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第7話 テイマーとしての仕事
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黒い奴(ネコ)にブラックと名付け、耕さんを交えながら話をしようとすると、ベンチの脚の部分から小さな生き物がチラチラとこちらを見ている。
もう一度、その小さい動物にテイムをかけると、こちらに寄って来て掌にちょこんと座った。
「えと…。私たちもお相伴にあずかりたいのですが…。」
「俺達はネズミと一緒に飯を食うのか!?」
ブラックは毒づくが、何故か敵意は感じられない。
「お!いさくさん、ト〇とジ〇リーだな。」
すえさんがにっこり笑いながら近づいてきた。
「いさくさんはすげえな。
カラスにネコにネズミを手なずけるなんて。」
小さき者にシロと名付け、皆と話し合うことにする。
「で、いさくさん、テイムだっけ?
ネコとネズミに、食事を上げる代わりに何をしてもらうんだ?」
「だよな。
ネコはネズミを捕まえるんだよな。でも、いさくさんは両方をテイムしているから…。」
「なぁ、ブラック?
なんでシロたちを捕まえるんだ?」
「あ?そりゃ、楽しいからだぞ。」
「別に食べる訳じゃないんだな?」
「あぁ。」
「なら、ブラックたちはネズミを捕って食う訳じゃないから、別に良いか。
耕さん、ネコに何をさせれば良いかな?」
「そうだな…。この街の見回りが良いかな。」
「見回りって、警備するような感じですか?」
「まぁ、そんなもんだ。
悪い事をする人間なんてゴマンといるからな。
学校帰りの子供たちにいたずらする奴や、女の下着を盗んでいく奴もいるからな。
町中で監視してくれればいいだろ。」
「んじゃ、そうしようか。
ブラック、仕事内容が理解できた?」
「問題ない。毎日食事がもらえりゃ、そんな事容易いことだぞ。じゃ、今日から早速取り掛かるが、飯食っていいか?」
「あ、いいよ。それじゃお願いするよ。
あとは、シロたちだが…。」
「ネズミは小さいところとかにも入れるから、土管のチェックもできるな。」
「土管?」
「あぁ。下水溝や排水溝といった溝にゴミが溜まると溢れてしまうんだよ。
それを取り除いてくれたり、家の中にいるGを駆逐するってのも有だな。」
「耕さん、Gって?」
「あ?いさくさんゴキブリを知らないのか?
えぇと…、ちと待っとれよ。」
耕さん、公園にある四角い鉄の箱の傍に行き、籠のようなモノの下を探している刹那、地面を叩いた。
そのスピードたるもの、A級冒険者の剣捌きに匹敵する速さだった。
「これだよ。これ。」
耕さんが見せてくれたのは…。
まごうこと無きクローチ…。こいつはこの世界にまで侵攻しているのか。
恐るべし、クローチ!
「こいつがGだ。」
「この世界にもいるのか…。」
「こいつらは、はるか昔から生きている奴だ。で、こいつらの駆逐はネズミには出来んか聞いてみてくれ。」
「シロ、あいつらを駆逐することは可能か?」
「問題ないですね。でも、死骸はどうします?
その場に置いておくと、あいつら死に際に卵産むんで増えますよ。」
耕さんに尋ねてみると、昔はどの家でも燃やしていたが、燃やすことができなくなったから、ゴミとして出すのが良いとの事だ。
「であれば、俺が管理していくアパートでゴミとして出せば問題ないかい?」
「いさくさんが、それをしてくれればうまくいくね。
それじゃ、ネズミは土管とGの駆除で行きましょう。」
ブラックたちの食事も終わり、トレーの中にはまだまだある。
「シロ…。これだけの量、食べることは可能か?」
「大丈夫です。私たちは大家族ですから。
でも、ブラックさん達が公園から出ない限り、私たちはトレーにも行けません…。」
それじゃという事で、ブラックたちに監視を行ってもらい、次にシロのグループに食事をしてもらう。
「みんな、ご飯だよ!」
うわ!なんだ!この数…。
何時の間にこんな数のシロの仲間が居たんだろうと思うくらいの数だ。
もはや数えられない。
それに、早い!
