鬼畜柄の愛撫シリーズ 番外編

Adria

文字の大きさ
61 / 78

60.ルカへの挑発(ジュリア視点)

しおりを挟む
「……ど、どうかな?」


 俺は月のものも終わって元気になったから、ルカがあの晩餐会の時に選んでくれた着物のドレスを着ていた。      
 ふんわりシフォンのロングドレスが動く度に美しく揺れる。

 だけど……胸の谷間や脚、あと背中を美しく強調したデザインのドレスは着ていて、すげぇ恥ずかしいものがある。

 俺はもじもじとルカの前に立った……。


「よく似合っていますよ。ですが、その様に自信なさげに立つのではなく、背筋を正しさなさい」

 せ、背筋正したら胸を張って立つことになるだろ!
 た、ただでさえ、谷間が強調されているデザインなのに……どうだ! 見てくれ! と言っているようで恥ずかしいじゃねぇか。


「いや、だって……恥ずかしいから……」


 それに、これやる用だろ? そのつもりで、選んできたんだよな?
 という事は、これ着るって事は……今からやるって事だよな?

 うわ……久しぶりだと、なんか恥ずかしい……。


「何を恥ずかしいと感じる事があるのですか? ほら、もっとこちらにきなさい」
「恥ずかしいって言ってるだろ! こんな出るとこ全部出てるみたいなドレス……。う……もう、そんなに見るなよ……」
「ジュリア、言葉遣いがまた崩れていますよ」
「あ……ご、ごめんなさい……っう、うわ」

 っ……。うう……。

 謝った瞬間、ルカに手をグイッと引っ張られ、膝の上に乗せられてしまった。

 何で、お前はいつも余裕たっぷりなんだよ……。
 俺だけ慌てて馬鹿みたいだ……。


「ジュリア、よく似合っていますよ」
「あ、ありがとう……ございます」
「貴方は私に、既に全てを見せているのに、今更何を恥ずかしがる事があるのですか?」
「っ……馬鹿」

 ルカの馬鹿。阿呆。変態サディスト。
 そ、そんな恥ずかしい事……わざわざ耳元で言うなよ……。

 よし! 仕返ししてやる!
 ルカだって、少しは慌てれば良いんだ!
 俺はルカに少しだけ反撃することを決めた。少しぐらいなら……少しぐらいなら良いだろ。揶揄うくらい……。

「そんなに俺としたかったのか? なら、そんな尊大な態度を取っていないで、もっと俺に乞うてみろよ。俺が欲しいですって、態度に出して乞うなら、俺も考えてやっても……」
「ほう」

 あ……。

 ルカを取り巻いている空気が変わった。
 俺、失敗したかも……。

 俺は言い終わる前に口を噤んだ。


「では、しっかりと示しましょうか」
「ま、待って。違……」
「貴方の体の奥の奥まで……全てに刻みつけてさし上げますよ」
「や、やめ……ル、ルカ、ごめっ、っぅ、んぅ」


 挑発した事を謝ろうと思ったのに、唇を塞がれてしまった。


「んんぅ、んんぁ……っ、ふ、ぅ」


 ルカの舌で、俺の舌の印をなぞられるとゾクゾクする。舌が熱くなってきて……酩酊状態になる。
 口付けだけで、クラクラしてるのに……ルカの手がドレスの上から乳首をなぞった。

「あ、ああっ」

 布越しに触られるだけで、気持ち良いから不思議だ。
 どうせやると思ってたから、下着つけてないからかも……。しっかりとした生地で……乳首の場所なんて分からないはずなのに……ルカは的確に俺の乳首をなぞり、ドレスの上から摘んだ。その瞬間、体が大きくビクンと跳ねる……。


「やぁっ、ぁ……」
「ジュリア、どうしたのですか? 布越しでも、貴方には充分なようですよ」


 違う……そんな事な……い。


「ふぁ、ぁっ……ま、待って……駄目だ、摘んじゃ、ああっ」
「このままでも充分イケそうですね。ほら、見ていてさし上げますから、このままイキなさい」
「やだ。やっ……」


