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パイナップル番長の海外留学
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「この世に神様はいるのだろうか?」
そうパイナップル番長と呼ばれている一人の中年童貞は考えていた。
彼の本名は『岩丼 泰好(いわどん やすよし)』、48歳にして風俗にも行ったことがない正真正銘の中年童貞だ。
190㎝の身長と、150㎏の体重を誇る巨漢が、自分の人生を見つめ直していたのだ。
「この世はなんて不公平なんだ・・・」
そう彼は心の中で呟いた。
彼も若い頃(実は現在も)は、女の子にモテまくりたいと思っていた。
しかし、いざモテようとしてみても、女の子たちはみんな彼の巨体と、その容姿に怯えてしまい、結局は誰ひとりとして付き合ってくれることはなかった。
「なんで自分はこんなに南国諸島人のような色黒巨漢になってしまったのか?」
彼が、自分の色黒肥満体質を呪ったのは言うまでもなかった。
「そうだ! いっそ自分が南国ワイハ島人になって、巨体の南国ワイハアンになればいいんじゃないか!、色黒巨漢は南国ワイハ島でなら普通のことだし。」
彼は、そう考えた。
そして、南国ワイハ島への留学を決意したのだった。
「留学先の南国ワイハ島には、どんな美少女がいるのだろうか? きっと可愛い子たちがたくさんいるに違いない」
彼は、そんな妄想をしながら、南国ワイハ島行きの飛行機に乗ったのであった。
「んっ? なんか、自分のだけ、機内食のパイナップルが、異様に大きいような気がするぞ?、一人で全部食べていい量じゃないけど、食べちゃうか!」
そのとき、すでに彼の運命は決まっていたのかもしれない。
機内で、突然の腹痛に襲われた彼は、必死にトイレを探したが、なかなか見つからない。
「このままだと、漏れてしまう」
焦る彼だったが、ついに限界に達してしまい、その場でウンコをもらしてしまう。
ブリブリブリビー!!!ブブブブーー!!!!
「ああ、自分はもうおしまいだ」
絶望に暮れながらも、それでも彼は、なんとかCAの女性に助けを求める。
パイナップル:「すみません。ちょっと助けてください」
CA:「えっと、どうしましたか?」
パイナップル:「あの、ウンコを漏らしてしまいまして」
CA:「あー、それは大変ですね」
パイナップル:「はい、そうなんです。だからお願いします」
CA:「わかりました。じゃあ、この装置を装着して、こっちへ来てもらえますか」
そう言って彼女は、機内からパイナップル番長を投げ捨てた。
「うわああぁああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
落下しながら、パイナップル番長は叫ぶ。
(なぜなんだ。なぜこんな目にあうのだ! 自分はただ、女子校の通学路に出現して、スカートの中を覗こうとしただけの人生を歩んできたはずなのに……なんで自分は、空から落下しているのだろうか?)
「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
だが、パイナップル番長は、着けている装置か個人用飛行機械であることに気がつき、その電源を入れてみた。
すると、背中から小型ジェット噴射が放たれ、彼は空中に浮いた。
「おお、助かった。しかし、周りは海ばかりだし、どうせ溺れて死ぬのかな・・・、おや、あそこに島が見えるぞ!」
彼は、海面に激突する直前に、なんとか無事に小さな島へ着地することができた。
「あれ、ここはどこだろう」
あたりを見回すと、そこは、どこかの木々に覆われた小さな孤島のようだった。
「とりあえず、誰かいないのか島を散策してみよう」
彼は、そう思って歩き出した。
見知らぬ男:「おい、そこのお前!、ここで何をやっているんだ」
いきなり背後から声をかけられたので、振り返ると、そこには、いかにも海賊といった風貌をした中年男性が立っていた。
パイナップル:「あっ、こんにちは」
見知らぬ男:「おう、俺はこの海の帝王と言われているキャプテン・ポラギノール様だぜ。ところでお前は、この島の人間ではないな。いったい何者なのだ」
パイナップル:「自分は、日本からやってきた南国ワイハ島への留学生の岩丼 泰好(いわどん やすよし)というもので、実は、太平洋の上空で、航空機から落とされてしまったのですが……」
キャプテン:「なんだと、そんなことが本当にあるのか!? 信じられない話だ」
パイナップル:「はい、それで今は、こうして、この島で彷徨っているのです」
キャプテン「しかし、おまえは本当に日本人なのか?サモア人にしか見えないぞ!」
パイナップル:「いえ、完全な日本人です」
キャプテン「しかし、お前みたいな奴が本当にいたとは驚きだな。まあいい、それより、助かりたいなら、お前は今から、俺の船に乗り込むことになる」
パイナップル:「えっ、どういうことですか」
キャプテン:「この船は、これから南国ワイハ島へと向かうのだが、ちょうど、南国ワイハ島への海路の途中にある島まで物資補給しに行く予定で、そこにお前も連れていくことにした。ちなみに、お前のことは、仲間には『パイナップル番長』と呼んでもらおう」
パイナップル:「えぇ、どうして自分のあだ名が『パイナップル番長』だって知っているのですか?」
キャプテン:「ははは、そんなのは簡単なことだ。お前はどうみても『パイナップル番長』だかからな(笑)。それにしても、赤道付近のこの島で、洋服じゃ熱いだろう?、ウンコも漏らしているみたいだし、海で体を洗って全裸に腰蓑姿に着替えるんだ!そして、この船の甲板に集合しろ」
パイナップル:「はいっ!」
彼は、なぜか素直に返事をしてしまった。
それから、言われたとおりに服を脱いで全裸になると、新鮮な濃い緑色の腰蓑を着け、再び、無人島の浜辺に立った。
キャプテン:「ほう、なかなか似合うじゃないか。よし、それでは出発するからついてこい」
パイナップル:「はい。よろしくお願いいたします。」
キャプテン:「うむ、そうだ忘れていた。これを渡しておく」
そう言うと、キャプテンは、パイナップル番長に拳銃を渡した。
パイナップル:「あの、これは一体なんですか?」
キャプテン:「見てのとおりの銃だ。これから行く場所には、凶暴な猛獣がたくさんいるから気をつけるように」
パイナップル:「そうなんですね」
キャプテン:「それと、もしも何かあったときのために、この非常食を持っていけ」
パイナップル:「はい」
キャプテン:「よし、それでは出発しよう」
こうして、パイナップル番長を乗せた船が出発した。
キャプテン:「おい、パイナップル番長。これから向かう場所は、かなり危険な場所だから気を引き締めていけよ」
パイナップル:「はい」
キャプテン:「まずは、この海域には、人食ザメの大群がいる」
パイナップル:「えー、それは本当ですか」
キャプテン:「ああ、本当だとも。だが、心配することはない。海に落ちなければいいだけさ。絶対に落ちるなよ。解ったな?」
パイナップル:「はい。でも、自分、船縁に立っているので、絶対に押さないで下さいね。絶対ですよ。絶対に押すなよな!」
キャプテン:「分かった。押すわけがないだろ?。全て解っているよ!!」
パイナップル:「良かったぁ~」
しかし、キャプテンは、ダチョウ倶楽部のネタマネだと思い、パイナップル番長を見事に海に突き落としたのであった。
パイナップル:「あぁ~、ウソつきぃ~。ウギャァ~。」
キャプテン:「ヒャッハー。ご希望どおり、お約束の展開にしてやったぞ!」
パイナップル:「もう、キャプテンたら酷いですねぇ」
キャプテン:「ん、冗談は、このくらいにして、船に戻れ、このロープにつかまるんだ!」
パイナップル:「はい」
キャプテン:「よし、それでは、一気に引きあげるからな。ふんぬぅ~。」
パイナップル:「ウゲェ~。」
キャプテン:「おっ、結構重いな」
パイナップル:「ウゴォ~。」
キャプテン:「よし、引き上げるぞ」
パイナップル:「ウゲェ~。」
キャプテン:「もう少しで陸地につくから頑張るんだ」
パイナップル:「ウグゥ~。」
キャプテン:「あと少しだ」
パイナップル:「ウグッ」
こうして、やっとの思いで甲板にパイナップル番長が引き上げられたときには、彼は、息も絶え絶えになっていた。
パイナップル:「ぜひゅー、はひゅ~。」
キャプテン:「大丈夫か」
パイナップル:「だいじょうぶじゃないです。死ぬかと思いましたよ。」
キャプテン:「すまなかった。まさか、こんなに重かったとは思わなかったのだ」
パイナップル:「まったく、ひどいです。」
キャプテン:「とにかく、これで一安心だ。次は、あの島に降りるぞ」
パイナップル:「はい!」
キャプテン:「ここが目的地の島だ!」
パイナップル:「おおっ、着いたのですね。」
キャプテン:「そうだ。この島に生えている木の実が、とても美味しいから食べてみろ!」
パイナップル:「はい。いただきます。おーー!!、うまい!!。この実は、凄く甘いです!」
キャプテン:「そうだろう。もっと食べるがいい!」
パイナップル:「はい。、ところで、この島に凶悪な猛獣はいないのでしょうか?」
キャプテン:「たくさんいるぞ。ただし、この近辺ならば安全だ。けっして、あっちこっちに行ったりするなよ!」
パイナップル:「はい、わかりました!」
キャプテン:「それじゃ、俺は仕事があるから行ってくる。この周辺地域、とても危険な地帯だから勝手に移動することのないように!」
パイナップル:「はい、行ってらっしゃい!」
キャプテン:「くれぐれも、うろちょろすんなよ!」
キャプテンは、この場から立ち去った。
パイナップル:「うわぁ、綺麗な海。魚も泳いでる~!!」
(しかし、ここは、どこなんだ?)
