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Scene 7 シンデレラを探せ!

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 ここまでことが入り組んでしまった場合は、それこそ魔法界における上司に相談しないと、いけないのかもしれません。
「エラ・・・どうかがんばって」
心配そうに、魔法使いは空を見上げます。
日々、古い巻物や書物で調べているのですが・・
まだこれといって、最良の方法がみつからないのです。
まるで、お前たちには、教えてやらないよ・・・という風に、あざ笑っているようです。

 今日も、家の側のハーブを、朝露が消えないうちに
摘み取りながら・・・
「私って、ダメな魔法使いだこと!」
自分の未熟さや、不甲斐なさを実感して、すっかりブルーになっていました。
「きっと、あの子のことだけれど、うまくみんなと、
やっていけるわ」
ほんの1瞬つながった、あのトンネル・・・
奇跡的に、時空のトンネルを抜けたような感触を、
未だに忘れられないのです・・・
あの後、何回かトライしたけれど、あの時のようにはいかず・・・すっかり落ち込むのです。
なにか条件が必要な気が、するのです。
あのトンネルを・・・もう1度、操ることができれば・・・
その時がチャンスだ!
魔法使いは、そう思ったのです。




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