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第三章
3-20 軍師現る!
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「やはり、高級な肉は旨いな。」
伯爵様…、一人ではしゃいでいる。
「えぇ、そうですわね。このような高級なお肉は何か月ぶりでしょうか。」
一人ではありませんでした。
何故か伯爵のご家族の方、全員でしょうか…。総勢6名の皆さまと昼食を摂ってます…。
「父上、やはりこのような高級な肉を捕って来られるニノマエ様はお強いんですね。」
先ほど伯爵家のご家族の方を紹介していただいたんですが…、俺、おっさんだし。
これまでの世界でも顔と名前を覚えるのが苦手だったんです…。
「ご長男のエドモント様ですよ。」
左隣からディートリヒが小声でこっそり教えてくれる。ナイスアシスト!ディートリヒ。
「そんな事はありませんよ、エドモント様。お恥ずかしいことに無我夢中だったので、どうやって倒したのかまで覚えていないんです。」
「だから~、ニノマエよ。謙遜も重ねれば嫌味になると言っておろうが。ははは。」
伯爵…、凄いご機嫌だよ。
聞けば、伯爵とは言えども、庶民と同じ目線でいることを基本とし、館は豪奢であっても、生活は慎ましやかにすべしとの家訓があるようだ。どこぞの政治家や偉いヒトにも聞かせてあげたい。
こういった謙虚な気持ちを持つことが一番なんだろう…と思いながら、伯爵のご家族を見る。
確か俺の右隣が第一婦人のユーリ様、伯爵の右隣が第二婦人のティエラ様、左隣が長男のエドモント様、俺から見て左のお誕生席が次女のマティルダ様、右側が長女のアイネス様だったか…?。
プロトコールが良く理解できていないが、ご令嬢のお世話を夫人がせわしなくしているところを見ると実子なのかも…と思う。
こうやって見ていると、それぞれ性格があるようで、長男はおおらか、長女はしっかり者、次女はマイペースといった風に見える。これも家庭のあるあるかな。
ただ、第二婦人のティエラ様の食が細いのが気になる。
見た目はまだディートリヒと同じくらいであろうが、血の気がなく青白い顔をしている。
血の気が無いってのは貧血か、鉄分不足か、はたまたそれよりも大きな病気か…、少し心配だ。
食事も終わり、俺はアイネス様とマティルダ様に拉致されかけるが、伯爵の一声で勉強タイムに入られた。長男のエドモント様は剣術の稽古らしい。
大人5人でお茶を飲んでいると、伯爵が唐突に話し始める。
「で、ニノマエ氏よ。スタンピード後の事は既に考えておろう?」
あ、一番頭を悩ませていた部分を突かれた。
「実は、一番頭を悩ませているのがその処理です。」
「ははは、やはりのう。」
「そのようなお話を奥方様の前でお話ししてもよろしいのですか?」
「ん?そうだな。必要だから話しを聞いてもらうのだが。」
何かある…。まぁ察しろって事か…。
「分かりました。実は、スタンピードで魔物がドロップした素材などは、誰が所有する権利があるのかと思案しておりました。
と言いますのも、ダンジョンでは倒したパーティーに所有権があります。しかし、多数となる魔物を乱戦状態で倒しても、誰が誰のものなのか判別できず、防衛後は一悶着も二悶着もあるのではないかと考えた次第です。」
「ふふ。そこまで考えているとは流石だな。では、その悩みをユーリが答えるぞ。」
へ? 第一婦人が?