パイナップル番長の好奇心は、キャプテンの言いつけを守ることができなかった。
(探検してみたい)その意に駆られて、パイナップル番長は島にある漁村へ行くことにした。
キャプテンが言っていたように猛獣がいるかもしれないが、そのときは、そのときだとパイナップル番長は、楽観的に考えていた。
パイナップル:「あっ、人が居る。あのぉ、すみません」
男:「何だい? あんた誰だい」
パイナップル:「自分は、パイナップル番長と言いまして、中年の童貞です。」
グレート:「へぇ、そうなんだ。俺の名前は、グレート・スマタって言うんだ。よろしくな。パイナップル番長さん。」
パイナップル:「こちらこそ、宜しくお願いします。」
グレート:「それで、パイナップル番長さんは何をしに来たんだい」
パイナップル:「はい、自分は、南国ワイハ島へ留学する途中です。実は日本人なんですよ。」
グレート:「そうかい、そりゃ、ご苦労さまだね。南国ワイハ島留学か・・・ でも、あんたはサモア人みたいだね。」
パイナップル:「えっと、グレート・スマタさん。この近くに集落とかはないですか?」
グレート:「あるよ」
パイナップル:「そこに行きたいのですけど」
グレート:「わかった。案内しよう」
パイナップル:「ありがとうございます。」
グレート:「この辺りには、凶暴なオオトカゲが出没するから気をつけてくれ!!」
パイナップル:「はい!」
グレート:「そいつらは、人間を見ると襲いかかってくるから気をつけろよ」
パイナップル:「怖いですね」
グレート:「ああ、気をつけてくれ」
パイナップル:「はい」
グレート:「おっと、危ない。ウンコが落ちてた!」
パイナップル:「うわっ、ビックリしました。」
グレート:「驚かせて悪かったな。このウンコは踏んだら1ヶ月は臭いが取れないんだよ」
パイナップル:「そうでしたか、オオトカゲが出たのかと思いました」
グレート:「しかし、なんで、ここに来たんだ?」
パイナップル:「はい、実は、日本から出発した飛行機内でウンコを漏らしまして、気がついたらこの島にいたんです。」
グレート:「そうだったのか。それは災難だったな。」
パイナップル:「はい」
グレート:「それにしても、お前さんの身体はデカイな」
パイナップル:「はい、よく言われます」
グレート:「サモア人の俺なんかよりも、ずっと大きいじゃないか」
パイナップル:「自分は、身体はデカいのですが、チンポは包茎な上に極小なんですよ。」
グレート:「そうなのか。でも、気にすることはないんじゃないか」
パイナップル:「そう言って貰えると助かります。」
グレート:「ついたぜ」
パイナップル:「ありがとうございました。おかげで無事に辿り着くことができました。」
グレート:「礼なんて要らないよ。困ったときはお互いさまだしな。」
パイナップル:「そう言ってもらえると嬉しいです。」
グレート:「それじゃ、俺は帰るとするかな」
パイナップル:「お世話になりました。」
グレート:「また、機会があれば会おう」
パイナップル:「はい。その日を楽しみにしてます!」
グレート:「それじゃ、達者でな!」
パイナップル:「グレート・スマタさんも、お元気で!」
グレート:「おお!」
こうして、パイナップル番長とグレート・スマタは別れた。
「ん、あれは、もしかして、人骨!?」
パイナップル番長が見つけたのは、人間の頭蓋骨であった。
「ひょっとして、この先には、何かがあるのかもしれない」
パイナップル番長の探究心は、とどまることを知らなかった。
パイナップル番長が見つけたのは、やはり、人間の白骨死体のようだ。
「これってもしかして、観光客の死体じゃないだろうか」
パイナップル番長が恐る恐る近寄ると、その白骨死体は突然と動き出した。
そして、パイナップル番長に襲いかかってきた。
「ウワァー」
パイナップル番長の絶叫が響き渡る。
しかし、パイナップル番長は、すぐに落ち着きを取り戻した。
なぜなら、襲い掛かってきていたのは、骸骨に隠れていた巨大な爬虫類だったからだ。
その正体は、『ゴンブトダイショウ』と呼ばれる巨大猛毒蛇の一種なのだが、 パイナップル番長が、それを知る由もなかった。
パイナップル番長が出会ったのは、本当に危険な毒を持つ巨大な生物だったのだ。
「こ、こんな化け物がいるとは聞いてないぞ!」
パイナップル番長が、必死になって逃げようとするが、腰を抜かしてしまい立ち上がることができない。
そのとき、偶然にも、パイナップル番長が手にしていたのは、銃でではなくバナナだった。彼は、キャプテンから預かった銃を無くしていたのだ。
「そうだ!バナナで戦えばいいんだ!!」
パイナップル番長が、咄嵯に思いついた作戦は、実にシンプルなものだった。
「くらえ、バナナアタック!!!」
パイナップル番長がソフトボールで培った投法により全力で投げたバナナが見事に命中する。
すると、その巨大ヘビの動きは止まった。
「やったぁ!!勝ったぞ!!!」
歓喜の声を上げるパイナップル番長だったが、 次の瞬間には、ゴンブトダイショウは再び動き出し今度は、パイナップル番長の方に向かってきた。
しかも、そのスピードは先程よりも速くなっている。
「ウソだろぉ~」
こうして、パイナップル番長と毒大蛇の戦いは再度始まったのである。しかし、無残なほどに負けてしまったのだ。
「ウグゥ、苦しいぃ」
パイナップル番長が苦しんでいる。
そこに一人の男がやって来た。そう、キャプテン・ポラギノールだ。拳銃で、ゴンブトダイショウの眉間を撃ち抜き、一撃で仕留めた。
キャプテン:「一体、どうしたというのだ?、」
パイナップル:「あっ、キャプテン・ポラギノールさん、助けで下さってありがとうございます。」パイナップル番長が感謝する。
キャプテン:「なんだ?何があったっていうんだよ。あれほど、うろちょろするなって言ったのに」
パイナップル:「すみません。実はですね、あの蛇に襲われてしまいまして……」
キャプテン:「なんだって、それで、お前は毒とか大丈夫なのか?」
パイナップル:「バナナの皮で転んでしまって、動けなくなってしまったんです。毒牙でお尻を噛まれてしまいました(涙)」
キャプテン:「それは大変だ。待っていろ、今すぐ医者を連れてくるから」
パイナップル:「ありがとうございます」
こうして、パイナップル番長の元へ医者がやって来た。この島に一人だけの医者だが、専門は性病科である。彼の名前は「ドクター・ドリルチンコ」。
その道では名医である。
ドクター:「ふむ。これは、大変なことになってしまったのう。毒が身体にまわりはじめているようだ・・・」
パイナップル:「お願いします。早く治療してください」
ドクター:「任せておきなさい」
キャプテン:「これで、治るのか?」
ドクター:「安心せい。わしの調合した注射薬を使えば、すぐに回復するわい」
キャプテン:「よかった」
ドクター:「ただし、副作用はあるがね」
パイナップル:「どういうことですか?」パイナップル番長が不安になった。
ドクター:「まあ、そのうち分かるじゃろう」
キャプテン:「おい、ちょっと、待てよ。それって、まさか、あの劇薬のことじゃないだろうな」キャプテンが心配する。
ドクター:「さあて、どうかのぅ」
キャプテン:「頼むから、それだけはやめてあげてくれぇ~!!!」
キャプテンが叫ぶが、ドクターは無視をした。そして、注射器を取り出した。
ドクター:「これを打てば問題ないわ」
「ひゃっほー。やっと助る。」とパイナップル番長が喜んだのも束の間のことだった。
パイナップル:「でも、副作用があるんですか?」
ドクター:「そうよ、まあ、命より大切なものなんてないんだから気にするな。」
パイナップル:「いやだよ。怖いよ」
ドクター:「嫌だって言われてもねぇ、このままじゃ死んじゃうよ。」
パイナップル:「せめて、副作用を教えて。」
ドクター:「それは言えない。知らない方がいいだろう。」
パイナップル:「うぐぅ」パイナップル番長は苦しみだした。
ドクター:「時間がない。注射を打てば気持ちよくなるから」
パイナップル:「本当ですか?」
ドクター:「ああ、嘘じゃないとも。心配しないでくれ!」
こうして、ドクターの治療が始まった。
ドクター:「痛いかも知れんが我慢するんだ」
パイナップル:「はい」
ドクター:「いくぞ」
パイナップル:「うっ、」
ドクター:「もう少しで終わる」
パイナップル:「うぎゅう」
