言霊師は世界を律する

枢氷みをか

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街のこと・二編

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 律は目前に広がる光景に、感嘆のため息を落としていた。

「うわあ…っ!すげえ……!北欧の雪国みたいだな…!!」

 氷の国アレンヴェイル皇国の最南端にある、魔獣の森にほど近い街────『フリューゲル』。
 魔獣の森に近いためか城壁で街全体を囲った都城としての堅牢な顔を持つ反面、レンガ造りの家屋が立ち並び赤茶色に統一された街並みは雪が降り積もっているにもかかわらず、どこか暖か味のある街だった。

 まるで童話の中にでも迷い込んだような気分になって浮かれる反面、律の心には大きな不安がのしかかっていた。それはこの街に向かう途中、魔獣の森へと続く別の道を見つけたからだった。

「…………………これって絶対、あのレオなんとかが通った道だよな…?」
「…………多分」

 二人が立ち尽くしているのは、律が作った道ともう一つ魔獣の森に向かう道がちょうど交差する場所。そこで名前がすでにうろ覚えになった律に苦笑を返しつつ、リッカは同意を示す。

 そもそも用がなければ魔獣の森に足を向ける事などないに等しい。その用さえ、通常はない。魔獣の森に足を向けるのは、いつも必ず悪い事だと相場が決まっている。

 ─────それは、いらないものを捨てる時。
 それも捨ててはいけないものを捨てる時だけだ。

 魔獣の森に捨てれば、何をしなくとも魔獣がすべてを消し去ってくれる。都合の悪いものも、その証拠でさえ、魔獣が後始末を請け負ってくれた。そんな時でなければ、誰も好き好んで魔獣の森に足を向ける者はいないのだ。

 特にここアレンヴェイル皇国は雪に閉ざされた国だ。道を作るのも一苦労なのだから、今眼前に見えるもう一つの道は、森で出会ったレオスフォード率いる騎士たちが通った道だと考えるのが妥当だろう。

「……あの人達はやっぱり、アレンヴェイル皇国から来たんですね」
「…やっぱり?知ってたのか?」
「…あの人は門の番人であるリシュリット様と異界の旅人を探しに来たと言っていました。リシュリット様が異界の旅人の探索協力を仰ぐのは、いつもアレンヴェイル皇国だと決まってますから」
「……ふーん。じゃあ、あのレオなんとかの後ろにいたおっさんが、そのリシュリットって人か?」
「あ、いえ…!リシュリット様は人ではありません…!半分人だけど、もう半分は妖精なんです」
「…!…………もしかして、めちゃくちゃ美人とか?」
「………え?」
「色白で性別がなくて、この世のものとは思えないほど綺麗で、すでに千年くらいは生きてる────とか言わないよな?」
「………………何で知ってるんですか?」
「妖精って言ったら、そう相場が決まってんだろ!!あー!!会いたかった!!せめて顔拝んでから逃げたかった…っ!!」

(……………………不思議な人だなあ)

 身悶えするほど悔やむ律に、リッカはたまらず苦笑を落とす。

 異界の旅人というのは皆、律みたいな感じなのだろうか。それとも律がいた世界の住人が皆こんな感じなのだろうか。だとしたら何て楽しそうな世界なのだろうかと人知れず微笑むリッカを尻目に、律ははたと気づく。

「…………そか、あの街に行けば会えるかもしれないのか」
「…………あの人から逃げて来たんじゃないんですか?」

 やはり苦笑交じりに苦言を呈されて、律ははたと我に返る。それもそうか、と自分に言い含めるように呟いて、律は街へと視線を向けた。

 魔獣の森から街まで、ちょうど半分を過ぎた頃に差し掛かろうという場所、見れば街はもうすぐそこだ。誰でも自由に行き来ができるのか、歓迎するように開いている城門が律の視界に入った。

(……とりあえず警戒態勢が敷かれているようには見えないな……)

 門番がいるわけでも、入街にゅうがい検査を行っている様子もない。少なくとも現時点で安穏としたように見えるが、あるいは、まだレオスフォード達が街に戻っていないからかもしれない、と律はもう一度魔獣の森へと視線を戻す。もしそうならば、街に入った後に警戒態勢を敷かれる可能性は高い。門を閉ざされれば、あの街から逃げる事も難しくなる。もしくは門を開いて警戒態勢を敷いていないだろうと油断を誘い、入ったところで捕まえるつもりなら────。