もうすぐトレーの中身が無くなる…。
*
*
*
「みんな、食べることはできた?」
「はい。ありがとうございます。では、私たちも清掃とGの駆除に行ってまいります!」
シロの仲間が一気に散って行った。
「なぁ、いさくさん、あんたすげえな。
カラス、ネコ、ネズミ…。そいつらを手なずけ、区の安泰をはかるって、並大抵の人間じゃ思いつかないぜ。」
「そうは言っても、テイムしたからには、彼らにも仕事をしてもらうのが良いですからね。」
「いさくさん、それをウィン・ウィンって言うんだ。」
「そうなんですね。ウィン・ウィンですか。
でも、耕さん達には何も良い事はないですけど?」
「ん?あるよ。現に弁当もらったからな。これで十分だ。」
「そうですか。それなら良いんですけど。」
緑のトレーを水道で洗い、リヤカーに乗せる。
「あ、そうだ。
このリヤカーってどうしたんですか?」
「あ、これか?
これは、俺達から、いさくさんへのプレゼントだ。使ってくれな。」
「でも、こんな凄いものもらってしまっても…。」
「いいんだよ。俺達は既に持ってるから。
明日から、面倒だけど頑張れよ。まぁ、時間があれば俺達も手伝ってやるからな。」
「みなさん、ありがとうございます。」
すごく嬉しかった。
こんなにヒトが親切にしてくれることなんて、今まで無かった。
耕さん、すえさん達…、みんなに感謝だ。
それに、ここには居ないソメノさん…。彼女にも感謝する。
5時、すべての作業を終え、アパートに戻る道中、ソメノさんが走ってやって来た。
「イサークさーん。すみません。起きれませんでした。」
「ソメノさん、おはようございます。
大丈夫ですよ。すべてうまくいきました。」
コンビニでの収集、クロー達への食事、ブラックとの出会い、そしてテイムからの監視、シロへのテイム、そして土管の清掃とGの駆逐…。
話題が多すぎて、どう説明したのかも忘れてしまったが、ソメノさんは終始目を輝かせて聞いてくれる。
「ゴミ集配場の監視、不審者への警戒、下水道清掃、宿敵Gの駆逐…。
イサークさんは、わずか一日の間に、今まで誰も成し遂げることが出来なかった行政課題をクリアしてしまったんですか?」
「いや、その行政課題というモノが何たるものかは知らないんだが…。」
「偉業ですよ!」
「あとは、アパートの管理もやってくれれば。」
「あ、それは問題なくできるから安心してくれ…ください。」
「もう!普通でいいんですからね。
それじゃ、アパートに戻って、朝食食べましょう。」
「あ、ごめん…なさい。
コンビニでお弁当もらって来たから…。」
「ええええーーーーー!
もう!イサークさん、明日からはもらっちゃダメですよ。
私が朝食を作りますからね!」
「はい…。」
ソメノさんが赤面して言ってくれる。
まぁ好奇心なんだろう…。こんな冴えないおっさんだからな。
*
*
*
朝午前6時からソメノさんのレクチャーは流石に厳しかった。
燃えるゴミと燃えないゴミの分別から始まり、ゴミ出しのルール、草刈りなどの周囲の環境美化…それはそれは事細かに教えてもらった。
おかげで、どんな素材でできているのかまで理解できた。
その石油というものがどんなものかは知らないが、さながら万能薬のようだ。
トレーになったり、袋になったり、はたまた衣類まで出来るようだ。
今度見つけたら、俺好みの装備に加工してもらおう。
そんな事を考えながら、アパートの周りを掃除しているとシロたちが帰って来た。
「イサーク様、早速駆逐してきたものをお見せしたいのですが…。」
「お、おぅ。シロありがとな。で、どれくらいいるんだ?」
「まだまだ居ますね。あいつらはしぶといですから。」
いきなり壁にぶつかった…。
シロたちが持ってきたG…、既に500は越えている。
目下、ゴミ出しの日までGを如何にゴミ袋に入れ保管しておくのか検討中…。
良い方法は無いだろうかと、ソメノさんに相談したら、一目散に逃げられてしまった。
もう一度、その小さい動物にテイムをかけると、こちらに寄って来て掌にちょこんと座った。
「えと…。私たちもお相伴にあずかりたいのですが…。」
「俺達はネズミと一緒に飯を食うのか!?」
ブラックは毒づくが、何故か敵意は感じられない。
「お!いさくさん、ト〇とジ〇リーだな。」
すえさんがにっこり笑いながら近づいてきた。
「いさくさんはすげえな。
カラスにネコにネズミを手なずけるなんて。」
小さき者にシロと名付け、皆と話し合うことにする。
「で、いさくさん、テイムだっけ?