ドクター:「よし、注射が終わった」
パイナップル:「先生、今の注射は解毒剤なんですか?」
ドクター:「うむ。今、君の中に注入したのは、わしの精液から生成した解毒ワクチンじゃ!!」
パイナップル:「はぁ!?」
ドクター:「つまり、君の体内にある毒素を体外に排出するために、毒耐性のある わしの遺伝子情報を入れたのじゃ!!」
パイナップル:「そんな、勝手なことをされてしまったのか(泣)。副作用は妊娠とかですか?」
ドクター:「違う、そんなことは起きない!」
パイナップル:「そうなのですか。良かった!」
ドクター:「安心するな!、副作用はそんなものではないぞ!」
パイナップル:「えっ、妊娠より大変なことがあるの?」
ドクター:「ああ、君はこれから細胞が変化して老人の姿になるだろう。米寿くらいのね。」
パイナップル:「マジか」
ドクター:「マジよ。ちなみに、元の身体に戻るには、三日以内に、わしの愛を受け入れるしか方法はない」
パイナップル:「はい? それってどういう意味?」
ドクター:「そのまんまの意味だ。要するに、わしと性行為をするのじゃ!!」
パイナップル:「うえっ、マジか。そんなの絶対に無理だよ!!」
ドクター:「大丈夫、わしは優しい男だ。痛みはないようにしてやる!!」
パイナップル:「そういう問題ではないんですよ。自分は女にモテない人生を歩んできたし、中年童貞だから、老人の姿で老人とセックスなんて、絶対にあり得ませんから!!」
ドクター:「まあまあ、そう言わずに」
パイナップル:「断固拒否する!!」
ドクター:「困ったな」
パイナップル:「とにかく、お断りする!!」
ドクター:「仕方がない。では、こうしよう。逆に、このわしに挿入するのはどうかね?」
パイナップル:「それも、あり得ない!!」
ドクター:「なぜだ? こんなに魅力的な後期高齢者の肉体なのに」
パイナップル:「掘られるよりはマシだけど・・・」
ドクター:「ならば、よいではないか!」
パイナップル:「ダメなんだ。自分の初めての相手は処女の未成年女性と決めているのです!!。」
ドクター:「ふうむ。それならば、一生、88歳の姿でいるしかないな・・・」
パイナップル:「はい、その覚悟はできております!!」
ドクター:「分かった。では、今回は諦めるとしよう」
パイナップル:「ありがとうございます!!」
ドクター:「その代わりと言ってはなんだが、これを受け取って欲しい!」
パイナップル:「何でしょうか?」
ドクター:「これは、わしの大切な宝物の杖じゃ。88歳では、歩くのも辛かろうて」
パイナップル:「あっ、はい。ありがたく頂戴いたします!!」
ドクター:「では、さらばじゃ!!、老人の身は辛かろうが、頑張って天寿を全うするのじゃよ!!」
パイナップル:「はい、まかせてください!、それでは、さようなら!」
こうして、パイナップル番長は一命を取り留めた。
そして、パイナップル番長の肉体は、みるみる老化してゆき、88歳の老人になった。
しかし、精神年齢だけは中二病の初老のままであった。
それからというもの、パイナップル番長は立派な杖をついて歩くようになりました。
「ふぉっほっほ。やっぱり、若いころとはちがうのう。しかし、自分は南国ワイハ島へ留学しなければならないんだった!」
そして、キャプテンにお願いして、南国ワイハ島まで乗せていってもらうことにした。
キャプテン:「パイナップル番長、老人になってしまってからの南国ワイハ島留学は大変だろう。しかし、何を南国ワイハ島で学ぶんだ?。南国ワイハ島に行かずとも日本でも学べそうだが?」
パイナップル:「実は、自分の夢は南国ワイハ島で叶うかも知れないんです!!」
キャプテン:「ほう、それはどんな夢なのだ?」
パイナップル:「はい、南国ワイハ島でハーレムをつくることです!!」
キャプテン:「はぁ!?」
パイナップル:「南国ワイハ島には、たくさんの巨乳の娘さんたちが住んでいるそうですから、彼女たちにモテたいんです。日本女性からは自分は巨漢過ぎて敬遠されます。そのために、南国ワイハ島に留学することにしたのです!!」
キャプテン:「おい、それって留学じゃないぞ。観光目的じゃないか!、88歳の肉体で何をしようとしているんだ!。このエロじじぃ!」
パイナップル:「いえ、エロではありません。ただのスケベです」
キャプテン:「どっちかというと、どっちも同じレベルだと思うのだが」
パイナップル:「いいえ、違います。エロは性欲を満たす行為ですが、スケベは性癖です。同じようで、ぜんぜんちがいます」
キャプテン:「はい、さいですか。では、行ってこい。幸運を祈っているよ。さらば!」
パイナップル:「お世話になりました。この御恩は一生忘れません。さようなら!」
こうして、パイナップル番長の南国ワイハ島留学は始まった。
「まずは、どこへ行こうかな。留学って何すれば良いのかな。とりあえず、米寿の身体でビーチを歩いてみよう。何か見つかるかも。」
すると、いきなり可愛い女の子が声をかけてきた。
女の子:「おじいちゃん、ひとりなの?。痴呆で徘徊してるのかな、危ないから私の家に来ない?」
パイナップル:「おっ、君は誰だい?」
女の子:「私は、マヒナ・ホッオマナオっていうの」
パイナップル:「そっかあ。でもね、自分には夢があるんだよ。南国ワイハ島にハーレムをつくりたいんだ!!」
マヒナ:「はーれむ?。よく分からないけど、困っているなら、私が安全な場所まで連れていってあげるわよ」
パイナップル:「おお、本当かい。君はとても親切だねえ」
マヒナ:「うん、だって私、将来、女王様になる予定だから!」
パイナップル:「そうなのかい?、偉いんだねぇ」
マヒナ:「そうよ。それに、私のパパは大王なんだから!」
パイナップル:「すごいなあ。それなら、君のママも女王なのかい?」
マヒナ:「違うわ。ママはシャーマンよ」
パイナップル:「えっ、シャーマン?。あの占いとかしてくれる人だよな」
マヒナ:「違うわよ。この島のシャーマンは、呪術師や巫女みたいなものよ。魔術や呪いや魔法を使うの」
パイナップル:「えぇ、まじで!!。じゃあ、もしかしたら、米寿の身体になった自分を、初老の身体に戻すこともできるのかな?」
マヒナ:「できなくはないと思うよ」
パイナップル:「じゃあさ、お母さんに会わせてよ!」
マヒナ:「分かったわ。こっちに来て!」
そして、マヒナはパイナップル番長を王宮に連れていった。
そこにはシャーマンが住んでおり、その人がマヒナの母親だった。
マヒナ母「あら、マヒナ。どうしたのかしら?。90歳近い老人男性を連れてくるなんて!。あなたは、まだ12歳でしょう。こういうことは、早すぎるのよ!」
マヒナ:「ママってば、わたしが、こんな老人と付き合うわけないでしょ!!、この人が、ママに会いたいって言うから連れてきたのよ!!」
マヒナ母:「ああ、そういうことか。びっくりさせないでよ!」
パイナップル:「はじめまして!、この度は、このような機会を設けていただき誠にありがとうございます。自分は、とある事件がきっかけで米寿の老人の身体になってしまいました。ですが、本来は、48歳の初老なんです。中年童貞なんです。そこで、若返りの術を使って、初老の身体に戻していただけないでしょうか??」
マヒナ母:「う~ん。その前に、あなたの名前を教えてくれないかしら?」
パイナップル:「はい、自分は、岩丼 泰好といいます!。皆様は、自分のことをパイナップル番長と呼んでおります!」
マヒナ母:「そうか。では、番長と呼びましょう。番長の願いは、分かりました。しかし、こちらにも条件があります。それは、米寿の老体を初老まで若返らせる代わりに、あなたの童貞を貰います。よろしいですね?!」
パイナップル:「はい、それで結構です!(マヒナちゃんと初体験できるのか!!!、やった!!!)。」
こうして番長は若返りの術を受けることになった。
しかし、番長が若返った姿を見たとき、マヒナは驚きの声をあげた。
マヒナ:「番長さん、あなたは何者なの!?。まさかとは思うけれど、あなたは、わたしが以前、お友達と遊んでいるときに出会ったことがあるのではないのですか?」
パイナップル:「マヒナちゃんとは、これまで会ったことはないよ!、自分は、サモア人や南国ワイハ島人に間違われるほどの色黒巨漢ですが、れっきとした日本人です。南国ワイハ島に来るのも初めてなので、それは別の人ですよ!。」
