パイナップル番長奇譚〜各話完結の中年童貞奮闘物語〜

パイナップル番長研究所《しゃぽお》

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『科学チャンネル 「ようこそ!ドSじろう先生の実験ランド」』

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深夜にテレビをつけると、とある時間、とある地域で放映されるチャンネルにつながる。

とんでもないイカれた内容のテレビ番組らしい。

その番組タイトルは『科学チャンネル 「ようこそ!ドSじろう先生の実験ランド」』

そんな番組が今夜も始まったようである。

画面には、白衣に分厚いレンズのメガネをかけた博士風の男が登場した。

彼は自己紹介を始めた。

「私は『ドSじろう先生』だよ。今夜も楽しい実験をして、この世界を勉強をしようねー!」

ドSじろう先生:「今宵の実験対象者は、48歳の中年童貞、岩丼泰好ことパイナップル番長です。彼は、今までオナニーしかしてこなかった。故に、地位も名声も何もない。あるのはご先祖様から相続した駐車場だけです。そんなパイナップル番長の役に立たない金玉袋を、液体窒素で凍らせる実験を行いたいと思います!」と、ドSじろう先生がカメラに向かって説明した。

この番組は、ドSじろう先生が未知の実験を行い、新しい事実を判明させるテレビ番組だ。

それを聞いた全裸にされたパイナップル番長は、「お慈悲を、お慈悲をくださーーい。お助けー!!」と透明なアクリルで囲まれた部屋に閉じ込められながら泣き叫んでいる。

彼は、その無気力な中年童貞人生を高く評価され、この実験対象者に選ばれたのだ。彼には、一ヶ月間くらいは遊んで暮らせるほどの高額なバイト代が支給されることになっている。

ドSじろう先生:「それでは、早速やってみましょうねー!」

パイナップル番長:「待ってください!! それだけは勘弁してくださいよぉ~。自分にだって人生があるんですぅ~。自分は中年童貞ですが、女の子が好きなんだぁあああ!!!、金玉が凍ってしまったら、子孫を残せなくなっちゃうよ。それに、こんなに太っているんだから、きっと金玉だって大きいよ。だから、どうか金玉だけは許してぇええ。お願いしますよぉおお。なんでもしますからぁあああ。実のところ、お金ならありますから。今月分の駐車料金と、来月の運送会社バイト代を全部差し上げますから。どうか金玉はやめて。子作りができない体にしないでぇええ。」と パイナップル番長が涙ながらに訴えた。

「うわっ、最低な男性ですね。なんですか?『子作り』だなんて。女性経験がないのに、どうして子作りだなんて言葉が出てくるんでしょうね。あはははははは。そもそも、あなたみたいな巨漢中年童貞が、異性と性交できるわけがありません。さっそく液体窒素の準備をしちゃいましょーか?」とドSじろう先生が冷たく言い放った。

パイナップル番長:「はい。わかりました。自分が悪かったです。謝りますから、どうか金玉は見逃して下さい。どうか、どうか。この通り、土下座いたしますから。」と、 パイナップル番長が大粒の涙を流して地面に頭をこすりつけた。

「おっと、いきなり土下座しちゃいましたねぇ。さすがは、中年童貞。プライドの欠片も感じられない見事なまでの土下座っぷりです。これじゃ、いくらなんでも可哀想です。少しだけ猶予を与えましょうねー。」

「では、ここで問題でーす。もし、あなたの大事な金玉が、液体窒素で冷凍された場合、どんな感じになるのでしょうか?、つまり、誰もしたことないから実験しないと判らないでしょーう?」とドSじろう先生が言った。

パイナップル番長:「はい。そうですね。たしかに、自分の金玉がどうなるのかは、実際にやってみないとわからないです。」

(でも・・・。)

(もしかしたら・・・、ひょっとしたら・・・、本当に、もしかしたら・・・、最高にエクスタシーかも・・・。)

(そんな気がする・・・。)

(そう、まるで、夢の世界へ行けるような・・・。)

(そんな感じがする・・・。)

(ああっ、想像するだけで、なんか、もう、ヤバイ。)

(ゾクゾクしてきた。)

(もしも、そんなことになっちゃったら・・・。)

(もしかしたら、そのまま死んじゃうかも・・・。)

(そっちのほうが良いかなぁ。)

(むしろ、一生童貞のままなら、そうなってもかまわないなぁ。)

(このまま生き続けるよりも、ずっといいよ。)

(だって、もう、本当に、この世の中には絶望しかないもの。)

(もう惰性でしか生きる希望もないよ。)

(そんな自分に、ようやく訪れた人生最大の華やかなフィナーレだよ。)

(最高のラストシーンかもしれない。)

(そう考えると、ちょっとワクワクしてきたぞ。)

(こうなったら、やってやるぜ!!!!!!!)