「ニノマエ様、僭越ながら申し上げます。
先ず、スタンピードは、ダンジョンの下層部から魔物が押し上げられて発生するものと考えられます。そうすると最初の会敵は比較的上層部にいる低ランクの魔物である確率が高くなります。
低ランクの魔物であればドロップする素材等は魔石とごく少数の素材であり、比較的安価で取引されることが多く、それらのドロップ品を自分のものだと主張する冒険者等はいないと思います。」
あ、スタンピードって、“ところてん”と同じなんだ。
「であれば、低ランクの魔物の素材などは一括で買い取りし、均等割にした方が良いかと思います。
次に高ランクの魔物の場合ですが、おそらく最後の方に出てくるものと考えられます。さらに高レベルの魔物を倒せる冒険者は少ないことから、それらの人が討伐している姿を皆が見ることとなります。故に討伐されたものを全員が見ていることが証明となり、その魔物がドロップした素材等は必然的に討伐者のものとなります。」
凄い。そこまで分析できる奥様、尊敬します。
一つ気になった事を聞いてみる。
「では、低ランクの魔物の買い取りはどなたが行うのでしょうか。今回、冒険者ギルドは絡んでいないと思いますが。」
「ご心配なさらず、すべて当家が買い取ります。そして、その素材を各ギルドに定価で買っていただくという事で進めたいと思います。」
うぉ、流石です。
「そこまで既にお考えとは敬服いたしました。」
「いえ、餅は餅屋ですよ。」
彼女はにっこりと笑う。
「ユーリはな、首都にあるシュマルツ商店の娘で、トーレスの従妹だ。」
そういう事だったんですね…。
トーレスさんも血族という事で顔パスなんだ。
それにユーリ様も非常に商才があり、頭の回転が速いです。
「錬金ギルド、鍛冶ギルドは理解できましたが、商業ギルドと残る冒険者ギルドの扱いはどうするんですか?」
「商業ギルドも素材を定価で卸します。さらに強力していただいた店にも何らかのメリットを与えるようになりますね。」
「すみません。商業ギルドの中には奴隷を扱う店も入っているのですか?」
「はい。ニノマエ様と面識のあるカルムからは、奴隷8名をカルム名義の奴隷として戦線で協力していただけることも約束してもらっています。さらに他の奴隷商店からも同じような内容で計30名を派遣していただく手筈となっております。」
俺よりも回転が速く、行動も早い、さらに交渉もうまい。
ユーリさんが参謀になれば完全に上手くいくと確信した。
「次に残りの冒険者ギルドですが、冒険者各パーティーには協力した度合いで報奨金が支払われます。ですが、ギルド本体には少し“お灸”をすえる必要がありますので、何もしません。それはニノマエ様もお分かりだと思いますが。」
えげつないくらいドライで冷静…。今後、怒らせないようにしよう…。
しかし、この世界にも“お灸”があるんだ…。
「了解しました。これで自分の胸につっかえてたモノがなくなりました。ありがとうございます。」
「いえいえ、これもニノマエ様が事前に情報を流していただいたお陰で、先手が打てるのですから。」
にっこりと笑うユーリさん…、恐れ入りました。
「のう、ニノマエ氏、うちの妻は凄いだろ。」
伯爵はふんぞり返っているが、多分尻に敷かれているんだろうな…。南無南無。
伯爵様…、一人ではしゃいでいる。
「えぇ、そうですわね。このような高級なお肉は何か月ぶりでしょうか。」
一人ではありませんでした。
何故か伯爵のご家族の方、全員でしょうか…。総勢6名の皆さまと昼食を摂ってます…。
「父上、やはりこのような高級な肉を捕って来られるニノマエ様はお強いんですね。」
先ほど伯爵家のご家族の方を紹介していただいたんですが…、俺、おっさんだし。
これまでの世界でも顔と名前を覚えるのが苦手だったんです…。
「ご長男のエドモント様ですよ。」
左隣からディートリヒが小声でこっそり教えてくれる。ナイスアシスト!ディートリヒ。
「そんな事はありませんよ、エドモント様。お恥ずかしいことに無我夢中だったので、どうやって倒したのかまで覚えていないんです。」
「だから~、ニノマエよ。謙遜も重ねれば嫌味になると言っておろうが。ははは。」
伯爵…、凄いご機嫌だよ。
聞けば、伯爵とは言えども、庶民と同じ目線でいることを基本とし、館は豪奢であっても、生活は慎ましやかにすべしとの家訓があるようだ。どこぞの政治家や偉いヒトにも聞かせてあげたい。
こういった謙虚な気持ちを持つことが一番なんだろう…と思いながら、伯爵のご家族を見る。
確か俺の右隣が第一婦人のユーリ様、伯爵の右隣が第二婦人のティエラ様、左隣が長男のエドモント様、俺から見て左のお誕生席が次女のマティルダ様、右側が長女のアイネス様だったか…?。
プロトコールが良く理解できていないが、ご令嬢のお世話を夫人がせわしなくしているところを見ると実子なのかも…と思う。
こうやって見ていると、それぞれ性格があるようで、長男はおおらか、長女はしっかり者、次女はマイペースといった風に見える。これも家庭のあるあるかな。
ただ、第二婦人のティエラ様の食が細いのが気になる。
見た目はまだディートリヒと同じくらいであろうが、血の気がなく青白い顔をしている。
血の気が無いってのは貧血か、鉄分不足か、はたまたそれよりも大きな病気か…、少し心配だ。
食事も終わり、俺はアイネス様とマティルダ様に拉致されかけるが、伯爵の一声で勉強タイムに入られた。長男のエドモント様は剣術の稽古らしい。
大人5人でお茶を飲んでいると、伯爵が唐突に話し始める。
「で、ニノマエ氏よ。スタンピード後の事は既に考えておろう?」
あ、一番頭を悩ませていた部分を突かれた。
「実は、一番頭を悩ませているのがその処理です。」
「ははは、やはりのう。」
「そのようなお話を奥方様の前でお話ししてもよろしいのですか?」
「ん?そうだな。必要だから話しを聞いてもらうのだが。」
何かある…。まぁ察しろって事か…。
「分かりました。実は、スタンピードで魔物がドロップした素材などは、誰が所有する権利があるのかと思案しておりました。
と言いますのも、ダンジョンでは倒したパーティーに所有権があります。しかし、多数となる魔物を乱戦状態で倒しても、誰が誰のものなのか判別できず、防衛後は一悶着も二悶着もあるのではないかと考えた次第です。」
「ふふ。そこまで考えているとは流石だな。では、その悩みをユーリが答えるぞ。」
へ? 第一婦人が?