マヒナ:「そうなんだ。日本人だったのね。でも、番長さんの年齢はいくつなの?。見た目からすると、60代前半に見えるけど・・・」
パイナップル:「えっ!、自分、本当は48歳なんだけど。まだ完全に身体が元に戻っていないのかも・・・」
マヒナ:「じゃあ、ママに相談しましょう!!。ちょっと待っていてください」
マヒナ母:「年齢が60歳より若返らないって?、そんなの当たり前でしょ!!、だって、童貞を失う約束を果たしていないのだからね!!」
パイナップル:「そうでしたか!!、では、さっそく、マヒナちゃんと・・・」
マヒナ母:「何言ってるの??。あなたみたいな中年童貞と、王族の娘が初体験できるわけないでしょ!?。あなたの相手は決まっています!!」
パイナップル:「えっ?!、誰なんですか?、自分、初体験は、未成年の処女と決めているんですが!?」
マヒナ母:「あなたみたいな毛むくじゃらの巨漢の相手を、未成年の処女がしてくれるわけないでしょ!?、そんな犯罪者の発想はやめなさい!!」
パイナップル:「そ、そんなぁー!!!」
マヒナ母:「あなたの童貞を奪う女性は、女王一族出身の『デビルフェラ・キワーノ』という王女です!、こちらにいる身長2メートルで200㎏以上はある強烈な40歳の熟女ですよ!。」
デビルフェラ・キワーノ:「がははは!、おまえがパイナップル番長か?!、よく来たな!。私がお前の童貞を奪ってやるから覚悟しろよ!!!」
パイン「は、はいぃぃー、おたすけー!!」
デビルフェラ・キワーノ:「それでは、寝室に移動するぞ!」
マヒナ:「よかったね!パイナップル番長!」
パイナップル:「そっ、そんなー!!」
キワーノは、還暦の肉体のパイナップル番長を担ぎ上げて、奥にある寝室に運んだ。
そして、ベッドの上に仰向けに寝かせた。
デビルフェラ・キワーノは、パイナップル番長のズボンを脱がし、トランクス一枚の姿にさせた。
そして、キワーノはパイナップル番長の両足を両手で抱えて、持ち上げた。パイナップル番長の股間は、大きく開脚された。
その状態で、キワーノは、パイナップル番長の腰を自分の膝の上に乗せるようにして座った。
さらに、トランクスを脱がして、キワーノは自分の顔をパイナップル番長のペニスに近づけて、舌を出して舐めた。
ペロッペロッッ。
ペロペロペロ~ン。
ペロロロン。
ペロリンチョ。
チュパッチュパッ。
ジュルルルルー。キワーノは、舌でパイナップル番長のペニスを舐める。
レロレロレロー。
チュパチュパチュー。
ズズズズズー。
ジュルリリリリリリ。
レロレロレロレロ。
パイナップル:「ぬほー!!、ぬほぬほぬほほーー!!、ぬひょひょーん!!!」
デビルフェラ・キワーノの強烈な口淫攻撃により、 あっけなく絶頂に達した。
ドピューッドピュッ。
ビュクビュクン。
ビュービュッ。
ドクンドクン。
デビルフェラ・キワーノ:「還暦の肉体とはいえ、まだまだヤレるだろうね?!、次は貞操をいただくよ!!」
パイン「は、はいぃぃー、おたすけー!!」
その後、キワーノは、パイナップル番長を見事な手淫で勃起させ、その上にまたがった。200㎏の体重がパイナップル番長にのし掛かる。
デビルフェラ・キワーノは、そのまま、パイナップル番長を女性上位で犯し始めた。
グボッグボッ。ヌプッ。ニュポン。
パンッパァーン。
パンパン。
パンパン。
パイナップル:「ぬほー!!、じ、自分、イキそうです。イク、イグゥゥーーーーー!!!!!、南無阿弥陀仏おばーちゃーーーんんん!!!!。」
デビルフェラ・キワーノは、騎乗位で激しく動き、射精後は添い寝して、パイナップル番長の顔に自分の顔を寄せ、キスをして、フィニッシュした。
デビルフェラ・キワーノ:「ふぅ、満足できたわね。さあ、元の年齢に戻ってるんじゃないの?、パイナップル番長?」
鏡を見たパイナップル番長は、「はぁはぁ、えぇーと、あれっ、元に戻ってる。」と初老の姿に戻っていることを確認することができた。
デビルフェラ・キワーノ:「あら、本当じゃないの。」
パイナップル番長:「うぉー!、やったぜー!。」
デビルフェラ・キワーノ:「じゃあ、これで、私は、帰るとするよ。」
パイナップル番長:「まってください。自分、未成年の処女への願望が強すぎて、真実を知りませんでした。強烈熟女の素晴らしさを悟りました。自分と結婚して下さい。」
デビルフェラ・キワーノ:「私も、チンポは小さくて物足りないが、あんたの性欲の強さに惚れちまったよ。いいよ、結婚しようじゃないか。」
こうして、パイナップル番長にとって、最初で最後の女性がデビルフェラ・キワーノになったのだ。
そして、二人は、結婚した。
デビルフェラ・キワーノは、太古から続く女王系の一族出身なので、男に対して、かなり厳しい面があり、パイナップル番長も妻には頭が上がらない。
しかし、夫婦仲は、良好で、とても幸せだった。
デビルフェラ・キワーノの見た目年齢は、20代の力士のように見える。
だが、実際は、40歳以上の高齢で、その見た目とは裏腹な超絶技巧性行為で、パイナップル番長を魅了し続けた。
そのおかげで、二人の生活は、円満であった。
王族の血ではないパイナップル番長では王位に就くことはできないが、黒魔術のシャーマンの家に養子に入り、修行をしながら、呪術公務員の職に就くことはできた。
やがて、パイナップル番長とキワーノの間には、かわいい娘ができた。
娘の名前は、『ハラカキヒ・アワオドリ三世』と名付けられ、女王家の血を受け継ぐお姫様であるので、王宮に入ることが許されたそうである。
こうして、ウンコを漏らすことから始まった海外留学によって運命が周りだしたパイナップル番長の家族は、ずっと末永く幸せに暮らしたそうな。
また、パイナップル番長のご先祖様から受け継いだ駐車場には、南国ワイハ島大使館が置かれたそうである
この話には後日談があり、なんと、あの『伝説の南国巨大AV女優、メルマイ(仮名)』の正体が、実は、デビルフェラ・キワーノだということが判明した。
この事実を知ったとき、パイナップル番長は、驚愕したが、「それは、それで幸せだ」と、中年童貞時代の彼なら信じられないような考えができるようになっていたのである。
パイナップル番長:「自分は、今、とても幸せなんだ!!」
~~~~本話完結~~~~
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。また、性的嗜好や差別(性別や外見等の一切)を助長させる目的で書かれたものではありません。
(注:この文章を読んでいるあなたの世界にも、あなたにしか見えないパイナップル番長が存在し、また、どこの世界にも必ずパイナップル番長は存在するのです。)
そうパイナップル番長と呼ばれている一人の中年童貞は考えていた。
彼の本名は『岩丼 泰好(いわどん やすよし)』、48歳にして風俗にも行ったことがない正真正銘の中年童貞だ。
190㎝の身長と、150㎏の体重を誇る巨漢が、自分の人生を見つめ直していたのだ。
「この世はなんて不公平なんだ・・・」
そう彼は心の中で呟いた。
彼も若い頃(実は現在も)は、女の子にモテまくりたいと思っていた。
しかし、いざモテようとしてみても、女の子たちはみんな彼の巨体と、その容姿に怯えてしまい、結局は誰ひとりとして付き合ってくれることはなかった。
「なんで自分はこんなに南国諸島人のような色黒巨漢になってしまったのか?」
彼が、自分の色黒肥満体質を呪ったのは言うまでもなかった。
「そうだ! いっそ自分が南国ワイハ島人になって、巨体の南国ワイハアンになればいいんじゃないか!、色黒巨漢は南国ワイハ島でなら普通のことだし。」
彼は、そう考えた。
そして、南国ワイハ島への留学を決意したのだった。
「留学先の南国ワイハ島には、どんな美少女がいるのだろうか? きっと可愛い子たちがたくさんいるに違いない」
彼は、そんな妄想をしながら、南国ワイハ島行きの飛行機に乗ったのであった。
「んっ? なんか、自分のだけ、機内食のパイナップルが、異様に大きいような気がするぞ?、一人で全部食べていい量じゃないけど、食べちゃうか!」
そのとき、すでに彼の運命は決まっていたのかもしれない。
機内で、突然の腹痛に襲われた彼は、必死にトイレを探したが、なかなか見つからない。
「このままだと、漏れてしまう」
焦る彼だったが、ついに限界に達してしまい、その場でウンコをもらしてしまう。
ブリブリブリビー!!!ブブブブーー!!!!
