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第12章 桜ハウスへようこそ
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「あっ」
待子はあわてて佐伯さんに向かい、頭を振る。
だけどその意味は通じていないようで
「あなたも…占いをされているんですか?」と切り出した。
ピタリと視線を向けられて、戸惑った顏のサラさん。
「うらない?私が?」
初対面の女子大生に、いきなり切り出されるので…
驚いた顔で、サラさんが見ている。
「出来たらいいのだけどねぇ~私は残念だけど、しないのよ」
真剣な顔で、食い入るようにその姿を見つめる、佐伯さんに
クスリと笑って、微笑んだ…
「そっかぁ~」
ガッカリとする佐伯さん。
さきほどまでの勢いは、鳴りを潜めてしまった…
「そんなに占って、欲しいの?」
佐伯さんの様子が気になって、待子が聞くと、
「うーん、そうじゃないけど…」
何だかまだ、ざんねんそうだ。
「困ったわねぇ」
残念そうにサラさんは、家の方を振り返ると、
「また、あとでいらっしゃい。
歓迎会には、来るんでしょ?」
とりなすように、サラさんが言う。
「うーん、そうじゃないけど」
相変わらず、家の方から、人の気配がしない…
「さっ」
待子が、佐伯さんの背を押すと…
「ほかの部屋も、見てみる?」と聞いた。
待子はあわてて佐伯さんに向かい、頭を振る。
だけどその意味は通じていないようで
「あなたも…占いをされているんですか?」と切り出した。
ピタリと視線を向けられて、戸惑った顏のサラさん。
「うらない?私が?」
初対面の女子大生に、いきなり切り出されるので…
驚いた顔で、サラさんが見ている。
「出来たらいいのだけどねぇ~私は残念だけど、しないのよ」
真剣な顔で、食い入るようにその姿を見つめる、佐伯さんに
クスリと笑って、微笑んだ…
「そっかぁ~」
ガッカリとする佐伯さん。
さきほどまでの勢いは、鳴りを潜めてしまった…
「そんなに占って、欲しいの?」
佐伯さんの様子が気になって、待子が聞くと、
「うーん、そうじゃないけど…」
何だかまだ、ざんねんそうだ。
「困ったわねぇ」
残念そうにサラさんは、家の方を振り返ると、
「また、あとでいらっしゃい。
歓迎会には、来るんでしょ?」
とりなすように、サラさんが言う。
「うーん、そうじゃないけど」
相変わらず、家の方から、人の気配がしない…
「さっ」
待子が、佐伯さんの背を押すと…
「ほかの部屋も、見てみる?」と聞いた。
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