「ドSじろう先生!、やっぱり、金玉袋を液体窒素にぶち込んでみます!」とパイナップル番長が嬉々として答えた。

ドSじろう先生:「あら、まあ、なんて単純な人なのでしょう。まあいいでしょう。」

「では、さっそく実行にうつしましょうか」とドSじろう先生も満面の笑みを浮かべている。

パイナップル番長は「はい。よろしくお願いします」と、元気よく返事をした。

パイナップル番長の面前に液体窒素の入った容器が用意された。

全裸のパイナップル番長はM字開脚の姿勢で亀甲縛りで固定され、ワイヤーによりクレーンでつるし上げられた。

この後、つるし上げられたパイナップル番長の金玉袋は、液体窒素のプールに沈められるのだ。

そして、ついにその時が訪れた! ドSじろう先生がスイッチを押した瞬間、パイナップル番長をつるしたワイヤーが下がっていき、ちょうど金玉袋全体が液体窒素の容器に沈められた。

「ブシューーッ」という音とともに液体窒素の霧が、パイナップル番長の金玉袋から立ち上る。

その瞬間、「アヒィーイイー」と奇声を発しながら、パイナップル番長が白目をむいて失神した。

「あれ、気絶してしまったみたいですよ」と、ドSじろう先生が首を傾げた。

「もう終わりにしますか?」と若い助手が尋ねた。

「いえ、まだ終わってません。もう少し様子を見ましょう」とドSじろう先生が答える。

しばらくして、意識を取り戻したパイナップル番長が悲鳴をあげた。

「ぎゃぁああああ、冷たいぃいいい。金玉が痛い、痛い、痛い、超絶的に痛い、マジで、やばいってばぁああ」と絶叫した。

「えっ、何がヤバいんですか? ちゃんと説明してください」とドSじろう先生が詰め寄った。

「金玉が凍っちゃうぅうう。早く引き上げてええ」と、泣き叫ぶパイナップル番長。

「えっ、金玉が完全に凍結してるんですか?」と驚くドSじろう先生。
そして、急いでパイナップル番長を引き上げるように指示した。

ドSじろう先生:「どうでした?、気分はどうですか?、身体の変化は?」

「はい。金玉袋全体が完全にカチカチに凍ってしまいました。でも、激しい性感も感じました。」とパイナップル番長が涙声で叫んだ。

「ええ~っ、なんで? どうしてなの?」とドSじろう先生が慌てる。

「あのぉ、実は、その、自分、さっき、液体窒素で金玉が縮んでいくのを感じました。それで、あまりにも気持ち良かったので、つい、その、イッて気絶してしまいました。」と恥ずかしそうに告白した。

「はい?、射精はしていないようですが?」とドSじろう先生が唖然としている。

「つまり、自分は、ドライオーガズムに達してしまったのです。」とパイナップル番長が説明を続ける。

「ドライオーガズム?」とドSじろう先生が聞き返した

「はい。簡単に言うと、絶頂感です。」とパイナップル番長が照れ笑いしながら説明する。

「それは、どういうことなのでしょうか?」と尋ねるドSじろう先生。

「じつは、自分、今まで一度も女性と付き合ったことがないんですよ。だから、当然のことながら、女体に触れる機会もありません。そのせいで、自分が童貞だということを自覚してからというもの、常に悶々とした日々を過ごしていました。金玉袋が死にかけることによって、絶滅の危機に瀕し、最後に究極の絶頂感に変化したのです。」とパイナップル番長が語った。