「ああ、自分はもうおしまいだ」
絶望に暮れながらも、それでも彼は、なんとかCAの女性に助けを求める。
パイナップル:「すみません。ちょっと助けてください」
CA:「えっと、どうしましたか?」
パイナップル:「あの、ウンコを漏らしてしまいまして」
CA:「あー、それは大変ですね」
パイナップル:「はい、そうなんです。だからお願いします」
CA:「わかりました。じゃあ、この装置を装着して、こっちへ来てもらえますか」
そう言って彼女は、機内からパイナップル番長を投げ捨てた。
「うわああぁああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
落下しながら、パイナップル番長は叫ぶ。
(なぜなんだ。なぜこんな目にあうのだ! 自分はただ、女子校の通学路に出現して、スカートの中を覗こうとしただけの人生を歩んできたはずなのに……なんで自分は、空から落下しているのだろうか?)
「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
だが、パイナップル番長は、着けている装置か個人用飛行機械であることに気がつき、その電源を入れてみた。
すると、背中から小型ジェット噴射が放たれ、彼は空中に浮いた。
「おお、助かった。しかし、周りは海ばかりだし、どうせ溺れて死ぬのかな・・・、おや、あそこに島が見えるぞ!」
彼は、海面に激突する直前に、なんとか無事に小さな島へ着地することができた。
「あれ、ここはどこだろう」
あたりを見回すと、そこは、どこかの木々に覆われた小さな孤島のようだった。
「とりあえず、誰かいないのか島を散策してみよう」
彼は、そう思って歩き出した。
見知らぬ男:「おい、そこのお前!、ここで何をやっているんだ」
いきなり背後から声をかけられたので、振り返ると、そこには、いかにも海賊といった風貌をした中年男性が立っていた。
パイナップル:「あっ、こんにちは」
見知らぬ男:「おう、俺はこの海の帝王と言われているキャプテン・ポラギノール様だぜ。ところでお前は、この島の人間ではないな。いったい何者なのだ」
パイナップル:「自分は、日本からやってきた南国ワイハ島への留学生の岩丼 泰好(いわどん やすよし)というもので、実は、太平洋の上空で、航空機から落とされてしまったのですが……」
キャプテン:「なんだと、そんなことが本当にあるのか!? 信じられない話だ」
パイナップル:「はい、それで今は、こうして、この島で彷徨っているのです」
キャプテン「しかし、おまえは本当に日本人なのか?サモア人にしか見えないぞ!」
パイナップル:「いえ、完全な日本人です」
キャプテン「しかし、お前みたいな奴が本当にいたとは驚きだな。まあいい、それより、助かりたいなら、お前は今から、俺の船に乗り込むことになる」
パイナップル:「えっ、どういうことですか」
キャプテン:「この船は、これから南国ワイハ島へと向かうのだが、ちょうど、南国ワイハ島への海路の途中にある島まで物資補給しに行く予定で、そこにお前も連れていくことにした。ちなみに、お前のことは、仲間には『パイナップル番長』と呼んでもらおう」
パイナップル:「えぇ、どうして自分のあだ名が『パイナップル番長』だって知っているのですか?」
キャプテン:「ははは、そんなのは簡単なことだ。お前はどうみても『パイナップル番長』だかからな(笑)。それにしても、赤道付近のこの島で、洋服じゃ熱いだろう?、ウンコも漏らしているみたいだし、海で体を洗って全裸に腰蓑姿に着替えるんだ!そして、この船の甲板に集合しろ」
パイナップル:「はいっ!」
彼は、なぜか素直に返事をしてしまった。
それから、言われたとおりに服を脱いで全裸になると、新鮮な濃い緑色の腰蓑を着け、再び、無人島の浜辺に立った。
キャプテン:「ほう、なかなか似合うじゃないか。よし、それでは出発するからついてこい」
パイナップル:「はい。よろしくお願いいたします。」
キャプテン:「うむ、そうだ忘れていた。これを渡しておく」
そう言うと、キャプテンは、パイナップル番長に拳銃を渡した。
パイナップル:「あの、これは一体なんですか?」
キャプテン:「見てのとおりの銃だ。これから行く場所には、凶暴な猛獣がたくさんいるから気をつけるように」
パイナップル:「そうなんですね」
キャプテン:「それと、もしも何かあったときのために、この非常食を持っていけ」
パイナップル:「はい」
キャプテン:「よし、それでは出発しよう」
こうして、パイナップル番長を乗せた船が出発した。
キャプテン:「おい、パイナップル番長。これから向かう場所は、かなり危険な場所だから気を引き締めていけよ」
パイナップル:「はい」
キャプテン:「まずは、この海域には、人食ザメの大群がいる」
パイナップル:「えー、それは本当ですか」
キャプテン:「ああ、本当だとも。だが、心配することはない。海に落ちなければいいだけさ。絶対に落ちるなよ。解ったな?」
パイナップル:「はい。でも、自分、船縁に立っているので、絶対に押さないで下さいね。絶対ですよ。絶対に押すなよな!」
キャプテン:「分かった。押すわけがないだろ?。全て解っているよ!!」
パイナップル:「良かったぁ~」
しかし、キャプテンは、ダチョウ倶楽部のネタマネだと思い、パイナップル番長を見事に海に突き落としたのであった。
パイナップル:「あぁ~、ウソつきぃ~。ウギャァ~。」
キャプテン:「ヒャッハー。ご希望どおり、お約束の展開にしてやったぞ!」
パイナップル:「もう、キャプテンたら酷いですねぇ」
キャプテン:「ん、冗談は、このくらいにして、船に戻れ、このロープにつかまるんだ!」
パイナップル:「はい」
キャプテン:「よし、それでは、一気に引きあげるからな。ふんぬぅ~。」
パイナップル:「ウゲェ~。」
キャプテン:「おっ、結構重いな」
パイナップル:「ウゴォ~。」
キャプテン:「よし、引き上げるぞ」
パイナップル:「ウゲェ~。」
キャプテン:「もう少しで陸地につくから頑張るんだ」
パイナップル:「ウグゥ~。」
キャプテン:「あと少しだ」
パイナップル:「ウグッ」
こうして、やっとの思いで甲板にパイナップル番長が引き上げられたときには、彼は、息も絶え絶えになっていた。
パイナップル:「ぜひゅー、はひゅ~。」
キャプテン:「大丈夫か」
パイナップル:「だいじょうぶじゃないです。死ぬかと思いましたよ。」
キャプテン:「すまなかった。まさか、こんなに重かったとは思わなかったのだ」
パイナップル:「まったく、ひどいです。」
キャプテン:「とにかく、これで一安心だ。次は、あの島に降りるぞ」
パイナップル:「はい!」
キャプテン:「ここが目的地の島だ!」
パイナップル:「おおっ、着いたのですね。」
キャプテン:「そうだ。この島に生えている木の実が、とても美味しいから食べてみろ!」
パイナップル:「はい。いただきます。おーー!!、うまい!!。この実は、凄く甘いです!」
キャプテン:「そうだろう。もっと食べるがいい!」
パイナップル:「はい。、ところで、この島に凶悪な猛獣はいないのでしょうか?」
キャプテン:「たくさんいるぞ。ただし、この近辺ならば安全だ。けっして、あっちこっちに行ったりするなよ!」
パイナップル:「はい、わかりました!」
キャプテン:「それじゃ、俺は仕事があるから行ってくる。この周辺地域、とても危険な地帯だから勝手に移動することのないように!」
パイナップル:「はい、行ってらっしゃい!」
キャプテン:「くれぐれも、うろちょろすんなよ!」
キャプテンは、この場から立ち去った。
パイナップル:「うわぁ、綺麗な海。魚も泳いでる~!!」
(しかし、ここは、どこなんだ?)