ネコとネズミに、食事を上げる代わりに何をしてもらうんだ?」
「だよな。
ネコはネズミを捕まえるんだよな。でも、いさくさんは両方をテイムしているから…。」
「なぁ、ブラック?
なんでシロたちを捕まえるんだ?」
「あ?そりゃ、楽しいからだぞ。」
「別に食べる訳じゃないんだな?」
「あぁ。」
「なら、ブラックたちはネズミを捕って食う訳じゃないから、別に良いか。
耕さん、ネコに何をさせれば良いかな?」
「そうだな…。この街の見回りが良いかな。」
「見回りって、警備するような感じですか?」
「まぁ、そんなもんだ。
悪い事をする人間なんてゴマンといるからな。
学校帰りの子供たちにいたずらする奴や、女の下着を盗んでいく奴もいるからな。
町中で監視してくれればいいだろ。」
「んじゃ、そうしようか。
ブラック、仕事内容が理解できた?」
「問題ない。毎日食事がもらえりゃ、そんな事容易いことだぞ。じゃ、今日から早速取り掛かるが、飯食っていいか?」
「あ、いいよ。それじゃお願いするよ。
あとは、シロたちだが…。」
「ネズミは小さいところとかにも入れるから、土管のチェックもできるな。」
「土管?」
「あぁ。下水溝や排水溝といった溝にゴミが溜まると溢れてしまうんだよ。
それを取り除いてくれたり、家の中にいるGを駆逐するってのも有だな。」
「耕さん、Gって?」
「あ?いさくさんゴキブリを知らないのか?
えぇと…、ちと待っとれよ。」
耕さん、公園にある四角い鉄の箱の傍に行き、籠のようなモノの下を探している刹那、地面を叩いた。
そのスピードたるもの、A級冒険者の剣捌きに匹敵する速さだった。
「これだよ。これ。」
耕さんが見せてくれたのは…。
まごうこと無きクローチ…。こいつはこの世界にまで侵攻しているのか。
恐るべし、クローチ!
「こいつがGだ。」
「この世界にもいるのか…。」
「こいつらは、はるか昔から生きている奴だ。で、こいつらの駆逐はネズミには出来んか聞いてみてくれ。」
「シロ、あいつらを駆逐することは可能か?」
「問題ないですね。でも、死骸はどうします?
その場に置いておくと、あいつら死に際に卵産むんで増えますよ。」
耕さんに尋ねてみると、昔はどの家でも燃やしていたが、燃やすことができなくなったから、ゴミとして出すのが良いとの事だ。
「であれば、俺が管理していくアパートでゴミとして出せば問題ないかい?」
「いさくさんが、それをしてくれればうまくいくね。
それじゃ、ネズミは土管とGの駆除で行きましょう。」
ブラックたちの食事も終わり、トレーの中にはまだまだある。
「シロ…。これだけの量、食べることは可能か?」
「大丈夫です。私たちは大家族ですから。
でも、ブラックさん達が公園から出ない限り、私たちはトレーにも行けません…。」
それじゃという事で、ブラックたちに監視を行ってもらい、次にシロのグループに食事をしてもらう。
「みんな、ご飯だよ!」
うわ!なんだ!この数…。
何時の間にこんな数のシロの仲間が居たんだろうと思うくらいの数だ。
もはや数えられない。
それに、早い!