「…リツさん?」
「…!」

 目まぐるしく思考を彷徨わせていた律の意識は、声を掛けてきたリッカの声に唐突に現実に引き戻される事になった。

「…どうしたんですか?」
「……ああ、いや……」

 未だ決めあぐねていた律は、言葉を濁しながらもう一度街へと顔を向けた。

「………ま、考えててもしょうがない、か」

 どれほど考えたところで、結局答えが出るのは街に入った後なのだ。ならばここでうだうだと考える方が時間の無駄だろうか。

 そう腹を括って門をくぐったところだった。

「………とりあえずお尋ね者にはなってないな」

 街に足を踏み入れて、律はしばらく周囲を見渡す。騎士や兵士といった物々しい連中は見当たらず、お尋ね者の張り紙もないようだ。待ち往く人々からの視線は否応なく向けられているが、それはおそらく見慣れない身なりをしているからだろう。

 リッカは、ほっと胸を撫で下ろす律を訝しげに振り返った。

「……お尋ね者になってると思ってたんですか?」
黒虎こっこもいるし、あんな逃げ方したんだぞ?なっててもおかしくないだろ」

 やけに警戒していた理由はこれなのかと得心を抱いて、リッカはくすりと小さく笑う。

「多分、大丈夫です。この国は異界の旅人のおかげで発展した国だと言われていますから、異界の旅人であるリツさんに危害を加えようとはしないはずです」
「……そうなのか?」
「はい、見てください」

 言ってリッカが指差した先にあったのは、道の端に等間隔で設置された街灯だ。北欧の街並みに似たこの街の雰囲気を損なわない細工の凝った街灯が備え付けられている。律はそれを視界に入れながら訝しげに「街灯がどうしたんだ?」と問いかけようとして、すぐさま口を噤んだ。

 よくよく見れば、街灯の中にあるのは蝋燭やガス燈といった類ではない。形状は律が知っている物とはずいぶん違うように見えたが、それでもそれを言葉で表現するならば、これが一番適した名称だろうか。

「………電球……?…まさか、電気が通ってるのか?」
「やっぱりリツさんの世界にも電気があるんですね」

 目を丸くしながら訊ねる律に、リッカは首肯を返した。

「電気を作って伝えたのも最後に訪れた異界の旅人だそうですよ。最後にこの世界に異界の旅人が降り立ったのが百年ほど前。その百年前から、ここアレンヴェイル皇国にだけ電気が存在してるんです。だから────」
「電気…!!電気があるならコンセントもあるのか…!?電圧は…!?プラグの形状はどんなだ…!?携帯電話スマホ充電したいんだけど出来るか…!?」
「え、え…っ!?コ、コンセ…?デンアツ?プ、プラグ…って何ですか…!?」

 逼迫したように矢継ぎ早に質問を繰り返す律の勢いに押されて、リッカは後ずさりながら耳慣れない言葉に小首を傾げる。どうやら認識の相違があるようなので、リッカは宥めるように説明を始めた。

「あの…多分、電気は電気でもリツさんの世界にある物とは、また少し形式が違うもののような気がします……」
「形式が違う?」
「はい…。この国の電気は、雷の精霊が作り出している物ですから」
「…!…でもさっき、異界の旅人が電気を作ったって……?」
「発電の構造を伝えたのは確かに異界の旅人です。でもこの世界には発電に必要な『カセキ燃料』というものがないので、この世界でも発電できるように手を加えて作られたのだと……」
「…!」

 そこまで概説がいせつされて、律はようやく得心する。

 発電するための構造を作れたとしても、それを動かすためにはどうしても燃料が必要になる。通常であれば石油などの化石燃料が使われるが、それ自体がないのであれば発電機を作っても動かす事は出来ない。唯一、燃料が必要のない風力発電というものもあるが、この雪で閉ざされたアレンヴェイル皇国では凍り付く可能性が高いので、あまり相性がいいとは言えないだろう。

 そこで代用として使われたのが雷の精霊というのは、合点がいった。
 おそらくこの世界の資源という資源は、すべて精霊が起因しているのだろう。だとすれば、電気でさえ精霊が作り出しているのは、当然と言えば当然だろうか。

(…となれば電化製品はおろかコンセントなんてないだろうな)

 精霊と言えど生物だ。いつも必ず同じ電圧を生み出せるとは限らない。一定の電圧が必須となる精密機械を動かすには荷が重すぎるだろうか。

「…なら電気と言っても出来るのは灯りを灯すくらいか……」
「はい。でもこの世界ではそれがとても画期的で貴重なんです。夜でも昼のような明るさを保つのは、電気でなければできませんから」

 なるほどと得心を示して律は少し残念そうに息を吐いた後、おもむろにリッカの頭を乱雑にかき撫でた。

「わ…!?」
「リッカってほんと博識だな。そんなに小さいのにすげえよ。どこで学んだんだ?」
「……え…っと……僕の住んでた街に教会があって、そこに図書館が併設されてたんです。…誰でも入れる図書館だったので…暇な時にそこの本を読んで……」