パイナップル番長の好奇心は、キャプテンの言いつけを守ることができなかった。
(探検してみたい)その意に駆られて、パイナップル番長は島にある漁村へ行くことにした。
キャプテンが言っていたように猛獣がいるかもしれないが、そのときは、そのときだとパイナップル番長は、楽観的に考えていた。
パイナップル:「あっ、人が居る。あのぉ、すみません」
男:「何だい? あんた誰だい」
パイナップル:「自分は、パイナップル番長と言いまして、中年の童貞です。」
グレート:「へぇ、そうなんだ。俺の名前は、グレート・スマタって言うんだ。よろしくな。パイナップル番長さん。」
パイナップル:「こちらこそ、宜しくお願いします。」
グレート:「それで、パイナップル番長さんは何をしに来たんだい」
パイナップル:「はい、自分は、南国ワイハ島へ留学する途中です。実は日本人なんですよ。」
グレート:「そうかい、そりゃ、ご苦労さまだね。南国ワイハ島留学か・・・ でも、あんたはサモア人みたいだね。」
パイナップル:「えっと、グレート・スマタさん。この近くに集落とかはないですか?」
グレート:「あるよ」
パイナップル:「そこに行きたいのですけど」
グレート:「わかった。案内しよう」
パイナップル:「ありがとうございます。」
グレート:「この辺りには、凶暴なオオトカゲが出没するから気をつけてくれ!!」
パイナップル:「はい!」
グレート:「そいつらは、人間を見ると襲いかかってくるから気をつけろよ」
パイナップル:「怖いですね」
グレート:「ああ、気をつけてくれ」
パイナップル:「はい」
グレート:「おっと、危ない。ウンコが落ちてた!」
パイナップル:「うわっ、ビックリしました。」
グレート:「驚かせて悪かったな。このウンコは踏んだら1ヶ月は臭いが取れないんだよ」
パイナップル:「そうでしたか、オオトカゲが出たのかと思いました」
グレート:「しかし、なんで、ここに来たんだ?」
パイナップル:「はい、実は、日本から出発した飛行機内でウンコを漏らしまして、気がついたらこの島にいたんです。」
グレート:「そうだったのか。それは災難だったな。」
パイナップル:「はい」
グレート:「それにしても、お前さんの身体はデカイな」
パイナップル:「はい、よく言われます」
グレート:「サモア人の俺なんかよりも、ずっと大きいじゃないか」
パイナップル:「自分は、身体はデカいのですが、チンポは包茎な上に極小なんですよ。」
グレート:「そうなのか。でも、気にすることはないんじゃないか」
パイナップル:「そう言って貰えると助かります。」
グレート:「ついたぜ」
パイナップル:「ありがとうございました。おかげで無事に辿り着くことができました。」
グレート:「礼なんて要らないよ。困ったときはお互いさまだしな。」
パイナップル:「そう言ってもらえると嬉しいです。」
グレート:「それじゃ、俺は帰るとするかな」
パイナップル:「お世話になりました。」
グレート:「また、機会があれば会おう」
パイナップル:「はい。その日を楽しみにしてます!」
グレート:「それじゃ、達者でな!」
パイナップル:「グレート・スマタさんも、お元気で!」
グレート:「おお!」
こうして、パイナップル番長とグレート・スマタは別れた。
「ん、あれは、もしかして、人骨!?」
パイナップル番長が見つけたのは、人間の頭蓋骨であった。
「ひょっとして、この先には、何かがあるのかもしれない」
パイナップル番長の探究心は、とどまることを知らなかった。
パイナップル番長が見つけたのは、やはり、人間の白骨死体のようだ。
「これってもしかして、観光客の死体じゃないだろうか」
パイナップル番長が恐る恐る近寄ると、その白骨死体は突然と動き出した。
そして、パイナップル番長に襲いかかってきた。
「ウワァー」
パイナップル番長の絶叫が響き渡る。
しかし、パイナップル番長は、すぐに落ち着きを取り戻した。
なぜなら、襲い掛かってきていたのは、骸骨に隠れていた巨大な爬虫類だったからだ。
その正体は、『ゴンブトダイショウ』と呼ばれる巨大猛毒蛇の一種なのだが、 パイナップル番長が、それを知る由もなかった。
パイナップル番長が出会ったのは、本当に危険な毒を持つ巨大な生物だったのだ。
「こ、こんな化け物がいるとは聞いてないぞ!」
パイナップル番長が、必死になって逃げようとするが、腰を抜かしてしまい立ち上がることができない。
そのとき、偶然にも、パイナップル番長が手にしていたのは、銃でではなくバナナだった。彼は、キャプテンから預かった銃を無くしていたのだ。
「そうだ!バナナで戦えばいいんだ!!」
パイナップル番長が、咄嵯に思いついた作戦は、実にシンプルなものだった。
「くらえ、バナナアタック!!!」
パイナップル番長がソフトボールで培った投法により全力で投げたバナナが見事に命中する。
すると、その巨大ヘビの動きは止まった。
「やったぁ!!勝ったぞ!!!」
歓喜の声を上げるパイナップル番長だったが、 次の瞬間には、ゴンブトダイショウは再び動き出し今度は、パイナップル番長の方に向かってきた。
しかも、そのスピードは先程よりも速くなっている。
「ウソだろぉ~」
こうして、パイナップル番長と毒大蛇の戦いは再度始まったのである。しかし、無残なほどに負けてしまったのだ。
「ウグゥ、苦しいぃ」
パイナップル番長が苦しんでいる。
そこに一人の男がやって来た。そう、キャプテン・ポラギノールだ。拳銃で、ゴンブトダイショウの眉間を撃ち抜き、一撃で仕留めた。
キャプテン:「一体、どうしたというのだ?、」
パイナップル:「あっ、キャプテン・ポラギノールさん、助けで下さってありがとうございます。」パイナップル番長が感謝する。
キャプテン:「なんだ?何があったっていうんだよ。あれほど、うろちょろするなって言ったのに」
パイナップル:「すみません。実はですね、あの蛇に襲われてしまいまして……」
キャプテン:「なんだって、それで、お前は毒とか大丈夫なのか?」
パイナップル:「バナナの皮で転んでしまって、動けなくなってしまったんです。毒牙でお尻を噛まれてしまいました(涙)」
キャプテン:「それは大変だ。待っていろ、今すぐ医者を連れてくるから」
パイナップル:「ありがとうございます」
こうして、パイナップル番長の元へ医者がやって来た。この島に一人だけの医者だが、専門は性病科である。彼の名前は「ドクター・ドリルチンコ」。
その道では名医である。
ドクター:「ふむ。これは、大変なことになってしまったのう。毒が身体にまわりはじめているようだ・・・」
パイナップル:「お願いします。早く治療してください」
ドクター:「任せておきなさい」
キャプテン:「これで、治るのか?」
ドクター:「安心せい。わしの調合した注射薬を使えば、すぐに回復するわい」
キャプテン:「よかった」
ドクター:「ただし、副作用はあるがね」
パイナップル:「どういうことですか?」パイナップル番長が不安になった。
ドクター:「まあ、そのうち分かるじゃろう」
キャプテン:「おい、ちょっと、待てよ。それって、まさか、あの劇薬のことじゃないだろうな」キャプテンが心配する。
ドクター:「さあて、どうかのぅ」
キャプテン:「頼むから、それだけはやめてあげてくれぇ~!!!」
キャプテンが叫ぶが、ドクターは無視をした。そして、注射器を取り出した。
ドクター:「これを打てば問題ないわ」
「ひゃっほー。やっと助る。」とパイナップル番長が喜んだのも束の間のことだった。
パイナップル:「でも、副作用があるんですか?」
ドクター:「そうよ、まあ、命より大切なものなんてないんだから気にするな。」
パイナップル:「いやだよ。怖いよ」
ドクター:「嫌だって言われてもねぇ、このままじゃ死んじゃうよ。」
パイナップル:「せめて、副作用を教えて。」