「ニノマエ様、僭越ながら申し上げます。
先ず、スタンピードは、ダンジョンの下層部から魔物が押し上げられて発生するものと考えられます。そうすると最初の会敵は比較的上層部にいる低ランクの魔物である確率が高くなります。
低ランクの魔物であればドロップする素材等は魔石とごく少数の素材であり、比較的安価で取引されることが多く、それらのドロップ品を自分のものだと主張する冒険者等はいないと思います。」
あ、スタンピードって、“ところてん”と同じなんだ。
「であれば、低ランクの魔物の素材などは一括で買い取りし、均等割にした方が良いかと思います。
次に高ランクの魔物の場合ですが、おそらく最後の方に出てくるものと考えられます。さらに高レベルの魔物を倒せる冒険者は少ないことから、それらの人が討伐している姿を皆が見ることとなります。故に討伐されたものを全員が見ていることが証明となり、その魔物がドロップした素材等は必然的に討伐者のものとなります。」
凄い。そこまで分析できる奥様、尊敬します。
一つ気になった事を聞いてみる。
「では、低ランクの魔物の買い取りはどなたが行うのでしょうか。今回、冒険者ギルドは絡んでいないと思いますが。」
「ご心配なさらず、すべて当家が買い取ります。そして、その素材を各ギルドに定価で買っていただくという事で進めたいと思います。」
うぉ、流石です。
「そこまで既にお考えとは敬服いたしました。」
「いえ、餅は餅屋ですよ。」
彼女はにっこりと笑う。
「ユーリはな、首都にあるシュマルツ商店の娘で、トーレスの従妹だ。」
そういう事だったんですね…。
トーレスさんも血族という事で顔パスなんだ。
それにユーリ様も非常に商才があり、頭の回転が速いです。
「錬金ギルド、鍛冶ギルドは理解できましたが、商業ギルドと残る冒険者ギルドの扱いはどうするんですか?」
「商業ギルドも素材を定価で卸します。さらに強力していただいた店にも何らかのメリットを与えるようになりますね。」
「すみません。商業ギルドの中には奴隷を扱う店も入っているのですか?」
「はい。ニノマエ様と面識のあるカルムからは、奴隷8名をカルム名義の奴隷として戦線で協力していただけることも約束してもらっています。さらに他の奴隷商店からも同じような内容で計30名を派遣していただく手筈となっております。」
俺よりも回転が速く、行動も早い、さらに交渉もうまい。
ユーリさんが参謀になれば完全に上手くいくと確信した。
「次に残りの冒険者ギルドですが、冒険者各パーティーには協力した度合いで報奨金が支払われます。ですが、ギルド本体には少し“お灸”をすえる必要がありますので、何もしません。それはニノマエ様もお分かりだと思いますが。」
えげつないくらいドライで冷静…。今後、怒らせないようにしよう…。
しかし、この世界にも“お灸”があるんだ…。
「了解しました。これで自分の胸につっかえてたモノがなくなりました。ありがとうございます。」
「いえいえ、これもニノマエ様が事前に情報を流していただいたお陰で、先手が打てるのですから。」
にっこりと笑うユーリさん…、恐れ入りました。
「のう、ニノマエ氏、うちの妻は凄いだろ。」
伯爵はふんぞり返っているが、多分尻に敷かれているんだろうな…。南無南無。
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