18 / 69
異世界フィオール
18話 異世界ごはん
しおりを挟む
「──ドラゴンのステーキ!!!?」
宿屋1階の食堂にて、外の道路まで聞こえてしまうほどの叫び声を出したのはメーシャだった。
「ドラゴン自体を狩るのは難しく家畜化もできないので、ドラゴンの細胞を使った培養肉ですけどね。喜んでいただけて良かったです」
メーシャたちはラードロがいるという洞窟にいく前に、宿屋で朝食をとることになったのだが、さすが異世界と言うべきか。
メニューにはメーシャが言ったように"ドラゴンのステーキ"や"プルマルのミントゼリー"などのモンスター由来の材料が使われている料理や、"トビオオツノシカのツノ焼き"や"爆弾イチゴと竜巻きキャベツのサラダ"みたいな聞いたことがない動物や野菜を使っているもの。
そして"泣かないオレンジマンドラゴラのグラッセ"、"黒トゲトゲのビネガーライス"、"曲りツノ牛のチーズ"などの、名前が違うものの地球でも見かける食材を使った料理も存在したのはちょっとした安心感のようなものがあった。ちなみに、それぞれ人参のグラッセ、ウニの海鮮丼、水牛のモッツァレラチーズだ。
『ドラゴン=ラードロを倒そうって時にドラゴンステーキを選ぶとはな! メーシャの故郷でいうところの験担ぎってやつだな? ドラゴン=ラードロを喰ってやるつもりで豪快にいこうぜ!』
● ● ●
「はい、おまたせ! ごゆっくりどうぞ」
店員のマッチョなおじさんが料理を運んでくれた。これで注文した料理は全部揃ったはずだ。
「ぅうおおおおおお!! ステーキきたー!!」
メーシャはもちろんドラゴンステーキ。直径20cm厚さ15cmのボリューミーなミディアムレアのステーキだ。肉汁と果実酒でできたソースがかかっている。
「ちうっちゅいぃ~!」
ヒデヨシはマシンガンヒマワリの種のペースト。この種は"ゲッシ"(齧歯類型モンスター)の大好物なんだとメニューに書いていた。
「私はバルーンパーチという魚のアクアパッツァです」
この魚は脂の乗ったフグのような弾力のある白身だが、毒がない代わりに少しタンパクな味である。なので、スパイスや旨味のある野菜と一緒に煮込むことで、手軽に極上のフグ肉と同等の美味しい料理にすることができる。
『くぅ~! 美味そうにもほどがある! 俺様に身体があれば! 半年…………いや、冬眠の前だから最後にメシを食ったのは1000年くらいまえか? 腹は減らねーがこういう時ちょっと残念だな……』
デウスはご飯が食べられなくてしょんぼり。
「………………そっか。ま、身体ないんじゃしゃーない。宝珠を取り戻したら食べな」
メーシャは淡々と言いながらも、ステーキを半分切り分けてソースごとアイテムボックスに送った。アイテムボックスに送ればホカホカで美味しい状態を保存できるので、デウスが宝珠を取り返して身体が戻った後に食べることができる。
『め、メーシャ~……。ありがとぅ~。あとこっちの世界に来た時理由も言わずに居なくなってごべんね~……』
メーシャの行動に感極まったデウスは涙を(身体はないが精神的に)流しながら、感謝と謝罪の言葉を口にした。
「いいよー」
「ちうっちゅぁー!!?」
そうこうしている間にヒデヨシがひまわりの種のペーストを口にして感動していた。
「ちゅるっちいちうちぃつーちゅいっちいち!」
……このヒマワリの種のペーストはただ砕いてペースト状にしているのではなく、丁寧に皮をむいて中の身を取り出し、バター状になるまで練り込んだ後きび砂糖と少しミルクを加えたシンプルながら極上の逸品である。
ちなみに、このマシンガンヒマワリの種は、花の段階ではほとんどただのヒマワリなのだが、この品種は普通のものの数倍の大きさの肉厚な種をつける。そして成熟するとその名の通りマシンガンのごとく種を前方に発射。
一応発射前にミシミシという音はするが、万が一当たれば生命の危機が危ないレベルで危険なので、近くで音が聞こえたら一般人も熟練の冒険者も匍匐前進する。
「お、ヒデヨシ様のお口に合ったみたいですね!」
カーミラはアクアパッツァを慣れた手つきで食べている。
「じゃあ、あーしも食べちゃおっかな! …………いっただっきまーす!」
メーシャはひと口サイズに切って口に運んだ。
「ん~~~……!!!!」
まず切った時に薄々感じていたが、弾力がすごいのに硬くない。細胞自体がしっかりした組織でできているので、少し切ったところで肉汁がこぼれずキープしてくれる。
だが、噛んでいくと繊細ながらシャープな旨みが決壊したダムのようにあふれ出てくるのだ。
ドラゴン肉はシンプルに美味すぎる。
