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後日譚~ミサの場合~
最終話
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「ここで速報です。都内の○○ホテルの客室内で殺人未遂事件が起きたという情報が入って参りました」
お昼のワイドショー。
“速報 都内○○ホテル客室で殺人未遂事件”というテロップと共にキャスターが神妙な顔つきでニュースを伝え、隣の女性アナウンサーも同様の表情をしている。
「被害者の男性は重体、容疑者と思われる女も重傷を負っているとのことです。続報が入り次第お伝え致します」
キャスターと女性アナウンサーの一礼でそのニュースは途切れ、ワイドショーは違う話題に移った。
***
ノースリーブの白のドレスに身を包んだミサ。片膝を抱えて座り込み遠くを見つめる横顔が見蕩れるほどに美しい。ドレスのデザインは前上がりのアシンメトリーになっており、ドレープの隙間からミサの美しい脚がのぞく。
「美しさは心から。心の美しさは体から。今、貴女は生まれ変わります」
ミサが画面に向かって微笑んだ後、「エステサロン×××」という企業名が出るがそれにはぼかしが入っており読めなくなっていて、画面の右下には「※企業ホームページ内のCM動画は現在削除」というテロップが入っている。
“20代女性を中心に絶大な人気を誇るモデルの容疑者。事件から3日が経つ今、関係者には衝撃と戸惑いが広がり続け世間でも驚きと困惑の声が止まない。
我が取材班が独自に手に入れた情報をもとにスタジオゲストの精神科医、犯罪心理学者と共に容疑者の心の闇を暴くー”
ここ最近のワイドショーは大きな事件が無く、スポーツ選手の問題行動による引退するかしないか…というニュースを延々と報道していたが、ミサの起こした事件により全チャンネルのワイドショーが事件で持ちきりになった。
どのチャンネルでも「人気モデルによる会社社長殺人未遂事件」といったフリップが大きく作られ、各所から集められたミサの情報が出回っている。
殺人未遂、というタイトルなのは事件から3日が経っても剛が意識不明のままだからである。
「逮捕時の容疑者は錯乱状態で、“私もそっちに行く”“止めないで”と意味不明な供述をしていた、とのことで…どうでしょうか、精神科医の○○先生」
「容疑者は母親を亡くして以来精神不安定だった様です。元々父親は被疑者の幼い頃に亡くなっていて、母親も亡くして1人になってしまったという意識が強く芽生えどこかで糸が切れてしまったんでしょう。だからと言ってこのような事件を起こすことは当然許されませんけれど」
眉を顰める精神科医を一瞥しキャスターが指さし棒を手に持った。
「なるほど。容疑者のSNSの写真がいくつかあります。えーっとこちらが事件当日の投稿ですね。『大切な人に会ってきます!』という文章と共に空の写真が投稿されているのですが…」
記事に指さし棒を当てキャスターが言葉を続ける。
「過去の投稿を見る限り普段は容疑者自身のファッションなどに関する記事が多いです。フォロワーもかなり多いですけど、普段と違う投稿を見て何か異変に気付いた人はいたんでしょうか」
キャスターの言葉に、先程まで黙っていたゲストコメンテーターの女性芸能人が口を開く。
「いやー…最近の若い女性は“匂わせ投稿”をする人が多いですからね。特に誰も気にとめなかったんじゃないですか?コメントも彼氏ですか?だったり海外旅行ですか?とかいうものばかりですし」
「匂わせ投稿、よく聞きますね。容疑者はそういった投稿をしないタイプな様ですけど、まぁまさか自殺を示唆する投稿だったとは」
「結局自分は重傷を負っただけで自殺未遂に終わっていますけどね。女性の力ということもあり意識不明とは言え被害者の方は今のところ一命は取り留めていますし、自分を傷つけるとなるとどうしても防衛本能が働いて力が入りきらなかったということはよくあります」
強面の犯罪心理学者の言葉に周りのコメンテーター達は頷いた。
「被害者の男性の1日も早い意識の回復をお祈り致します。では天気予報、○○さんです」
画面が天気図に切り替わり、気象予報士が現れこのチャンネルのワイドショーは終わりを迎えようとしている。
このワイドショーが終わったところでチャンネルを回せばまた同じ話題、なのだが。
「もぉーこのニュースばっかり!テレビじゃなくて動画配信サービスとか繋げましょうよぉ!」
ミサとさほど変わらないぐらいの年齢の女の子が、自分の座っている椅子をぎしぎしと前後に動かしむくれている。
「ハイハイお姫様、今変えますからねー。にしても興味ないんですか?面白いじゃないすか」
「ネットでも散々見れるもん。どーせ不倫の成れの果てでしょ?有名人だから取り上げられてるだけでよくある話じゃないですかぁ。もー飽きたー!」
手足をじたばたさせる女の子を見兼ねた寧々がテレビを消した。
「確かによくある話だよねー」
バスローブ姿の寧々が女の子に向けてにこっと笑い、そのあとすぐスマホを弄りミサの事件をネットで検索し始めた。
…ばぁーか!!
