愛されlordは愛を知らない

サリー

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2,護衛からの警告?

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「―ょう、お嬢!起きてください、朝ですよ~。」
なんと目を開けたら目の前に真緒の顔があったからもうびっくり。
「んー、ん、わああああっ!」
「ぎゃっ!」
思わず叩いてしまった。手形がつくほど。
「はああ~。」
「何です?人がせっかく起こしてあげたのに、その深いため息は。」
「あんたのせいでしょ。目の前に顔って、しかも起きたばっかの時に。まったくどういうつもりよ。」
「それはお嬢が悪いんですよ?…あまりにも可愛くて、無防備だから…。」
「何言ってるのよ。…寝てるときぐら、い…。」
一瞬、見えた(気がした)真緒の怒りのような、心配のようなを感じさせたオーラに言葉がつまってしまった。
「寝てるときがダメなんですよ。1番無防備なんですから。…1度体験したでしょう?」
「…?覚えてない。」
「そうですか。」
軽く息を吐いて、
「じゃあ、俺はこれで、次に代わります。」
そう言って出ていってしまった。何か、少し突き放した感じだった。
「あー、そういえば昨日書いた手紙まだ渡してなかったな。真緒に見られてないかな。」
後で人に渡さなければならない。早く準備して早く手紙を渡して、本を読まなければならない!あ、真緒には婚約者、カイト王子のことは言ってないよ。たぶん真緒は知らないと思う、カイト王子のこと。昨日こっそり書いたからね。ふふん。少し自慢げに一人笑いしていたところに、私を呼びに侍女が入ってきた。
「リンネ様、朝食の用意ができました。陛下は会議があるということでお先に召し上がられました。お妃もお先に。」
「そう。分かった。一人ね。」
「はい。」
「じゃあ今から行くわ。はやく次のことをしたいしね。」
言わずもがな、読書のことである。
「分かりました。お待ちしております。」
一人は慣れた。お父様たちがいないのは今日だけではない。お母様なんか特にだ。私のことをどう思ってるのかは態度で一目瞭然だ。……なぜかは、知らないけど…。  はやく着替えを済ませ、昨日の場所へ移動する。今日の朝食はいつもより少し量が少なめで、今日の私にちょうど良かった。

―魔法云々が存在するこの世界。そこに息づくものたちの奥底には、暗い闇が静かに潜んでいた。―
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