「なるほど。そういうことでしたか。まあ、わかりました。では、次の実験に進みましょう!」と、納得した様子のドSじろう先生。


「次は何をすればいいのでしょうか?」と不安げな表情のパイナップル番長。

「今度はですね、あなたを逆さまにして、陰茎の部分に電流を流してみます。」とドSじろう先生が指示を出した。

「えっ、それじゃあ、まるで拷問じゃないですか」と青ざめるパイナップル番長。

「大丈夫です。人体に影響はありません。計算上ですが。」と自信たっぷりに語るドSじろう先生。

「本当に大丈夫なのだろうか・・・」と心配するパイナップル番長であった。

パイナップル番長は、ドSじろう先生の指示に従って、両手両足を縛られた状態で、天井から吊るされた。

「今からチンポに電気ショックを与えますね。頑張ってください」とドSじろう先生が宣言した。

「はい。では、お願いいたします」とパイナップル番長が答えた。

「では、始めますよ」とドSじろう先生が言って、右手に持っている送電装置で、ツンとチンコを突っついた。

「ビリッ」と一瞬だけ、チンコに電流が流れた。

「アッ・・」と小さく喘ぐパイナップル番長。「どうしましたか?」とドSじろう先生が問い掛けた。

「いや、なんでもないです。続けてください」と平静を装うパイナップル番長。

「では、続けますよ」と再び、送電装置でツンと突く。「ウッ……」とパイナップル番長が顔をしかめた。

「どうかされましたか?」とドSじろう先生が質問した。

「いえ、別に、なんでもありません」とパイナップル番長が苦しそうな表情で答えた。

「では、続けますよ」と再び、送電装置でツンと突く。「ウグッ」とパイナップル番長がうめき声をあげる。

「本当に大丈夫ですか?」と心配するドSじろう先生。「いえ、本当に何でもありませんから、続けてください」とパイナップル番長が必死に訴えた。

「では、いきますよ」

「はい、ドンと来いです」と覚悟を決めたパイナップル番長が言った。

ドSじろう先生は「えいっ!」と掛け声をかけて、勢いよく送電装置をチンコに突き立てた。

「ぎゃあああっ!!」と大声を上げて絶叫するパイナップル番長。

「本当に大丈夫ですか?」と再度、問いかけるドSじろう先生。

「だ、だいじょうぶですから、つ、つづけてください」とパイナップル番長が途切れ途切れに答える。

「では、続けます」と今度は送電装置を尿道に入れ始めた。

「電流スイッチオン」と叫びながら、電流を流すボタンを押した。

「ぎゃああああああぁああ!!!」と大声で悲鳴を上げるパイナップル番長。

「本当に大丈夫ですか?」と心配そうに話しかけるドSじろう先生。

「だ、だ、だいじょ、う、ぶっでばず」と息を切らしながらも返答した。

「では、続けます」

今度は、肛門と尿道に送電装置をに挿入し始めた。「最大電流スイッチオン」と叫びながら、電流を流すボタンをONにした。

「ギャアァッー!!!」と叫ぶパイナップル番長。

「本当に大丈夫ですか?」とまたもや問いかけるドSじろう先生。

「は、はい、だいじょうぶですから、つづ、けてくだざい」とパイナップル番長が懇願した。

「では、行きます」と言って、今度は、前立腺に電気ショックを与えた。

「ぎゃああっ!!!、イクー、イッちゃうーーー!!!!」と大きな声で叫んだ後、

「ハァ……ハァ……ありがとうございました」とお礼を述べたパイナップル番長であった。

彼の陰茎はフル勃起していた。

ドSじろう先生:「やはり、こんな状況でも、中年童貞の下半身は元気になるのか。よい実験でしたねー!」



「では、最後の実験です」とドSじろう先生が説明を始めた。

「いよいよ最後なのですね」とパイナップル番長が期待の眼差しを向けた。

「ええ。最後は、あなたが真空状態でも勃起して絶頂に達することができるかどうかの実験です。」とドSじろう先生が言った。

「なんですって!?自分は、そんなことまでしなければならないのですか? なぜ、そこまでしなくてはならないのでしょうか?」と驚いた顔で尋ねるパイナップル番長。

「あなたの肉体には、ある秘密があるのです。その秘密とは、あなたが中年童貞であるにもかかわらず、異常なまでに性欲が強く、どんな刺激に対しても敏感に反応してしまうということなのです。」とドSじろう先生が真剣な面持ちで話した。