 ぽつりぽつりと呟くように言葉を落としながら、リッカは少し前の自分を思い出す。

 図書館の隅で、リッカは隠れるように本を読み漁っていた。本当は誰でも入れる図書館のはずなのに、大人たちは皆リッカを見ると眉根を寄せて不快気な表情と冷ややかな視線を送るので、いつも必ず人目がつかない奥まった場所で小さくなって本を読んでいた。その時だけ現実を忘れられたような気がして、その小さな場所だけが唯一リッカが心安らげる場所だった。

 その場所を思い浮かべて、リッカは思う。

(………あの場所は、少しリツさんに似てる……)

 温かで優しく、包み込んでくれるような安心感がある────。
 それを噛みしめるように俯くリッカを、律は複雑な気分で視界に留めていた。

(……褒めたつもりだったんだけどな……)

 おもむろに口を閉ざした様子が、物憂げに映って仕方がない。どうやらリッカの琴線に触れる事を口にしてしまったようだ。

 律は気まずそうに小さく頭を掻いた後、未だ俯いたままのリッカの頭をもう一度、今度は優しく撫でて小さく微笑むに留めた。そんな律に驚いたように一度小さく目を開いて、やはり小さく微笑みを返すリッカを確認してから、律は仕切り直すように「さて」と明朗な声を上げる。

「博識なリッカに質問だ」
「……え?」
「今俺たちに一番必要な物は何だと思う?」

 唐突に質問が飛んできて、リッカは目を丸くしながら考える。

「………え…と……お金…ですか?」

 その答えに、律はにやりと笑って首肯を返した。

「ご名答、察しが良くて助かるよ。何をするにも先立つもんがないとな」
「…もしかして、ギルドで魔力量を測るだけじゃなく、仕事も請け負うつもりなんですか……?」
「ま、それはいな。仕事を請け負ったからってすぐに金がもらえるわけじゃないだろ?俺たちは今すぐ金を作りたいからな」
「それは……そうですね…」

 同意を示しながら、まずは服が欲しい、とリッカは内心で思う。
 律がくれたこの外套は温かい反面、とにかくよく目立った。見慣れない形状な上に、律に至ってはそれに加えてあまりに薄着という事もあって、嫌でも目を引くのだろう。街に入ってからこっち、ずっと待ち往く人々からの視線が痛いほどだった。

 だけども肝心の先立つものがない。
 どうやってそのお金を作るのだろうと不思議に思ったリッカを尻目に、律は続ける。

「まずはこの世界の通貨を俺に教えてくれないか?」
「…え?」
「それを知らないと、満足に買い物もできないからな」

 言外に何を含んでいるかを察して、リッカは頷く。

「通貨の相場は需要と供給の関係で国によって変わります。だから────」
「ああ、アレンヴェイル皇国の相場でいい」

 前置きに肯定を示す律を待ってから、リッカはもう一度頷いて言葉を続けた。

「この世界の通貨は各国共通で、単位はリラといいます。アレンヴェイル皇国はとても寒いので保温性の高い上質な生地を使うため、他の国に比べて衣類や靴は比較的高い方です。上の服は四十リラから六十リラ、下も同じくらいで外套は高く百リラから百二十リラくらいになります。靴は五十リラ前後です」
「子供服と靴は?」
「……少し安くて服上下でそれぞれ三十リラから五十リラ、外套は七十リラ前後で靴は三十リラから四十リラ」
「外食したとして一食当たりだいたいどれくらいが相場だ?もちろん平均でいい」
「…食事は安いです。一食当たりだいたい五リラから高くても二十リラくらいです」
「…!ずいぶん安いんだな。この国じゃ作物は育たないだろう?」

 衣類に比べてずいぶんと値段に差がある事に、律は小首を傾げる。それにはリッカも首肯を返した。

「はい。でもこの国は異界の旅人のおかげで医療産業がとても発達しているんです。他の国とは比べものにならないくらいの先進国ですので、医療の提供を条件に各国から様々な食材が安価で入ってきます」
「…なるほどね。上手いもんだ」

 普通ならば足元を見られて値段を吊り上げられそうなものだが、この国は逆に各国の足元を見たのだろう。医療はそのまま命に直結する問題だ。どの国もないがしろにはできない。
 この国は、短所を長所で見事に補ったのだ。

「ちなみに外食するよりも自炊する方が安くつきます」
「それはどこの世界も同じなんだな」

 笑い含みに、律は合いの手を入れる。

「宿は?一泊いくらくらいだ?」
「宿も他の国に比べて安いです。一泊で十リラ前後、高くても二十リラです」
「…!…それもずいぶん安いな」
「宿はこの国では文字通り死活問題ですから。高くて宿に泊まれないとなると死に直結します。なので国が上限を二十リラに定めているんです。その代わり宿の経営者には宿泊数に応じて国から補助金が下りる仕組みになってます」

