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――ほう、こりゃたいした異能の力だな、お嬢ちゃん。名前は、なんだってえ、プリンセスというのか。これはお父さんかお母さん、あるいは両方か。とにかくIQがべらぼうに低そうだな。で、今は六歳か。
「なっ、なんなのおじさん」
――おいおい、おじさんって。俺はまだ二十四だぞ。おにいさんと呼びなさい。
「そんなの知らないわよ。こうなったら次は首!」
また来た。
強力な異能の力。
先ほどよりも明らかに強かったが、二回目と言うこともあり、わりと余裕で防ぐことが出来た。
「なっ、なんで落ちないの?」
――なんで落ちないのかって。それは防御しているからさ。俺は子供の頃から、お嬢ちゃんみたいな異能の力を防ぐことが出来たんだ。
「……」
――それで防いだ。それにしてもお嬢ちゃんはすごいね。極めて特異で強力な物理的能力だけじゃなくて、テレパシーも使えるんだ。俺はテレパシー能力のレベルがちょっと低くてね、自分から相手の頭の中に話しかけたりは出来ないんだが、そっちから話しかけてくれればそれに乗っかることは出来る。ついでに相手の個人情報も、ほとんどわかるんだけどね。
「ふん、もうあんたなんかどうでもいいわよ」
プリンセスは逃げようとした。
しかし俺はそれを許さない。
向こうから繋げてきた糸だ。
一旦捕まえたら、この俺が逃すことはない。
「ちょっ、なにするのよ。はなしなさいよ」
「なっ、なんなのおじさん」
――おいおい、おじさんって。俺はまだ二十四だぞ。おにいさんと呼びなさい。
「そんなの知らないわよ。こうなったら次は首!」
また来た。
強力な異能の力。
先ほどよりも明らかに強かったが、二回目と言うこともあり、わりと余裕で防ぐことが出来た。
「なっ、なんで落ちないの?」
――なんで落ちないのかって。それは防御しているからさ。俺は子供の頃から、お嬢ちゃんみたいな異能の力を防ぐことが出来たんだ。
「……」
――それで防いだ。それにしてもお嬢ちゃんはすごいね。極めて特異で強力な物理的能力だけじゃなくて、テレパシーも使えるんだ。俺はテレパシー能力のレベルがちょっと低くてね、自分から相手の頭の中に話しかけたりは出来ないんだが、そっちから話しかけてくれればそれに乗っかることは出来る。ついでに相手の個人情報も、ほとんどわかるんだけどね。
「ふん、もうあんたなんかどうでもいいわよ」
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