言霊師は世界を律する
似たような話ばかりが横行する出版業界に嫌気が差して、長年夢見た小説家の道を諦めた鳴神 律。だが夢を捨てた瞬間光りに包まれ、目覚めた先は見知らぬ異世界だった。
最近流行りの小説みたいな展開は絶対に嫌だと抗う律を嘲笑うかのように、律の周囲ではこの世界では決して起こり得ないような不思議な現象が相次ぐ。
日銭を稼ぐため訪れたギルドで特性を調べた結果、そこに記されたのは『言葉綴り』という未知のスキル────それは、人外すべてを言葉ひとつで従わせる事の出来るスキルだった。
滅びに向かう世界で、言葉を捨てた律が言葉で世界を調律する────これは、そんな言霊師の物語。
これは共感しますね!!
模倣作品撲滅大賛成です!!売れるからといって同じ設定の同じストーリーばかり量産しすぎですよ、出版社!!少しは律を見習いなさい!!と応援したくなる作品です(笑)おそらくこう思っているのはひとりやふたりではないはず。もう飽き飽きなんですよ?出版社さん。という気持ちを激しく代弁してくれるこの作品。模倣作品の轍を踏まないように動く主人公の、律にくすりと笑いつつ、そして轍を踏まないようにしているくせに「~ってのが相場だろ?」とよくある設定で何かと見抜いていく律にまたもやくすり(笑)
見ていて痛快で時にはくすりと笑いが起き、心が和む作品です。
もっと早くに感想を書きたかったですが、多くの人にこの作品を読んでほしかったのであえてファンタジー小説大賞が始まる時期を選んで書き込みさせていただきました。頑張ってください!!
『最近の小説は同じような設定の同じ話ばかり』─────激しく同感です!!
模倣作品ばかりで私も正直、飽き飽きしていました!!
いい加減、この設定の小説ばかり出版するのやめてほしい、と編集者に直談判したい気持ちをこの作品が代弁してくれている感じです!!
異世界転移ものですが、この設定はそもそも昔からよく使われているので気になりません。主人公もありがちな設定を回避しようと思っているところが、とても感情移入出来てくすりと思わず笑ってしまいます(笑)
そして世界設定がまた緻密に『構築』されているんですね。作中でもよく使われている世界設定を作る行為を『構築』と呼ぶのが個人的にはとても気に入ってます。
また主人公の律が破天荒な性格で、規格外のスキルを持っているのにあくまで自然体で仲間を増やしていく姿が、見ていてとても気持ちがよかったです!!
本当に素敵な作品ですので、『最近の同じような小説には飽き飽き』という方にはぜひお薦めしたい作品です!!
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