 ひとしきりリッカの説明に耳を傾けていた律は、頭の中に叩き込むように反芻してしばらく考え込むように黙した後、感嘆のため息と同時にリッカを視界に入れた。

「…大したもんだ。その年でよくそれだけの知識を身に付けたな、リッカ」
「…!…い、いえ…!たまたま僕が読んだ本に書いてあったから…!」
「…ちなみにリッカは今何歳なんだ?」
「………え…っと……多分、五歳か六歳…」

 曖昧なのは、両親が年齢を数えてくれなかったからだ。自分で数を覚えてから年を数え始めたので、そこに二、三年を足した年齢を、リッカは告げた。

 律は思っていたよりも幼いリッカの年齢に目を丸くしつつ、だが確かに、と得心を得たように一つ頷いた。

 小さいとは思っていた。
 抱きかかえた時のあまりの軽さに、小さな体だと思ってはいた。だがそれは痩せ細った体躯から、十分な栄養が摂取できず年の割に小さな体なのだろうと勝手にそう認識していた。だがそうでないのならば、痩せ細ってはいるが確かに五、六歳ほどの体型だろうか。その考えが念頭に浮かばなかったのはおそらく、大人顔負けの彼の知識の多さからだろう、と律は一人得心する。

「………リッカと話してると、お前が幼いって事を忘れるな」
「…?」

 思わず苦笑を落とす律に小首を傾げながら、リッカも同じく律に訊ねた。

「リツさんは何歳なんですか?」
「俺?俺は二十三」
「えっ!!?」
「…………え?…って何だ、その反応は?」
「……い、いえ……てっきりもっと若いのかと……」

 十代だろうと、勝手に思い込んでいた事は律には内緒だ。

「…………俺はそんなに頼りなさそうか?」
「!ち、違います…!そういう意味じゃなくて…!何と言うか……言葉通り見た目が若いって意味で……」

 しどろもどろと弁解するリッカに、律は思う。
 この世界の住人の顔の作りは、どちらかと言うと西洋人寄りだ。だとすればこれはおそらく、外国人から見た日本人は年齢よりも若く見えるという、あれだろうか。

 どうやらこの認識は律がいた世界だけでなく、この世界でも共通らしい、と思わず一人笑う律を、リッカはやはり小首を傾げて眺めていた。そんなリッカをよそに、律はおもむろにピタリと足を止める。

「…よし、この辺りでいいか」

 言ったのは街の中心に近い円形に切り取られた大きな広場の前。あれこれと会話を繰り返している間に、もう街の半分を歩いたようだ。律はその広場をくるりと見渡した。

 広場から放射線状にいくつにも道が延びているためか、雪が積もって寒いわりに人の往来は多い。おそらく市場や飲食街など、どこに向かうにしてもこの広場を経由するのだろう。律はそう推測して、目線を合わせるようにリッカの前にしゃがみ込んだ。

「リッカ、悪いけどここで待っててくれるか?」
「…………え?」
「ここなら人目があるから危なくはないだろ。俺が帰ってくるまで、ここで待っててくれ」
「……あ……え…っと…リツさんはどうするんですか……?」
「俺は手持ちの物を換金してくる。異世界の物は珍しいだろうから高値で売れるだろ」
「…………あ……そ……そっか……」

 何やらひどく動揺しているのか、たどたどしく返答するリッカに訝しげな顔を向けつつ、律は出来るだけ穏やかな声音を心掛けて続ける。

「…そんなに不安がるな、リッカ。ここなら人が多いから危険な事はないだろうし、何かあれば周りの大人たちに助けを求めればいい。俺も出来るだけ早く帰ってくるから。…な?」
「…………は、はい」

 不承不承と返事をするリッカを認識しつつ、律は不安げなリッカの頭を撫でて立ち上がった。

「…じゃあ、行って来る。絶対にここを動くなよ、リッカ。知らない人に声を掛けられてもついて行くんじゃないぞ。何かあれば大声で助けを呼べ、判ったな?」

 小さく頷くリッカを確認してから、律は足を進める。広場を出たところで妙な胸騒ぎに突き動かされるように、律は一度リッカを振り返った。

 その視界に映る、居場所がなさそうに肩を小さくして佇むリッカの姿────。

 それがなおさら痛々しく映って、後ろ髪を引かれながらも大丈夫だと自分に言い聞かせるように、律は再び視線を前に戻して足早に広場を後にした。
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