その美味さは数多のヒトを動かし、入手困難なドラゴン肉を1から培養肉の量産するまでになったほどだ。
「──消えちゃった……」
メーシャは旨みに溺れたかと思ったら、いつの間にか食べ終わっていた事実を突きつけられて虚しさを感じてしまう。
「そう言えばデウス様は龍神であられるはずですが、恐れながら……ドラゴンを食べることに抵抗などはないのでしょうか?」
カーミラが恐る恐るデウスに尋ねた。
『ヒトだって他の陸上生物を食べるだろ? 龍とドラゴンは別モンだ。それに培養肉だしな。心配してくれてありがとよ』
「いえ、すみません。こんな質問に答えて頂いてありがとうございます」
『へへっ。ここまで丁寧に接されるのも良いもんだな。……でも、もっと砕けた感じで良いぜ。これから旅の仲間になるんだしな』
恐縮しまくっているカーミラにデウスは優しく言った。
こんな感じなので忘れそうになるがこれでもデウスは龍神。自分を慕う者には慈悲深く、フレンドリーに接しても子どもを見守る親のような感覚になるのだ。つまり、むしろ嬉しい。
「そーだよカーミラちゃん。あーしのことも勇者様じゃなくて名前でいいよ」
「ちゆっちちうちう」
メーシャに続きヒマワリの種ペーストに舌鼓をうっていたヒデヨシも仲良くしたいようだ。
「分かりました……! すぐには難しいですが、私も……その、実は友達が欲しかったので……徐々に自由にしますね! えっと……メーシャちゃん、ヒデヨシくん。それと……デウスさん」
カーミラははみかみながらメーシャとヒデヨシを見たあと、どこにいるか分からないデウスに向かって伝えた。
「えへっ。新しい友達はいつでも嬉しいね」
そうしてメーシャたちは新たな仲間兼友達と絆を深めつつ、最高の異世界ご飯デビューを果たしたのだった。
宿屋1階の食堂にて、外の道路まで聞こえてしまうほどの叫び声を出したのはメーシャだった。
「ドラゴン自体を狩るのは難しく家畜化もできないので、ドラゴンの細胞を使った培養肉ですけどね。喜んでいただけて良かったです」
メーシャたちはラードロがいるという洞窟にいく前に、宿屋で朝食をとることになったのだが、さすが異世界と言うべきか。
メニューにはメーシャが言ったように"ドラゴンのステーキ"や"プルマルのミントゼリー"などのモンスター由来の材料が使われている料理や、"トビオオツノシカのツノ焼き"や"爆弾イチゴと竜巻きキャベツのサラダ"みたいな聞いたことがない動物や野菜を使っているもの。
そして"泣かないオレンジマンドラゴラのグラッセ"、"黒トゲトゲのビネガーライス"、"曲りツノ牛のチーズ"などの、名前が違うものの地球でも見かける食材を使った料理も存在したのはちょっとした安心感のようなものがあった。ちなみに、それぞれ人参のグラッセ、ウニの海鮮丼、水牛のモッツァレラチーズだ。
『ドラゴン=ラードロを倒そうって時にドラゴンステーキを選ぶとはな! メーシャの故郷でいうところの験担ぎってやつだな? ドラゴン=ラードロを喰ってやるつもりで豪快にいこうぜ!』
● ● ●
「はい、おまたせ! ごゆっくりどうぞ」
店員のマッチョなおじさんが料理を運んでくれた。これで注文した料理は全部揃ったはずだ。
「ぅうおおおおおお!! ステーキきたー!!」
メーシャはもちろんドラゴンステーキ。直径20cm厚さ15cmのボリューミーなミディアムレアのステーキだ。肉汁と果実酒でできたソースがかかっている。
「ちうっちゅいぃ~!」
ヒデヨシはマシンガンヒマワリの種のペースト。この種は"ゲッシ"(齧歯類型モンスター)の大好物なんだとメニューに書いていた。
「私はバルーンパーチという魚のアクアパッツァです」
この魚は脂の乗ったフグのような弾力のある白身だが、毒がない代わりに少しタンパクな味である。なので、スパイスや旨味のある野菜と一緒に煮込むことで、手軽に極上のフグ肉と同等の美味しい料理にすることができる。
『くぅ~! 美味そうにもほどがある! 俺様に身体があれば! 半年…………いや、冬眠の前だから最後にメシを食ったのは1000年くらいまえか? 腹は減らねーがこういう時ちょっと残念だな……』
デウスはご飯が食べられなくてしょんぼり。
「………………そっか。ま、身体ないんじゃしゃーない。宝珠を取り戻したら食べな」
メーシャは淡々と言いながらも、ステーキを半分切り分けてソースごとアイテムボックスに送った。アイテムボックスに送ればホカホカで美味しい状態を保存できるので、デウスが宝珠を取り返して身体が戻った後に食べることができる。
『め、メーシャ~……。ありがとぅ~。あとこっちの世界に来た時理由も言わずに居なくなってごべんね~……』