ドクター:「それは言えない。知らない方がいいだろう。」
パイナップル:「うぐぅ」パイナップル番長は苦しみだした。
ドクター:「時間がない。注射を打てば気持ちよくなるから」
パイナップル:「本当ですか?」
ドクター:「ああ、嘘じゃないとも。心配しないでくれ!」
こうして、ドクターの治療が始まった。
ドクター:「痛いかも知れんが我慢するんだ」
パイナップル:「はい」
ドクター:「いくぞ」
パイナップル:「うっ、」
ドクター:「もう少しで終わる」
パイナップル:「うぎゅう」
ドクター:「よし、注射が終わった」
パイナップル:「先生、今の注射は解毒剤なんですか?」
ドクター:「うむ。今、君の中に注入したのは、わしの精液から生成した解毒ワクチンじゃ!!」
パイナップル:「はぁ!?」
ドクター:「つまり、君の体内にある毒素を体外に排出するために、毒耐性のある わしの遺伝子情報を入れたのじゃ!!」
パイナップル:「そんな、勝手なことをされてしまったのか(泣)。副作用は妊娠とかですか?」
ドクター:「違う、そんなことは起きない!」
パイナップル:「そうなのですか。良かった!」
ドクター:「安心するな!、副作用はそんなものではないぞ!」
パイナップル:「えっ、妊娠より大変なことがあるの?」
ドクター:「ああ、君はこれから細胞が変化して老人の姿になるだろう。米寿くらいのね。」
パイナップル:「マジか」
ドクター:「マジよ。ちなみに、元の身体に戻るには、三日以内に、わしの愛を受け入れるしか方法はない」
パイナップル:「はい? それってどういう意味?」
ドクター:「そのまんまの意味だ。要するに、わしと性行為をするのじゃ!!」
パイナップル:「うえっ、マジか。そんなの絶対に無理だよ!!」
ドクター:「大丈夫、わしは優しい男だ。痛みはないようにしてやる!!」
パイナップル:「そういう問題ではないんですよ。自分は女にモテない人生を歩んできたし、中年童貞だから、老人の姿で老人とセックスなんて、絶対にあり得ませんから!!」
ドクター:「まあまあ、そう言わずに」
パイナップル:「断固拒否する!!」
ドクター:「困ったな」
パイナップル:「とにかく、お断りする!!」
ドクター:「仕方がない。では、こうしよう。逆に、このわしに挿入するのはどうかね?」
パイナップル:「それも、あり得ない!!」
ドクター:「なぜだ? こんなに魅力的な後期高齢者の肉体なのに」
パイナップル:「掘られるよりはマシだけど・・・」
ドクター:「ならば、よいではないか!」
パイナップル:「ダメなんだ。自分の初めての相手は処女の未成年女性と決めているのです!!。」
ドクター:「ふうむ。それならば、一生、88歳の姿でいるしかないな・・・」
パイナップル:「はい、その覚悟はできております!!」
ドクター:「分かった。では、今回は諦めるとしよう」
パイナップル:「ありがとうございます!!」
ドクター:「その代わりと言ってはなんだが、これを受け取って欲しい!」
パイナップル:「何でしょうか?」
ドクター:「これは、わしの大切な宝物の杖じゃ。88歳では、歩くのも辛かろうて」
パイナップル:「あっ、はい。ありがたく頂戴いたします!!」
ドクター:「では、さらばじゃ!!、老人の身は辛かろうが、頑張って天寿を全うするのじゃよ!!」
パイナップル:「はい、まかせてください!、それでは、さようなら!」
こうして、パイナップル番長は一命を取り留めた。
そして、パイナップル番長の肉体は、みるみる老化してゆき、88歳の老人になった。
しかし、精神年齢だけは中二病の初老のままであった。
それからというもの、パイナップル番長は立派な杖をついて歩くようになりました。
「ふぉっほっほ。やっぱり、若いころとはちがうのう。しかし、自分は南国ワイハ島へ留学しなければならないんだった!」
そして、キャプテンにお願いして、南国ワイハ島まで乗せていってもらうことにした。
キャプテン:「パイナップル番長、老人になってしまってからの南国ワイハ島留学は大変だろう。しかし、何を南国ワイハ島で学ぶんだ?。南国ワイハ島に行かずとも日本でも学べそうだが?」
パイナップル:「実は、自分の夢は南国ワイハ島で叶うかも知れないんです!!」
キャプテン:「ほう、それはどんな夢なのだ?」
パイナップル:「はい、南国ワイハ島でハーレムをつくることです!!」
キャプテン:「はぁ!?」
パイナップル:「南国ワイハ島には、たくさんの巨乳の娘さんたちが住んでいるそうですから、彼女たちにモテたいんです。日本女性からは自分は巨漢過ぎて敬遠されます。そのために、南国ワイハ島に留学することにしたのです!!」
キャプテン:「おい、それって留学じゃないぞ。観光目的じゃないか!、88歳の肉体で何をしようとしているんだ!。このエロじじぃ!」
パイナップル:「いえ、エロではありません。ただのスケベです」
キャプテン:「どっちかというと、どっちも同じレベルだと思うのだが」
パイナップル:「いいえ、違います。エロは性欲を満たす行為ですが、スケベは性癖です。同じようで、ぜんぜんちがいます」
キャプテン:「はい、さいですか。では、行ってこい。幸運を祈っているよ。さらば!」
パイナップル:「お世話になりました。この御恩は一生忘れません。さようなら!」
こうして、パイナップル番長の南国ワイハ島留学は始まった。
「まずは、どこへ行こうかな。留学って何すれば良いのかな。とりあえず、米寿の身体でビーチを歩いてみよう。何か見つかるかも。」
すると、いきなり可愛い女の子が声をかけてきた。
女の子:「おじいちゃん、ひとりなの?。痴呆で徘徊してるのかな、危ないから私の家に来ない?」
パイナップル:「おっ、君は誰だい?」
女の子:「私は、マヒナ・ホッオマナオっていうの」
パイナップル:「そっかあ。でもね、自分には夢があるんだよ。南国ワイハ島にハーレムをつくりたいんだ!!」
マヒナ:「はーれむ?。よく分からないけど、困っているなら、私が安全な場所まで連れていってあげるわよ」
パイナップル:「おお、本当かい。君はとても親切だねえ」
マヒナ:「うん、だって私、将来、女王様になる予定だから!」
パイナップル:「そうなのかい?、偉いんだねぇ」
マヒナ:「そうよ。それに、私のパパは大王なんだから!」
パイナップル:「すごいなあ。それなら、君のママも女王なのかい?」
マヒナ:「違うわ。ママはシャーマンよ」
パイナップル:「えっ、シャーマン?。あの占いとかしてくれる人だよな」
マヒナ:「違うわよ。この島のシャーマンは、呪術師や巫女みたいなものよ。魔術や呪いや魔法を使うの」
パイナップル:「えぇ、まじで!!。じゃあ、もしかしたら、米寿の身体になった自分を、初老の身体に戻すこともできるのかな?」
マヒナ:「できなくはないと思うよ」
パイナップル:「じゃあさ、お母さんに会わせてよ!」
マヒナ:「分かったわ。こっちに来て!」
そして、マヒナはパイナップル番長を王宮に連れていった。
そこにはシャーマンが住んでおり、その人がマヒナの母親だった。
マヒナ母「あら、マヒナ。どうしたのかしら?。90歳近い老人男性を連れてくるなんて!。あなたは、まだ12歳でしょう。こういうことは、早すぎるのよ!」
マヒナ:「ママってば、わたしが、こんな老人と付き合うわけないでしょ!!、この人が、ママに会いたいって言うから連れてきたのよ!!」
マヒナ母:「ああ、そういうことか。びっくりさせないでよ!」
パイナップル:「はじめまして!、この度は、このような機会を設けていただき誠にありがとうございます。自分は、とある事件がきっかけで米寿の老人の身体になってしまいました。ですが、本来は、48歳の初老なんです。中年童貞なんです。そこで、若返りの術を使って、初老の身体に戻していただけないでしょうか??」
マヒナ母:「う~ん。その前に、あなたの名前を教えてくれないかしら?」
