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土曜日の朝
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・・・太陽が黄色い。
そして今朝もあらぬ処への異物感あり。
ヒート開けだった昨日の状況と違うのは、向かい合わせで抱きしめられていることだ。体の向きとか今は心底どうでも良い。それより何より。
またナニが入れっぱなしィ!!開けたら閉める、出したら仕舞う、これ世の常識だろうが。あれ、仕舞ってるのかこの状況。いや、俺のケツは断じて仕舞う場所じゃない。
とうとう明後日は月曜日だ。幸い今日明日は土日なので絶対に安静にして、明後日に備えておきたい。
ていうか職場になんと言おう。1週間の無断欠勤だ。大騒ぎになっているだろうし、仕事では方々に混乱を来しているに違いない。とりあえずすぐ上司に連絡を入れて・・・土下座で済むんだろうかコレは。
これからの事を考え始めてため息をついたその時、俺を抱きしめる奴の両腕に力が入った。
まずい、またいつかのように始められたら叶わないと、俺の肩口に埋められている京極の顔を見た。
すると京極は至近距離から蕩けるような目をして俺を見ていた。
「・・・まずは抜こうか。」
穏便に穏便に。
「・・・」
フルフルフル。
首を振って拒否してくるので、
「いいから抜け。今すぐに。」
結局いつもの口調になってしまった。
「結婚してくれたら抜きます。」
「・・・」
フルフルフル。
今度は俺がそうする番だった。
「じゃあ、キスしてくれたら抜き・・・くかもしれません。」
抜く気ないだろ、こいつ。でも。
期待と わずかに不安が混じり合った目で訴えてくるので、俺の方が折れてやることにした。
くそ、改めて素面でやるの、死ぬほど恥ずかしい。
俺は首を傾けると、奴の形の良い唇に そうっと乗せるようにそれを重ねた。
奴の鼻が高いので(このイケメンめ)そうしないと出来ないのだが、何やらこちら側がキスを求めているみたいで顔に血がのぼる。
「・・・ほら、しただろ。さっさと抜け・・・あ!?」
その時、俺の中に埋まっていたナニが急激に膨張を始めた。
「ちょっ、お前なにして・・・」
抗議の声を上げたが、俺の肩にぐりぐり頭を擦りつけながら奴は絞り出すように言った。
「私は悪くないです。これは不可抗力ですし、むしろ私の方が被害者ですから!」
いや、何でよ。
後頭部の髪を握りこまれ、あいてっ!と気を取られたら、京極の顔が真正面に来てた。目がギラギラしていて、とっさに殺られる!と目をつぶったら、それはそれは優しいキスが降ってきた。
チュッ。啄むようにして。
チュウッ。吸われて。
舌で割り開くように俺の唇を何度も這うと、俺の舌を求めて侵入してきた。
その後は呼吸もままならないほどのキスの嵐に、息も絶え絶えになった所で、気がついたら俺はシーツを背にして仰向けなっていた。俺の弛緩した両手は 奴にがっちり握り込まれて、その熱い体温に包まれていた。そのまま奴が上から覆い被さって来て挿入が始まった。
「ん!!はぁ・・・んん?」
酸欠状態が収まって 意識がはっきりしはじめて、試合がいつの間にか始まっていることに気がつく俺。
今日は試合の予定組むつもりなかったのに・・・マネージャー!!
あ、こいつだったわ。
試合はまたもや延長に次ぐ延長の 手に汗握る展開に。じゃかぁしいわ。
しかしそんな激闘の末、俺を待っていたのは無情にも再びの宿泊延長のお知らせだったのだった・・・。
※せっかくなので土曜の朝に投稿してみました☆
そして今朝もあらぬ処への異物感あり。
ヒート開けだった昨日の状況と違うのは、向かい合わせで抱きしめられていることだ。体の向きとか今は心底どうでも良い。それより何より。
またナニが入れっぱなしィ!!開けたら閉める、出したら仕舞う、これ世の常識だろうが。あれ、仕舞ってるのかこの状況。いや、俺のケツは断じて仕舞う場所じゃない。
とうとう明後日は月曜日だ。幸い今日明日は土日なので絶対に安静にして、明後日に備えておきたい。
ていうか職場になんと言おう。1週間の無断欠勤だ。大騒ぎになっているだろうし、仕事では方々に混乱を来しているに違いない。とりあえずすぐ上司に連絡を入れて・・・土下座で済むんだろうかコレは。
これからの事を考え始めてため息をついたその時、俺を抱きしめる奴の両腕に力が入った。
まずい、またいつかのように始められたら叶わないと、俺の肩口に埋められている京極の顔を見た。
すると京極は至近距離から蕩けるような目をして俺を見ていた。
「・・・まずは抜こうか。」
穏便に穏便に。
「・・・」
フルフルフル。
首を振って拒否してくるので、
「いいから抜け。今すぐに。」
結局いつもの口調になってしまった。
「結婚してくれたら抜きます。」
「・・・」
フルフルフル。
今度は俺がそうする番だった。
「じゃあ、キスしてくれたら抜き・・・くかもしれません。」
抜く気ないだろ、こいつ。でも。
期待と わずかに不安が混じり合った目で訴えてくるので、俺の方が折れてやることにした。
くそ、改めて素面でやるの、死ぬほど恥ずかしい。
俺は首を傾けると、奴の形の良い唇に そうっと乗せるようにそれを重ねた。
奴の鼻が高いので(このイケメンめ)そうしないと出来ないのだが、何やらこちら側がキスを求めているみたいで顔に血がのぼる。
「・・・ほら、しただろ。さっさと抜け・・・あ!?」
その時、俺の中に埋まっていたナニが急激に膨張を始めた。
「ちょっ、お前なにして・・・」
抗議の声を上げたが、俺の肩にぐりぐり頭を擦りつけながら奴は絞り出すように言った。
「私は悪くないです。これは不可抗力ですし、むしろ私の方が被害者ですから!」
いや、何でよ。
後頭部の髪を握りこまれ、あいてっ!と気を取られたら、京極の顔が真正面に来てた。目がギラギラしていて、とっさに殺られる!と目をつぶったら、それはそれは優しいキスが降ってきた。
チュッ。啄むようにして。
チュウッ。吸われて。
舌で割り開くように俺の唇を何度も這うと、俺の舌を求めて侵入してきた。
その後は呼吸もままならないほどのキスの嵐に、息も絶え絶えになった所で、気がついたら俺はシーツを背にして仰向けなっていた。俺の弛緩した両手は 奴にがっちり握り込まれて、その熱い体温に包まれていた。そのまま奴が上から覆い被さって来て挿入が始まった。
「ん!!はぁ・・・んん?」
酸欠状態が収まって 意識がはっきりしはじめて、試合がいつの間にか始まっていることに気がつく俺。
今日は試合の予定組むつもりなかったのに・・・マネージャー!!
あ、こいつだったわ。
試合はまたもや延長に次ぐ延長の 手に汗握る展開に。じゃかぁしいわ。
しかしそんな激闘の末、俺を待っていたのは無情にも再びの宿泊延長のお知らせだったのだった・・・。
※せっかくなので土曜の朝に投稿してみました☆
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