私にとっても人生で一番最悪な日になってしまった。
午前の授業が終わり昼食を食べることにした。今日も兄が作ってくれた弁当だった。
「嬉しい!今日もおにぃちゃんの弁当だよ!」
由依に自慢気に言った。
「良いなー!私も食べたい!」
康平のことが好きな由依にとって当然な返答だった。
「食べさせないもん!」
もちろん私はこう言った。
そして弁当を食べ終わった後、由依と共に犯人を探していた。
「誰だと思う?」
由依が先に聞いてきた。
「分からん!」
最初の選択肢は消えてしまったので考え直さなければならなかったのがとても面倒だった。
ずっとこのことを由依と共に話していたらチャイムが鳴る時刻だったので席に戻るようにした。
午後の授業が終わって放課後になり今日は部活は共に無かったので一緒に帰ることにした。ずっと兄からの連絡を見れていなかったので見ることにした。
「おにぃちゃんからかなり連絡来てる!」
「なんて来てるの?」
興味を持った由依が私に話しかけてくる。
するとその連絡は私達のこの後の思考を左右させるくらい重大な連絡だった。その連絡を見て私と由依は口を揃えて言った。
「嘘だよね?」
共に驚きの顔を隠せなかった。
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