 胸ばっか嫌だ。
 いつも何で、胸でイカせようとするんだよ。

「ああっ、は、っぅ、んぅ」


 そのせいで、どんどん胸が弱くなってる気がする。
 ルカに触られるだけで、簡単に感じてしまう。

 ……っぅ。
 ルカのせいで、めちゃくちゃ敏感になっちゃったじゃねぇかよ。
 で、でも、直接触って欲しい。このままでも充分気持ち良いけど……もっと直接的な刺激が欲しい。

 もうなりふりなんて構ってられない……。


「やだやだ、ルカッ……ひぅ、あっ……ちょ、直接、触って」
「駄目です。まずはこのままイキなさい」
「いや、いやだっ、───っぁ」


 …………。

 結局、俺は嫌だ嫌だと言いながら、布越しに乳首を弄られて、2回もイカされてしまった。


 いつもこうだ。
 いつも最初のほうから飛ばし過ぎで……俺は胸と口付けだけで、ヘロヘロになる。


「え? ル、ルカ……ま、待って、っ!!?」

 俺がグッタリしてると、突然前の合わせが大きく開かれた。トロリ、とオイルを垂らされてヌルヌルと、胸を揉まれた。ビクビクするのが止まらない。

 オイルなんて垂らしたら、ドレスが汚れるだろ……。


「ふ……っ、んぅ……いやだぁ、ドレス汚れ、っ」
「そうは言いますが、情熱的に私にしがみついて腰を揺らしているのは貴方ですよ」
「あっ、だって……ひあっ、ソコ、駄目っ」

 胸、ヌルヌルしたら……駄目だ……。
 これ、気持ち良すぎる……。


「あっ、ひあっ! それ、駄目っ……ふ、っ、んぅ……ああっ、ルカァ、っ!!?」


 ルカは俺の胸をヌルヌルと弄りながら、秘所にグッとルカのモノを押し当てた。

 あ……。


「ま、待って……あつい、熱くなるからっ」

 ルカのが触れた瞬間、魔法陣が熱を持つ気がする。
 駄目だ。いま、擦り付けたら……。


「ひぅ、ああっ、それ……だめっ、ああっ……ひあっ、ああっ、やだやだ」
「ココが良いのですか?」
「ひう! 違っ、だ、駄目! やだやだ、ああっ、あああ……また、またイク、────っ!!」


 いつも有無を言わさずイカされる。
 気持ち良すぎて、訳が分からなくて、もう変だ……。
 

「ひあっ、あああ、やだやだっ……もぉ、イキたくなっ……ああっ、ルカ、ルカァ……やめっ、ひうっ、あああ!!!」

 秘所に擦り付けられてイッて、胸でもイッて、もう訳が分からない。


 涙を流しながら、もうやだって言ってるのに、何度も無理矢理イカせてくる。
 イッたあとも、休ませてくれる事なんてなく、ナカに指を挿れてかき混ぜられた。

 俺は喉を反らせながら、いっぱいイカされ啼かされた。


「やぁ、も、ナカ……指……ひっ、ひあっ、イッてる、イッたからぁ、ナカ……やめっ、ゔゔ、あああ!!」
「凄いですね。ナカがビクビクしているのが、よく分かります。ほら、キュウキュウとよく締まっていますよ。ジュリアは、本当に感じやすくなりましたね」
「やっ、ああっ、とまらなっ……イッてる、イッてるのにっ、ああっ……待っ、も、やめっ……やだってっ、あ゛、あ゛あ゛っ!」


 もう無理……。
 もう無理だから……。

 でもそう思う自分と、全身でルカを欲している自分がいた。

「ルカぁ……も、欲し……挿れて……」
「では、どうぞ」
「っ!!?」

 えっ? な、なに?