メーシャの行動に感極まったデウスは涙を(身体はないが精神的に)流しながら、感謝と謝罪の言葉を口にした。
「いいよー」
「ちうっちゅぁー!!?」
そうこうしている間にヒデヨシがひまわりの種のペーストを口にして感動していた。
「ちゅるっちいちうちぃつーちゅいっちいち!」
……このヒマワリの種のペーストはただ砕いてペースト状にしているのではなく、丁寧に皮をむいて中の身を取り出し、バター状になるまで練り込んだ後きび砂糖と少しミルクを加えたシンプルながら極上の逸品である。
ちなみに、このマシンガンヒマワリの種は、花の段階ではほとんどただのヒマワリなのだが、この品種は普通のものの数倍の大きさの肉厚な種をつける。そして成熟するとその名の通りマシンガンのごとく種を前方に発射。
一応発射前にミシミシという音はするが、万が一当たれば生命の危機が危ないレベルで危険なので、近くで音が聞こえたら一般人も熟練の冒険者も匍匐前進する。
「お、ヒデヨシ様のお口に合ったみたいですね!」
カーミラはアクアパッツァを慣れた手つきで食べている。
「じゃあ、あーしも食べちゃおっかな! …………いっただっきまーす!」
メーシャはひと口サイズに切って口に運んだ。
「ん~~~……!!!!」
まず切った時に薄々感じていたが、弾力がすごいのに硬くない。細胞自体がしっかりした組織でできているので、少し切ったところで肉汁がこぼれずキープしてくれる。
だが、噛んでいくと繊細ながらシャープな旨みが決壊したダムのようにあふれ出てくるのだ。
ドラゴン肉はシンプルに美味すぎる。
その美味さは数多のヒトを動かし、入手困難なドラゴン肉を1から培養肉の量産するまでになったほどだ。
「──消えちゃった……」
メーシャは旨みに溺れたかと思ったら、いつの間にか食べ終わっていた事実を突きつけられて虚しさを感じてしまう。
「そう言えばデウス様は龍神であられるはずですが、恐れながら……ドラゴンを食べることに抵抗などはないのでしょうか?」
カーミラが恐る恐るデウスに尋ねた。
『ヒトだって他の陸上生物を食べるだろ? 龍とドラゴンは別モンだ。それに培養肉だしな。心配してくれてありがとよ』
「いえ、すみません。こんな質問に答えて頂いてありがとうございます」
『へへっ。ここまで丁寧に接されるのも良いもんだな。……でも、もっと砕けた感じで良いぜ。これから旅の仲間になるんだしな』
恐縮しまくっているカーミラにデウスは優しく言った。
こんな感じなので忘れそうになるがこれでもデウスは龍神。自分を慕う者には慈悲深く、フレンドリーに接しても子どもを見守る親のような感覚になるのだ。つまり、むしろ嬉しい。
「そーだよカーミラちゃん。あーしのことも勇者様じゃなくて名前でいいよ」
「ちゆっちちうちう」
メーシャに続きヒマワリの種ペーストに舌鼓をうっていたヒデヨシも仲良くしたいようだ。
「分かりました……! すぐには難しいですが、私も……その、実は友達が欲しかったので……徐々に自由にしますね! えっと……メーシャちゃん、ヒデヨシくん。それと……デウスさん」
カーミラははみかみながらメーシャとヒデヨシを見たあと、どこにいるか分からないデウスに向かって伝えた。
「えへっ。新しい友達はいつでも嬉しいね」
そうしてメーシャたちは新たな仲間兼友達と絆を深めつつ、最高の異世界ご飯デビューを果たしたのだった。
20
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身
にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。
姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?
猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」
「え?なんて?」
私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。
彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。
私が聖女であることが、どれほど重要なことか。
聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。
―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。
前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる