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第二章
2-20 夜の帳…①
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おっさん、ウブでした。
寝れる訳ないです…。
羊を数えます。2,000匹まで数えました。でも、羊さんはどんどん増殖する…。
そして、その時がやって来た…。
3,000匹を越えたくらいだっただろうか、いきなりディートリヒが苦しみ始めた。
ヤバい、治癒が効かなかったのか…。頭の中が真っ白になった。
結局、彼女を助けることができなかったのか…。
彼女を仰向けに寝かし、スーパーヒールをかけようとした時、ディートリヒは目を覚ました。
そして、きょろきょろと周りを見渡し、俺を認識すると抱き着いてきた。
「大丈夫か、ずいぶん苦しんでいたぞ」
俺に抱き着いたまま、彼女は安堵したのだろう、一つため息をつく。
「はい。毎晩、あの時の悪夢が襲ってきましゅ。でも、今日からは目が覚めればご主人しゃまがいらっしゃいました。私は本当にあの悪夢から出る事ができたのでしょうか?」
「あぁ、もう大丈夫だよ。」
「ありがとうございましゅ。。。私を救っていただき…」
言葉にはできないのだろう。涙を流しながらお礼ばかり言っている。
「ディートリヒ、安心しな。俺はこんなおっさんだから、お前に悪夢を見せるような事はしないと誓う。だから安心して休んでほしい。」
「ご主人さま、このまま少しお話させていただいてもよろしいでしょうか。」
お、ディートリヒさん、さ行が言えるようになったぞ。と思うのも束の間、俺は緊急事態に陥る。
そうです。ディートリヒさん、俺にまだ抱きついたままなんです。
おっさん、ウブですので、そんなシチュエーション想定していません。マイジュニアもお久しぶりの感覚が…ゲフンゲフン。
「ディートリヒ、このままだとおっさん、とても辛いんですが…。」
「あ、しゅみません。でも、少しこのままで。」
うん…、おっさん腰痛持ちだし腕力もないから、腕がプルプルしてきた。
途端、腕の力が尽きディートリヒに覆いかぶさってしまう。
「ごめん。おっさん、力ないから…。重くてごめん。」
すぐさま起き上がり、ベッドに胡坐をかき謝った。
ディートリヒも身体を起こし、俺を見つめる。
「ご主人様、今しばらく私の我儘をきいてくださいませんか。」
そう言うと、彼女は胡坐をかいて座っている俺の膝の上にまたがり抱き着いた。
あ、ヤバい、これ対面座位ってやつだ…。
いくら服を着てたとしても、キツイ…。え、どこがって? そりゃ、マイジュニアですが…ナニカ。
煩悩退散、Back to the Future、羊・ヒツジ…。
でも、ふと我に返った。
彼女、なんて軽いんだ…。江戸時代の石抱の刑になるでもなく、本当に軽い。
彼女は少し元気になったといっても、まだまだ本調子ではなかった。
それなのに、今日一日引きずりまわしてしまった…。
彼女の事を思いやる気持ちもなかった自分に腹が立った。
「すまん。君がこんな状態なのに、いろいろと連れまわしてしまって…、大分疲れたよね。」
「いえ、昨日、ご主人様がかけていただいた治癒魔法のおかげで、大分良くなっております。」
「でも、すごく軽いよ…。」
「これまで、そんなに食事をとっていなかったからです。」
「じゃ、これからはいっぱい美味しいものを食べような。」
ディートリヒは俺の左肩に顔をくっつけているだろうか、彼女の髪からとても良い香りがする。
あ、俺、最近お風呂入っていないわ。
これまで、イヴァンさんからお湯をもらって身体拭いてただけだわ。クサイヨナ…。
「ディートリヒ、自分、おっさんで加齢臭だとか匂いが臭いと思う…。あまりくっつかない方が…。」
「良いんです。ご主人様の匂いです。私は好きです。」
ふんか、ふんかしてる…。
でも、なんでこんな事するんだ? 彼女は奴隷にもなり、貴族の慰み者になっていたはずだ。
「ご主人様からは、私が小さかった頃に抱っこしていただいた父上と同じ匂いがいたします…。」
自己嫌悪に陥った。
自分のことしか考えていなかった。彼女のことを考えようとしていたのだろうが、それは彼女のこれまで受けてきた辱めに対しシンパシーを持っていただけで、本質的な部分を考えようとはしていなかった。
奴隷を買い、何かサプライズ的な何かを期待していた浅はかなエロ親父だった。
彼女のことを守ろうと思った決心は上辺だけだったんだ…。
浮ついた気持ちを払った。勿論、マイジュニアの事なんてどこかに消えていった。
「すまん、ディートリヒ。自分は、君の父上の事も家族の事も何も知らない。例え知ったとしても今の俺では何もしてやることはできない。」
「それは承知しております。
戦に負けて捕虜になり奴隷になった時、私は国も家も捨てました。
今、私は天涯孤独の身です。これから一生お傍に置いていただくためにも、これまでの私の思いをすべてご主人様だけに申しておきます。」
彼女は俺の肩にくっつけていた顔を上げ、静かに語り始めた。
「私はギィエ公国の騎士でした。昨年、リルバレル帝国との戦いに負け、リルバレル帝国の貴族の捕虜となりました。その後、両国の戦争は和平条約が結ばれ、今では何事もなかったかのように国交が結ばれていると聞き及んでおります。
負けた国の騎士が言うのも何ですが、ギィエは戦争に負けて捕虜を捕られたことを闇に葬ろうとしていたのかもしれませんね。
私は捕虜になった事も奴隷になった事にも後悔はしておりません。それが、神様が私に与えた試練であったと思っているからです。しかし、奴隷に落ちた姿は、ご主人様もご覧になられたように肘膝から下を切断され、獣と同じ扱いでございました…。その姿を見て…犯されている姿を見て貴族達は悦んでおりました…。私は泣きながら耐えました…。でも、でも…。」
「もう言わなくてもいい。君自身が君を蔑んでどうする。」
「私は奴隷以下の生活でした。」
「うん…。でも、これからは違うよ。」
「おそらく、ご主人様はそんなことをされないと分かっておりますし、信じております。ですが、拭いきれない過去を変えることはできません。」
「うん…。」
「ディートリヒ、今君は自分の国で言うPTSDという一種の病気なんだ。」
「ぴーてぃーえすでぃー?」
「そう。PTSD。過去のイヤな記憶がフラッシュバック…、いや…何度も思い出してしまい、不安になったりすることだ。」
「そうですか…。ぴーてぃーえすでぃーというのですか。」
「そう。PTSDは普通の病気とは少し違う。心の病気なんだ。」
「私は心の病なんですか。」
「多分そうだと思う。それを治すのはいろんな方法があるけど、例えばこれまでの経験をみんなに話したり相談したりすることで解決していく方法や、敢えてその経験を思い出し、それを克服していく方法なんてのもある。
もう一つは、これは治療法ではなく自己満足の域になってしまうけど、今の思いを別の思いに置き換えていくという方法もあるんじゃないかな。」
「そうですか…。ご主人様は博識なんですね。」
「だてに50年生きてはいないからね。」
少し微笑んで、そう答える。
彼女は、少し思案しながらも、目を伏せてもう一度話を繰り出す。
「ご主人様は、こんな過去を持っている私と一緒に居て問題はないのでしょうか…。」
「え?」
「ですから、奴隷となった私で…、こんな経験がある者を…、こんな私を受け入れていただけるものなのか…私は、もうご主人様無くして生きてはいけません。」
あ、ディートリヒさん、それ、自尊理論ってやつだわ。
不安になっている時にやさしくされることで相手を好きになるってやつだ…。
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おっさん、ウブでした。
寝れる訳ないです…。
羊を数えます。2,000匹まで数えました。でも、羊さんはどんどん増殖する…。
そして、その時がやって来た…。
3,000匹を越えたくらいだっただろうか、いきなりディートリヒが苦しみ始めた。
ヤバい、治癒が効かなかったのか…。頭の中が真っ白になった。
結局、彼女を助けることができなかったのか…。
彼女を仰向けに寝かし、スーパーヒールをかけようとした時、ディートリヒは目を覚ました。
そして、きょろきょろと周りを見渡し、俺を認識すると抱き着いてきた。
「大丈夫か、ずいぶん苦しんでいたぞ」
俺に抱き着いたまま、彼女は安堵したのだろう、一つため息をつく。
「はい。毎晩、あの時の悪夢が襲ってきましゅ。でも、今日からは目が覚めればご主人しゃまがいらっしゃいました。私は本当にあの悪夢から出る事ができたのでしょうか?」
「あぁ、もう大丈夫だよ。」
「ありがとうございましゅ。。。私を救っていただき…」
言葉にはできないのだろう。涙を流しながらお礼ばかり言っている。
「ディートリヒ、安心しな。俺はこんなおっさんだから、お前に悪夢を見せるような事はしないと誓う。だから安心して休んでほしい。」
「ご主人さま、このまま少しお話させていただいてもよろしいでしょうか。」
お、ディートリヒさん、さ行が言えるようになったぞ。と思うのも束の間、俺は緊急事態に陥る。
そうです。ディートリヒさん、俺にまだ抱きついたままなんです。
おっさん、ウブですので、そんなシチュエーション想定していません。マイジュニアもお久しぶりの感覚が…ゲフンゲフン。
「ディートリヒ、このままだとおっさん、とても辛いんですが…。」
「あ、しゅみません。でも、少しこのままで。」
うん…、おっさん腰痛持ちだし腕力もないから、腕がプルプルしてきた。
途端、腕の力が尽きディートリヒに覆いかぶさってしまう。
「ごめん。おっさん、力ないから…。重くてごめん。」
すぐさま起き上がり、ベッドに胡坐をかき謝った。
ディートリヒも身体を起こし、俺を見つめる。
「ご主人様、今しばらく私の我儘をきいてくださいませんか。」
そう言うと、彼女は胡坐をかいて座っている俺の膝の上にまたがり抱き着いた。
あ、ヤバい、これ対面座位ってやつだ…。