「そんな馬鹿な・・・」と衝撃を受けるパイナップル番長。

「事実です。だからこそ、あなたには実験に協力してもらう必要があるのです」と、ドSじろう先生が言い切った。

「そ、そんな・・・」と絶句するパイナップル番長。

「わかりました」と返事をして、パイナップル番長は、指示通りに行動した。

「では、ここからが本番です。特殊密閉室に入って下さい」とドSじろう先生が指示した。

「はい」と答えて、言われたとおりに行動するパイナップル番長。

「準備が整ったようですので、始めます」とドSじろう先生が宣言した。

「お願いします」とパイナップル番長が答えた。

「それでは、実験開始です」とドSじろう先生が言って、部屋の照明を落とした。

暗闇に包まれた部屋の中で、微かにブーンという音が聞こえてきた。
そして、しばらくすると、「シュコー」と呼吸するような音だけが部屋に響いていた。

「どうしたのかな?」と不安になるパイナップル番長。

「お待たせしました。これから、この部屋の中に、空気を全て抜き取ります」とドSじろう先生の声が聞こえてきた。

「なにぃ! それは困ります。自分には、まだ心の準備ができていません。今すぐに中止してください」

「残念ながらできかねます。一度、スイッチを押すと止まらないのです」とドSじろう先生の冷酷な言葉が返ってきた。

「な、なんということをしてくれたのだ!!自分が窒息死しても構わないと言うのか?」と怒り狂ったパイナップル番長が怒鳴った。しかし、その声は誰にも届かなかった。

「もうすぐ、すべての空気を抜き取ることができます」とドSじろう先生の言葉と同時に、突然、目の前の視界が完全に閉ざされてしまった。

「ウグゥ」とうめき声をあげるパイナップル番長。完全にパニック状態に陥っていた。

「まもなく、全ての空気が抜けきります」とドSじろう先生が告げた後、部屋の中は完全に無音の状態になった。

数分後、ようやく部屋の中の空気がすべて抜けたらしく、完全な真空状態となった。「フゴォッ……」と苦しそうなうなり声が響き渡っていた。

「これより、陰部に装着してあるバイブを動かしはじめます」とドSじろう先生が言った。ブイーーーンと低い機械音をたてて、振動し始めた。

「ウッ!」と悶えるようなうめき声をあげて、身体を震わせていた。

「もっと強い刺激を与えます」とドSじろう先生が言った瞬間、陰部に巻き付くように装着されたバイブの動きが更に激しくなった。
「ンギィィー!!」とパイナップル番長が苦痛に満ちた表情を浮かべている。

「まだまだ、こんなものではありませんよ」とドSじろう先生が言うと、今度は、肛門に刺さっている人工知能内蔵バイブによるピストン運動がはじまった。

「オホォー!!」と思わず喘ぐパイナップル番長。

その瞬間、大量の精液を発射したのであった。

「おおっ! 素晴らしいです。これは、予想以上の結果です」と興奮気味にドSじろう先生が叫んだ。

「急いで空気を元に戻しましょう!」と解除ボタンが押された。

「はあはあはあはあはあはあ、訴えてやる(涙)!!、三途の川が見えましたよ(怒)!!、でも、精液が出たって言うことは、自分の冷凍金玉が元に戻ったということか??」

「これで終わりですよね?」とパイナップル番長が尋ねた。

「そんなわけ訳ないでしょう。次の段階に進みます」とドSじろう先生が答えた。

「次は何をするのですか?」と不安げな顔で尋ねるパイナップル番長。


「次は、この箱の中から、一本のロープを取り出してもらいます」とドSじろう先生が説明した。

「なにぃ!? また、変なことをさせるつもりなのか?」と驚いているパイナップル番長。

「そうです。ただし、今回は、今までとは違う趣向です」と、ドSじろう先生が自信たっぷりに言った。

「どういうことですか?」と尋ねるパイナップル番長。

「実は、このロープの先端には、強力な電磁石が取り付けられています。そして、実は、あなたに事前に食べていただいたパンは鉄粉で作られていました。つまり、このロープの強力な磁力を使って、あなたの直腸内のウンコを引っ張り出すのです」と、ドSじろう先生が解説した。

「なにぃ!? そんなの無理です。自分の肛門が壊れてしまいます」と怯えるパイナップル番長。

「大丈夫です。その点は、十分に考慮してあります。このリモコンのボタンを押すと、あなたの腸内に挿入されているスプリング状態の輪が拡張されます。それと同時に、あなたの体内にある鉄製ウンコも少しずつ外に出てきます。そして、仕上げとして強力な電磁石でウンコを引っ張り出す。あとは、その繰り返しで、徐々にあなたの腸内から、鉄のウンコと溜まっている宿便を取り出すことができるはずです」と、ドSじろう先生が自信満々に語った。