被害者男性って剛くんでしょ?今名前伏せられてるけど速報のすぐ後にニュースに名前出てたし。
なにしてんの剛くん。…しかも…しかも、殺されてるし…!…って、笑っちゃだめだめ、いくら心の中でも。
剛くんまた不倫してたんだ。しかもミサと。そうだよねー、ミサは剛くんのことタイプだってはしゃいでたもんね。
若くて可愛いミサを愛人にして優越感に浸ってたりしたのかな?で、飽きて捨てようとしたら殺されたみたいな?若い子は視野が狭いしそうなっちゃったのかな。
…超面白いんですけど…だめだめ面白いとか思っちゃ!
あたしが転職してから時間がいくらか経った。最初は剛くんのこと引きずってたし、撮影も辛かった。
でも作品は飛ぶように売れるしやっぱりセックスは気持ちいいしで楽しくなってきて、割り切ろうと頑張ってた頃は嘘のように剛くんへの気持ちは無くなった。
プロダクションの中には悪徳な所もあるみたいだけど、前の事務所からの紹介のおかげか優良な所でモデル時代とは比べ物にならないくらいお給料も良い。「今の方が生き生きしてる」って言われてるし。
大嫌いだったオッサンとの絡みも辛かったけど皆けっこういい人だしオッサンのことは段々嫌いじゃなくなってきた。
とりあえずあたしはあたしで楽しくやってる。
剛くん死ぬのかなぁ。さすがに死んじゃうのは可哀想かも。本気で感じてる姿がエロすぎるって言われてあたしの作品が売れるのも、剛くんに色々仕込まれたおかげもあると思って感謝してるし。
意識不明の重体でも助かる人は沢山いるし、頑張って!
まぁ剛くんの名前も知られてるし何より関係者にはわかるだろうし、社長が仕事先の子と不倫して殺されかけたなんてわかったら会社は終わりだな。
意識を取り戻しても社会的に死んだも同然か!
「寧々さんご機嫌っすね!」
一人でにやにやしてたんだろう、あたしを見たスタッフにそう言われた。
「えーそうですか?全然ですよぉ!」
「まぁ元気なのはいいことっすね。んじゃ再開しますので」
「はぁーい」
さ、仕事仕事。あたしはバスローブのリボンを解き始めた。
-END-
お昼のワイドショー。
“速報 都内○○ホテル客室で殺人未遂事件”というテロップと共にキャスターが神妙な顔つきでニュースを伝え、隣の女性アナウンサーも同様の表情をしている。
「被害者の男性は重体、容疑者と思われる女も重傷を負っているとのことです。続報が入り次第お伝え致します」
キャスターと女性アナウンサーの一礼でそのニュースは途切れ、ワイドショーは違う話題に移った。
***
ノースリーブの白のドレスに身を包んだミサ。片膝を抱えて座り込み遠くを見つめる横顔が見蕩れるほどに美しい。ドレスのデザインは前上がりのアシンメトリーになっており、ドレープの隙間からミサの美しい脚がのぞく。
「美しさは心から。心の美しさは体から。今、貴女は生まれ変わります」
ミサが画面に向かって微笑んだ後、「エステサロン×××」という企業名が出るがそれにはぼかしが入っており読めなくなっていて、画面の右下には「※企業ホームページ内のCM動画は現在削除」というテロップが入っている。
“20代女性を中心に絶大な人気を誇るモデルの容疑者。事件から3日が経つ今、関係者には衝撃と戸惑いが広がり続け世間でも驚きと困惑の声が止まない。
我が取材班が独自に手に入れた情報をもとにスタジオゲストの精神科医、犯罪心理学者と共に容疑者の心の闇を暴くー”
ここ最近のワイドショーは大きな事件が無く、スポーツ選手の問題行動による引退するかしないか…というニュースを延々と報道していたが、ミサの起こした事件により全チャンネルのワイドショーが事件で持ちきりになった。
どのチャンネルでも「人気モデルによる会社社長殺人未遂事件」といったフリップが大きく作られ、各所から集められたミサの情報が出回っている。
殺人未遂、というタイトルなのは事件から3日が経っても剛が意識不明のままだからである。
「逮捕時の容疑者は錯乱状態で、“私もそっちに行く”“止めないで”と意味不明な供述をしていた、とのことで…どうでしょうか、精神科医の○○先生」
「容疑者は母親を亡くして以来精神不安定だった様です。元々父親は被疑者の幼い頃に亡くなっていて、母親も亡くして1人になってしまったという意識が強く芽生えどこかで糸が切れてしまったんでしょう。だからと言ってこのような事件を起こすことは当然許されませんけれど」
眉を顰める精神科医を一瞥しキャスターが指さし棒を手に持った。