パイナップル:「はい、自分は、岩丼 泰好といいます!。皆様は、自分のことをパイナップル番長と呼んでおります!」
マヒナ母:「そうか。では、番長と呼びましょう。番長の願いは、分かりました。しかし、こちらにも条件があります。それは、米寿の老体を初老まで若返らせる代わりに、あなたの童貞を貰います。よろしいですね?!」
パイナップル:「はい、それで結構です!(マヒナちゃんと初体験できるのか!!!、やった!!!)。」
こうして番長は若返りの術を受けることになった。
しかし、番長が若返った姿を見たとき、マヒナは驚きの声をあげた。
マヒナ:「番長さん、あなたは何者なの!?。まさかとは思うけれど、あなたは、わたしが以前、お友達と遊んでいるときに出会ったことがあるのではないのですか?」
パイナップル:「マヒナちゃんとは、これまで会ったことはないよ!、自分は、サモア人や南国ワイハ島人に間違われるほどの色黒巨漢ですが、れっきとした日本人です。南国ワイハ島に来るのも初めてなので、それは別の人ですよ!。」
マヒナ:「そうなんだ。日本人だったのね。でも、番長さんの年齢はいくつなの?。見た目からすると、60代前半に見えるけど・・・」
パイナップル:「えっ!、自分、本当は48歳なんだけど。まだ完全に身体が元に戻っていないのかも・・・」
マヒナ:「じゃあ、ママに相談しましょう!!。ちょっと待っていてください」
マヒナ母:「年齢が60歳より若返らないって?、そんなの当たり前でしょ!!、だって、童貞を失う約束を果たしていないのだからね!!」
パイナップル:「そうでしたか!!、では、さっそく、マヒナちゃんと・・・」
マヒナ母:「何言ってるの??。あなたみたいな中年童貞と、王族の娘が初体験できるわけないでしょ!?。あなたの相手は決まっています!!」
パイナップル:「えっ?!、誰なんですか?、自分、初体験は、未成年の処女と決めているんですが!?」
マヒナ母:「あなたみたいな毛むくじゃらの巨漢の相手を、未成年の処女がしてくれるわけないでしょ!?、そんな犯罪者の発想はやめなさい!!」
パイナップル:「そ、そんなぁー!!!」
マヒナ母:「あなたの童貞を奪う女性は、女王一族出身の『デビルフェラ・キワーノ』という王女です!、こちらにいる身長2メートルで200㎏以上はある強烈な40歳の熟女ですよ!。」
デビルフェラ・キワーノ:「がははは!、おまえがパイナップル番長か?!、よく来たな!。私がお前の童貞を奪ってやるから覚悟しろよ!!!」
パイン「は、はいぃぃー、おたすけー!!」
デビルフェラ・キワーノ:「それでは、寝室に移動するぞ!」
マヒナ:「よかったね!パイナップル番長!」
パイナップル:「そっ、そんなー!!」
キワーノは、還暦の肉体のパイナップル番長を担ぎ上げて、奥にある寝室に運んだ。
そして、ベッドの上に仰向けに寝かせた。
デビルフェラ・キワーノは、パイナップル番長のズボンを脱がし、トランクス一枚の姿にさせた。
そして、キワーノはパイナップル番長の両足を両手で抱えて、持ち上げた。パイナップル番長の股間は、大きく開脚された。
その状態で、キワーノは、パイナップル番長の腰を自分の膝の上に乗せるようにして座った。
さらに、トランクスを脱がして、キワーノは自分の顔をパイナップル番長のペニスに近づけて、舌を出して舐めた。
ペロッペロッッ。
ペロペロペロ~ン。
ペロロロン。
ペロリンチョ。
チュパッチュパッ。
ジュルルルルー。キワーノは、舌でパイナップル番長のペニスを舐める。
レロレロレロー。
チュパチュパチュー。
ズズズズズー。
ジュルリリリリリリ。
レロレロレロレロ。
パイナップル:「ぬほー!!、ぬほぬほぬほほーー!!、ぬひょひょーん!!!」
デビルフェラ・キワーノの強烈な口淫攻撃により、 あっけなく絶頂に達した。
ドピューッドピュッ。
ビュクビュクン。
ビュービュッ。
ドクンドクン。
デビルフェラ・キワーノ:「還暦の肉体とはいえ、まだまだヤレるだろうね?!、次は貞操をいただくよ!!」
パイン「は、はいぃぃー、おたすけー!!」
その後、キワーノは、パイナップル番長を見事な手淫で勃起させ、その上にまたがった。200㎏の体重がパイナップル番長にのし掛かる。
デビルフェラ・キワーノは、そのまま、パイナップル番長を女性上位で犯し始めた。
グボッグボッ。ヌプッ。ニュポン。
パンッパァーン。
パンパン。
パンパン。
パイナップル:「ぬほー!!、じ、自分、イキそうです。イク、イグゥゥーーーーー!!!!!、南無阿弥陀仏おばーちゃーーーんんん!!!!。」
デビルフェラ・キワーノは、騎乗位で激しく動き、射精後は添い寝して、パイナップル番長の顔に自分の顔を寄せ、キスをして、フィニッシュした。
デビルフェラ・キワーノ:「ふぅ、満足できたわね。さあ、元の年齢に戻ってるんじゃないの?、パイナップル番長?」
鏡を見たパイナップル番長は、「はぁはぁ、えぇーと、あれっ、元に戻ってる。」と初老の姿に戻っていることを確認することができた。
デビルフェラ・キワーノ:「あら、本当じゃないの。」
パイナップル番長:「うぉー!、やったぜー!。」
デビルフェラ・キワーノ:「じゃあ、これで、私は、帰るとするよ。」
パイナップル番長:「まってください。自分、未成年の処女への願望が強すぎて、真実を知りませんでした。強烈熟女の素晴らしさを悟りました。自分と結婚して下さい。」
デビルフェラ・キワーノ:「私も、チンポは小さくて物足りないが、あんたの性欲の強さに惚れちまったよ。いいよ、結婚しようじゃないか。」
こうして、パイナップル番長にとって、最初で最後の女性がデビルフェラ・キワーノになったのだ。
そして、二人は、結婚した。
デビルフェラ・キワーノは、太古から続く女王系の一族出身なので、男に対して、かなり厳しい面があり、パイナップル番長も妻には頭が上がらない。
しかし、夫婦仲は、良好で、とても幸せだった。
デビルフェラ・キワーノの見た目年齢は、20代の力士のように見える。
だが、実際は、40歳以上の高齢で、その見た目とは裏腹な超絶技巧性行為で、パイナップル番長を魅了し続けた。
そのおかげで、二人の生活は、円満であった。
王族の血ではないパイナップル番長では王位に就くことはできないが、黒魔術のシャーマンの家に養子に入り、修行をしながら、呪術公務員の職に就くことはできた。
やがて、パイナップル番長とキワーノの間には、かわいい娘ができた。
娘の名前は、『ハラカキヒ・アワオドリ三世』と名付けられ、女王家の血を受け継ぐお姫様であるので、王宮に入ることが許されたそうである。
こうして、ウンコを漏らすことから始まった海外留学によって運命が周りだしたパイナップル番長の家族は、ずっと末永く幸せに暮らしたそうな。
また、パイナップル番長のご先祖様から受け継いだ駐車場には、南国ワイハ島大使館が置かれたそうである
この話には後日談があり、なんと、あの『伝説の南国巨大AV女優、メルマイ(仮名)』の正体が、実は、デビルフェラ・キワーノだということが判明した。
この事実を知ったとき、パイナップル番長は、驚愕したが、「それは、それで幸せだ」と、中年童貞時代の彼なら信じられないような考えができるようになっていたのである。
パイナップル番長:「自分は、今、とても幸せなんだ!!」
~~~~本話完結~~~~
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。また、性的嗜好や差別(性別や外見等の一切)を助長させる目的で書かれたものではありません。
(注:この文章を読んでいるあなたの世界にも、あなたにしか見えないパイナップル番長が存在し、また、どこの世界にも必ずパイナップル番長は存在するのです。)
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