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「ありがとう!」
晃成は抱きつくとスリスリとジャージに頭をこすりつけた。
冷酷なのに優しくて大好きな人。
「おーい、そうやってかわい子ぶれば許されると思ってるなお前」
雪華もまんざらでもなさそうに晃成の頭をグシャグシャとかき乱した。固い髪はすぐにもつれてもじゃもじゃになる。
「おっきいペットみたいだな。ワンって言ってみ?」
「わん!」
はははっと大きな笑い声を立てて雪華は晃成をわしゃわしゃと擽りだした。負けじと頭をこすりつけてじゃれ合っているうちに変な気分になる。それは雪華も同じようで、とろける視線で晃成を欲しがった。
「お前の願いを聞いたんだから褒美をよこせ」
晃成は雪華を掻き抱くと鼻先で肌を擦り上げた。
乱暴にジャージの中に頭を突っ込み、舌を這わせる。そのうち甘えるような声が雪華から漏れてくる。
あますところなく口で愛すると、雪華はおかしそうに笑い声をあげた。
「今日はペットごっこでもするつもりか?」
「わん!」
「獣め」
雪華の小さなお尻を高くかかげるとその窄みに舌を這わせる。舐め上げるようにするとひくりと震え反応するのが愛おしい。
どこもかしこも愛したくて夢中になって口をつけた。
「お前……っ、しつ、っこい」
とろとろになって求められればかかげた腰に自らの欲望を押しつけた。
獣の体勢で奥深く穿てば、健気なほど広がって晃成を受け入れる。結合している場所が丸見えで興奮する。
「すごい……」
飲み込む場所を指でこすると切なげに震えた。
「……ふ、ぅ……っん」
「気持ちいいですか?」
広げるようにいじくれば中がうねるように動いた。
双丘を開くようにしてさらに腰を押し進める。この華奢な身体のこんな小さな場所が晃成の欲望を飲み込んで受け入れてくれると思うと愛おしくて仕方がない。
このままずっと一緒にいたい。
こうやって抱き合ってひたすらに愛していたい。
雪華は命の恩人だけど、晃成の命の源を握っているただひとりの人。
彼の想い一つで晃成が存在している。
「あ、ああ……っ、う、んっ」
腰の動きに合わせて雪華の身体が揺れる。
背中にかかる長い髪がサラリと床に落ちて水たまりのように広がっている。
綺麗だ。
晃成はうっとりと恍惚に身を委ねた。
中に大量に放出して、最後の一滴まで搾り取られるとそのまま背中に覆いかぶさった。
「雪華さん、愛しています」
囁きは聞こえただろうか。
傍らに眠る雪華の寝息を聞きながら、寒くないようにと布団をかけた。
雪の王が寒がるとは思えなかったけどなんとなくそうしたくなった。
後ろから愛した後、足りないと乗りかかられもう一度搾り取られた。ベッドに移動してからもう一回。
その度美しさを増す雪華に見惚れているうちに意識が遠のいてしまった。
いつの間にか眠って起きたら、隣で雪華がすうすうと寝息を立てていた。近くで見ると信じられないくらいの美貌に目がくらむ。
こんな美しい人に囲われてもらえるなんて、何がどう雪華の気持ちを動かしたのか今でもよくわからない。
ペットでもいい。
そばに置いてくれるなら。
晃成は布団越しに雪華を抱きしめながら、思考の海に潜っっていく。
あまり考えないようにしていたけど、王として君臨している雪華と人間成分の残った晃成では命の長さは全然違うだろう。
今は物珍しいこの暮らしを楽しんでいたとしても、いつ飽きて他に目移りするかもわからない。
雪華に仕えるものたちが晃成をよく思っていないのも不安の種だ。もしかしたら消されるのかもしれない。まあそれならそれでいい。
単なる気まぐれが覚めた後、中途半端に捨てられるくらいなら消えたほうがいい。
雪華のいない日々なんてなんの意味もない。
せめてそれまでは二人きりで笑って暮らしていたい。その為にはまとわりつく人間たちが邪魔だった。