もうすぐトレーの中身が無くなる…。
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「みんな、食べることはできた?」
「はい。ありがとうございます。では、私たちも清掃とGの駆除に行ってまいります!」
シロの仲間が一気に散って行った。
「なぁ、いさくさん、あんたすげえな。
カラス、ネコ、ネズミ…。そいつらを手なずけ、区の安泰をはかるって、並大抵の人間じゃ思いつかないぜ。」
「そうは言っても、テイムしたからには、彼らにも仕事をしてもらうのが良いですからね。」
「いさくさん、それをウィン・ウィンって言うんだ。」
「そうなんですね。ウィン・ウィンですか。
でも、耕さん達には何も良い事はないですけど?」
「ん?あるよ。現に弁当もらったからな。これで十分だ。」
「そうですか。それなら良いんですけど。」
緑のトレーを水道で洗い、リヤカーに乗せる。
「あ、そうだ。
このリヤカーってどうしたんですか?」
「あ、これか?
これは、俺達から、いさくさんへのプレゼントだ。使ってくれな。」
「でも、こんな凄いものもらってしまっても…。」
「いいんだよ。俺達は既に持ってるから。
明日から、面倒だけど頑張れよ。まぁ、時間があれば俺達も手伝ってやるからな。」
「みなさん、ありがとうございます。」
すごく嬉しかった。
こんなにヒトが親切にしてくれることなんて、今まで無かった。
耕さん、すえさん達…、みんなに感謝だ。
それに、ここには居ないソメノさん…。彼女にも感謝する。
5時、すべての作業を終え、アパートに戻る道中、ソメノさんが走ってやって来た。
「イサークさーん。すみません。起きれませんでした。」
「ソメノさん、おはようございます。
大丈夫ですよ。すべてうまくいきました。」
コンビニでの収集、クロー達への食事、ブラックとの出会い、そしてテイムからの監視、シロへのテイム、そして土管の清掃とGの駆逐…。
話題が多すぎて、どう説明したのかも忘れてしまったが、ソメノさんは終始目を輝かせて聞いてくれる。
「ゴミ集配場の監視、不審者への警戒、下水道清掃、宿敵Gの駆逐…。
イサークさんは、わずか一日の間に、今まで誰も成し遂げることが出来なかった行政課題をクリアしてしまったんですか?」
「いや、その行政課題というモノが何たるものかは知らないんだが…。」
「偉業ですよ!」
「あとは、アパートの管理もやってくれれば。」
「あ、それは問題なくできるから安心してくれ…ください。」
「もう!普通でいいんですからね。
それじゃ、アパートに戻って、朝食食べましょう。」
「あ、ごめん…なさい。
コンビニでお弁当もらって来たから…。」
「ええええーーーーー!
もう!イサークさん、明日からはもらっちゃダメですよ。
私が朝食を作りますからね!」
「はい…。」
ソメノさんが赤面して言ってくれる。
まぁ好奇心なんだろう…。こんな冴えないおっさんだからな。
*
*
*
朝午前6時からソメノさんのレクチャーは流石に厳しかった。
燃えるゴミと燃えないゴミの分別から始まり、ゴミ出しのルール、草刈りなどの周囲の環境美化…それはそれは事細かに教えてもらった。
おかげで、どんな素材でできているのかまで理解できた。
その石油というものがどんなものかは知らないが、さながら万能薬のようだ。
トレーになったり、袋になったり、はたまた衣類まで出来るようだ。
今度見つけたら、俺好みの装備に加工してもらおう。
そんな事を考えながら、アパートの周りを掃除しているとシロたちが帰って来た。
「イサーク様、早速駆逐してきたものをお見せしたいのですが…。」
「お、おぅ。シロありがとな。で、どれくらいいるんだ?」
「まだまだ居ますね。あいつらはしぶといですから。」
いきなり壁にぶつかった…。
シロたちが持ってきたG…、既に500は越えている。
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