「なに? そういうことだったのですね。宿便を取って健康になれるかも。」と、安心するパイナップル番長。

「さあ、実験を再開しますよ」とドSじろう先生が言って、部屋の照明を最大限に明るくした。

「はい、よろしくお願いします」と答えるパイナップル番長。

「では、早速ですが、この紐の先についている磁石を肛門に挿入していきまーす!」とドSじろう先生が言った。

「はい!」と返事をしてから、パイナップル番長は、壁へ手をついて、ケツをこちらへ向けたへ。そして、挿入された紐が腸内で磁石を発しているのが判った。

「では、スタートです」とドSじろう先生が言い、電磁石のボタンをポチっと押し込んだ。

「ムニュ」と何か柔らかい物体を潰すような感覚が伝わってきた。

「ああぁ・・・」と悲鳴のような声をあげた後、パイナップル番長は、その場に倒れ込んでしまった。

「大丈夫ですか?」と心配そうに尋ねてくるドSじろう先生。

「はい。なんとか」とパイナップル番長が苦しそうに呟いた。

「では、続けていきます」と言ってから、再び、ボタンを押した紐を引き抜くと「ヌプッ」と音がして、パイナップル番長の体内から、大きな棒状の物体が飛び出してきた。

同時に、床の上にボトッと大きな音を立てて、大きな黒い丸い塊が落ちてきた。

「な、なんだあれは?」と驚くパイナップル番長。

「それは、あなたの宿便です。あなたは、野菜を食べないから、大量の便を溜め込んでいたのです」とドSじろう先生が説明した。

「えぇ! そんなバカな話があるか!自分は毎日、快食快眠、適度な運動もしているし、健康には十分気をつけているぞ」と反論するパイナップル番長。

「いえ、事実です。あなたの大腸の中に入っていた便でーす!」と、ドSじろう先生がキッパリと言い切った。

「そ、そんな・・・」と絶句するパイナップル番長。

「では、引き続き、作業を進めます」と言いい、紐を挿入後、ドSじろう先生は再びスイッチを押した。

すると、「ジュポッ」という音が聞こえたかと思うと、さらに大きな丸い塊が出てきた。

それを見ていたパイナップル番長が、「ウギャァーーーー!!!!」と絶叫していた。

それからしばらくの間、実験は続いたが、結局、最後までパイナップル番長は、強制的に全部の宿便を排便し続けてしまったのである。

自分の脱糞と排泄物をテレビ放映されて、恥辱の余り泣きながらへたり込むパイナップル番長であった。


間もなく、番組にもフィナーレが訪れた。

「どうでしたか? 皆さん!!、今回の実験で得られたデータを分析した結果、やはり、中年童貞巨漢の脳や身体には、まだ解明されていない未知なる部分が数多く存在していることが分かりました。」と、ドSじろう先生が満足そうな顔をして語っていた。

次に、「はい。今回、自分が体験した実験によって、人間とは、なんと恐ろしい生き物なのかということを改めて実感しました。本当に怖いです。しかし、その一方で、中年童貞は、進化を続けていくべき存在であり、その可能性を秘めていることも確信できました。自分も、今後、ますます中年童貞に励んでいきたいと思います」とパイナップル番長が熱く語った。

「そうですか。頑張ってください」と微笑みながら、答えてくれたドSじろう先生であった。

「それでは、今日はここまでにしましょうねーー!」と、ドSじろう先生がカメラに手を振った。

「はい。ありがとうございました」とパイナップル番長が礼を述べた。


番組終了の映像が映し出された後、それを観ていたスタジオに戻って、テレビスタッフたちがワイワイと会話を始めた。

「うわ~、本当に凄かったね。僕もビックリしちゃった」と興奮気味に語るアケビ隊長。

「うん。まさか、こんな展開になるなんて思ってもいなかったよね」とスモモ親方。

「それにしても、パイナップル番長が可愛そうだよな。あんな目に遭わせて、本当に申し訳なかったよな」と、企画構成のドリアン総長も反省したように呟いていた。

「でも、これでスッキリしたよな。実験でいろいろと判明したしね。」と、アセロラ師範代は爽やかな笑顔を見せていた。

「まあ、パイナップル番長も、これで少しは懲りて結婚してくれるといいんだけどな」と富有柿同窓会長も苦笑いを浮かべていた。

「まあまあ、もういいじゃないか。最高の映像が撮れたんだからさ。」とマンゴスチン料理長も笑みをこぼしながら語りかけていた。


その後、番組の映像ではスタッフロールが流れていった。


この番組の視聴率はかなり良かったらしく、パイナップル番長には、次回も また出演してほしいとテレビ局からの依頼があったらしい。

その話をADの青リンゴ二等兵から聞いた時、パイナップル番長は正直言って複雑な心境だった。

なぜなら、彼は、もう二度とあの地獄のような屈辱を味わいたくはなかったからだ。

だが、一方で、もう一度だけなら、今度は、もっとうまくやって有名になってやろうと密かに企んでいたのだった。

こうして、中年童貞の彼は、さらなる進化を遂げようとしているのでした。



~ お し ま い ~



この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。また、性的嗜好や差別を助長させる目的で書かれたものではありません。
また、実験内容は空想であり、真実ではありません。危険を伴いますので、絶対に真似をしてはなりません。
(注:この文章を読んでいるあなたの世界にも、あなたにしか見えないパイナップル番長が存在し、また、どこの世界にも必ずパイナップル番長は存在するのです。)

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