晃成は抱きつくとスリスリとジャージに頭をこすりつけた。
冷酷なのに優しくて大好きな人。
「おーい、そうやってかわい子ぶれば許されると思ってるなお前」
雪華もまんざらでもなさそうに晃成の頭をグシャグシャとかき乱した。固い髪はすぐにもつれてもじゃもじゃになる。
「おっきいペットみたいだな。ワンって言ってみ?」
「わん!」
はははっと大きな笑い声を立てて雪華は晃成をわしゃわしゃと擽りだした。負けじと頭をこすりつけてじゃれ合っているうちに変な気分になる。それは雪華も同じようで、とろける視線で晃成を欲しがった。
「お前の願いを聞いたんだから褒美をよこせ」
晃成は雪華を掻き抱くと鼻先で肌を擦り上げた。
乱暴にジャージの中に頭を突っ込み、舌を這わせる。そのうち甘えるような声が雪華から漏れてくる。
あますところなく口で愛すると、雪華はおかしそうに笑い声をあげた。
「今日はペットごっこでもするつもりか?」
「わん!」
「獣め」
雪華の小さなお尻を高くかかげるとその窄みに舌を這わせる。舐め上げるようにするとひくりと震え反応するのが愛おしい。
どこもかしこも愛したくて夢中になって口をつけた。
「お前……っ、しつ、っこい」
とろとろになって求められればかかげた腰に自らの欲望を押しつけた。
獣の体勢で奥深く穿てば、健気なほど広がって晃成を受け入れる。結合している場所が丸見えで興奮する。
「すごい……」
飲み込む場所を指でこすると切なげに震えた。
「……ふ、ぅ……っん」
「気持ちいいですか?」
広げるようにいじくれば中がうねるように動いた。
双丘を開くようにしてさらに腰を押し進める。この華奢な身体のこんな小さな場所が晃成の欲望を飲み込んで受け入れてくれると思うと愛おしくて仕方がない。
このままずっと一緒にいたい。
こうやって抱き合ってひたすらに愛していたい。
雪華は命の恩人だけど、晃成の命の源を握っているただひとりの人。
彼の想い一つで晃成が存在している。
「あ、ああ……っ、う、んっ」
腰の動きに合わせて雪華の身体が揺れる。
背中にかかる長い髪がサラリと床に落ちて水たまりのように広がっている。
綺麗だ。
晃成はうっとりと恍惚に身を委ねた。
中に大量に放出して、最後の一滴まで搾り取られるとそのまま背中に覆いかぶさった。
「雪華さん、愛しています」
囁きは聞こえただろうか。
傍らに眠る雪華の寝息を聞きながら、寒くないようにと布団をかけた。
雪の王が寒がるとは思えなかったけどなんとなくそうしたくなった。
後ろから愛した後、足りないと乗りかかられもう一度搾り取られた。ベッドに移動してからもう一回。
その度美しさを増す雪華に見惚れているうちに意識が遠のいてしまった。
いつの間にか眠って起きたら、隣で雪華がすうすうと寝息を立てていた。近くで見ると信じられないくらいの美貌に目がくらむ。
こんな美しい人に囲われてもらえるなんて、何がどう雪華の気持ちを動かしたのか今でもよくわからない。
ペットでもいい。
そばに置いてくれるなら。
晃成は布団越しに雪華を抱きしめながら、思考の海に潜っっていく。
あまり考えないようにしていたけど、王として君臨している雪華と人間成分の残った晃成では命の長さは全然違うだろう。
今は物珍しいこの暮らしを楽しんでいたとしても、いつ飽きて他に目移りするかもわからない。
雪華に仕えるものたちが晃成をよく思っていないのも不安の種だ。もしかしたら消されるのかもしれない。まあそれならそれでいい。
単なる気まぐれが覚めた後、中途半端に捨てられるくらいなら消えたほうがいい。
雪華のいない日々なんてなんの意味もない。
せめてそれまでは二人きりで笑って暮らしていたい。その為にはまとわりつく人間たちが邪魔だった。
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