いくら服を着てたとしても、キツイ…。え、どこがって? そりゃ、マイジュニアですが…ナニカ。
煩悩退散、Back to the Future、羊・ヒツジ…。
でも、ふと我に返った。
彼女、なんて軽いんだ…。江戸時代の石抱の刑になるでもなく、本当に軽い。
彼女は少し元気になったといっても、まだまだ本調子ではなかった。
それなのに、今日一日引きずりまわしてしまった…。
彼女の事を思いやる気持ちもなかった自分に腹が立った。
「すまん。君がこんな状態なのに、いろいろと連れまわしてしまって…、大分疲れたよね。」
「いえ、昨日、ご主人様がかけていただいた治癒魔法のおかげで、大分良くなっております。」
「でも、すごく軽いよ…。」
「これまで、そんなに食事をとっていなかったからです。」
「じゃ、これからはいっぱい美味しいものを食べような。」
ディートリヒは俺の左肩に顔をくっつけているだろうか、彼女の髪からとても良い香りがする。
あ、俺、最近お風呂入っていないわ。
これまで、イヴァンさんからお湯をもらって身体拭いてただけだわ。クサイヨナ…。
「ディートリヒ、自分、おっさんで加齢臭だとか匂いが臭いと思う…。あまりくっつかない方が…。」
「良いんです。ご主人様の匂いです。私は好きです。」
ふんか、ふんかしてる…。
でも、なんでこんな事するんだ? 彼女は奴隷にもなり、貴族の慰み者になっていたはずだ。
「ご主人様からは、私が小さかった頃に抱っこしていただいた父上と同じ匂いがいたします…。」
自己嫌悪に陥った。
自分のことしか考えていなかった。彼女のことを考えようとしていたのだろうが、それは彼女のこれまで受けてきた辱めに対しシンパシーを持っていただけで、本質的な部分を考えようとはしていなかった。
奴隷を買い、何かサプライズ的な何かを期待していた浅はかなエロ親父だった。
彼女のことを守ろうと思った決心は上辺だけだったんだ…。
浮ついた気持ちを払った。勿論、マイジュニアの事なんてどこかに消えていった。
「すまん、ディートリヒ。自分は、君の父上の事も家族の事も何も知らない。例え知ったとしても今の俺では何もしてやることはできない。」
「それは承知しております。
戦に負けて捕虜になり奴隷になった時、私は国も家も捨てました。
今、私は天涯孤独の身です。これから一生お傍に置いていただくためにも、これまでの私の思いをすべてご主人様だけに申しておきます。」
彼女は俺の肩にくっつけていた顔を上げ、静かに語り始めた。
「私はギィエ公国の騎士でした。昨年、リルバレル帝国との戦いに負け、リルバレル帝国の貴族の捕虜となりました。その後、両国の戦争は和平条約が結ばれ、今では何事もなかったかのように国交が結ばれていると聞き及んでおります。
負けた国の騎士が言うのも何ですが、ギィエは戦争に負けて捕虜を捕られたことを闇に葬ろうとしていたのかもしれませんね。
私は捕虜になった事も奴隷になった事にも後悔はしておりません。それが、神様が私に与えた試練であったと思っているからです。しかし、奴隷に落ちた姿は、ご主人様もご覧になられたように肘膝から下を切断され、獣と同じ扱いでございました…。その姿を見て…犯されている姿を見て貴族達は悦んでおりました…。私は泣きながら耐えました…。でも、でも…。」
「もう言わなくてもいい。君自身が君を蔑んでどうする。」
「私は奴隷以下の生活でした。」
「うん…。でも、これからは違うよ。」
「おそらく、ご主人様はそんなことをされないと分かっておりますし、信じております。ですが、拭いきれない過去を変えることはできません。」
「うん…。」
「ディートリヒ、今君は自分の国で言うPTSDという一種の病気なんだ。」
「ぴーてぃーえすでぃー?」
「そう。PTSD。過去のイヤな記憶がフラッシュバック…、いや…何度も思い出してしまい、不安になったりすることだ。」
「そうですか…。ぴーてぃーえすでぃーというのですか。」
「そう。PTSDは普通の病気とは少し違う。心の病気なんだ。」
「私は心の病なんですか。」
「多分そうだと思う。それを治すのはいろんな方法があるけど、例えばこれまでの経験をみんなに話したり相談したりすることで解決していく方法や、敢えてその経験を思い出し、それを克服していく方法なんてのもある。
もう一つは、これは治療法ではなく自己満足の域になってしまうけど、今の思いを別の思いに置き換えていくという方法もあるんじゃないかな。」
「そうですか…。ご主人様は博識なんですね。」
「だてに50年生きてはいないからね。」
少し微笑んで、そう答える。
彼女は、少し思案しながらも、目を伏せてもう一度話を繰り出す。
「ご主人様は、こんな過去を持っている私と一緒に居て問題はないのでしょうか…。」
「え?」
「ですから、奴隷となった私で…、こんな経験がある者を…、こんな私を受け入れていただけるものなのか…私は、もうご主人様無くして生きてはいけません。」
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