「なるほど。容疑者のSNSの写真がいくつかあります。えーっとこちらが事件当日の投稿ですね。『大切な人に会ってきます!』という文章と共に空の写真が投稿されているのですが…」
記事に指さし棒を当てキャスターが言葉を続ける。
「過去の投稿を見る限り普段は容疑者自身のファッションなどに関する記事が多いです。フォロワーもかなり多いですけど、普段と違う投稿を見て何か異変に気付いた人はいたんでしょうか」
キャスターの言葉に、先程まで黙っていたゲストコメンテーターの女性芸能人が口を開く。
「いやー…最近の若い女性は“匂わせ投稿”をする人が多いですからね。特に誰も気にとめなかったんじゃないですか?コメントも彼氏ですか?だったり海外旅行ですか?とかいうものばかりですし」
「匂わせ投稿、よく聞きますね。容疑者はそういった投稿をしないタイプな様ですけど、まぁまさか自殺を示唆する投稿だったとは」
「結局自分は重傷を負っただけで自殺未遂に終わっていますけどね。女性の力ということもあり意識不明とは言え被害者の方は今のところ一命は取り留めていますし、自分を傷つけるとなるとどうしても防衛本能が働いて力が入りきらなかったということはよくあります」
強面の犯罪心理学者の言葉に周りのコメンテーター達は頷いた。
「被害者の男性の1日も早い意識の回復をお祈り致します。では天気予報、○○さんです」
画面が天気図に切り替わり、気象予報士が現れこのチャンネルのワイドショーは終わりを迎えようとしている。
このワイドショーが終わったところでチャンネルを回せばまた同じ話題、なのだが。
「もぉーこのニュースばっかり!テレビじゃなくて動画配信サービスとか繋げましょうよぉ!」
ミサとさほど変わらないぐらいの年齢の女の子が、自分の座っている椅子をぎしぎしと前後に動かしむくれている。
「ハイハイお姫様、今変えますからねー。にしても興味ないんですか?面白いじゃないすか」
「ネットでも散々見れるもん。どーせ不倫の成れの果てでしょ?有名人だから取り上げられてるだけでよくある話じゃないですかぁ。もー飽きたー!」
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「確かによくある話だよねー」
バスローブ姿の寧々が女の子に向けてにこっと笑い、そのあとすぐスマホを弄りミサの事件をネットで検索し始めた。
…ばぁーか!!
被害者男性って剛くんでしょ?今名前伏せられてるけど速報のすぐ後にニュースに名前出てたし。
なにしてんの剛くん。…しかも…しかも、殺されてるし…!…って、笑っちゃだめだめ、いくら心の中でも。
剛くんまた不倫してたんだ。しかもミサと。そうだよねー、ミサは剛くんのことタイプだってはしゃいでたもんね。
若くて可愛いミサを愛人にして優越感に浸ってたりしたのかな?で、飽きて捨てようとしたら殺されたみたいな?若い子は視野が狭いしそうなっちゃったのかな。
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あたしが転職してから時間がいくらか経った。最初は剛くんのこと引きずってたし、撮影も辛かった。
でも作品は飛ぶように売れるしやっぱりセックスは気持ちいいしで楽しくなってきて、割り切ろうと頑張ってた頃は嘘のように剛くんへの気持ちは無くなった。
プロダクションの中には悪徳な所もあるみたいだけど、前の事務所からの紹介のおかげか優良な所でモデル時代とは比べ物にならないくらいお給料も良い。「今の方が生き生きしてる」って言われてるし。
大嫌いだったオッサンとの絡みも辛かったけど皆けっこういい人だしオッサンのことは段々嫌いじゃなくなってきた。
とりあえずあたしはあたしで楽しくやってる。
剛くん死ぬのかなぁ。さすがに死んじゃうのは可哀想かも。本気で感じてる姿がエロすぎるって言われてあたしの作品が売れるのも、剛くんに色々仕込まれたおかげもあると思って感謝してるし。
意識不明の重体でも助かる人は沢山いるし、頑張って!
まぁ剛くんの名前も知られてるし何より関係者にはわかるだろうし、社長が仕事先の子と不倫して殺されかけたなんてわかったら会社は終わりだな。
意識を取り戻しても社会的に死んだも同然か!
「寧々さんご機嫌っすね!」
一人でにやにやしてたんだろう、あたしを見たスタッフにそう言われた。
「えーそうですか?全然ですよぉ!」
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