 そう思った時には、ルカの上に跨らされて挿入されていた。突然、グッと質量の大きいものが入ってきて、俺は目に溜まっている涙がボロッとこぼれ落ちて、グッ、ってなった。

 息、一瞬止まった気がする。

 女みたいな顔してるくせに大きいんだから、ゆっくり挿れろよ。俺、この体では生娘だった筈なのに……絶対、魔法陣のせいだ。魔法陣のせいで破瓜の痛みなく、いつも通りにルカを受け入れて……。

 ……初体験の感動もないな…………。


「ルカ……ゆ、ゆっくりぃ……ぐぁっ、あ゛あ゛っ!」


 ゆっくりって言ってるのに、ルカは俺の首筋を甘噛みして、奥を刺激するように腰をグリグリと回した。


「ひあぁっ、それ……やっ、奥、グリグリ、するなっ……ああっ! 駄目だっ、駄目っ……ああっ、イッちゃ……やらっ、も……イッ……も……ああっ、また、あああっ!!!」
「久しぶりのせいか、いつもより凄いですね。貴方こそ、そんなにも私の事が欲しかったのですか?」


 ほ、欲しかったけど……。欲しかったけど、激しすぎる……。
 駄目だ。このままじゃ死んじゃいそうだ……。


「ルカぁ……おねがっ、もぉ、休ませてっ」
「駄目ですよ。今、この迎賓館に私と貴方しかいません。殿下方が帰ってくるまでの間、ちゃんと態度で示してさし上げますよ」

 ……っ。
 そんな……。

 あ、あんなの、冗談なのに……。

「やだっ、も、無理。し、死ぬからっ、ゔあっ!」


 待ってくれって言ってるのに、ルカは俺を四つん這いにさせ、また一気に突き入れた。
 ドレスも乱されてるだけじゃなく、俺の愛液とか、ルカの出したものとか、オイルとか、色々なものでベタベタで、ドレスはもう無理な気がする……。


「ゔあっ、やだ……も、もぉ、無理」
「そうですか……無理ですか……」
「んぅ……っ、?」

 ルカ? 休ませてくれるのか?

「前が無理なら後ろでしましょうか? ココも好きでしょう?」
「っ!!?」

 な、何? え? 今なんて……。

 ルカは慌てている俺を無視して、俺の尻の穴をなぞり、オイルを垂らしたから、俺は喉の奥がヒュッとなった気がした。

 ジタバタと逃げようと暴れると……ガシッと両手を縫いとめるように掴まれて、背中に覆い被さるように耳元で「逃げる事は許しません」と低い声で言われた。


「逃げてなんか……」
「そうですか?」

 ルカはにっこりと微笑み、俺の手を後ろ手に結んで拘束した。

「や、やだ、ごめん……もう逃げないから……許してっ、ひあ゛あ゛っ!」

 俺は、この後ルカを挑発した事を死ぬほど後悔した。
 挑発しなかったら、本当に女になって初めてだったし、優しく抱いてくれたんだろうか?

 だが、今となっては何もかもが遅い……後悔先に立たずだ……。


◆後書き◇

 フィリップ達は仕事中で、ロベルト達はデート中の時、ルカ達は実はこんなことしてました(笑)
 次は、ロブヴィアの袴エッチです٩( ᐛ )و
しおりを挟む
感想 36

あなたにおすすめの小説

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

俺様上司に今宵も激しく求められる。

美凪ましろ
恋愛
 鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。  蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。  ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。 「おまえの顔、えっろい」  神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。  ――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。 **2026.01.02start~2026.01.17end** ◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です! https://estar.jp/novels/26513389

触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜

桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。 上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。 「私も……私も交配したい」 太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。

幼馴染

ざっく
恋愛
私にはすごくよくできた幼馴染がいる。格好良くて優しくて。だけど、彼らはもう一人の幼馴染の女の子に夢中なのだ。私だって、もう彼らの世話をさせられるのはうんざりした。

処理中です...